13日の金曜日 PART7 新しい恐怖(映画)

登録日:2017/01/13 Fri 00:18:49
更新日:2023/10/04 Wed 18:53:07
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7はジェイソン不吉のナンバーか!?
不死身のジェイソンVSサイコ・パワーを持つ少女。


13日の金曜日 PART7 新しい恐怖』とは、1988年に公開されたアメリカのホラー映画。

13日の金曜日シリーズの第7作目。
原題が「Friday the 13th Part VII:The New Blood」
従来と同じく基本的にジェイソンが湖畔の人々を襲う内容であるが、本作では超能力を持った少女ティナがジェイソンと戦うという、一風変わったストーリーが展開される。
その所為かシリーズで唯一日本語吹替えが無い。

目次

【あらすじ】

クリスタルレイク付近で暮らす少女・ティナは、生まれつき超能力を備えた少女であったが、両親が夫婦喧嘩をした日の夜、ティナは家を飛び出してしまい、誤って父親を超能力で湖の底へと沈めてしまう。
それから数年後、クリスタルレイクへ戻ってきたティナは父親を生き返らせようと、父親の沈んだ湖に向かって念力を放つ。
しかし出てきたのはティナの父親ではなく、トミーによって湖へと沈められた殺人鬼・ジェイソンであった。
次々とキャンプ場に訪れた若者達を殺害していくジェイソンに、遂にティナは自らの超能力を駆使して立ち向かう。



【登場人物】

  • ティナ・シェパード(演:ラー・パーク・リンカーン)
本作の主人公。
生まれつき超能力を持つ少女でジェイソンとは別のベクトルで人外なヒロイン。
幼少の頃に両親が夫婦喧嘩をした日の夜、家を飛び出してしまい、誤って追いかけて来た父親を超能力で湖の底へと沈めてしまった。
それから数年後、精神科の治療を受ける日々を送っており、パーティの参加を兼ねてクリスタルレイクへ戻って父親を生き返らせようと父親の沈んだ湖に向かって念力を放ったのだが、皮肉にも同じ場所に沈んでいたジェイソンを生き返らせてしまう。

作中では念力で手に触れずに物を動かしたり、発火能力で火だるまにしたりする等、最早MARVEL COMICSDC COMICSでミュータントやメタヒューマンらと殺り合うべき人物が間違って出てきたようなエスパー以外の何でもない戦闘力を発揮する。
ちなみに幼少時代のティナを演じた子役は『悪魔いけにえ』シリーズの3作目でレザーフェイスの妹役も演じていた。*1


  • アマンダ・シェパード(演:スーザン・ブルー)
ティナの母親。
精神を病んだティナの治療の一環として彼女の主治医であるクルーズと共にクリスタル・レイクに訪れた。
中盤でティナを見世物同然としか見ていなかったクルーズのゲスな本性に気づき、当然彼に激怒。
その後、ジェイソンに襲われた際、そばにいたクルーズにガードベントされるという哀れな最期を遂げた。


  • ニック(演:ケビン・ブレア)
パーティ参加者その1
ピッツバーグ出身で夜間学校に通っている。ティナに一目ぼれした好青年であるが、彼女が規格外であるせいか、特に目立った活躍がなかった。
彼もジェイソンに襲われたものの、他のメンバーと違って最後まで生き残っている。


  • クルーズ医師(演:テリー・カイザー)
ティナの主治医。
……なのだが、ティナにまともな治療を施す気など無く、それどころか実験対象としか見ていなかった。
その伏線として序盤では当のティナから「楽しんでるみたい」と不審がられ、治療と称して彼女をわざと怒らせて超能力を使うように仕向けていた。ある意味ではジェイソンを復活させた元凶である。
中盤で前述の魂胆が発覚し、アマンダからは娘に対する仕打ちを非難されたが、開き直るような感じで「隔離すべきだ」と悪びれることなく虫唾が走るレベルの自己弁護を口走った上、ジェイソンに襲われた時に至ってはそばにいたアマンダを盾にして自分だけ助かろうとする等、ジェイソンとは別のベクトルでタチの悪いクズ野郎と言える。
最期は今までの報いを受けるかのごとくジェイソンに電動芝刈り機で処刑された。ざまあwww


  • ジョン・シェパード(演:ジョン・オトゥリン)
ティナの父親。
冒頭で酔っ払って妻と口論して思わず暴力を振るってしまい、それが原因でティナを怒らせて湖に沈められてしまった。
クライマックスでティナの超能力で復活、湖から這い上がってジェイソンに引導を渡した。


  • メリッサ(演:スーザン・ジェニファー・サリバン)
パーティ参加者その2
本作のお色気要員でニックに気のある金髪美女。
性格が高飛車で傲慢なビッチであり、ニックと親密になったティナに対し嫉妬心で彼女を侮辱していた。おまけに尻軽。「愛は戦争」と言い張る。
終盤まで生き延びるのだが、最期は顔面にを叩き込まれて死亡。


  • エディー(演:ジェフ・ベネット)
パーティ参加者その3
SF雑誌が好きで自作の小説を投稿しているが、採用されたことはない。
中盤でメリッサのくだらない作戦に付き合わされた挙句に最期はジェイソンにを斬りつけられて死亡。


  • ロビン(演:エリザベス・カイタン)
パーティ参加者その4
途中でデービッドとイイ仲になった。
最期はニ階の窓から外に投げ出されて死亡。


  • デービッド(演:ジョン・レンフィールド)
パーティ参加者その5
マリファナ好きな青年で上記の通り、途中からロビンとイイ仲になった。
台所で腹部に包丁を刺されて死亡した上、その後首を切断された


  • マディー(演:ダイアナ・バロウズ)
パーティ参加者その6
デービッドが好きな眼鏡っ娘。
作中ではロビンの横槍を受けた上に彼女にデービットを取られてしまう。
最後はジェイソンから逃れようと入った納屋の中で、壁越しに背後から鎌でノドを斬られて死亡。


  • マイケル(演:ウィリアム・バトラー)
パーティ参加者その7
ニックの従兄弟でパーティの主役であるが、車が故障し徒歩でパーティ会場にたどり着く前にナイフでジェイソンに殺害された。


  • ジェーン(演:ステイシー・グリーソン)
パーティ参加者その8
マイケルの恋人でパーティの発案者。マイケルと2人仲良くジェイソンに殺害された。


  • ラッセル(演:ラリー・コックス)
パーティ参加者その9
今回のパーティ会場になった別荘の家主の甥っ子。
サンドラと共に湖畔に来ていた所を顔面を斧で叩き割れて死亡。


  • サンドラ(演:ヘイディ・コザック)
パーティ参加者その10
本作のエロ要員であるリア充。
作中では夜のクリスタル・レイクで全裸寒中水泳という死亡フラグを立ててしまい、全裸姿でジェイソンに足を掴まれて溺死した。


  • ベン(演:クレイグ・トーマス)
パーティの翌朝から登場。
中盤でジェイソンに頭を潰されて死亡。


  • ケイト(演:ダイアン・アルメイダ)
ベンと共にパーティの翌朝から登場。
最後はベンが持っていたオモチャの笛を額に突き刺されて死亡。


ご存じホッケーマスクの殺人鬼。
前作でトミーに重石をくくりつけられて湖の底に沈められたが、ティナの超能力で枷が外れて復活した。
長い間水中で過ごしていたせいか、タールマンのごとく背骨などの骨が剥き出しになったゾンビの姿へとなり果てている。
作中では相変わらず人を殺しまくって主人公を追い詰めるのだが、今回は相手が悪すぎたのか、ティナの超能力で仮面を割られたり首吊り状態にされたり火だるまにされたり等、主人公にフルボッコされる。そのためか怒りなどの人間臭い感情を見せることもあった。





追記・修正は人違いでジェイソンを復活させてからお願いします。

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最終更新:2023年10月04日 18:53

*1 3作目は前作とは繋がらないパラレルワールドという扱い。