シロウ(グラブル)

登録日:2016/12/28 (水) 21:37:49
更新日:2021/05/01 Sat 12:25:18
所要時間:約 5 分で読めます






俺がやらなきゃ誰がやるんだ!!



シロウとは、ソーシャルゲーム『グランブルーファンタジー』に登場するキャラクター。
元々はシナリオイベント「ロボミ」のメインNPCだったが、続編である「ロボミ外伝」で信頼度を上げることで加入するプレイアブルキャラクターに昇格を果たした。
担当声優は関智一

プロフィール

年齢:20代前半
身長:178cm
種族:ヒューマン
趣味:メカいじり
好き:メカいじり
苦手:お金の管理

概要

師の羅生門博士、その助手であり羅生門博士の娘でもあるマリエと共に研究所を兼ねた特殊な飛空艇「羅生門研究艇」で各地を飛び回る若き科学者。
地質調査の依頼を受けてバルツ公国を訪れて調査を進めていると、バルツの古代の地層から鋼で出来た謎の像が発掘され、その像が動く事を発見する。
その噂を聞いた主人公達とはガザの仲介を挟んで出会い、数度の起動実験の末にロボミが目覚めた直後、警備隊や滞在していた騎空士はおろか主人公達すら太刀打ち出来ない謎の魔物「壊獣」がバルツ公国に襲来。
そこでロボミが作られた理由が壊獣と戦うためであることを知り、彼女の臨時指揮官として悲しき戦いに巻き込まれる。

研究者らしからぬ情熱が勢い余った暑苦しい性格で、羅生門博士と共に研究と関係ない物品を経費で製作することがあり、
帳簿の担当でもあるマリエは本業を疎かにしていないので見逃しているが、時々帳簿の額が合わない事がある。
実際、メカニックとしては優秀であり、覇空戦争以前に製造されたロボミの修復に成功する、装甲素材とパンとミルクの即席粘土でロボミを組み上げるなど中々オーバースペック。

また、SSRガチャキャラであるファッションヒャッハーボクっ娘ことハレゼナとはメカニック同士でウマが合う模様。
EXジョブ「メカニック」取得フリークエストでは両者が主人公にゴーレム製作のノウハウを教えている。


性能

奥義発動と同時にモードチェンジする点はサクラ大戦コラボにおけるさくら達に似ているが、モードチェンジに伴う敵対心上昇はない。
性能としては光属性のかばう特化型であり、これだけを抽出すると光属性のかばう担当ともいえる光属性SRバウタオーダと被っているように見える。
が、実際はバウタオーダとシロウでは運用方法が若干異なり、バウタオーダはドラフ故の高耐久力でもって通常攻撃をライフで受ける事に特化しているが、シロウは複数回ヒットする特殊攻撃を完全回避しつつかばう事に長けている。
潰落のタイダルフォールのような当たったら即死レベルの威力の多段ヒットの特殊攻撃すらひょいひょい避けてノーダメージに抑えつつ、更にカウンターを打ち込むというスタイルのカウンターアタッカーであり、
更にブーストモード中は攻撃力にブーストが掛かるので、カウンター一発で相手の体力を10万削っていくこともよくある。
HP・持久力・カウンター回数ではバウタオーダに劣るものの、長めのリキャストはブーストモード移行時に2ターンのリキャスト短縮が自動発生するのである程度の軽減は可能。
バウタオーダと違い攻撃アビリティも持っているので能動的な攻撃性能も上回っており、バウタオーダ・シロウ・幸子のカウンタートリオで敵の攻撃を打ち返す運用も面白い。
え?光ソリッズ?あの人はもう許してやれよ……
SSRヨダルラーハが有用性を見せつけた完全回避+かばうをまさかのイベントキャラで更に昇華させる形となった。

イベント産キャラとしては高水準にまとまっており、不利属性のない光属性である事を活かして他属性への出張も容易で、
メンバーの厳選が必須の難易度HELLの戦闘においても活躍可能で、ケルベロスのヘルウォード・ダムネーション、Dエンジェル・オリヴィエのDフォールンソード、
果てはプロトバハムートHLのアースグレイブやレギンレイヴまで躱してカウンターを打ち込んだときの爽快感はたまらない。
基本的に入手後は島HARDのレアリティボーナスやSR限定フェローバトルに起用されるか否かのイベントキャラとしては破格の性能であり、場合によってはSSRすら平然と押し退けてレギュラー入りすら有り得る。
欠点といえばHPの低さとリキャストの長さ、そして得意武器が調達が難しい刀であることぐらい。お前本当にイベント産SRか!?
これらの事とロボミシリーズのシナリオの良質さから、各々の事情でこのイベントをプレイ出来なかったプレイヤーから復刻の要望が絶えなかった。
そして2018年3月下旬、サイドストーリーに「ロボミ」、「ロボミ外伝」が復刻。
2018年3月31日から4月8日まで開催された「ロボミZ」も2020年8月に復刻開催された。

余談だが、脚絆と胸元の星のマークはロボミのものを踏襲している。
見た目が仮面ライダーチックであるが、これは関が勝手に主題歌をカバーして事務所に怒られたことがある程の仮面ライダーシリーズファンであることが由来という説もある。

アビリティ

☆ブラスタースラッシュ
敵に2~3倍の光属性ダメージを与えつつ、3分間敵に攻撃力DOWNのデバフを付与する単体攻撃。使用間隔は6ターン。
コンスタントにダメージを与えつつデバフを付与する使い勝手の良いアビリティで、下記アビリティのリキャストが間に合わない特殊攻撃前に当てておくと被害を軽減することも狙える。

☆メガ・スクトゥム
1ターンの間敵の単体攻撃を肩代わりするかばうアビリティ。Lv65で+がついて自身に20%ダメージカット効果もつく。使用間隔7ターン。
3アビと組み合わせるとかばう+完全回避カウンターとなり、ブーストモード中はSRとしては凶悪な火力が襲いかかる。

☆スマッシュカウンター
1ターンの間完全回避を自身に付与し、同時に2ターンの間カウンター能力を付与する鉄壁の布陣。使用間隔は9ターン。
敵の凶悪な特殊攻撃を避けて避けて避けまくり、味方への損害を最小限に抑えつつ敵に損害を確実に与える様子は爽快。

☆ブーストモード
サポートアビリティ。奥義発動時にブーストモードへ移行し、ブーストモード中はイラストのタッチが島本和彦調になり、金色に輝くようになる。担当声優と合わさって明鏡止水
「ブーストモード」は発動から10ターン経過するか再度の奥義発動まで持続し、その間クリティカル発動率が上昇、更に攻撃力と連続攻撃確率も上昇してSSRに匹敵する火力を発揮する。


ハイパーメガトンキック
喰らえ必殺ッ!ハイパーメガトンキィィッック!!

シロウの奥義。ロボミを踏襲したハイパーメガトンキックで敵に大ダメージを与え、自身のアビリティのリキャストを2ターン短縮し、ブーストモード状態となる。


ハイパー斥力斬
超!必殺奥義ッ!!ハイパーッ!斥力斬ッ!

ブーストモード時のみの奥義。ド派手なエフェクトと共に正義を以て叩き斬り光属性の大ダメージを与える。
発動後にブーストモードは強制解除され、通常モードに戻る。9ターン目まで粘って兎に角攻撃を叩き込むか、一度ブーストモードを切って更にリキャスト短縮を狙うかは状況によりけりといったところか。


関連イベント

ロボミ

初登場となったシナリオイベント。
ロボミの覚醒と共に襲来を始めた壊獣の対策に奔走することになるが、それらの真相はロボミの素体となった女性研究者と人工子宮で生まれた「彼女」の実子ケンジの悲しき過去の精算だった。
ケンジのいる研究所に到達するも、度重なる戦闘でロボミは満身創痍となりメイン回路が外気に触れたことでロボミ内部の腐敗が始まるのは時間の問題となってしまう。
シロウが修繕を申し出るも、ロストテクノロジーの塊となっているメイン回路の修繕は不可能。撤退すれば再び造成された壊獣が世に解き放たれる。
残された道は、ロボミが指し示す彼女の自爆によって研究所を包む防御フィールドごと造成器を破壊するしかなかった。
ロボミが「彼女」だった頃、システムに身を委ねてケンジから逃げ、彼を苦しめてしまった事に対する精算をすると同時に無尽蔵に湧き出る壊獣の造成を止める為に、臨時指揮官としてロボミに自爆を指示。
命令を受けたロボミは飛び立ち、シロウの命令によりメイン回路に仕掛けられたセキュリティは解除され、抗斥力フィールド発生炉の臨界駆動によって、研究所とケンジとともに謝罪の言葉を残して自爆した。

事件の終息後、研究艇でロボミそっくりの機械兵の製作に着手。ロボミのように自分で考える機械を作り上げるという夢を見出していた。
マリエにロボミにもう一度会いたいということを看破されながら、空域のために戦ったロボミを忘れられたくないからと語り、機械兵の起動実験をマリエと共に行う場面で幕は降りる。


ロボミ外伝

ロボミの続編にあたるストーリーで、プレイアブルキャラクター昇格となったシナリオイベント。
ロボミの一件で得た知識などを世に広めるための研究を続けていたが、それらをタダ同然で流布してしまう為、パテント等で得られていたであろう膨大な金を棒に振ってしまう等相変わらずであった。
それでもロボミレプリカにブラッシュアップを重ねた量産型レプリカの生産には成功しており、起動される事無くロボミの事を忘れないためのモニュメントとして活用されることを願っていたが、その願いは儚く打ち砕かれる。
研究所と造成器を破壊されたことで壊滅した筈の壊獣達が再襲来し、街の住人を研究艇に避難させるも防御用に増設した斥力フィールドが突破されてしまい、シロウの耳に怯える子供の声が届く。


壊獣を倒してくれるのはロボミでしょ?
 どうしてロボミは助けに来てくれないの?


もういないロボミに助けを求める子供を見て、シロウはロボミの超古代テクノロジーと研究所で研究されていた機械兵ギガンテスシリーズのノウハウを組み合わせた、ロボミ2号機ともいえるギガントスーツを使用する覚悟を固める。
この状況で失敗しても犠牲者が1人増えるだけ」と安全性の保証もないギガントスーツ装着に必要な端子を脊椎に移植する手術を行い、自身をメイン制御回路として動かすが無理を押した出撃で疲労してしまう。
直後襲来した覇壊神四天王を名乗る者達と、羅生門博士の因縁に巻き込まれることになる。



ぐらぶるっ!

公式四コマ漫画である『ぐらぶるっ!』においては、他のキャラの例に漏れずやっぱりというか狂気に呑まれた。
第325話で実質的な初登場となったが、ロボミの洗浄中に親切心から胸元を拭いておこうとしたらジャイアンに殴られたのび太のような惨状になった。
その後も暴走を続けて第326話で感情が戻り始めたロボミの考えがわからなくなった事をフェザーに相談した所、「思いっきり拳を交えればいい」という助言を受けて実行し前話より酷い有様となった。
まずフェザーに相談したのが間違いな気もするが
第569話でロボミレプリカの強化素材として軽量で硬度にも優れたロジーヌのおせんべえ(ちょっと硬め)に目をつけ協力を仰ぎ快諾されたはいいが、ロジーヌが勘違いしたのかロボミの焼印入りせんべいを作られたり、
第571話でロボミレプリカの量産型をロザミアに小馬鹿にされたが、単一分野に特化した機体について言及されると冷房特化機やトースター機能特化機を紹介するという斜め上の対応を見せた。
第572話では覇壊神四天王の1人ムスケルに強さの源を尋ねられるとフェイスオープンして長々とギガントスーツについて語り、ムスケルが杓子定規的な武人の意地で自分から振った以上最後まで聞く羽目になってビィが舌打ちし
第574話でヨハンらと共にメカゾゴラと立ち向かった際は子供向けの解説本を元にゾゴラ袋へ突貫し、
第576話では文字通り歯車と化したビィの援護を受けてウィストムにハイパーメガトンギア挟みキックを仕掛けて勝利するなどやりたい放題。


余談

彼をマイページでの表示キャラにすると、水木の兄貴が熱唱する「ロボミ」関連イベントの主題歌『ロボミ』の二番がバックで流れる。
水木の兄貴特有の暑苦しさ熱苦しさ抜群の曲で、2021年2月3日にキャラソンCD「ロボミの歌」が発売された。
また、シロウの実装後に行われたテイルズオブアスタリアとのコラボイベントで担当声優が同じスタン・エルロンが実装された為、シロウ・スタン・ガウェインによるトリプル関智一パーティーが編成できるようになった。
担当声優が被ることが少ないグラブルのプレイアブルキャラとしては異例の三役であり、上手く運用するにはグランデ編成が必須となるが、意外と三者のアビリティのバランスが取れている事もネタにされている。




追記・修正はパンとミルクで粘土を作ってからお願いします。


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最終更新:2021年05月01日 12:25