羽入

登録日:2009/08/08 Sat 00:17:03
更新日:2023/09/09 Sat 17:48:13
所要時間:約 6 分で読めます




※注意
本項目はひぐらしシリーズの根幹に関わるネタバレが含まれます。
ネタバレを嫌う方は読まないことをおすすめします。






















ひぐらしのなく頃にの登場人物。


声:堀江由衣


通称:オヤシロさま、はにゅーん
必殺技:神の世界、オヤシロパワー
得物:鬼狩柳桜


古手梨花の周りにいる謎の人物。

正体はみんながオヤシロさまと呼ぶもの。
雛見沢の守り神のようなもので、祟ったりするわけではないし本人もそれを強く否定している。というより作中では祟りばかり強調されているので忘れがちだが本来は隣人愛などを司る縁結びの神である。

本来はオヤシロさまの生まれ変わりと言われる梨花しか見えないが、
ごくまれに雛見沢症候群L4以上の重症患者がおぼろげながら足音や人影などで存在を認識できることがある。


両こめかみの部分から下向きに生えた角が特徴だが本人はコンプレックスに感じている。


性格は内気で頼りなく子供っぽい。
困ったり興奮したりすると「あうあう」としゃべる癖がある。
しかし梨花曰わく、自分以上の狸とのことで、時折神のように非常に厳粛な喋り方をすることもある。


梨花が死んだ際に時を死ぬ前に戻し、100年近く惨劇に挑戦し続ける梨花を助けてきた。
ただし普段は傍観者に徹しており、惨劇回避のための鍵を知りながらも動くことはない。
また、以前はダム戦争時まで時を戻せたが、最近は弱まりつつあり数週間程度しか戻せない。
しかし祭囃し編では僅か1週間しか戻せずそろそろ後がないこと、皆殺し編での最後の失敗が自分が皆の勝利を信じず傍観者であり続けたことにあるのを悟り、実体化して古手分家筋最後の生き残り「古手羽入」を名乗り転校してきた。


詳しい生い立ちなどは不明。
もとは原始の雛見沢症候群に翻弄されていた鬼ヶ淵村(現:雛見沢)に現れた人外の存在が人の姿を取り、村人同士の諍いを止めようと奔走する中で古手家の先祖に見初められ、娘の古手桜花を生んだが、
混迷を極める村人は自分たちを狂わせる『元凶』を求めるようになり、人間同士が罪を求め擦り付け合う現世に羽入は絶望してしまう。
そしてその末に自ら村人を狂わせた元凶である鬼神として罪を被り、娘に討たれる事で禊にする事を決める。桜花は苦渋の果てにその役を引き受け、鬼狩柳桜と呼ばれる刀を振るって羽入を討ち、村人をまとめ上げて収束させていった…という旨の逸話が古手神社の禁書に残っている。

本人曰わく1000年近く生きているらしい。
一説によると古手家の歴史を含めて単純計算でも2600年近く生きていることになるが、こちらは頭に血の上った園崎議員の言なので少し眉唾である。

長らく誰ともコミュニケーションできない状態を過ごしてきたため、それが唯一可能な梨花が完全な死を選ぶことを恐れている。
誤解されやすいが、このループ能力は梨花と羽入の双方がループを望んではじめて実現する。つまり片方がそれを拒むと発動できないため、梨花がループを諦めるほど精神が疲弊しないよう「期待しないこと(裏切られた時のショックが大きいから)」を説き続けている。

その割には作中でちょこちょこ実体化して他の人物と会話をしていたりするが、実体化するにあたって制約や消耗などのリスクがあるのかなどは不明。
ただし逆にループの歴史を繰り返すことで梨花と共にいられる時間を引き伸ばそうとしていたのではないか(少なくとも表に登場するまでは)との見方もあれば、自分の子孫の血を絶やそうとしなかった、心癒し編での同行から梨花の成長を見届けようとしていたという説もある。
その一方、賽殺し編(ひぐらしのなく頃に礼)では本来の運命に逆らい幾度となく梨花を転生させた結果、中途半端な達観を身に着け「100年の魔女」を気取るようになり両親への敬意など子として当たり前の感情を失わせてしまった事を罪として悔やんでいる事が明かされる。
恐らく単一の理由ではなく、複数の心情が絡んでそうしていたと思われる。


食べることはできないが、梨花と味覚を共有しており、特にシュークリームなどの甘いものを好む。
嫌いなものはキムチなどの辛いものとアルコールで、たまに梨花が嫌がらせやお仕置きでたしなむのに閉口している。

趣味はストーキング。
本人は謝っているのだが、発症者には足音が聞こえるため、余計に疑心暗鬼を強め進行を促してしまう。


オヤシロさまが怪奇現象の要因とされることに心を痛めており、特にまことしやかに雛見沢の黒歴史をミーハーな猟奇趣味で語る鷹野の事は毛嫌いしており、そばで抗議の足踏みをしている。





キャラとしてはそれなりに人気があるが(かつてのアニヲタの集い避難所にもはにゅううううう!スレがあった)、
作者の竜騎士07が長らく推理ものとうたってシリーズを続けてきたにも関わらず、
(普通では推理上思いつかない)「神」という超常的な存在を登場させたことに失望したプレイヤーは多く、さらなるファン離れを起こした理由の1つだと指摘する声もある。
とはいえ「彼女が連続怪死事件のキーパーソンだった」「黒幕は実は彼女だった」といった事はなく、各事件や黒幕絡みの推理要素自体は死んではいない。




よく間違えられるけど羽生じゃないのです。僕はフィギュアスケートの選手でもなければ将棋もよくわからないのです。あぅあぅ。




※以下CS版の設定

CS版では完全に宇宙人にされたりと設定が大きく変わっている。
さらに公式ファンブックでは旦那を変態にされた。
また絆では本名はハィ=リューン・イェアソムール・ジェダであり、ハィ=リューンが訛って羽入となったことになった。
五次元の壁を越えて現在の世界に移り住むようになった「リューンの民」の入植状況を見守り、
先住民への危害など違反行為を行う者に対して制裁することを任務とする「監視者(ジェダ)」の一人らしい。


時間巻き戻しのみならず不可視の障壁やテレポーテーションなどの力を持ち、さらには時間を止めたりと能力は未知数。
パロディとしてヒナミ・ザ・ワールドを使うこともある。紅魔館のメイド?いいえ、DIO様です。


しかし一部の原作ファンからは、
過去の死の経緯の相違や澪尽し編のラストで鷹野の身代わりになり死ぬといった原作のテーマを否定しかねない大きくかけ離れた展開や、
あえてあやふやにされている部分を厨二くさい設定で無理やり埋める典型的な二次創作体質から毛嫌いされている。
そもそも澪尽し編自体が原作者である竜騎士07氏が執筆した物ではなく、原作者公認非公式IFルートというややこしい立ち位置であり、この設定自体も竜騎士07氏が考案していた物かどうかは公表されていない。


得物の鬼狩柳桜(オニガリノリュウオウ)は、鞘に収まってるときは見た目は普通の刀なのだが、
一度引き抜くと刀身が枝分かれしているような、七支刀のようになり、色も普通の鉄ではなく鮮やかな透き通るような黄色をしている。
本来は彼女ではなく娘の桜花が使ったものである。
別作品に普段はボロ刀、抜くと巨大な刃になり一振りで100の敵を薙ぎ倒す刀もあるが…それを意識したのだろうか。









うみねこのなく頃にではフェザリーヌ・アウグストゥス・アウローラという、羽入をモチーフにしたキャラが登場する(羽入というよりエウアに似ているが)。
フェザリーヌ
Featherine
Feather(羽)in(入)e

アウグストゥス・アウローラ
あうあう


大きなお友達向けの画像や薄い本では、性的な行為の後「ぁぅ…ぁぅ…」となっていることがある。




追記・修正よろしくなのです。あぅあぅ☆

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最終更新:2023年09月09日 17:48