ユニオンモンスター(遊戯王OCG)

登録日:2017/02/05 (日) 19:15:18
更新日:2024/01/01 Mon 15:22:15
所要時間:約 9 分で読めます





ユニオンとは遊戯王オフィシャルカードゲームにおける効果モンスターのカテゴリの一種。
第3期第2弾のパック、そのものズバリな名前の『ユニオンの降臨』で初登場。

大凡のモンスターが以下の共通する効果を持っている。
(モンスター各種によって細部の違いも多い)


(1):1ターンに1度、以下の効果から1つを選択して発動できる。。
●自分フィールドの(ユニオンモンスター毎に指定されているモンスター)1体を対象とし、
このカードを装備カード扱いとしてそのモンスターに装備する。
装備モンスターが戦闘(効果)で破壊される場合、代わりにこのカードを破壊する。
●装備されているこのカードを特殊召喚する。
(2):(ユニオンモンスター毎に異なる装備モンスターが得られる効果)。


union=合体や団結を意味する言葉を冠しているように、能動的に装備カードとなるモンスター群。
装備カードになったらそのままというわけではなく、任意の解除も可能である。
基本的に装備状態のユニオンモンスターは装備魔法カード扱いとなり、拘束解放波などの装備魔法カードに関わるカード効果の対象にもなる。

また、この扱われ方の関係により装備モンスターのコントロールが相手に移った場合でも、
装備魔法カード扱いであるユニオンモンスターはそのまま自分フィールドに残り続けることとなり、
自身の効果を発動すれば装備状態を解除して自分フィールド上に特殊召喚することも普通に可能。

この手の特殊カテゴリの宿命とも言うべきか、登場当初は数そのものが少ないことに加えて、
装備対象のカードが固定されている上に耐性は戦闘破壊のみ、装備可能なユニオンモンスターは1体のみという制約付き、
これらのデメリットを差し引いても得られる効果そのものが大変微妙なんてことばかりであった。

後に効果破壊耐性も付与されたり、装備可能数の制限がエラッタされたりと改善されているも、
やはり装備対象の指定が厳しいこともあり、専用デッキを組まないと活躍は難しいかもしれない。
(2017年現在、あらゆるモンスターに装備可能なユニオンは4種類だけである)

……が、ユニオンというかドッキングというかライドオンというか、
これらの合体要素というのは所謂、古来からの男のロマンであり、
他のカードには見られないその独創性に惹かれた決闘者たちも多いのではないだろうか?


……とか言いながら、後述するあるユニオンカテゴリーとサポートカードが一時期環境デッキとして活躍するくらいに猛威を振るったこともあったりしたが。




主なユニオンモンスターとその関連モンスター一覧

  • X-ヘッド・キャノン
    • Y-ドラゴン・ヘッド
    • Z-メタル・キャタピラー
ご存知我らが海馬社長も愛用していた上下ドッキング機能が最高にイカす3体の機械族モンスター。
初期のユニオンモンスターの中では抜群の知名度を誇る。

ユニオンとしての効果を持つのはYとZの2体であり、YはXに、ZはXとYに装備可能。
得られる効果は共通の戦闘破壊耐性に加えて攻守のアップという実にシンプルなもの。
装備効果自体はそこまで強力ではないこともあり、個別に用意された合体形態の融合モンスター*1と、
そこに繋げるためのユニオンモンスターのサポートカードを活かした運用をされることが多いか。


  • V-タイガー・ジェット
    • W-ウィング・カタパルト
アニメ続編のGXにおいてライバルキャラの1人である万丈目が上記のXYZと共に使用したユニオン。
5種類全部あわせて「VWXYZ(ヴィトゥズィ)」(VtoZ)となる。

WをVに装備可能だが、XYZと同じく攻守アップのみな上、合体形態がXYZと比較して微妙性能ということもあり、
現在の環境ではあまり活躍の目を見ない悲しい2体だったりもする。


  • A-アサルト・コア
  • B-バスター・ドレイク
  • C-クラッシュ・ワイバーン
2016年に発売したストラクチャーデッキで電撃的に新登場した海馬社長の新たなるユニオンモンスター。
(といっても海馬社長自身がこのカードを使用した場面は現在存在していないのだけど)

XYZと異なり、3体全てがユニオンモンスター。「光属性・機械族」と、そこそこ幅広いモンスターを対象に装備可能。
それぞれ「効果モンスターへの耐性(A)」「魔法への耐性(B)」「罠への耐性(C)」を付与できる他、
フィールドから墓地へ送られた際には「墓地からユニオンのサルベージ(A)」「デッキからユニオンのサーチ(B)」「手札からユニオンの特殊召喚(C)」をそれぞれ行える。
この3体自身も同じく光属性・機械族であるため、状況に応じて効果を使い分けることが可能な他、
サルベージやサーチ、特殊召喚効果も持っているので後続が途切れにくいという利点もある。

同時に登場した合体形態や新たなユニオンサポートも合わせて、一時は【ABC】というデッキで大会入賞を果たすほどの力を見せていた程。



  • 闇魔界の戦士 ダークソード
    • 漆黒の闘龍
    • 騎竜
初期に登場したユニオンカード群の1種。
ドラゴンを操るというフレーバーテキストの通り、ダークソードに2種類のドラゴン族ユニオンモンスターを装備可能。
得られる効果は攻守アップに加え、闘龍は貫通効果を、騎竜はリリースによる直接攻撃効果を付与する攻撃的なもの。
ただ、騎竜は上級モンスターであることに加え、効果発動に自身のリリースを要求しているのでやや使いづらいか。

ダークソード自身が当初の基準でなかなかのステータスなことに加えてイラストアドも高く、
各種ユニオンサポートのイラストにも相方のドラゴン共々登場していることから、こちらもそれなりの知名度を誇る。
後に戦士から戦士長に格上げされて再登場を果たしている。


  • 灼岩魔獣
  • 氷岩魔獣
同じく初期に登場したユニオンカード群の1種。
お互いにお互いを装備可能な鏡写しの如しな炎属性・炎族と水属性・水族のモンスターでステータスも共通。
これまた装備効果も戦闘ダメージを与えた際に、表側もしくは裏側の魔法・罠カードを破壊するというどこまでも表裏一体な2体である。
サイクロンでおkとか言ってやるな。


  • ジャイアント・オーク
    • セコンド・ゴブリン
  • 不屈闘士レイレイ
    • 守護霊アイリン
初期に登場したユニオンカード群の1種。
ジャイアント・オークはレベル4でありながら攻撃力2200という高い数値を誇るが、
攻撃後は強制的に守備表示になってしまい次の自分のターンまで変更不可という典型的なデメリットアタッカー。
そんなオークにセコンド・ゴブリンを装備すると、1ターンに1度のみ表示形式を自力で変更可能になり、低い守備力を晒して戦闘破壊されるリスクを抑えることが出来る。

……うん、ぶっちゃけスキドレ、突撃、愚鈍の斧といくらでも上位互換があるのは言わなくてもわかってる。
(どっちかといえば後に異次元トレーナーやってるゴブリンのストーリー面での活躍の方が注目されやすい)

更に後発のパックで不屈闘士レイレイ&守護霊アイリンという似たようなコンビも登場した。
(こっちもこっちでレイレイがスキドレビートで採用されて、アイリンはまず使われないという悲劇に見舞われているが)


  • ソイツ
    • ドイツ
  • アイツ
    • コイツ
見た目がまんま某○○ディウスなパロディモンスター。
紙飛行機の上であれそれやっている謎の人型生物な天使族モンスター。
素のステータスは貧弱極まりないが、ソイツがドイツを、アイツがコイツを装備することによって化け物染みた攻撃力アップが可能。
更にコイツには貫通効果のおまけ付きである。
加えて遊戯王において低ステータスというのはサーチ手段の幅が広がるという利点でもあり、
上手く活用できれば思わぬところで大活躍ができる……かもしれない。


  • 強化支援メカ・ヘビーウェポン
やや遅れて登場を果たした機械族専門のユニオンモンスター。
名は体を現すかの如く機械族であるならどんなモンスターにも装備可能。
効果自体は共通の戦闘破壊耐性と攻守500アップとシンプルなものであるが、
指定が緩く低ステータス、低レベルでサーチ手段も豊富と、登場当初はそれなりに画期的ではあった。
(というかこのモンスターを皮切りに、ユニオンというカテゴリそのものが機械族中心の傾向になっていた気もする)

  • アーマード・サイバーン
サイバー・ドラゴンもしくはその融合モンスター専用のユニオン。
能力アップはないが、効果破壊にも対応し攻撃力は0だが守備力は2000と扱いやすいステータス。
さらに1ターンに1度、フィールドの表側表示モンスター1体
装備モンスターの攻撃力を1000ダウンし、対象の表側表示モンスターを破壊する。
プロト系にも使えるため割と使いやすいが、攻撃力ダウンが大き過ぎる上に、サイバー流は馬鹿高い攻撃力でそのまま殴った方がいいため、どちらかというとステータスを生かした素材要因。
ちなみにアニメではカイザー亮が使用。1ターン制限がない上に、魔法や罠も対象に選べ、ダウンしたステータスもターン終了時に戻る地味にヤバいカードだった。

  • 六武衆の御霊代
先代六武衆であるシナイの魂が宿った鎧のモンスター。
名前の通り六武衆専門のユニオンであり、装備すると攻守アップに加えて戦闘破壊時のドロー効果も追加される。
ただ、六武衆自体がサーチや特殊召喚に優れたカテゴリーなこともあり、必須カードと呼べるほどではない。
(それでも使いこなせれば十分に強力であるのも間違いないだろうが。)

死して尚、鎧に魂を宿して後継や嘗ての同胞たちを守護する武士の鑑のような奴である。
死因がパートナーのミズホに射出されまくったからだなんて言われることもあるが。


  • バスター・ショットマン
4種類ある汎用ユニオンの一つで地属性の機械族。
装備モンスターが相手モンスターを戦闘破壊した場合、そいつと同じ種族のモンスターをフィールドから一掃するという、種族統一デッキの天敵のような効果を持つ。
が、フィールド全域に及ぶ=DNA改造手術とのコンボやミラーマッチだと盛大な自爆になる(ユニオンの特性により装備モンスターだけは生き残る)という欠点に加え、装備モンスターの攻撃力と守備力が500下がるデメリットがある。
VWXYZと同様アニメに出演した経験があり、5D'sで謎のD・ホイーラーが使用。TG ブレード・ガンナーに装備してA・ボムを一掃した。
ちなみにこの時は機械族専用の代わり、破壊効果は相手フィールドのみだった。


  • マシンナーズ・ピースキーパー
  • マシンナーズ・ギアフレーム
読んで字のごとくマシンナーズの一体。ピースキーパーは破壊された場合に他のユニオンを、ギアフレームは通常召喚された際に他のマシンナーズを、それぞれデッキから呼んでくるサーチ効果を持つ。
ユニオンとしては機械族専用で破壊の身代わりになる、という単純なものだが、強烈なのがサーチ能力。
ピースキーパーを出しておく→効果でギアフレームを呼んでくる→その効果でフォートレスを呼んできて特殊召喚→ギアフレームを装備、と繋げれば文字通りの要塞の出来上がりである。


  • メタル化寄生生物-ルナタイト
  • メタル化寄生生物-ソルタイト
数少ないどんなモンスターにも装備可能な水属性のユニオンモンスター。
だが名前や外見的にはユニオンというよりパラサイトという感じもするが……
共通の戦闘破壊耐性に加え、ルナタイトは相手の魔法カードへの完全耐性を、
ソルタイトは相手効果モンスターへの対象耐性と破壊耐性を付与する。

装備モンスターになかなかの恩恵をもたらすが、この2体には何の耐性もないことや、
ステータスの割りにレベルが7と高めなどデメリットも多い。
装備の指定は無いものの、やはり同じ水属性メインのデッキで運用するのがベターだろうか。

現在は低ステータスのレベル7という点を活かしてランク7のエクシーズモンスターの素材として使われることも。


  • 強化支援メカ・ヘビーアーマー
名前からして分かるようにヘビーウェポンのリメイクカード。同時に収録されたユニオン格納庫の恩恵を受けるためなのか闇属性から光属性に変更されている。
攻守アップはないものの、戦闘・効果破壊への耐性に加えて相手の効果対象にもならなくなり守りは盤石。
また装備対象が居なくても、通常召喚時に墓地からユニオンモンスターを吊り上げるので特に困ることはない。
もちろん、同レベルを吊り上げてランク3エクシーズ、後述のトルクチューン・ギアを吊り上げれば☆4シンクロにも繋げられる。


  • トルクチューン・ギア
ユニオンモンスター初のチューナー。
さらに装備モンスターをチューナーにすると言う画期的な効果を持つ。
ステータスもユニオンかつチューナーに加えて☆1・光属性・機械族・攻守0と受けられるサポートが非常に豊富で様々なデッキで活躍できる。
ちなみにこの効果でレベルを持たないエクシーズモンスターもチューナーには出来るがシンクロ素材には使えないので注意。???「何?レベルを持たないならレベル0ではないのか!?


  • ユニオン・ドライバー
装備状態の自身を除外することで、自身を装備していたモンスターが装備可能なレベル4以下ユニオンモンスターをデッキから直接装備する機械族のユニオンモンスター。
このカードを経由する事で後述するユニオン格納庫や無許可の再奇動のデメリットを回避したり、無許可の再奇動や後述するユニオン・キャリアーでは直接装備出来ないユニオンモンスターを装備させたりが出来る便利な中継役。
地味にユニオンモンスター最大攻撃力を更新した。



各種サポートカード

  • フォーメーション・ユニオン
フィールド上のユニオンモンスターと対象モンスターの装備または解除を行える罠カード。
ユニオンモンスター自身の効果を使わずに付け外しを可能とするものの、
これ単体では何のアドバンテージも生まないということもあり、正直使いにくい。


  • コンビネーション・アタック
装備モンスターが攻撃した際、ユニオンモンスターを解除することで再度攻撃を行えるようにする速攻魔法。
相手のフィールド状況によっては装備解除したユニオンモンスターでの追撃も行えるため、大きなダメージを見込める。
バトルフェイズ終了後は低ステータスのモンスターが複数並ぶため、素材にするなりコストにするなり上手く処理をしたい。


  • ゲットライド!
墓地のユニオンモンスターを引っ張ってきてフィールド上のモンスターに装備させる罠カード。
ユニオンモンスターが自身の効果でフィールドに戻れることも考えれば擬似的な蘇生としても使える。
「墓地は第2の手札」とも呼ばれる現在の環境ではかなり扱いやすいユニオンサポートである。


  • 前線基地
1ターンに1度、手札からレベル4以下のユニオンモンスターを特殊召喚できる永続魔法。
装備対象がいないと特殊召喚できないというわけでもないので、純粋に召喚補助としても働く。
1ターンでユニオンモンスターを装備できるほか、ランク4のエクシーズモンスターの召喚補助等としても働く。


  • スクランブル・ユニオン
ABCユニオンモンスターと共に登場した新たな罠カード。ユニオンというよりABCやXYZのサポートカードとしての側面が強い。
とはいえ除外された光属性・機械族モンスターを複数帰還させたり、墓地のこのカードを除外して実質ノーコストでサルベージが行えたりと非常に強力。
知ってのとおりABCやXYZの融合形態は除外によって特殊召喚されるので愛称は抜群である。


  • ユニオン格納庫
スクランブル・ユニオンと同じく初登場したユニオンサポートにして、【ABC】デッキを環境入りさせた要であるフィールド魔法。
発動時に光属性・機械族モンスターをサーチし、その後は光属性・機械族のモンスターが召喚・特殊召喚される度に、
そのモンスターを対象に異なるカード名のユニオンモンスターをデッキから引っ張ってきて装備させる。

装備されたユニオンはそのターンに特殊召喚ができない制約があるものの、
遊戯王に少しでも触れている決闘者には「デッキから直接特定のカードを引っ張ってこれる」という効果が如何に強力かはご存知の通り。
更に主に対象となるABCやXYZのユニオンモンスターは装備状態のまま合体形態の素材にできるという利点もある。

ABCの合体形態やゴールド・ガジェットなどの組み合わせによって猛威を振るった結果、このカードが制限指定されることになり、
【ABC】デッキは環境から姿を消すことになる。
実際は規制前から十二王モルモラッターズになっていたことは内緒だ!!


  • 無許可の再奇動(メイルファクターズ・コマンド)
ストラクチャーデッキR-マシンナーズ・コマンド-で登場した、自分の機械族モンスター1体に装備可能な機械族ユニオンモンスターを手札・デッキから装備させる通常魔法。
そのターン装備したユニオンモンスターは装備を解除して特殊召喚できないが、
ユニオン・ドライバーを経由すれば特殊召喚が出来る上、機械族以外も装備可能になる。
本来なら同時収録された奇動装置メイルファクターとのコンボを想定したのだろうが、マシンナーズはユニオンの比重が低いのでむしろ【ABC】向きのカードとなっている。




番外

  • ユニオン・ライダー
ユニオンの降臨において他ユニオンたちとサラッと登場していたユニオンメタモンスター。
相手フィールドのユニオンモンスターのコントロールを強奪し、自身に装備させる効果を持つ。
更にコイツの効果で装備されているユニオンモンスターは装備状態を解除できない制約を受ける。

……しかし、自身のステータスは貧弱且つ耐性皆無で場持ちは最悪、
装備解除制限の所為で奪ったユニオンモンスターを別の素材として活かすことができない、
奪えるのはモンスター状態のユニオンのみなので、ユニオンメタとしての効力そのものが微妙、
そもそもユニオン自体が専用カードでメタる必要がある程脅威なわけでもない等々、
登場当初から活躍の場がどこにあるのか疑問が尽きない可哀想な評価を受けてる悲しいヤツだったりする。


種族か属性が同じモンスター2体で出せるリンク2モンスター。
自分のモンスター1体と種族か属性が同じモンスターを、攻撃力1000アップの装備カードとして手札・デッキから装備させる。デッキから装備した場合は装備モンスターとその同名モンスターが特殊召喚出来なくなる。

待望のユニオンリンク…と見せかけた汎用リンクモンスター。
種族か属性さえ合っていればあらゆるモンスターを装備カードとして場に出せるので、
一例を挙げるだけでも
と言った具合に様々なコンボを作り上げる事が可能なモンスター。
種族種族が偏りがちなデッキなら出しやすく、リンクモンスターを経由して種族か属性を合わせれば良いのも大きい。
ただし、出したターンはリンク素材に出来ないので棒立ちになるこのカードへの何らかの対応が必要となる。

勿論ユニオンモンスターも装備可能であり、【ABC】の様な種族・属性が一致してるユニオンを擁するデッキもその恩恵を受けている。ユニオン・ドライバーを経由すれば種族・属性が異なるユニオンモンスターを装備する事も可能。
とは言え専らユニオン以外のデッキでデッキからモンスターを引っ張り出すカードとして使われ、ドラゴンバスターブレードによるEX封じだの霞の谷の巨神鳥に霞の谷の雷鳥を装備させての無限カウンターだのと悪用されすぎたせいか2022年10月には禁止カードとなってしまった。



原作漫画、アニメにおいて

上記のように原作漫画『遊戯王』では海馬がXYZを使用。*2
場にカードが出るたびに合体しパワーアップし、生贄には3体の合体なので3体分になるというパワーを活かしつつオベリスクに繋ぐ実に海馬らしいモンスター。

OCG仕様になったアニメ『遊戯王DM』でも海馬の准エースとして活躍。
特に映画『光のピラミッド』ではXYZの効果でトゥーン・ワールドを破壊しペガサス戦でのフィニッシャーとなっている。

『遊戯王DM』では、クロノスによってデッキを強化された万丈目がVWXYZを使用。
そのデュエルはハネクリボーLV10に敗れるも以降もちょこちょこ使用し、おジャマ、アームド・ドラゴンに並ぶデッキのエースとして活躍。
ゾンビ状態となった万丈目も闇魔界の戦士ダークソードを使用している。
ほかにも万丈目は「ビートロン」シリーズなるアニオリユニオンモンスターを使用しているほか「おジャマ・ゲットライド!」、「異次元格納庫」などのアニオリカードを使用。


自分フィールドのWiki篭り1体を対象とし、
追記・修正を装備カード扱いとしてそのWiki篭りに装備する。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • 遊戯王
  • 遊戯王OCG
  • ユニオン
  • ドッキング
  • 寄生
  • 男のロマン
  • 装備
  • 遊戯王OCG用語項目
  • ABC
  • VWXYZ
  • XYZ
  • 海馬瀬人
  • 万丈目準
  • マシンナーズ
  • ヴァイロン
  • ワルキューレ

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年01月01日 15:22

*1 合体したまま分離できなくなった代わりに、対象の違う除去効果を持つ

*2 と言っても、原作漫画ではユニオンというカテゴリもないため扱いとしてはマグネットバルキリオンのような特殊合体モンスター。