ローグ・ワン A STAR WARS STORY

登録日:2017/03/12 Sun 01:06:28
更新日:2024/02/21 Wed 07:22:14
所要時間:約 13 分で読めます





遠い昔、はるか彼方の銀河系で・・・・


ROGUE ONE
A STAR WARS STORY




「ローグ・ワン A STAR WARS STORY」とは、2016年に公開された「STAR WARS」シリーズの映画作品である。配給はウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ。
監督は「GODZILLA ゴジラ」のギャレス・エドワーズ。(再撮影時の監督はトニー・ギルロイ)






概要

エピソード4~6の旧三部作、1~3の新三部作に続き公開されたエピソード7と共に再始動したスター・ウォーズシリーズ。
それらの9部作の間を補完する「アンソロジー・シリーズ」の第一弾として公開された今作のタイトル「ローグ・ワン」には、ギャレス・エドワーズ監督曰く3つの意味があるという。

1つ目は、ルーク・スカイウォーカーやウェッジ・アンティリーズを筆頭に旧三部作で活躍した「ローグ中隊」のルーツが明かされるということ。
2つ目は、外伝であるこの作品の位置付けが「ローグ=Rogue」(はぐれもの)である「アンソロジー・シリーズ」の「1作目=ワン」であるということ。
3つ目は、登場人物達が「Rogue」(ならず者)であるということ。

黄色い文字が奥へと流れていく、あの特徴的なオープニング・クロールが存在しないのも特徴的。
一方で、今作のストーリーはエピソード4冒頭のオープニング・クロールで語られた「デス・スターの設計図の奪取」が元となっている。
それ故、時系列はエピソード4の直前である。

制作当初のスクリーニング・テストが不評だったため、公開半年前より大規模な追加撮影が行われ、ストーリーも大幅に変更された。
このため、一番最初に公開された特報には本編で使用されていないシーンが多数収録されている。
再撮影シーンの監督、脚本はトニー・ギルロイが担当した。

CGアニメ「クローン・ウォーズ」「反乱者たち」などの設定が、登場人物やメカニックなどに引き継がれているのも大きな特徴。




ストーリー

エピソード4より少し前…
ある惑星で優秀な科学者ゲイレン・アーソが銀河帝国の兵器開発主任であるオーソン・クレニック長官の訪問を受ける。
ゲイレンは娘のジン・アーソと妻のライラ・アーソを逃がし、クレニックに応じた。
綺麗事を並べてゲイレンを勧誘しようとするクレニックだったが、ゲイレンはそれを断る。
ならばと強引に連れて行こうとするクレニックの前にライラが立ちはだかった。
逃げずに夫の元へ駆けつけたライラはブラスターでクレニックを殺害しようとしたが、肩を負傷させるしかできず、クレニックの部下であるデス・トルーパーに殺害される。
もはや打つ手の無くなったゲイレンは連行され、さらにクレニックは人質としてジンも連行しようとするが、ライラが射殺されるのを見たジンは既に逃げ出した後だった。
岩石に扮した隠れ場所で捜索を逃れたジンは、ゲイレンの友人であるソウ・ゲレラの助けを受けて、身分を隠しつつ新たな人生を歩み始めた。



それから時は流れ、ジンは戦士として成長していたが、ソウとも別れて無法者として帝国に捕まっていた。
しかしある日、強制労働に連行される途中で反乱同盟軍に助けられ、今度は反乱軍に(半ば強引に)連れていかれる。

連れていかれた先…
反乱軍の拠点「ヤヴィンIV」でジンはモン・モスマ議員からあることを依頼される。
それは、過激な抵抗活動を繰り返すソウ率いる「パルチザン」と反乱同盟軍の懸け橋となること。
ジンはこれを引き受け、反乱同盟軍のキャシアン・アンドーと共に、ソウのいる惑星ジェダへ向かうのだった。

一方その頃、帝国は機密を持ち逃げした脱走パイロットの捜索に躍起になっていた。
究極兵器の完成の遅れもあって、皇帝が苛立っていることを知ったクレニックは、
デモンストレーションを兼ねて、脱走パイロットの潜伏先であり過激派反乱軍のソウの拠点でもある惑星ジェダを究極兵器の的にすることを決める。

究極兵器…「デス・スター」の魔の手がジン達を襲おうとしていた。



物語の舞台

◆ラ・ムー
「繁栄」を意味するニモーディアン語に由来する、肥沃な水と大地で覆われた星。
特に主要な産出物もないので住民も少なく、帝国の監視からも外されている。
帝国から逃亡したアーソ一家が隠れ住んでいたが、クレニック一派に居場所を突き止められ、彼らの生活は終わりを告げる。

◆ヤヴィンⅣ
反乱同盟軍前線基地の存在する、ガス状巨星ヤヴィンの第四衛星。
広大なジャングルの中のマサッシ寺院の遺跡内に秘密基地が存在する。

◆ジェダ
古のジェダイ寺院の存在していた砂漠の星。
かつてジェダイ全盛期の頃は交易が盛んであったが、帝国の支配に置かれた現在は廃れ、反乱軍の過激派のアジトと化し露店街もきな臭いものとなっている。

◆イードゥー
厚い雲に覆われ、雨天の多い山岳惑星。
帝国軍のウィルハフ・ターキンが所有し、デス・スター開発を行っている高エネルギー転換研究所が設置されている。

◆スカリフ
熱帯の気候で覆われた、アウターリムに位置する常夏の惑星。
かつてはリゾート地として栄えていたが、宇宙船建造のための金属の産出地として、帝国の軍事研究所として厳しい監視下に置かれた。
中心に位置するのは「シタデル・タワー」で、帝国軍の機密情報の保管庫となっている。
なお「シタデル」という名前は、かつてのクローン大戦時代、ターキン(当時大佐・艦長)が捕えられた惑星ローサ・サユーのシタデル刑務所に由来する。



登場人物

※(演者/吹替担当)表記※

《ローグ・ワン》

○ジン・アーソ(フェリシティ・ジョーンズ/渋谷はるか)
主人公。
女性ながら格闘術や武器の扱いに長けている。
争いを生むという意味で反乱軍にもいい印象を持っていなかったが、依頼を受けてくれれば自由の身にするという約束の元、反乱軍に従う。
しかしソウとの6年ぶりの再会や、父親からのメッセージを経て壮大な戦いに身を投じることとなる。

○キャシアン・アンドー(ディエゴ・ルナ/加瀬康之)
反乱同盟軍のスパイ
幼い頃に反乱軍に拾われて以来、様々な任務をこなしてきた。
ジンと共に惑星ジェダへと向かうが、出発間際に「ゲイレン・アーソを殺せ」と命令を受ける。
後に製作されたスピンオフドラマ『キャシアン・アンドー』(原題"ANDOR")では主人公に抜擢。

○K-2SO(声:アラン・チュディック/野中秀哲)
反乱同盟軍に再プログラムされた元帝国のKXシリーズ・セキュリティ・ドロイド。愛称は「K-2」
再プログラムの副作用で思ったことは何でもすぐ口に出す。
キャシアンを補佐し、航行の計算もお手の物。
巨体に見合ったパワーとタフネスもあって戦闘力も高い。…というより、本来は戦闘がメインの警備ドロイドであり、後にゲームフォールン・オーダー」にて同型のドロイドがストーム・トルーパーの数倍は硬い中型雑魚として登場している。
帝国のシンボル等はそのまま残しているため帝国の同型機とは全く見分けが付かず、危うく誤射されかけるコメディシーンがたびたび挟まれるほど。

○ボーディー・ルック(リズ・アーメッド/桐本琢也)
脱走した元帝国軍パイロット。
ゲイレンからのメッセージをソウに届けるが、信用されずエグイ目に遭わされて腑抜け状態に。
だが、キャシアンに揺り起こされて以後同行する。

○チアルート・イムウェ(ドニー・イェン/根本泰彦)
惑星ジェダの寺院を守っていたが、帝国に追い出された盲目僧兵
フォースの教えを信じていて「我はフォースと共にあり、フォースは我と共にあり…」と唱え続ける熱心な男だが、フォースを感じ取る能力は持っていない。
だが、並外れた感覚と体術でストームトルーパーの集団をも瞬く間に打ちのめし、TIEファイターさえも撃ち落としてしまう実力者である。
フォース使えないのがに感じられるほど
ジェダ・シティにて窮地に陥ったジンとキャシアンとK-2SOの元に颯爽と現れストームトルーパーをベイズと共に一掃する。
その後はジン達に同行する。
盲目であることとフォースを信仰していることから、公開前はアニメ「反乱者たち」に登場するジェダイ、ケイナン・ジャラスが正体なのではないかと言われたりもしていた。

○ベイズ・マルバス(チアン・ウェン/北川勝博)
チアルートの親友。
独自に改造したガトリングガンを携え、連射した弾を一発残らず命中させる射撃の名手。
熱心なフォース信仰者であるチアルートとは違ってリアリストであるが、戦闘となると見事なコンビネーションを見せる。

反乱軍

○モン・モスマ(ジュヌヴィエーヴ・オライリー/さとうあい)
元銀河共和国議員であり、反乱同盟軍を結成した人物。
ジンに協力を求めつつ反乱同盟軍の指揮を執るが、決して一枚岩では無い議員たちに苦悩する面もある。
だが、個人としては僅かでも希望がある限り戦いたいと思っている。

○ベイル・オーガナ(ジミー・スミッツ/てらそままさき)
エピソード3にも登場した元共和国議員。演じた俳優も同じ。
反乱同盟軍の幹部の一人で、彼が映ると同時に「フォースのテーマ」が流れるシーンは印象的。

○デイヴィッツ・ドレイヴン将軍(アリステア・ペトリー/広瀬彰勇)
反乱同盟軍の将軍。
キャシアン直属の上司であり、彼に汚れ仕事を命令する。
裏切り者であるゲイレンとその娘のジンを快く思っておらず、ジンが発案したデス・スターの弱点についても「信用できない」と一蹴した。

○ラダス提督(演:ポール・ケイシー、声:ステファン・スタントン/樋浦勉)
エピソード6や7に登場したギアル・アクバー提督と同じモン・カラマリの出身。
寒冷地帯の出身のためアクバー提督よりも肌が色黒で青っぽい。
上層部でも随一の勇猛な指揮官であり、

過去編のコミック「燃える海原」でも登場しており、母星に於ける名将としてターキンにも知られていた。
ただ、性格は勇敢というよりむしろ獰猛・狂暴なほどで、付き合いの長い同僚アクバー提督からも「攻撃的すぎる」と思われていた。
「敵軍が退却しないといいのに」と歪んだ笑みを浮かべ、最後はの停戦命令も無視して出奔した過去がある。

○ソウ・ゲレラ(フォレスト・ウィテカー/立木文彦
ジンの育ての親であり、ゲイレンの友人。金属の義足を持ち、時折マスクから酸素を吸入している。
「パルチザン」という武装集団を率いて帝国への抵抗運動を行っているが、活動の過激さから反乱同盟軍とも距離を取り、激戦の中で非常に疑い深い性格になっている。
そのため、ゲイレンからのメッセージを持ってきたボーディーのことも全く信じなかった。

実は本作初登場ではなく、CGアニメ「クローン・ウォーズ」からの人物。
出身は惑星オンダロン。かつてのクローン大戦当時、独立星系連合と組んだ新政権に反発して「オンダロン反乱軍」を組織。
ジェダイのオビ=ワン・ケノービやアナキン・スカイウォーカー、アソーカ・タノクローントルーパーのキャプテン・レックス、それに宇宙海賊ホンドー・オナカーらの助けを受けつつ戦い、ついに革命を成功させたが、を喪った過去がある。
帝国初期を描くスピンオフでは総じて準レギュラーと言っていい人物であり「反乱者たち」や「フォールン・オーダー」「キャシアン・アンドー」では、本作以前から帝国と戦っていた姿が描かれる。

○メルシ軍曹
反乱同盟軍の一員。最終局面では陽動側のリーダーを任される。
後に『キャシアン・アンドー』にも登場。同盟軍に入る前からキャシアンと知り合っていたことが明かされ、打倒帝国を決意した経緯も描かれる。

○アントック・メリック将軍(ブルー・リーダー)(ベン・ダニエルズ/星野充昭)
反乱同盟軍の将軍であり、今作初登場となるブルー中隊のリーダー。
ブルー中隊というのは、EP4の構想段階に存在した没設定であり、名前がレッド中隊に変更された経緯を持つ。
新登場の隊にかつての没設定を使うという粋なファンサービスに驚いたファンも多いとか。

○ガーヴェン・ドレイス(レッド・リーダー)(ドリュー・ヘンネイ)
○ジョン・ヴァンダー(ゴールド・リーダー)(アンドリュー・マッキネス)
EP4にてヴェイダーに撃墜された、レッド中隊およびゴールド中隊の隊長。
時系列的には現役バリバリであるため、EP4の音声や没シーンを流用するという驚きの方法で出演した。
ゴールド・リーダーの中の人はまだ存命なのでセリフを新録したらしい。

○ペドリン・ゴール訓練生
レッド中隊に所属する兵士の一人。
コールサインは「レッド5
………ということは…?




銀河帝国

●オーソン・クレニック長官(ベン・メンデルソーン/三上哲)
帝国軍先進兵器研究部門長官。デス・スター開発の責任者。
序盤にジンのを殺害し、父を連れ去った宿敵である。
白い制服とケープという格好で、精鋭であるデス・トルーパーの部隊を私有しており、彼らを使って冷酷に責務をこなす…
…のだが、ローグ・ワン一行のせいで何かと失敗が続く。
設定では若くして天才と評価された人物で、共和国末期より先進兵器研究部門の前身組織に属してデス・スターの開発に携わっていた。
熱心な皇帝信者でもあり、皇帝の目に触れて気に入られたいと思っていた模様だが、皇帝とのパイプを持つターキンとの仲はお世辞にも良いとは言い難く、その中間管理職的悲哀もあってどこか憎めない奴でもある。
ちなみに演じたベン・メンデルゾーン曰く、「苦労して幹部に出世した人物で、他の多くの幹部たちを価値のない人間だと思っています」とのこと。


●ゲイレン・アーソ(マッツ・ミケルセン/田中正彦)
ジンの父親。
クレニックに連行されて以来、デス・スター開発に携わってきた。
科学者としては有能だが、嘘をつくのが苦手で、クレニックに「妻を失ったショックで協力できない」と言った瞬間に妻であるライラが現れたりした。
帝国の科学者として一部から忌み嫌われているが、本編より少し前にボーディーにあるメッセージを託して逃がした。

ストームトルーパー
ご存じ帝国軍の歩兵。ジェダでの警備やスカリフの見回りでうじゃうじゃいるやられ役。

●デストルーパー
帝国情報軍に所属する黒いトルーパー。
クレニック長官直属のエリート部隊であり、ストームトルーパー以上の重火器を常備している。

ウィルハフ・ターキン総督(ガイ・ヘンリー、ピーター・カッシング/伊藤和晃)
帝国のグランドモフ(最高司令官)。
なにかと失敗が続くクレニックを窘めつつ、皇帝にデス・スター完成の報告をすることを急いでいる。
エピソードⅣで演じたピーター・カッシングが他界していたため、別作品*1で特殊メイクのテスト用に作られた彼の顔型をもとにILMが3Dモデルを制作。
演者を務めたガイ・ヘンリー(他作品だとハリー・ポッターシリーズシックネス役が有名か)の表情をキャプチャーし、デジタル処理で頭部を置き換えることによりガッツリ再登場を果たした。

ダース・ヴェイダー(演:スペンサー・ワイルディング、ダニエル・ラプナス、:ジェームズ・アール・ジョーンズ/楠大典)
誰もが知っているカリスマ悪役。



登場メカニック

《反乱軍》

○Uウィング
初登場。
主にキャシアンが乗る、反乱軍のガンシップ兼輸送機。
前方に平行に突き出た2枚のSフォイルが特徴で、上から見るとU字に見える。
Sフォイルを後方に大きく回すことで飛行モードとなり、速度が上がる。
乗降口が側面にあり、兵士の乗り降りがスムーズに行えるほか、扉を改造して砲台を取り付けた機体も存在する。

○MC75クルーザー「プロファンディティ」
初登場。
ラダス提督が乗り込む反乱軍の主力艦。エピソード6に登場した「ホームワン」と同じモンカラマリ族が建造を手掛けたものだが、深宇宙探査船を改装した「ホームワン」と異なり、こちらは水中都市として使用されていた「シティ・シップ」を改装した艦。
脱出艇としてエピソード4に登場した「タンディブIV」を格納している。

○ハンマーヘッド・コルベット
旧式の艦だが硬さに定評あり。アニメ「反乱者たち」で活躍中で、実写初登場。
その装甲を活かし、体当たりで敵艦を押すというとんでもない戦法を取る。

Xウィング
ご存じ主力機。
相変わらず安定したかっこよさを誇る。
レッド中隊とブルー中隊で塗装が異なる。

○Yウィング
こちらもご存じの爆撃機。
鈍足高火力っぷりは健在どころか磨きがかかっており、イオン魚雷で戦艦にすら大ダメージを与える。

○ゴースト
実写初登場。
アニメ「反乱者たち」で活躍中のスターシップがカメオ出演している。探してみよう。


《帝国軍》

●TIEストライカー
初登場。
水平のソーラーパネルが特徴的な大気圏内特化型戦闘機。
XウィングやUウィングと激闘を繰り広げる。

●TIEリーパー
初登場。
TIEシリーズでも一際浮いてる輸送機。
デス・トルーパーを前線に送り込むのが主な出番。

●TX-225 GAVw“オキュパイア”コンバット・アサルト・タンク
初登場。
SW世界ではちょっと珍しい車輪を使って動く車両。
ジェダで運搬任務に使われていた。

●ゼータ級貨物シャトル
イードゥーにてローグ・ワンが脱出する際に帝国軍から拝借し、スカリフに侵入する際にも利用された。

●AT-ACT
初登場。
エピソード5で猛威を振るったAT-ATの前身である機体。
戦闘用では無く輸送用であるため装甲が薄いが、戦闘能力は十分高い。

●AT-ST
惑星ジェダでの市街地戦で登場。
パルチザンの兵士達を追い詰めた。

インペリアル級スター・デストロイヤー
帝国の象徴たる戦艦。
映像技術の発展もあって、旧三部作以上に圧倒的な姿を見せる。
デス・スターの建設を行うシーンもある。
「エグゼキュートリクス」「デヴァステーター」「ドーントレス」の3機他、名称不明のものが多数登場。
なお登場する艦はどれもちゃんとEPⅣから登場するインペリアルⅠ級仕様になっている。
ブリッジ上部中央の構造物が正面から見るとX字状になっているのが、EPⅤから登場するインペリアルⅡ級と見分けるポイント。


TIEファイター
帝国の象徴その2。
こちらも映像技術の進歩もあって、過去最多クラスの大軍勢で反乱軍を迎え撃つ。
そしてチアルートに地上から撃ち落される程の紙装甲ぶりも健在。

●TIEボーディングクラフト
終盤に一瞬だけ後ろ姿が登場。TIEボマーから爆弾投下用シュートを取り除いたような見た目をしているが、内蔵されたクローとレーザーカッターを用いて敵船への侵入を主な目的としたシャトルである。シリーズ全体を通しても活躍は描写されていないが、エピソードⅣ冒頭にてタンティヴⅣのハッチを破壊したのは本機種という設定がある。

デス・スター
帝国の象徴その3。
本作ではスーパーレーザーについて、複数あるリアクターのうち1つだけを稼働させれば、威力こそ落ちるが速射できるという新設定が追加された。
また、プロトン魚雷2発で消し飛ぶのにも理由がつけられた。
建設中の場面でもスター・デストロイヤーが米粒に見えてしまう程の圧倒的な大きさを印象付ける他、
威力を落としているとはいえ、都市や島程度は軽く消し飛ばす驚異の威力は健在であり、帝国の恐怖を存分に見せつけてくれる。




BEFORE:EPISODE Ⅲ REVENGE OF THE SITH
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Connected Story:ANDOR

THE STAR WARS SAGA CONTINUES――
NEXT:EPISODE Ⅳ A NEW HOPE

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最終更新:2024年02月21日 07:22

*1 84年の映画「トップ・シークレット」。なおこの作品はコメディ映画だったりする