メテノ

登録日:2017/01/14 (土) 17:40:00
更新日:2023/12/31 Sun 15:51:32
所要時間:約 3 分で読めます




ポケットモンスターシリーズにサン・ムーンから登場したポケモン

■もくじ


■データ


全国図鑑No.774
アローラ図鑑No.213
ウラウラ図鑑No.085
分類:ながれぼしポケモン
英語名:Minior
高さ:0.3m
重さ:40.0kg(流星) 0.3kg(コア)
タマゴグループ:鉱物(性別不明)

タイプ:いわ/ひこう

特性:リミットシールド(HPが半分以下になると殻を脱ぎ捨ててフォルムチェンジする。殻を被っているときは状態異常にならない)


(流星)
HP:60
攻撃:60
防御:100
特攻:60
特防:100
素早さ:60
合計:440

(コア)
HP:60
攻撃:100
防御:60
特攻:100
特防:60
素早さ:120
合計:500

努力値:防御+1、特防+1


■概要


第七世代から登場したいわ/ひこう複合のポケモン。この組み合わせは化石ポケモン以外では初めてとなる。
以来の隕石がモデルのポケモンであるが、特に関連性はないらしい。
名前の由来は隕石の英語「meteor」から。普段は茶色い殻をまとっているが強い衝撃を受けると殻が破れ、パステルカラーの金平糖のような本体(コア)が出現する。
グルグル目がかわいい
メテノ自身が食べた塵の成分で色合いが決まり、水色ピンクの計7色存在する。
色違いは黒色ベースに虹色の三角模様がついたものであり、一応図鑑上では「○○いろのコア」の色違いとして登録されるが、元の色が何色であっても見た目は変わらない。
しかし第8世代では色違いでも7つの色が反映されるようになっており、元の色から少し黒ずんだような色になる。
殻の色は色違いを含めて共通なので、色のチェックは殻を壊さないとできない。色違いエフェクトは殻が付いたまま出るので、その点は心配無用。
(性別不明のため)メタモンとタマゴを作ると、親の色を引き継いだ個体が生まれる。親が色違いの場合も、上述のように内部データが存在するため、その色を受け継ぐ。

図鑑では驚くことに、「コアがむき出しのままだとじきに消滅する」と明言されている。
あれ?じゃあ野生で倒したメテノって…

また、図鑑によるとレックウザの餌となっているとのこと。タイプ相性が良くて返り討ちにできるじゃないかという言葉は禁句!

まあポケリフレで普通にコアの状態でボールから出てきているため、あまり気にしない方がいいのかもしれない。
というか気にしたら負け

第8世代以降の作品には登場しておらず、同じ立場にあったネッコアラやドデカバシも前者はSV本編に、後者も紹介動画によりSVのDLCである「藍の円盤」で登場が確定してしまう。
事前予告に映っていなかったため、トリミアンらと並んで Switch作品入りしていないポケモンとしてネタにされていたが、トリミアンを差し置いて無事「藍の円盤」から登場した。めでたしめでたし。と言いたいところだが、天敵のレックウザもSVにいるという・・・。

■ゲームでのメテノ


メテノはウラウラ島のホクラニ岳にある草むらにのみ出現する。
野生のメテノは「じばく」を覚えているため、捕まえる場合はコニコシティにて交換できる特性「しめりけ」のニョロゾを連れていくと便利。
ニョロボンにしておくといわ技が半減されるのでなおよし。

もし色違いを粘るなら、最初の遭遇時の演出を見逃すと殻を破るまで判別が不可能になるので注意。
自爆なんかされたら泣ける。
メテノはひこうタイプであるが、ひこう技を「アクロバット」しか覚えることができない。
一応飛行Zワザもあるが威力は望めない。
幸い「アクロバット」のわざマシンはテンカラットヒルで入手できるため、覚えさせておくと即戦力になる。
いわ技はお好みであるが、何かとダブルバトルの機会が多い今作では「いわなだれ」が便利。

余談だがメテノを使用するトレーナーが非常に少ない…というか殿堂入り時点では
一般トレーナーはおろか、四天王で各タイプのエキスパートであるライチカヒリでさえ使用しない為、
野生で遭遇しない限りはダダリン以上にお目にかかることが難しい。


■対戦でのメテノ


メテノの最大の特徴は特性「リミットシールド」。
メテノのHPが半分以上の時は、殻をまとい防御寄りの種族値である「りゅうせいのすがた」になり、状態異常を受け付けなくなる。「こんらん」は状態異常でないため対象外。
しかしダメージを半分以上削られると殻を割り前述の「○○いろのコア」へとフォルムチェンジし、アタッカー寄りの種族値になると同時に素早さも大幅に上がる。
このような特徴から微妙に扱いづらくはあるが、上手く使えば非常に強力なポケモンとなっている。

戦術は「きあいのタスキ」or「しろいハーブ」+「からをやぶる」のコンボが有名。
「アクロバット」を覚えさせておけば持ち物消費で威力が2倍となるため無駄がない。
無振りでもからをやぶれば大体抜ける為、素早さに振らずに耐久・火力に特化できるのは地味に嬉しい点。

稀に「じゃくてんほけん」を持たせる人もいるが、HP種族値のせいか抜群技を受けるとあっさりひんしとなることも多いため出す相手には注意。
タスキ前提の場合、先制技持ちには前述のコンボが使えないのでこれまた注意が必要。
殻を破ったまま何もしないまま散っていくメテノはどれだけいるのだろうか…
ひこうタイプが仇となり「サイコフィールド」を使っても効果がない。
相手の弱点を付ける技がない場合のために、「だいばくはつ」を覚えさせてさっさと退場するのも一つの手。

型としては前述の「アクロバット」を搭載した物理型が多く見られる。
物理サブウェポンは「じしん」程度だが、上述のコンボが主力な上、この技も相性補完として優秀なので困ることは少ない。
特殊型で使うのであればいわ技は「パワージェム」一択。
何気にメテノ(コア)はあの「パワージェム」をウツロイドに次ぐ火力で打てるポケモンである。
こちらは「ストーンエッジ」の低命中率や「おにび」「いかく」のリスクも避けられるほか、「マジカルシャイン」「サイコキネシス」等が使用できる。
ひこう特殊技こそないが、「からをやぶる」で火力は底上げできるので、「アクロバット」と「パワージェム」を両方採用する両刀型も実用レベルである。
めざめるパワー」のタイプはひこうでも良いが、仮想敵に応じてこおりほのお等から選択した方が使いやすい。



追記・修正は殻を破ってからお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • SM
  • サン・ムーン
  • ポケットモンスター
  • ポケモン
  • ポケモン解説項目
  • 第七世代
  • メテノ
  • 流れ星
  • メテオ
  • 隕石
  • リミットシールド
  • フォルムチェンジ
  • 流星
  • コア
  • 性別不明
  • いわ
  • ひこう
  • からをやぶる
  • パワージェム
  • 星の夢
  • 藍の円盤

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2023年12月31日 15:51