ワイリー(ロックマンDASH)

登録日:2017/02/12 Sun 03:41:42
更新日:2023/02/16 Thu 17:58:52
所要時間:約 3 分で読めます




『ワイリー』。
ロックマンを愛するユーザーで、その名を知らぬ者はいない。
無印では世界征服、では世界の滅亡を目論む悪の科学者エグゼではネットワーク社会をデリートしようとしたプログラマーと、ロックマンシリーズにおける悪の代名詞とも言うべき名前である。

しかし、『彼』は違った――










「メインゲート、と言うぐらいだから何かのトビラなんだろうが…一体、どことつながっているというのだろうな」



CV.坂東尚樹

ロックマンDASH 鋼の冒険心に登場するワイリーは、カトルオックス島の住人である。
島のリゾート地「レイクサイドパーク」にてボート小屋「WILY.s BOAT」を営んでいるが、かつてはディグアウターをやっていたらしい。

外見は初代よろしく頭部の禿げた白髪の老人だが、ヒゲで口が完全に隠れていたり眼帯(?)をつけていたりと差違はある。
また、かなりの高身長であり、ロック(14歳)は彼の胸の辺りまでしかない。他のカトルオックス島民と比較しても大きく、強面とあいまって威圧的に見える。

だが実際は温厚で親切な性格の持ち主であり、上記二名のような悪役としての側面は一切持っていない。
ゲーム、漫画などでワイリーがロックマンの味方につくことはあるが、最初から最後までロックマンの味方だったワイリーは彼だけである。



○ストーリーでの活躍

カードンの森のサブゲートからイエローディフレクターを手に入れたロック。
次なるサブゲートがあるジュウイン湖へ行くため彼の店を訪ねるが、なんと動くボートは全て盗まれてしまい、壊れたボートが一隻残っているだけだった。

修理屋は、ボートはディフレクターがあれば直ると言う。そこでロックはロールちゃんに見てもらおうと彼女を呼んでくるのだが、なんとロールちゃんはメカニックとしての血が騒いだのか、ワイリーの許可も取らず勝手にボートを修理し始めてしまう。

修理の最中に無言のままやってきたワイリー。ロックは硬直し、ロールちゃんもすぐに謝罪したが、彼は笑って許したばかりか、「こいつ(ボート)も喜んでいるだろう」とロールちゃんに感謝し、直したボートを無料で自由に使っていいという許可を出した。良い人すぎるだろ…

その後はストーリー上ではエンディングまで出番無し。ただしストーリーの進行具合によってボート小屋で聞ける台詞が変わる。
興味深いことを言っていたりするので気になる人はチェックしてみるといい。

そしてエンディング、ロックがお別れの挨拶をするキャラクターの一人として、セントラルタウンに登場。
自分が「大いなる災い」を経験し、それでも無事に生きていられるのはロックのおかげだと、彼に「ありがとう」と礼を述べる。

その後、他の島民たちと一緒に、次の冒険に向けて出発したフラッター号を見送ったのだった。



○余談

  • ボートを盗んでいったのはもちろん空賊ボーン一家。
    おそらくロックの足止めと、空賊潜水用攻撃メカ「ズーフゲレード」と空賊巨大潜水メカ「バルコン・ゲレード」の材料にするのが目的だったと思われる。

  • DASHシリーズは無印・Xから数えて数千年後の世界だが、DASH2にて本作は人類滅亡後の世界だった事が判明している。
    よって、今作のワイリーはワイリー博士の子孫というわけではない。

  • DASHシリーズには「ライト」という名前のキャラクターは登場していない。ライト博士ェ…





追記・修正はボートの修理ができる方にお願いします。

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最終更新:2023年02月16日 17:58