天真=ガヴリール=ホワイト

登録日:2017/03/15 (Wed) 23:33:15
更新日:2023/01/12 Thu 06:49:06
所要時間:約 7 分で読めます





「全ての方を幸せにするのが私の夢なんです」


天真=ガヴリール=ホワイトとは、漫画『ガヴリールドロップアウト』の登場人物で、本作の主人公である。
愛称は「ガヴリール」または「ガヴ」。CV:富田美憂

概要

  • プロフィール
誕生日:4月20日 身長:144㎝ 体重:40㎏ スリーサイズ:B74(Aカップ)/W58/H80

天使学校を首席で卒業し、天界でも稀にみる才能の持ち主として将来を期待されていた天使。
一人前の天使になるための修行の一環として、人間の学校に通い人間について学ぶために人間界へと舞い降りた。
金髪ロングに碧眼の美少女で、性格面もまさしく天使。
「神様が私達を引き合わせてくれたに違いありませんね」と、聞いてるこっちが恥ずかしくなるようなセリフを本心から言えてしまうような子だった。しかし…









「人間たちの娯楽に触れて気づいたんだ」
「天界にいた頃の優等生の私は偽りだった…自分を押し殺していたって」
「本当の私は怠惰でぐーたら」

「救いようのない駄目天使だってことにね!」


ある日パソコンから聞こえた助けを求める声に導かれ、これも人間のためだとネトゲに触れた結果、加速度的に堕落……
堕天使ならぬ、駄天使と化してしまった。
サラサラだった金髪はボサボサになり、その姿にかつての優等生の面影はない。

基本的に興味のないことには面倒くさがりでローテンション。ネトゲの影響で性格も擦れ、かつての理想も、
「人類なんか勝手に滅んでくださいって感じ?」と一刀両断してしまった。
現在の理想は人間界でネトゲ三昧の生活を続けていくこと。
一時は学校すらもサボっていたがヴィーネの言葉に危機感を覚え、以降は仕方なくちゃんと通っている。
ただし、成績自体は悪いわけではない模様。
身体能力は低く、100m走で疲れ果て、握力計は針が動かない。反復横跳びに至ってはごろごろ転がっていた。
1000m走をやらなければならないと聞いたときには走って逃げだした。焼肉食べ放題に釣られていたので、やる気の問題でもある。

自宅では常にパンツにジャージの上だけ。部屋はDVDや食べ残しで無残なほどに散らかり、当然片付けもしない。
食事はインスタントで済ませ、貫徹も当たり前。完全に手遅れ。
ある程度はヴィーネがなんとかしているのだが、本人の意識が変わらないことにはどうしようもない。
人間界の娯楽を満喫するためにはどんな努力も惜しまない。その気になればかつてのように振舞うこともできる。

天使の輪は気づいた時には真っ黒に汚れていて、本人は「堕天の才能があるのかも」「1回(堕天を)やってみようかな」とのたまっていた。
一応汚れは物理的に拭いて落とせるようで、以降天使の環を発現させるときは普通の状態になっている。

よく課金で金不足になるため、他人に金をせびることも。主な相手はヴィーネ。
対策として「喫茶エンジェル」でアルバイトを始めたが、就業態度はお察し。週2は体が持たないそうだ。
サターニャが来た時には、ぶん殴って店の外に捨てるという暴挙をやってのけた。向こうはピンピンしてたが。

ただし感覚はわりと常識的で、パンツを見られることを恥ずかしがったり、風邪を引いたヴィーネのお見舞いにちゃんと行ったり(あわよくば宿題を押し付けようとしていたが)している。
基本的には良くも悪くも自分に正直、といったところか。天界に連れ戻されそうになった時に涙ながらに友達と別れたくないと主張するなど、根がいい子なのはそこまで変わっていないのかもしれない。
肝心の友達には友情に訴えてきた、と信用されていなかったようだが。1人踏み台にされてたし。

アルコールには極端に弱く、甘酒で酔ってしまうほど。
酔うと普段のそれが嘘のようにハイテンションになる。しかし何をするかわからないの放っておくと危険。

実家はヨーロッパ風の家。両親とハニエルという妹、ゼルエルという姉がいる。姉は優秀な天使で厳しい。
娯楽は日本の昭和時代のおもちゃ程度しかなく、PC等を持ち込めなかったガヴは暇を持て余していた。
姉が地上に来た時には本人曰く妹萌え萌え作戦でやり過ごそうとしたが当然ダメで、天界に連れ戻されたのちに天使に戻って帰ってきた。しかし…



人間?関係

「天使ともあろう者が朝からネトゲやってるんじゃないわよ」「失敬な。昨日からだよ」「なお質が悪いわ」
人間界にきて初めての友達。真っ当な天使だったころに道に迷っていたヴィーネを案内してあげたのが馴れ初め。
ヴィーネの方は駄目になっていくガヴをどうすることもできなかったことを悔いているのか、しばしば部屋の片付けや身の回りの世話をしている。
一方でガヴは特別なことは無かったと認識している。認識の違いって残酷。
ヴィーネの方も律儀に友達でいたり天使に戻ったガヴをコレジャナイを評してしまうあたり、なんとなく共依存気味。

「今日こそは格の違いを思い知るがいい!……って聞きなさいよ!」「うるさいな~。急いで宿題しなきゃいけないんだから邪魔しないでくれる?」
サターニャからの一方的なライバル関係。ケンカを売られることをガヴの方は面倒くさく思っていて、サターニャは基本スルーされるか返り討ちに遭う。
サターニャに優しくするときもあるが断られた時の態度はドライ。当のサターニャが大悪魔(予定)のプライドゆえに素直に従わないのも問題だが。
なんだかんだ友達とはみなしている。

「ガヴちゃ~ん。今日もやさぐれかわいいですね」「胸押し付けんな」
天界にいたころからの知り合い。ラフィエルは今のガヴも素敵だとのこと。
サターニャいじりの時は2人で組むことも。しかし天界で2人きりでいた時にはぎこちない空気が流れていた。
ラフィエル側にとってはいじって、というより見て楽しむ相手。

  • タプリス
「え~!!この人が天真先輩!?それに駄天使って!」
ガヴを慕っていた後輩天使。駄天使となったガヴにショックを受けていたことは言うまでもない。
サターニャが化け猫という名目の猫パジャマ(アニメではウェイトレス)のガヴの写真を持っていることを知って「うらやましい!!……あっ間違えました。にくらしい!!」と言ったりとちょっと危なげ


台詞

「(下着だけ学校にきて出席になるなんて)思ってないわ!だって行けるわけないじゃん!私のパンツが高校デビューしたんだよ!」
学校への神足通に失敗した結果。かわいい。ヴィーネも同情はしていたが、自業自得である。
その結果見た人間を世界ごと消そうとしたが、ヴィーネの説得によって止められた。


「ヴィーネ。そんなに怒ってばかりの人生で楽しいか?」
調理実習で面倒見きれないと怒るヴィーネに。味噌汁の予定なのに気分でカレーの具を買ってきたり味噌煮を勝手に揚げたりする奴にだけは言われたくない。
当然鉄拳制裁を喰らったのであった。


「こいつに命令されるのが死ぬほど嫌だったのでいっそやっちまおっ☆って思っただけです」
喫茶店にきたサターニャをぶん殴って追い返した後の一言。気持ちはわかるが……
喫茶店がらみのガヴはなかなかクズ度が高い。


「やっぱ私も行くわ。お前の分も楽しんでくるから」
ラフィエルに海に行くことだけ告げられ呆然とするサターニャに。完全にオーバーキル。
「お前の分も」でサターニャが誘われる可能性をなくしている点がえげつない。
その後サターニャはヴィーネに誘われ拾われた犬かと言いたくなるような笑顔に。
コロコロ表情が変わるサターニャをいじりたくなる気持ちは分からなくもない。


「実は…私もここに引っ越してきたばかりで友達がいなくて…」「それで その…わっ 私と友達になってくれませんか?」
ヴィーネとの馴れ初め。ラブコメの波動を感じる。
その波動はネトゲによって打ち消されてしまったが……
天使だったころの話を聞いたサターニャは「話せって言っておいてなんだけどごめん。キモイ!!」「あーーーーキモかった。私その空間絶対無理だわ」と思わず顔芸を披露するほどにショックを受けていた。

「人間共はお賽銭持って私を崇め奉れよ」
初詣を面倒臭がるガヴ。まるでどこぞの駄女神のごとし。
確かに初詣に天使が行くのはまずい気がする。

「私は3日前に入ったからいい」
せっかく温泉に来たのに入浴を面倒臭がるガヴ。女子高生とは思えない。

「ヴィーネ!追記修正手伝って!おじゃまします!」

「追記修正やってないから手伝って!おじゃまします!」
「手伝わないわよ。あとおじゃましますはもういいから」
「はぁ…まずなんで私が手伝う前提なのよ…」
「だってヴィーネってそういう人だから!そう信じてるから!」
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最終更新:2023年01月12日 06:49