宇宙忍群ジャカンジャ

登録日:2017/02/14 Tue 15:28:00
更新日:2024/04/22 Mon 10:25:38
所要時間:約 17 分で読めます





500年前、宇宙にばらまいた発信器から待ちに待った反応があった。

お前達の邪気、怒気、殺気、忍術。
肥え太り熟し切ったあの星を落とすために、たっぷりと使うときが来たのだ。

必ずや『アレ』を我が手に!


宇宙忍群ジャカンジャとは、スーパー戦隊シリーズ第26作『忍風戦隊ハリケンジャー』に登場する敵組織。


【概要】

宇宙を又にかけて星々を滅ぼしながら暴れ回る邪悪な宇宙の忍者集団。
タウ・ザントが組織のトップとして君臨し、忍者の究極奥義とされる「アレ」を探し求めており、
500年前に宇宙中にばら撒いた発信機の一つが地球にて作動した為、次のターゲットとして地球に襲来。
「アレ」を見つける為に謎の流星群のメッセージに従い、地球を腐らせようと目論む。

組織形態としてはタウ・ザントを頂点とした典型的なピラミット構造。
各上忍が独自に配下である「中忍」を率いており、その内訳も
  • 宇宙から集めた様々な惑星のエリート忍者
  • 自身が独自に開発したりスカウトしてきたロボット忍者
  • アルバイト感覚で雇われている宇宙忍法の使い手
  • 飼い主に意思なく従う、忍術を体得した凶暴かつ凶悪な宇宙生物
と千差万別。
……え、一つだけおかしいって?まあリーダーがアイツだし。

組織そのものとしては、ややいがみ合っている部分もあるが初期メンバーに関して言えば組織内の雰囲気は割と良好。少なくともあそこよりかはマシ。
ただし、死生観については忍者らしくドライな部分が目立つ。
サーガインとチュウズーボの対立が目立つ部分もあるが、ライバル視止まりであり互いに憎みあっているというほどではない。タウ・ザントが多少の失敗には割と寛容なのも大きい。
それだけに、追加メンバーであるサタラクラとサンダールの危険性が浮き彫りになるのだが。


宇宙船として乗ってきた寄生要塞センティピードを本拠地としている。
なお組織内では百足で描かれているかのような「ジャカンジャ文字」と呼ばれる独自の言語が使われている。

間違えやすいが、「忍軍」ではなく「忍群」である。
軍隊のような統率された組織ではなく、単に同じ目標のためにより集まった集団、というようなニュアンスだろうか。


関連用語

  • 寄生要塞センティピード
宇宙忍群ジャカンジャの本拠地。
巨大な塔のような中華風の意匠がある巨大要塞兼宇宙船。
上忍たちの居住空間も兼ねており、上忍達は基本この要塞の中で生活している。
次元シールドを搭載しているためレーダーには引っかからず、おまけに特別な手段も無い限り侵入も困難。
なお要塞に巻き付いてる百足の様なモノは首領タウ・ザントの身体の一部である。


  • 「怒りの矢」と「嘆きの弓」
「アレ」を出現させる最後の手がかりとされる、弓&矢*1の形をした物体。
普段はシノビメダルとなって封じられている。
その研究によって地球の忍術、ひいては忍者が誕生したとされ、嘆きの弓は地球に、怒りの矢は惑星アストラムに存在していた。
アストラム側にもカラクリシステムに似た技術があったことがサンダールから語られており、アストラムにも忍者がいたのだと推測できる。
この2つのアイテムを地球の海に目がけ放つことで「アレ」を呼び出す事が可能となる。
怒りの矢は巨大ロボサイズから見てもかなり大きく
手に持って振り回すことで剣のように使うこともできる。

ウェンディ―ヌが管理している中忍を再生・巨大化させる特殊アイテム。
中忍軍団によって使用アイテムが異なる為その種類は豊富。
詳しくは個別項目にて。


  • アレ
ジャカンジャや霞兄弟の父霞一鬼が追い求めた忍者の最終究極奥義。
ジャカンジャの作戦は全て「アレ」を掌握するための手段に過ぎない。


【構成員】

◆首領

  • 首領タウ・ザント
いいだろう。邪悪なる意志よ、我らジャカンジャがその野望を叶えてやる。

そして、共に新たな宇宙の支配者とならん……

声:梁田清之
宇宙忍群ジャカンジャの首領。顔中に浮いた歌舞伎役者のような隈取が特徴。
「アレ」が地球にあるということを突き止めて、自ら宇宙最強の生命体にならんと企む。
千の顔と二千の足を持つとされ、寄生要塞センティピードに体を巻き付ける程長く巨大な体の持ち主。
基本的にセンティピードの謁見の間から座して動かないが、
それでも気合だけで宇宙空間に浮かぶお札化した人間を消滅させるほどの力を持ち、暗黒七本槍を絶対的な力で統率する。
威厳ある態度で部下に接し優秀な人材に対しては人格やどこの宇宙の生まれでも気にしない豪気さを持つ*2一方、目的のためなら容赦なく部下を切り捨てる酷薄無情な性格。
詳しくは個別項目を参照。

宇宙忍者ファイル:『「百足」と書いて「ムカデ」と読む。勉強になるねぇ~!』
宇宙忍者ファイル(究極体):『サンダールが下克上!まさか飼い犬に手を噛まれるとは…!』


◆ジャカンジャ暗黒七本槍

ジャカンジャの最高幹部を務める上級忍者達。
強大な戦闘力の持ち主であり、全員が異なる分野のエキスパートであり作戦内容から来る組み合わせによって多彩な連携を見せる強敵揃い。
番号は振り分けられているが番号=序列・実力というわけではない。
なお六・七の槍はタウ・ザント以外面識が一切無く、七本槍が全員揃うのは最終回のみ。
全員の名の由来は曜日の英語名+モチーフ。


  • 一の槍 フラビージョ
あ~ぁ、やっぱダメじゃん。落第!

演:山本梓
怪人達の査定を担当するくノ一。名前は「Friday」(金曜日)+「Bee」(蜂)から。
上忍・中忍の任務達成状況などの報告・査定担当がメインだが、ハリケンジャーによって毎回作戦が失敗するため、
「落第!」「バツ!」と言いながら0点をつけるのがお約束。
上忍らしく戦闘力もそれなりにあり、8の字に素早く動いて斬撃を繰り出す「蜂忍法・8の字殺法」や顔前で掌を開いて放つ衝撃波「ドカン!」が得意技。

ギャグっぽいコミカルな性格だが同時に冷酷でワガママな本性を持つ。
七海を騙して「ハリケンジャーと友好関係を結んだ」と思わせてから侵入した疾風流忍術研究室から技術を盗み出し、七海の想いを踏み躙る非道な行為もやってのける。
元は落ちこぼれくノ一だったが、宇宙センター街でタウ・ザントにスカウトされた経緯の持ち主で、現在の性格もその影響で形成されたものと思われる。
宇宙センター街ってなんだよというツッコミは禁止。
その反面、チュウズーボの最期にあえて花丸100点をあげたり
マンマルバとは仲良く電車ごっこやってた仲なのかその最期に泣き出したり
サタラクラの爆死にも号泣するなど情がまったくないというわけでもなく
良くも悪くもその時の気分が全部、という子供っぽさが第一なのかもしれない。
その無邪気さからサンダール以外のジャカンジャ幹部とは一通り友情を持っていたようだ。
詳しくは個別項目を参照。

宇宙忍者ファイル:『宇宙センター街でタウ様にスカウトされました!』


  • 二の槍 チュウズーボ
俺の作戦をことごとくバカにしおって!ゴウライジャー、万死に値する!!

声:郷里大輔
『宇宙忍者軍団』を率いる上忍。モチーフは「Tuesday」(火曜日)+「入道」(ボウズ→ズーボ)。また、デザインは一部ムカデをイメージしている。*3
巨大な廿楽(つづら)を背負い、重量100kgの伸縮自在の棍棒を振り回すゴツい外見をした緑色の肌をした大男。七人中最年少では決してない。
見た目と違わず本人は頭に血が上りやすく、力任せで任務を遂行しようとする悪癖がある。
ただし戦法自体はトリッキーなものが多く、巨大棍棒に攻撃される幻を敵に見せる「巨大二の槍」や背中のつづらの中の亜空間に敵を閉じ込める「箱次元」
両手の指から放つ糸状の光で対象の肉体を操り同士討ちさせる「人操り」などの多彩な宇宙忍法を駆使する。
己の命すら躊躇なく投げ捨てる程にジャカンジャへの忠誠心は厚いが、
排他的な一面もあり一時期外部から参入したゴウライジャーとは、互いの性格の不一致もあって互いに反りが合わずいがみ合う場面が多かった。
詳しくは個別項目を参照。

宇宙忍者ファイル:『ご存知宇宙忍者の口入れ屋。最後は花丸であった…!』


  • 三の槍 マンマルバ
貴様の肩で死神が微笑んでいるラ………

声:今村卓博
語尾に「~ラ」をつけるのが口癖の予言者。
節足動物のような姿のエイリアンであり、成長段階を経ることに大きくその姿を変化させるのが特徴。
モチーフは「Monday」(月曜日)+サソリ。
当初は名前の通り丸いボールのような姿だった*4が、後に人間大に成長。
一人称も「僕」から「俺」に変わり、シリアスで沈着冷静な性格に変貌し
予言能力はそのままに戦闘能力も大幅に強化された。
一甲の体に猛毒を宿した宇宙蠍を埋め込んだり、無関係の子供たちに首を絞めるリングをつけて命を脅かすなど、
残忍な手口も平然と用いるが語尾に「~ラ」をつけて話す癖はそのままで、ある意味ささやかなシリアスな笑いの提供者でもあった。

予言者という立ち位置だが、成長後の戦闘スタイルはムエタイや中国拳法を思わせる
徒手空拳の肉弾戦を得意とするバリバリの武闘派。
「炎の騎馬」というサソリモチーフのバイクを駆っての戦闘も得意とする。
宇宙蠍を寄生させての暗殺を仕掛けるなど、上忍の中では一番忍者っぽい活躍をした人物でもある。
中盤におけるカブトライジャー/一甲とライバル関係を築いた因縁の敵。
詳しくは個別項目を参照。

宇宙忍者ファイル:『ご存知的中率100%の予言者。今、その体に異変が…!?』
宇宙忍者ファイル(成体):『予言は絶対です。が…』
宇宙忍者ファイル(暴走体):『お腹の中は、胃液の雨降る不思議空間です』


  • 四の槍 ウェンディーヌ
いや〜ん♡

演:福澄美緒
美しい顔立ちと抜群のプロポーションをもつ、くノ一にして錬金術師でもある女幹部。
ブラジャー丸出しの胸元に紫色のタイツという、お色気全開の衣装が特徴の美女。
通称「センティピード総務課セクシー重役」。
モチーフは「Wednesday」(水曜日)+ヘビ。…なぜ水曜日担当はエロい女幹部なんだ…
怪人の巨大化を担当しているため地球に出向くことは少ないものの、その際は多彩な変装術を駆使して暗躍する。
当初はフラビージョと敵対していたが、チュウズーボの死後あたりから協力しはじめた。
ミーハーでイケメンに目がないという非常に俗っぽい性格の持ち主だが、美人でグラマラスな雰囲気からか、ジャカンジャ内にファンは多い。

戦闘では細身の剣を武器とし、敵に指鉄砲を向けながら放つ衝撃波「ドキュン」や、念力で剣を飛ばして敵を攻撃する「蛇忍法・自在剣」などを駆使する。
実は過度にストレスが溜まって怒りが頂点に達すると巨大化する特異体質の持ち主。
巨大化時には星一つ滅ぼすほどの戦闘力を見せたが、この体質はタウ・ザントのみが知る秘密であった。
なお怒りやストレスが沈静化した場合、体のサイズは元に戻る。
詳しくは個別項目を参照。

宇宙忍者ファイル:『ご存知センティピード総務課、セクシー重役』


  • 五の槍 サーガイン
フン!偉大な発明は、常に人の真似から始まるのだ!!

声:岡本美登
『クグツ忍者軍団』を率いる全身を漆黒の鎧に包まれた大柄な武人系幹部。
……と思いきや、本体はアリのように小型な宇宙人で普段の甲冑めいた姿は彼の操縦するロボットに過ぎない。
…つまり戦闘面でも一流であるが、剣士というよりは「凄腕のエースパイロット」といった評価の方が適切。
モチーフは「Thursday」(木曜日)。上述のように中の人は
完全にアリがモチーフだが、甲冑の一部は魚鱗甲を参考にしているなど
和風に見えて中華のテイストもある。

クグツ忍者およびカラクリ巨人の製作も担当しているなど、
卓越した技術者であり武人でもあるというスーパー戦隊でも稀有な敵幹部。手柄を取り合っていたチュウズーボの覚悟を見抜きその最期を労ったり、暴走マンマルバの無残な最期に嘆いたりするほどだった。
また、技術者としての頭脳や慧眼もあってか表向きは温厚ながら
不審な行動の多いサンダールに真っ先に不信感を抱いていた人物。
しかし……
詳しくは個別項目を参照。

宇宙忍者ファイル:『ご存知メカ忍者軍団指揮官。クグツ作ってます!』


  • 六の槍 サタラクラ
楽しくなければ悪じゃない!愉快じゃなければ戦う意味がない!

で、ほんじゃよろしくね。ダーハハハハハ!!

声:島田敏
『仮面忍者軍団』を率いる上忍。
モチーフは「Saturday」(土曜日)でデザインの元になったのは京劇役者&孔雀。

中盤からタウ・ザントの召集を受けてセンティビートに参上した新幹線新幹部で、素顔を赤い豪奢な仮面で隠した京劇役者のような派手な出で立ちが特徴。
その素顔は青白い肌に長いヒゲが生えている。
一人称は「ボキ」。
センティピードに常駐しない中忍との橋渡しが役目だが、連絡はケータイで行われ中忍にはギャラも支払われるなど、ノリは完全にバイトのソレ。
超が付く程テンションが高くポジティブな性格で、つまらないダジャレやギャグを多用するなど一般的なニンジャのイメージには全くそぐわない人物。

「楽しくなければ悪じゃない。愉快じゃなければ戦う意味がない」がモットーで、タウ・ザントを平然と「タザやん」呼ばわりする命知らず。
見た目や言動に違わずお笑い番組のようなふざけきった作戦を取るが、その実彼の言う「楽しい」・「愉快」というのはあくまで「自分がそう感じる」ことであり、
他者の気持ちや反応を無視してノーブレーキで人死にが出るような悪ふざけを乱発する様は
実際にはコメディアンというよりも極めて悪質な愉快犯でしかなく、その本性は残酷で共感性の乏しい狂人である。
ぶっちゃけ「ダジャレ好きなブロリー」みたいな奴
詳しくは個別項目を参照。

宇宙忍者ファイル:『ダジャレ大好き新幹部。やかましくって、ごめんね~!』


  • 七の槍 サンダール
邪魔なんだよ…!ご立派な戦士面も気に喰わん。

……早い所、逝け

声:池田秀一
終盤に加入した機械的な眼帯を付けたサメのような外見の幹部。
いわゆる肉体の一部をサイバネ化しているタイプのニンジャ。
モチーフは「Sunday」(日曜日)。デザインは見ての通り「Shark」(サメ)が元になっている。シャア ~…クが。
キャラクターとしては忍者だが、上位の存在ということで装束や武装は
武士のそれをイメージしており、大太刀を背負った堂々とした佇まいが特徴。

配下は扇子内に飼っている忍法を体得した凶暴な宇宙生物扇忍獣(せんにんじゅう)
表向きは冷静沈着でいて仲間を「同志」と呼び丁寧な態度で接する
武人気質な優等生といった雰囲気で初対面のメンバーにも早期に受け入れられている。
……しかし本性は極めて狡猾な野心家であり冷酷な策士。
上記の態度も組織内での自分のポジションを安定させるための演技にすぎず
他者は一切信用しない冷血漢。

声が声なので某赤い人を思わせるセリフを多用する。
詳しくは個別項目を参照

宇宙忍者ファイル:『他人を一切信じないので、配下は全て忍獣です』


  • 零の槍 バット・ゼ・ルンバ
拙者はジャカンジャにしてジャカンジャにあらず。あんな能なし連中と一緒にするな!……また会おう

CV:宮田浩徳
Vシネマ『10 YEARS AFTER』にて登場した新たな宇宙忍者。
「ジャカンジャにしてジャカンジャにあらず、暗黒七本槍にして七本槍にあらず」と名乗る。
「暗黒超忍法」の使い手で、華麗なルンバのリズムと二刀流を駆使して闘う。
また小さな蝙蝠に変化してあらゆる場所に潜入したり、周囲の景色を逆回転させて幻の世界を作り出す忍法「ギャッカイ」を操る等搦め手も使える。
「バット」「ゼ・ルンバ」と呼ばれる分身体を生み出すことも出来るが、分身が受けたダメージは本体も受けてしまう。ありきたりすぎて、あまりパッとしないと言ってはいけない。

今回の事件の黒幕であり生き残っていたフラビージョとウェンディーヌを従え陰謀を張り巡らせる。
その正体は、かつて宇宙統一忍者流きっての強者と噂されるも、宇宙統一忍者流を裏切ってジャカンジャに加わった元地球忍者の抜け人。
10年前にハリケンジャーによって倒された邪悪なる意志から生まれた残滓「ソレ」(聖なる意志)を手に入れて、その力で地球をリセットし支配しようと企んだ。
詳しくは個別項目を参照。

宇宙忍者ファイル:『君は知っていたか?ルンバは10年に1度現れる!10年後にまた新作でお会いしましょう!』


◆中忍

今週の怪人枠。
各上忍が宇宙から呼び寄せる独自の宇宙忍法を会得した邪悪な忍者達で構成されるが、上司である上忍によって様々な特色があり、巨大化方法も異なる。
「地球を腐らせる」という曖昧な作戦目標だが、要は「地球を滅ぼす」という意味であり。作戦における被害規模が非常に広範囲なのが特徴。
また忍者ということもあって初見殺し系の能力を持つ面々が大多数を占める。
HPでは個々人の出身惑星と好物が小ネタとして掲載されていた。

  • 宇宙忍者軍団
チュウズーボが率いる様々な星のエリート宇宙人忍者たち。
詳細はチュウズーボの項目を参照。

  • クグツ忍者軍団
サーガインが製作したロボット、或いはスカウトした各宇宙のロボット生命体。
詳細はサーガインの項目を参照。

  • 仮面忍者軍団
サタラクラが率いる忍術の使い手である宇宙人。
詳細はサタラクラの項目を参照。

  • 扇忍獣
サンダール配下の宇宙忍者……というより宇宙忍法を会得した宇宙の動物たち。
詳細はサンダールの項目を参照。


◆カラクリ巨人シリーズ

サーガイン謹製の巨大人型兵器。
基本有人機だが、登場する度に高い戦闘力でハリケンジャーを苦しめる。
詳細はサーガインの項目を参照。

◆その他

  • 下忍マゲラッパ
「ゲラッパゲラッパ、マゲマゲ!」
今作の戦闘員枠。
鎌のような忍者刀を武器とし、軽快なラップのステップを踏みながら出現する。
歴代戦闘員の中でも特に扱いが雑で、巻之七ぐらいまで完全なるやられ役でまともに攻撃するシーンすらなかった。
なお本体は髷の方で、身体には百足がぎっしり詰まっている。

宇宙忍者ファイル:『君は知っていたか?マゲラッパの中には、虫がいっぱい入ってたんだよ~!』

  • 二の槍候補 チュウボウズ
この作戦成功したら、兄貴の後釜として

七本槍の二の槍の座、オイラにくれよ!頼むぜぇ~

声:岸祐二
Vシネマ『忍風戦隊ハリケンジャーVSガオレンジャー』にて登場
序盤にて戦死したチュウズーボの弟。猿顔の一般市民ではない。
彼の事を「兄貴」と呼んで慕い、兄を倒された怒りからハリケンジャーとゴウライジャーへの復讐を目論む。
ハリケンジャーやゴウライジャーを倒した暁に自身を新たな二の槍にするようにタウ・ザントに要求するなどちゃっかりした性格。
弟でまだ幹部にすらなってないのに堂々と言える辺り胆は据わっている。

宇宙忍者ファイル:『ちょっと生意気な若造です』


【余談】

デザインはさとうけいいち氏が担当。
ジャカンジャの全怪人や要塞、小道具、ジャカンジャ文字を含めた組織の全てを1人で担った。
なお氏はこの後続編アバレンジャーにて邪命体エヴォリアンの全デザインをこれまた一人で担当している。


組織名の由来は「邪」+「間者」から。(間者とは「スパイ」「忍者」のこと。)
毎回のED前には、『宇宙忍者ファイル』というミニコーナーがあり、その回に登場した中忍が紹介され、新しい中忍がいない場合は幹部が紹介されていた。
また組織内部で使う書面は『ジャカンジャ文字』と呼ばれ、主だった忍術に使われているデザインは中華風の意匠が取り入れられている。



宇宙忍者ファイル、情報忍者ツイキシュウセイ!この項目は誰でも追記や修正が可能です。編集、ご協力お願いします

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • スーパー戦隊シリーズ
  • 忍風戦隊ハリケンジャー
  • ハリケンジャー
  • 忍者
  • 宇宙忍群ジャカンジャ
  • 戦隊悪役
  • 豪華声優陣
  • 百足
  • 暗黒七本槍
  • 敵組織
  • 敵勢力
  • 壊滅組織項目
  • 曜日
  • さとうけいいち
  • 宇宙忍者
  • アレ
  • 邪悪なる意志
  • スーパー戦隊悪の組織項目
  • タウ・ザント
  • フラビージョ
  • チュウズーボ
  • マンマルバ
  • ウェンディーヌ
  • サーガイン
  • サタラクラ
  • サンダール
  • バット・ゼ・ルンバ
  • チュウボウズ
  • マゲラッパ
  • 宇宙人

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年04月22日 10:25

*1 怒り→イカリ→錨にかけているのか怒りの矢は大きくT字型に伸び上がったアンカーのような形状をしている。

*2 ただし上忍が減り人員補充を強いられた際はサタラクラを呼ぶのに躊躇する一面もあった。

*3 各地を巡り山野に身を寄せる修験者は忍者の変装パターンでよくあった

*4 オブジェから人間の上半身が映生えているような案もあったが、操演に手間がかかる・サーガインとの差別化が面倒という理由からボツになっている。