タトバコンボ

登録日:2011/10/09 Sun 16:19:06
更新日:2024/02/08 Thu 14:25:58
所要時間:約 6 分で読めます





あちこち行ったけど……楽して助かる命が無いのは、どこも一緒だな!

(タカメダルを弾く音)

(メダルをセットする音)

コレを使え。


キン! キン! キン!


\プッギュュュン/


……変身。



タカ!
トラ!!
バッタ!!!



タ・ト・バ!バ!タ・ト・バ!!






バカな……!

まぁ……期待通りだな。

なんだぁ、今の歌…?タカ・トラ・バッタって……これが!?

歌は気にするな。それはオーズ。どれだけのものかは、戦ってみれば分かる。



タトバコンボとは、『仮面ライダーOOO』の主役である仮面ライダーオーズの基本フォーム。
現代では火野映司が変身する。



【概要】

コアメダルの系統がバラバラなのに何故かコンボ形態が成立している特異な形態(唯一というわけではない)。
能力のバランスが安定しており、変身による反動も特にない。
その理由については後述。

反面、性能自体は亜種形態と大差なく、この形態特有の特殊能力は有していない。
しかし、タカヘッドやトラクローの能力でグリードのコアメダルを奪取する活躍も見せている。


【スペック】

身長:194cm
体重:86kg
パンチ力:4.5t
キック力:12t
ジャンプ力:190m
走力:4.5s/100m


【使用メダル】

  • タカメダル
恐らく番組中、最も使用回数の多いヘッド用メダル
アンクから授けられ、物語の引き金にもなった印象的な一枚。

タカヘッドが特徴で、ソナーや視覚強化等、感覚が強化される。
デザインは初代『仮面ライダー』の敵組織「ショッカー」のシンボルマークをオマージュしたもの。
デザインが終わってから「ショッカーはタカじゃなくてワシだ!」となったらしいが、まあ気にするな。そもそもタカとワシは生物学的に明確な違いはないんだし

腕部用の黄メダル。
トラアームにトラクローを装備。
剛腕から放たれる攻撃は強化コンクリートで出来たビルの壁もたやすく切り裂く。
縁の下の力持ち的存在。

  • バッタメダル
緑の脚用メダル。
仮面ライダーと言えばやはりバッタでしょう。
バッタレッグの脚力を活かした強力なキックを打つ。
他には自由に跳び回り三次元攻撃を仕掛けたり、空中の敵に対抗したり、逃走手段に用いたりとわりと万能。悪く言えば器用貧乏。
タトバキックや高くジャンプする際にはマジでバッタの脚のごとく、逆関節へと変形する。


【装備】

  • メダジャリバー
鴻上ファウンデーションがオーズ専用に開発したで、メダルシステムの一つ。
全形態で使用可能で、主にタトバコンボ時に使用する。変身するとどこからともなく現れる。

序盤は切り札として使われる事が多かったが、使えるコンボが増えた事で次第に披露する機会も少なくなり、最終的にはメダガブリューにポジションを取られている。

しかし、『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズMOVIE大戦 MEGAMAX』では恐竜系コアが全て壊れ、メダガブリューが使えなかったこともあって再びメイン武器となっている。


必殺技

  • タトバキッ
脚部をバッタ型に変化させ跳躍、3色のO型のエネルギーリングを潜りながら放つライダーキック
1つ目の赤いリングを潜ると背中から赤い翼が噴き出し、
2つ目の黄色のリングを潜ると周囲に黄色い爪状のエフェクトが付く。
3つ目の緑のリングを潜って蹴りつけることで、3色のリングがと浮かぶ。

本作でも1、2を争う演出がカッコいいキックだが、初めて使用した時はカザリのせいで不発
その後もタトバキックでフィニッシュする事はなかった。

正確には単体での話で、劇中では伊達明が変身した仮面ライダーバースとの同時攻撃でヤミーを撃破したことがある。

最終話で完全態ウヴァさん相手に繰り出し見事撃破……と思いきや、直後に恐竜グリードが大量のコアメダルを投入した事で復活を許してしまった。

  • オーズバッシュ
メダジャリバーにセルメダルを3枚投入してオースキャナーでスキャンする事で、「トリプル!スキャニングチャージ!」の電子音声と共に衝撃波を飛ばし、空間ごと敵を両断する。
空間はちゃんと修復されるので心配ない。


カラミティ現象かは不明だが、(当該項目には記載されている)ゲーム作品だと背景だけが分断され、戻った瞬間に敵が爆散するという演出がとられている。



【処刑用BGM】


Regret nothing〜Tighten Up
コンボソングの中で唯一空耳が無い。
メノマエデー


【劇中での活躍】

基本形態であるが、これでフィニッシュを決めることは少なめ。

ただ他のコンボとは異なり大幅な体力の消耗はないため、第15話ではサゴーゾコンボラトラーターコンボの連続使用で体力が持たずピンチになっていた時にこの形態になる事で形勢逆転している。

亜種のメダルの組み合わせでコンボが成立する理由は、初代オーズである800年前の王が初めて変身した際、グリードが取り込んでいなかった10枚目のメダルの組み合わせがタトバだったからである。


第43話でタカメダルを失った事で使用不可になったが、第46話で再び使用可能に。
ただし、この時は映司の紫のグリード化が進行した為、複眼の色がからに変わっていた。
ちなみにこの状態の名称は「タトバコンボ パープルアイ」とされている。

ゲーム仮面ライダー クライマックスヒーローズフォーゼ』では、メダジャリバーとメダガブリューを手にしたタトバ パープルアイが隠しキャラで登場する。


【究極のタトバコンボ】



君は忘れたかね?800年前、コアメダルはそれぞれ10枚ずつ作られた事を。

お見せしよう!これが800年前の王が初めての変身に使った10枚目……

『タトバコンボ』だ!


後藤さん、伊達さん、離れてて下さい。

変身……!


キン! キン! キン!


\プッギュュュン/


タカ!

トラ!!

バッタ!!!


タ・ト・バ!バ!タ・ト・バ!!



最終話にて欲望のままに大量のセルメダルを取り込んだ覚醒状態の映司が、鴻上光生から800年前の王が初めての変身に使用した10枚目のコアメダルを受け取り、変身したタトバコンボ。

基本能力の変化はないが、真のオーズに覚醒した映司自身の力もあって、プトティラコンボですら敵わなかったウヴァ 完全態を圧倒する力を見せた。
鴻上会長傑作のメダジャリバー・紫のコアメダルによるメダガブリュー二刀を引っ提げて静かに迫る様はまさに処刑人。

凄まじい無双を披露したが、上記の経緯の後、紫のコアメダルの暴走でメダルが砕け散った事で出番が終了してしまった。

目の前にいるウヴァさんにバッタ投げ込んだ方がすぐ倒せたんじゃないかとか言わない。


【関連形態】

  • タカキリ
タトバコンボの状態からチェンジする事が多い。
カマキリソードはなかなか扱いやすいようで、映司も気に入っていた。

PVでもこの形態でウヴァを撃退した。


  • タカトラーター
タカキリバに次いでよく使われた亜種形態。
やはりタトバコンボからチェンジする事が多い。

映司「チーターないの!?」


  • タカキリーター
カラーリング的に最も基本形態に近い亜種形態。
スキャニングチャージも似ており、のリングを潜る。

カマキリチーターなので、映司的にはこっちの方が使いやすいかもしれない。



【映画におけるタトバの華麗な活躍】

仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ
記念すべき初登場でルナ・ドーパントと対決。
亜種のタカキリバを通じて「オーズバッシュ」を決めて撃破した。

突然現われた強いイケメン。殺されちゃったケド、嫌いじゃないわ!

オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー
ショッカー最強怪人時代の仮面ライダー1号仮面ライダー2号に圧された挙句、ジェネラルシャドウのシャドウ剣の猛攻の前に敗北。
しかし、最終決戦ではタカの目でステルス状態のヒルカメレオンを捕捉→バッタの跳躍で接近→トラクローでフィニッシュという、タトバの性能をフル活用する姿を見せた。

劇場版 仮面ライダーOOO WONDERFUL 将軍と21のコアメダル
メダジャリバー&メダガブリューの二刀流でガラ 怪人態と渡り合う等、安定した活躍を見せる。

仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズMOVIE大戦 MEGAMAX
バース&プロトバースのWバースを破った強敵・仮面ライダーポセイドンを初戦で圧倒し、逆転の口火を切るというまさかの大活躍!
終盤、仮面ライダーフォーゼと共にエクソダス内にて超銀河王と対決、圧倒されるが…

平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊
生き残った平成7大ライダー対昭和7大ライダーとの戦いに参戦。
タトバキックを放つも、ライダーマンのロープアームに捕まり、地面に叩き付けられて爆発し、オーズロックシードと化してしまう。
その後、他の歴代ライダー共々復活し、地下帝国バダンとの決戦では見事にタトバキックを炸裂させている。
平成2期ライダーディケイドは最強の敵・仮面ライダーフィフティーンと戦っていたが、唯一オーズは別行動をとっていた。



【スーパータトバコンボ】



使わせてもらうよ、ミハル君!


スーパー!


スーパー!


スーパー!



スーパータカ!

スーパートラ!!

スーパーバッタ!!!





ス・ー・パー!バ!タ・ト・バ!!

スーパー!!




『MOVIE大戦MEGA MAX』にて、仮面ライダーアクアからもたらされたスーパータカメダルスーパートラメダルスーパーバッタメダルで変身したオーズの新たなコンボ形態。
当初ファンからは「タトバブレイブ」「真・タトバ」などと呼ばれたりしていた。


【スペック】


身長:198cm
体重:87kg
パンチ力:8t
キック力:25t
ジャンプ力:300m
走力:3s/100m


メダルの力を通常コンボ以上に最大限発揮できる姿である。
未来の技術力故か、メダルの力を極限まで高めても暴走を引き起こすことがなく、限界を超越した形態とされ、時間干渉の能力を無効化する特性を持つ。
また、大気圏内外問わず飛行もできる。

スーツは色が反転してラインが黒となり、それぞれ赤、黄、緑としっかり区切られている。

タカヘッドはタジャドルのタカヘッド・ブレイブの一部色、マーク違いとなっている。

トラクローもトラクローソリッドへとパワーアップして、クローが大型化。
これを振るう姿は抜群にかっこよい。

トラアーム自体とバッタレッグに関してもそれぞれ「トラゴラスアーム」「バッタゴラスレッグ」という名称が与えられている。
映画公開時期に『テレビマガジン』恒例の図解ページに載っていたとされているものの長らく真偽が定かではなかったが、2015年12月25日に発売された『週刊 仮面ライダー オフィシャルパーフェクトファイル』65号にて正式名称であることが確認された。


必殺技は「スーパータトバキック」。
命中時にマークが浮かぶ。


仮面ライダーの指輪/終わらない物語』において、TV作品に初登場。
仮面ライダー バトライド・ウォーⅡ』には、最強フォームの上の究極形態として登場。


【レジェンドタトバコンボ】


HERO SAGA』に登場したディケイドとのコラボ形態。
羽撃鬼・タイガ・1号のライダーカードが変化したコアメダルによって変身するタトバコンボの亜種。
羽撃鬼の音撃管やタイガのストライクベントが使用可能である他、脚部のバッタレッグは1号の力を宿している。また、羽撃鬼由来の力なのか、飛行も可能。

仮面ライダークウガ マイティフォーム仮面ライダーディエンド仮面ライダー鎧武 ナツミカンアームズ、ディケイドと共に「ライダーハリケーン」を放ってライダーロボを粉砕した。


ツ・イ・キシュウセイオネ・ガ・イ

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最終更新:2024年02月08日 14:25