サブまりん城(がんばれゴエモン)

登録日：2017/03/18 (土) 21:58:52
更新日：2023/07/20 Thu 19:19:44
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サブまりん城とはN64のアクションゲーム、がんばれゴエモンネオ桃山幕府のおどりに登場するダンジョンの一つ。
作中4箇所目となる城系ダンジョンであり、正式名称は「ぐるめちっく　サブまりん城」

◆概要
青森陸奥の西側、凍りついた極寒の海の中に漂っている潜水艦ベースの桃山アジトの一つ。
存在自体は日本地図入手時点で確認することが出来る。

城自体は海上にも姿を現して入るが、入口自体は海中に存在しているためまともな方法では侵入不可能。
入るにはシリーズお馴染みであるヤエの人魚変化の術が必要不可欠となる。

今までの過去3つのダンジョンと違って入口がわかりにくい上に、
入った時に城の名前を現すテロップ表示もされないので、未見の人間にはダンジョンとはわかりにくいという罠もあったりする。
とはいえ入った時点で明らかに他とは違うメカメカしい水中通路な時点で何かあるのはバレバレではあるが。

おもちゃ城が名の通り玩具、てんぷる城が寺やお祭りをコンセプトにしているのと同じように、
このサブまりん城は正式名称の通りグルメ、つまりは食べ物をモチーフにしたギミックで構成されている。
その独特の外観と他の城と同様に変化を続けるBGM「熱血マン」の完成度などもあり、ネオ桃でも屈指の人気ダンジョンとして名高い。
それだけにポロンはホントに余計なことをしてくれやがって、という怒りに慄くプレイヤーもまた多い。

以下、ダンジョン内の構成を解説。

入口と偽出口、そして上層エリアへのリフトがあるだけという簡素な作り、
細長い通路の奥にあるスクリューからは定期的にトゲボールが突っ込んでくるためダメージを食らわないように注意。
また、その流れに従って反対側の奥まで行くと城の外に出てしまう。
しばらく通路を進むと光る矢印表示が現れるので、それに従って上に上ればリフトを発見できる。

3F（前半）

この城はまず3Fまで一気に上り、一度降りてからまた上がるという今までとは違った進み方をすることになる。
前半部分とも言える3F前半エリアでは、入ったと同時に巨大お寿司が出迎えてくれる。
斜めに立てかけられた割り箸から巨大寿司をジャンプで渡っていくとこれゾウ君を発見できる。

最初の部屋には扉が2つあるが、内片方は滾るマグマの上に置かれた磯辺巻き餅の上をチェーンキセルで渡っていく。
更にもう一つ先に進むと分岐点と上下に動くカステラの仕掛けがお出迎え。
向かって左側は鍵がかかっているのでコレを開けるには右側扉の先にある銀のカギが必要となる。

で、右側奥で待ち構えているのは回転寿司のギミック。
反時計回りに動き続ける回転寿司の皿の上を伝っていって奥にある銀のカギを取るのだが、
更に乗っている寿司の内、マグロ、タマゴ、エビの3種類は手前の皿に乗ると同時に動き出して敵キャラと化す。
狭い皿の上をあくせくと動き回る寿司の姿は何ともシュールである。

それでもって鍵を入手し左側の扉の奥では3つの巨大ラーメンがお出迎え。
ラーメンを伝って右上奥に進んでいくと矢印君を発見できる。
そして左奥には下へと降りるリフトが。
因みにこの部屋に入った時点でBGMが一段階パワーアップ。

降りた先に待ち構えているのは一面に満たされた赤っぽい液体。
先に進むための扉も水中に存在するので再びヤエの出番となる。
浮かんでいる海苔やらネギやらを見るに、恐らくラーメンスープと思われる。
体中ベットベトになりそう。

リフト部屋から扉を2つ開けた先は普通の水中となるが、またしてもカギの扉。
すぐ近くの大量の敵が密集している先に銀のカギがあるのでそれが必要となる。
尚、この部屋にいるしょうゆ魚はここにしかいないレア敵だったりする。

一つ先の部屋は先に進むための扉が奥に一つと、反対側には巨大プリンのオブジェに大量の団子が置いてある。
特にカギなども無いので無視しても構わないのだが、見ておくだけでも損は無い。

進んだ先はこれまた溶岩床にベルトコンベアー、そして大量の狐の面がお出迎え。
またしても先に進む扉にはカギがかかっているので反対側のベルトコンベアーを逆走して銀のカギを入手する必要がある。
まあダメージ覚悟でごり押しするのも十分に可能であるが。

次のエリアは複数の扉が存在する開けた部屋。
左側のはしごをよじ登ると金のカギがあるので、それで扉を片方開けられる。
金のカギの扉の先には鉄板とお好み焼きがある狭い小部屋。
ここで銀のカギとヤエの装備であるヤエバズーカを入手できる。

銀のカギの先はまた水中通路で、扉を一つ開けた先は最序盤で一瞬だけ見えた部屋。
ここからまたリフトで3階へと上がっていくことになる。
が、すぐにリフトに乗らずに後ろに振り向くと実は隠し通路が見つかったりする。
ちびエビスンの術で先に進むとその先で大入り袋が入手できるので忘れず取っておきたいところ。

3F（後半）

いよいよダンジョンも後半戦というところで待ち構えているのが一面水の張られた部屋に、
タコさんウインナーやエビフライ、ミートボールなどの子供が大好きな食べ物のオブジェが配置された部屋。
そのままの状態では奥に進めそうにないのだが、エビス丸のカメラを使うことで隠し通路を写し出すことができるので、
それと部屋内のオブジェを上手く渡っていきながら奥の扉を目指すことになる。

……実はそれが無理でも、リフト手前側にある別通路を使うことでこの部屋の仕掛けを無視できたりするのだが。

子供大好き食べ物エリアの先に進んだ時点でBGMがもう一段階パワーアップ、プレイヤーのテンションも最高潮。
巨大おにぎりが並ぶ中襲い掛かってくる2体の鎧武者を倒すことで銀のカギが入手できる。

進んだ先に待ち構えているのがまたしても狐の面と、その近くで移動を繰り返している讃岐うどん型のリフト。
落ちてしまうと耐久力の高い大量のかにすき達を相手にするハメになるので落ちないように気をつけたい。
リフトの先の左奥の部屋に銀のカギの扉があるので、先ほど入手したものを使って奥へと進む。

待ち構えているのは3F後半最初に登場したのと同じギミック。
エビス丸のカメラでまた隠し通路を照らし出し、奥に置いてあるうな重の上のダイヤのカギを入手する。
カメラ使わなくてもごり押しで行けるとか言ってやるな。

来た道を戻りダイヤのカギがかかった扉を開けると更に上へと進むためのリフトがある。

ここまで来れば後は一本道、大量のサザエさんヘッドと共に待ち構えているのが、
熱々の金網に並べられた巨大バーベキューである。
落ちれば当然ダメージなため、一直線に素早くボス部屋へと急行しよう。

その先に待っているのは桃山四幹部最後の1人であるポロンと、彼が駆る巨大メカ、タイサンバ2とのボス戦である。

◆余談
ボス戦前のやり取りでポロンが自爆装置を作動させるのだが、何と律儀にもこの設定が作中にも活かされてしまい、
このダンジョンはクリア後物理的にマップ上から消滅してしまい、二度と入れなくなってしまう。
数々の面白ギミックに燃えるBGMなど人気満載なのに、消滅してしまう事実に嘆くプレイヤーも多かったことだろう。
幸いそれを見越してかこの城には招き猫は1個も置いてないので、招き猫コンプの心配はしなくていいのだが。
ただし、ヤエバズーカを取り逃がしたままクリアしたら二度と回収出来ない。
取得必須の鍵とセットでおかれているためよっぽどうかつでない限りは見落とすことはないが、不親切なのは否めない。

更に他と違い、''自動的にミラクルアイテムを獲得しない。’'
ここをクリアした後探しに行くのだが、ポロンの台詞を聞き逃すとどこに紛失したかわからなくなる。
会話はキチンと聞いておこう。

また、サブまりん城が存在するエリアである日本海から陸奥の海岸線に戻ると、
何故かBGMが本来のものではなくサブまりん城の1段階目のものに変わってしまうというバグが存在する。
(海岸線から更におそれ山、もしくはすと～んサークルに行くと元に戻る。)

因みに…序盤の改造大江城をクリアした後に
かの有名な地図バグ
を使用して東北への洞窟→むつ→陸奥海岸と経由してこの城に辿り着く事が可能、クリアする事も可能。ではあるがここを先にクリアして、本来の正式ルートであるザゼン町に戻ると、弁慶や牛若などのイベントフラグが消滅してしまう。従って高確率で進行不能になる。

追記・修正はヤエバズーカを取り逃がしたままクリアし、血涙を流した人がお願いします。

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