ジュウオウキューブ

登録日:2016/12/28 Wed 19:54:23
更新日:2024/04/23 Tue 17:22:29
所要時間:約 30 分で読めます






ジュウゥ~オォウ~キュゥウ~ブウゥ~!



スーパー戦隊シリーズ第40作『動物戦隊ジュウオウジャー』に登場するメカの総称。
本項目は、これらが合体した巨大ロボについても記述する。




◆【概要】◇

ジュウオウジャーの変身アイテムである『王者の資格』ことジュウオウチェンジャーによって召喚される巨大メカ。

ジュウオウチェンジャーのカバーを開き、テンキー部にあるキューブマークが記された黄色のボタンを押して各メカに対応する数字を押した後、
キューブを示す面に合わせることで異世界『ジューランド』から四角形状の『キューブモード』で召喚される。

追加戦士であるジュウオウザワールドは変身アイテムであるジュウオウザライトを使用。
グリップ部に施されたボタンを二度押した後、それぞれのキューブに対応したマークを合わせることで召喚される。

キューブホエールはジュウオウホエールが左腕に装備した『大王者の資格』ことホエールチェンジガンで召喚され、それをコックピットシートに接続し操縦桿のごとく動かすことで操作される。

キューブライノス(詳しくは後述)を除き、いずれも様々な地球上の動物を模したメカ形態『動物モード』に変形。
自律行動が可能だが、過去の動物モチーフのスーパー戦隊のように生命体設定があるか否かは不明。
2話以降は掌サイズから巨大化する方式がとられている。


◆【本編に登場したジュウオウキューブ】◇

ジュウオウキューブには大きく分けて、巨大ロボに合体するジュウオウキューブと、巨大ロボ用の武器に変形するジュウオウキューブウエポンに分類される。
基本的にジュウオウキューブの名前の動物部分は英語表記、ジュウオウキューブウエポンの名前の動物部分は日本語表記で統一されているが、キューブオクトパスだけはウエポンなのに英語表記になっている。(ジュウオウキングタコ、だと語呂が悪いからだろうか?)


◆【ジュウオウキューブ】◇

ジュウオウジャーの変身するスーツと同じ意匠を持つ、基本的なキューブ。
各キューブ毎にナンバーが振られていて、対応するジュウオウジャーが乗り込んで操縦する。

操縦時にはジュウオウジャーのマークが施された背景にそれぞれのスーツに対応した枠内のコックピットシートに転送。
中央部にあるナンバー別の数字が記されたキューブ内にジュウオウチェンジャーをセットし「キューブ〇×、Go!」の号令と共に回転させることでキューブモードから動物モードに変形。
巨大化したデスガリアンのプレイヤーを迎え撃つ。

ジュウオウザワールドの召喚する7~9のキューブは、ジュウオウザライトをコックピットシートに接続し、ハンドル状のキューブステアリングによるドライビング操作によって操縦される。

ジュウオウホエールの召喚するキューブホエールは、ホエールチェンジガンをコックピットシートに接続し、戦闘機の操縦桿のように動かしながら操作する。

非戦闘時はキューブライノス、キューブホエールを除き、ジュウオウチェンジャーと同じサイズとなっており、いずれも手乗りサイズでちょこちょこ動くのが可愛い。ほらそこ、折神って言わないの。
戦闘時におけるキューブモードでのサイズはキューブライノスとキューブホエールを除き、基本的に一辺13mで統一されている。

キューブモードに変形し攻撃を防御するだけでなく、そのまま巨大プレイヤーに体当たり攻撃を敢行することも可能。
ただでさえ立方体なのにそれが巨大化したとなると、その角が身体に激突しゴリゴリ回転すればそれはそれで痛そうだ。


  • [1]キューブイーグル
全高:12.5m
全幅:39.5m
全長:24.0m
重量:600t
飛行速度:マッハ1
出力:500万馬力

ジュウオウイーグル/風切大和が召喚する、ワシの本能を宿したジュウオウキューブ。
両サイドに施された翼・ビッグイーグルウィングで大空を舞う。
空中戦が得意で、上空から突進する急降下戦法を取るほか、
頭部上部にあるファンから強風を発してデスガリアンの戦闘機・トライアングラーを攻撃する。


  • [2]キューブシャーク
全高:17.5m
全幅:13.0m
全長:30.0m
重量:600t
潜行速度:200ノット
出力:500万馬力

ジュウオウシャーク/セラが召喚する、サメの本能を宿したジュウオウキューブ。
荒波を泳ぐ水中戦が得意だが、空中を泳ぐようにして戦う事も出来る。
巨大な顎・ビッグシャークファングでの噛み付き攻撃を行う。

  • [3]キューブライオン
全高:20.0m
全幅:13.0m
全長:22.5m
重量:600t
スピード:400km/h
出力:500万馬力

ジュウオウライオン/レオが召喚する、ライオンの本能を宿したジュウオウキューブ。
どう見ても早く歩けなさそうな四肢と裏腹に、サバンナを自由に駆け巡るほどの高い機動性がウリ。
敵に飛びかかって噛み付いたり、四角い鬣・ビッグライオンメインを振動させて咆哮ビームを放ち攻撃する。


  • [4]キューブエレファント
全高:15.5m
全幅:18.5m
全長:29.5m
重量:600t
スピード:400km/h
出力:500万馬力

ジュウオウエレファント/タスクが召喚する、ゾウの本能を宿したジュウオウキューブ。
森の中から飛び出し突進する戦法が得意とするが、長い鼻・ビッグエレファントノーズを自在に駆使し、
大気中の水分を取り込んで鼻から水流として噴射し火事を消化するする事もできる。


  • [5]キューブタイガー
全高:18.0m
全幅:13.0m
全長:33.0m
重量:600t
スピード:400km/h
出力:500万馬力

ジュウオウタイガー/アムが召喚する、トラの本能を宿したジュウオウキューブ。
雪原を駆け抜けるほどの脚力を持ち、高くジャンプして爪で敵を切り裂く。
更に両肩にも巨大な爪・ビッグタイガークローを装備しており、そこからカッター状の衝撃波を飛ばして攻撃する。


  • [6]キューブゴリラ
全高:26.0m
全幅:26.0m
全長:33.0m
重量:800t
スピード:350km/h
出力:700万馬力

ジュウオウゴリラ/風切大和が召喚する、ゴリラの本能を宿したジュウオウキューブ。
大和がゴリラのジューマン・ラリーからジューマンパワーを与えられたことにより、召喚可能となった。
巨大な拳にジューマンパワーを宿した連続攻撃を得意とし、身軽さと怪力を併せ持つ。
右肩のバズーカ・ビッグワイルドキャノンからはプラズマキューブ光弾を放ち、
無数のキューブ弾を敵に投げつけるキューブ落としで攻撃する。
バズーカは上空で静止しブランコとなり、それを掴むことで空中殺法が可能となる。


  • [7]キューブクロコダイル
全高:13.0m
全幅:13.0m
全長:37.5m
重量:600t
スピード:450km/h
出力:500万馬力

ジュウオウザワールド/門藤操が召喚する、ワニの本能を宿したジュウオウキューブ。
四角いドット状の鱗の持ち主で、猛スピードで突撃して
巨大な顎・ビッグクロコダイルジョーズで噛み付きながら回転攻撃で破壊する戦法を得意とする。
また口からはビームも発射でき、水中でも活動が可能。イリエワニよろしく海を泳ぐこともできる。


  • [8]キューブウルフ
全高:15.0m
全幅:20.0m
全長:32.0m
重量:600t
スピード:550㎞/h
出力:500万馬力

ジュウオウザワールドが召喚する、オオカミの本能を宿したジュウオウキューブ。
満月を背に雄叫びを上げる登場シーンがイカス。
優れた敏捷性で、変幻自在に飛び跳ね襲い掛かるトリッキーな戦法を得意とする。
狼のマークが刻まれた尾・ビッグウルフテールを共振させながらキューブモードに変形すると、特殊な超音波攻撃が可能。


  • [9]キューブライノス
全高:21.5m
全幅:28.0m
全長:100.5m
重量:2800t
スピード:500㎞/h
出力:2300万馬力

ジュウオウザワールドが召喚し主に搭乗する、サイの本能を宿したジュウオウキューブ。
…ではあるものの、キューブ形態が存在せず、他のキューブを運ぶ14輪セミトレーラー型ボディとなっている。
操縦方式も初期5人と異なり、ジュウオウザワールドがハンドルで操作する方式。
ジュウオウザワールドがウルフやクロコダイルに乗り換える際には、華麗な回転ジャンプでそれぞれのキューブのコックピットに乗り移る。
サイの頭部がトラクターとなっており、後方のコンテナ部を牽引し、キューブクロコダイルやキューブウルフなどのキューブモードを運搬することが可能。
頭部にある角・ビッグライノスホーンは出撃シーンのごとく岩山をも砕き、その頑強さを活かした体当たり攻撃も得意。

操がジュウオウジャーに加入した後、タスクはこのキューブがジニスに改造されたのではないかと推測しており、後に彼に問いただした。
当の操本人から完成品を手渡されただけで詳細は知らされていなかった模様。
後述のように玩具ではクロコダイルとウルフに積み重ね合体の真ん中、下部分になるギミックがあるため、本来は上部分担当のキューブアニマルだったと思われる。その割にはウルフ部分にトウサイジュウオーの顔があるが。


  • [10]キューブホエール
(動物モード)
全高:44.5m
全幅:45.0m
全長:64.0m
重量:5700t
潜行速度:300ノット
出力:4900万馬力

(キューブモード)
縦:41.5m
横:48.0m
高さ:29.5m

ジュウオウホエール/風切大和が召喚する、クジラちゃんクジラの本能を宿したジュウオウキューブで、キューブ形態・動物形態ともに他のキューブアニマルを上回る巨体を誇る。
キューブナンバーの「10」はジューランドでは重要な意味を持つらしい。

太古の時代、地球に襲来した宇宙の破壊神・不死身のアザルドと戦ったクジラのジューマン・ケタスの危機に、地球のエネルギーが生み出し彼と共に戦った最初のジュウオウキューブ。
地球がもたらしたその強大なパワーはアザルドの力を封印しただけでなく、ケタスをジューマンの世界・ジューランドの王にし、そのゲートたるリンクキューブの中心『大王者の資格』を生み出すほどだった。
その伝説もまた、宇宙でも語り継がれており、宇宙をまたに駆け巨獣を狩り尽くす巨獣ハンター・バングレイもこれを次なる獲物に見定め、
『宇宙最大の宝』を手にした35番目のスーパー戦隊・海賊戦隊ゴーカイジャーもその起動に必要な『大王者の資格』を「伝説のお宝」として狙うほどだった。

気性の荒さと人見知りの激しさを併せ持ち、当初は『大王者の資格』ことホエールチェンジガンを持つ大和を認めず、デスガリアンやバングレイは元より、ジュウオウジャーにまでガチの攻撃を仕掛けるほどだったが、「ホエールを守れなくて、何が『地球を守る』だ!!」と全身全霊で守り抜く大和の姿にかつてのケタスの面影を見て考えを改め、彼をパートナーとして認めるのだった。

頭部の穴にカイオースピアをセットすることでキューブモードから動物モードに変形。
ジューマンパワーを豪快に噴射するブロー攻撃、巨大な尾で攻撃するテールスラップ、ブリーチング(クジラの大ジャンプ)による衝撃派などを駆使した、ダイナミックな戦法が得意。
両脇のビッグホエールバレルからは圧縮した水流エネルギー魚雷を発射することもできる。
また、キューブモードでは全身から滝を放出し姿を消すこともできる。


  • [0]キューブコンドル
全高:13.0m
全幅:34.5m
全長:35.5m

劇場版 動物戦隊ジュウオウジャー ドキドキサーカスパニック!』で登場。
ジューマンのサーカス団『ワールドアニマルサーカス』のコンドルの少年ジューマン・ペルルの相棒であり、ペルルの両親の形見でもある。
ジューランドの幻を生み出すことができる。
宇宙サーカスと称し宇宙を荒らし回る凶悪な宇宙人・ドミドルの手で操られるが大和の決死の努力で奪回に成功。
ドミドルとの最終決戦ではペルルをはじめとした子供たちの応援を受け『コンドルセイバー』という長剣へと変化し、ドミドルにトドメをさした。

6月28日にリリースされた本編の後日談的Vシネマ「帰ってきた動物戦隊ジュウオウジャー お命頂戴!地球王者大決戦」にもペルル共々再登場した。



◆【ジュウオウキューブウエポン】◇

ジュウオウジャーが乗り込まない完全自律型のジュウオウキューブ。
ジュウオウチェンジャーおよびジュウオウキューブよりも若干小型な四角形になっており、
キューブ/動物モードに加え、巨大ロボの武器となるウエポンモードに変形する。
またこちらはナンバーではなく記号が振られている。
非戦闘時はジュウオウチェンジャーより一回りほど小さく、キューブオクトパスを除けば戦闘時のキューブモードでのサイズは一辺9mで統一されている。

  • [!]キューブキリン
(動物モード)
全高:24.5m
全幅:4.5m
全長:12.5m
重量:200t
スピード:400km/h
出力:150万馬力

(ウエポンモード)
全高:9.0m
全幅:4.5m
全長:27.0m

第3話、とあるカップルが偶然手にしたキューブが変化し誕生したジュウオウキューブウエポンで、キリンの本能を宿している。
長い首を伸縮させての頭突き攻撃が得意で、筒状の口は掃除機のように何でも吸い込める。
ウエポンモードではバズーカ形態の『キリンバズーカ』に変形する。
動物武装時の必殺技は『キリンバズーカ・ジュウオウファイア』。


  • [!]キューブモグラ
全高:9.0m
全幅:4.5m
全長:25.0m
重量:200t
スピード:380km/h
出力:150万馬力

(ウエポンモード)
全高:10.0m
全幅:7.0m
全長:25.0m

第9話、ハナヤイダーがばら撒いた食肉植物・カニバリブルボの根により眠りを覚まされたジュウオウキューブウエポンで、モグラの本能を宿している。
鋭い鼻を回転させて地中深く掘り進み、地表の敵を感知し奇襲攻撃をかける。
バングレイとの決戦ではこの能力が逆転勝利のきっかけとなった。
スーパー戦隊シリーズでは意外にも初の“モグラ”がモチーフの味方戦カである。
ウエポンモードではドリル形態の『モグラドリル』に変形する。
動物武装時の必殺技は『モグラドリル・ジュウオウブレイク』。


  • [!]キューブクマ
全高:9.0m
全幅:4.5m
全長:18.0m
重量:200t
スピード:380km/h
出力:150万馬力

(ウエポンモード)
全高:18.0m
全幅:4.5m
全長:11.0m

第13話、とある山頂にそびえる斧状の大岩を手にしたワイルドジュウオウキングのジューマンパワーにより目覚めたジュウオウキューブウエポン。
クマの本能を宿しており、パワーを活かした体当たりの後、その上に乗っかり追い撃ちする攻撃を得意とする。
ウエポンモードでは形態の『クマアックス』に変形、
変形時の遠心力で敵の攻撃をまき割りのごとく叩き割って無効化することも可能。
動物武装時の必殺技は『クマアックス・ジュウオウインパクト』。
クマ?アックス?泣けるで!


  • [!]キューブパンダ
(動物モード)
全高:9.0m
全幅:4.5m
全長:18.0m
重量:200t
スピード:380km/h
出力:150万馬力

(ウエポンモード)
全高:18.0m
全幅:4.5m
全長:11.0m

第19話、キューブクマが突如として黄金のパンダの姿に変化したジュウオウキューブウエポン。
ボウリンゲンとトウサイジュウオーの同時猛攻に耐え続けたキューブクマが、ザワールド(操)を助けたい大和の叫びに応えて本気を出した……らしい。
サファリレッシャー、パンダマルに続いて3年連続パンダメカの登場である。
ウエポンモードでは金色に輝く斧『パンダアックス』に変形する。
ワイルドジュウオウキングにトウサイジュウオーを圧倒するほどのパワーを与えた。
後に第30話でレオの無茶振りに応えて変身しているため、どうも本当に気合の問題らしい。


  • [!]キューブコウモリ
(動物モード)
全高:9.0m
全幅:32.0m
全長:8.5m
重量:200t
スピード:700km/h
出力:150万馬力

(ウエポンモード)
全高:34.0m
全幅:5.5m
全長:9.0m

第21話から初登場のコウモリの本能を宿したジュウオウキューブウエポン。
とある海岸の洞窟に埋まっていたが、プリズナブルが引き起こした崩落で掘り起こされた。
ジュウオウキングでも壊せない物質をも粉砕するキューブ状超音波攻撃を放つ。
また、暗闇の中でも自由に飛び回り、敵の死角から飛び出した奇襲攻撃も得意。
さらに普段は手のひらサイズでサポートをしっかりこなすできたキューブ。
基本的に操の呼びかけに応えて現れる事が多い。
ウエポンモードでは巨大なブーメラン『コウモリブーメラン』に変形する。
動物武装時の必殺技は『コウモリブーメラン・ジュウオウカッター』。倒した後は確実に手元に戻る便利使用である。


  • [?]キューブオクトパス
(動物モード)
全高:22.5m
全幅:36.0m
全長:36.0m
重量:600t
潜行速度:150ノット
出力:500万馬力

(キューブモード)
縦:13.0m
横:13.0m
高さ:13.0m

第37話、ラリーが発見した新たなキューブが変化した、タコの本能を宿したジュウオウキューブウエポン。もう脊椎動物ですらない。
八本脚の吸盤で敵の顔面に張り付いたり、口からスミを吐いて視界を遮るなど、攪乱戦法が得意。
他のキューブウエポンと異なり、キューブモードのサイズが6人のジュウオウキューブと同じだったり、ナンバリングが違ったり、
風車にも似たウイング部とバイキングや関羽にも似た頭部に変形したり、という相違点を持つ。
ジュウオウキングと合体することで『ジュウオウキングオクトパス』となる。


  • [!]キューブヒョウ
(動物モード)
全高:9.0m
全幅:4.5m
全長:18.0m

(ウエポンモード)
全高:18.0m
全幅:4.5m
全長:11.0m

ヒョウの本能を宿したジュウオウキューブウエポン。
第26話、六個目の王者の資格を持つ鳥男・バドにより森林で発見され、彼の手に渡る。
第46話にて、ワイルドトウサイドデカキングの窮地を救う形でシマウマ、フクロウ、カモノハシと共に参戦した(大きさはこれまで登場した個体よりも小さい)。
キューブクマのリデコとして玩具で先行登場。巨大な鉄槌『ヒョウハンマー』に変形する模様。


  • [!]キューブシマウマ
(動物モード)
全高:24.5m
全幅:4.5m
全長:12.5m

(ウエポンモード)
全高:9.0m
全幅:4.5m
全長:27.0m

シマウマの本能を宿したジュウオウキューブウエポン。
第41話、カモノハシとフクロウとセットで既にバドに回収されていた。
キューブキリンのリデコとして玩具で先行登場。巨大なキャノン砲『シマウマランチャー』に変形する模様。


  • [!]キューブカモノハシ
(動物モード)
全高:9.0m
全幅:4.5m
全長:23.5m

(ウエポンモード)
全高:10.0m
全幅:4.5m
全長:23.5m

カモノハシの本能を宿したジュウオウキューブウエポン。
第41話、シマウマとフクロウとセットで既にバドに(略)
キューブモグラのリデコとして玩具で先行登場。巨大な光線銃『カモノハシレーザー』に変形する模様。

  • [!]キューブフクロウ
(動物モード)
全高:9.0m
全幅:9.0m
全長:32.0m

(ウエポンモード)
全高:34.0m
全幅:5.5m
全長:9.0m

フクロウの本能を宿したジュウオウキューブウエポン。
第41話、カモノハシとシマウマとセットで(略)
キューブコウモリのリデコとして玩具で先行登場。巨大なブーメラン『フクロウカッター』に変形する模様。



◆【巨大ロボ】◇

初期のジュウオウジャー五人が乗る巨大ロボは、ジュウオウチェンジャーのテンキー部にあるロボのマークが記された青のボタンを押した後、ロボのマークを合わせることで合体が発動。
上空にキューブ状の火の輪が浮かび上がり、三体のジュウオウキューブが動物モードで通り抜けた後、
キューブモードに変形し高速回転しながら上から積み重なった後、どこからともなく飛んでくる頭部パーツが上から貫く事で各部が展開し完成する。
コックピットは集合方式となっており、各自が操縦用キューブを回転させることで各部が連動。
ジュウオウチェンジャーを介することで必殺攻撃が発動、巨大プレイヤーをキューブ状に粉砕する。

なお、ジュウオウジャー以外のスーパー戦隊も搭乗することが可能だが、枠内にギリギリ収まるほどなのでどうにも窮屈すぎる。
本編第29話では、ゴーカイジャーの変身アイテム・レンジャーキーQRコードを読み取る感じでキューブの上にかざし
歴代スーパー戦隊の大いなる力を発動。
ワイルドトウサイキングが歴代スーパー戦隊ロボの必殺技を使用した。


ジュウオウキング

全高:45.5m
全幅:26.0m
胸厚:15.0m
重量:2000t
スピード:500km/h
出力:1700万馬力

テーマソング:「動物合体!ジュウオウキング」Project.R(NoB、YOFFY、谷本貴義)

ジュウオウキューブが縦に3個積み上がり、そこへビッグキングソードが上から貫く事で各部が展開し、完成する1号ロボ。
非常にシンプルな構造で小さな子供でも分かりやすい合体方法である。
『ナンバリング1~3番のメカが縦一列に合体』『基本色が赤・青・黄』『上半身が鳥型、足がライオン型のメカで構成される』など、『炎神戦隊ゴーオンジャー』の一号ロボ、エンジンオーとの共通点が多い。
また、ガオレンジャーの精霊王のように、部位を入れ替えての換装合体も可能。
ただし、先着3匹。悪いなこのロボット三人用なんだ。


動物合体!

イーグル!シャーク!ライオン!

3、2、1! ジュウオウキング~!

  • ジュウオウキング1・2・3
キューブイーグルを上半身に、キューブシャークが中段部、キューブライオンが下段部となり合体した姿。
イーグルのスピード、シャークの柔軟性、ライオンの攻撃力のバランスが取れた基本形態で、大剣「キングソード」を武器とした接近戦を得意とする。
必殺技は歴代スーパー戦隊ロボの十八番・円月殺法による斜め斬り『キングソード・ジュウオウ斬り』。


動物合体!

イーグル!エレファント!タイガー!

4、5、1! ジュウオウキング~!

  • ジュウオウキング1・5・4
キューブイーグルを上半身に、キューブタイガーが中段部、キューブエレファントが下段部となり合体した姿。
全高、重量、スピード、馬力など1・2・3と同じスペックだが
イーグルのスピードにタイガーの素早さが加わり機動力が増加、エレファントのパワーも上乗せされた結果、1・2・3よりも肉弾戦に特化している。膝の爪などを利用した足技を得意とする。
必殺技は上空に飛び上がり、両足から強烈なドロップキックを叩き込む『ジュウオウメガトンキック』。


動物合体!

イーグル!シャーク!エレファント!

4、2、1! ジュウオウキング~!

  • ジュウオウキング1・2・4
キューブイーグルを上半身に、キューブシャークが中段部、キューブエレファントが下段部となり合体した姿。
全高、重量、スピード、馬力など1・2・3と同じスペックでイーグルのスピードにシャークの柔軟性、そしてエレファントのパワーを持ち合わせている。
映画『動物戦隊ジュウオウジャーVSニンニンジャー 未来からのメッセージfromスーパー戦隊』にて登場、ニンニンジャーのオトモ忍と対決した。


  • ジュウオウキングオクトパス
全高:50.0m
全幅:35.0m
胸厚:23.5m
重量:2600t
スピード:500km/h
出力:2200万馬力

ジュウオウキング1・2・3にキューブオクトパスが合体した姿。
背中の風車で空を飛び、たこ焼き型爆弾「オクトパスジュウオウボンバー」を発射する。
必殺技は空に舞いジュウオウ斬りを叩き付ける『キングソード・オクトパスジュウオウ斬り』。

理論上は1・5・3及びこの組み合わせでのジュウオウキングオクトパスも可能だが、劇中には未登場。


ジュウオウワイルド

全高:45.5m
全幅:34.5m
胸厚:15.0m
重量:2000t
スピード:450km/h
出力:1700万馬力

キューブゴリラを頂点に、キューブモードとなった各ジュウオウキューブがジュウオウキングと同じく縦に3個積み上がり、
そこへ折り畳まれたキューブゴリラのビッグワイルドキャノンが上から貫く事で各部が展開し、完成する2号ロボ。
ジュウオウキングよりも格闘戦に優れており、『ワイルドキャノン』という機銃で巨大化プレイヤーを迎え撃つ。
合体時には燃える火柱を背にボディビルダーないし某マッスルな精霊王よろしくモストマスキュラーで上半身をアピールする。こいつぁワイルドだ!
なお、第7話と第30話におけるジュウオウワイルドの活躍シーンでは、テーマソングを「動物合体!ジュウオウキング」の歌詞をジュウオウワイルドに変えた音源が使用されている。


動物合体!

エレファント!タイガー!ゴリラ!

4、5、6! ジュウオウワ~イルド~!

  • ジュウオウワイルド6・5・4
キューブゴリラを上半身に、キューブタイガーが中段部、キューブエレファントが下段部となり合体した姿。
ゴリラのパワーとタイガーの素早さ、そしてエレファントの脚力がひとつとなったワイルドなパンチャーだが、ワイルドキャノンによる射撃も得意。
必殺技は両拳を三度発射するロケットパンチ『ワイルドロケットナックル』。ヒット後、ジュウオウ斬りと同じくプレイヤーはキューブ状に爆散する。
ワイルドキャノンを用いた光線技『ワイルドキャノンビーム』もある。


動物合体!

シャーク!ライオン!ゴリラ!

3、2、6! ジュウオウワ~イルド~!

  • ジュウオウワイルド6・2・3
ジュウオウキングと同じようにジュウオウワイルドもバトルタイプの変更も出来る。
この形態はゴリラの防御力に加え、シャークの柔軟性とライオンの攻撃力が加わっている。


動物合体!

ライオン!タイガー!ゴリラ!

3、5、6! ジュウオウワ~イルド~!

  • ジュウオウワイルド6・3・5
こちらはゴリラの防御力に加え、ライオンの攻撃力とタイガーのスピードが合わさった形態。
映画『ジュウオウジャーVSニンニンジャー』でジュウオウキング1・2・4と共にニンニンジャーのオトモ忍を迎え撃った。

理論上、6・2・4の組み合わせも可能だが、劇中では未登場。


ライオン!エレファント!タイガー!ゴリラ!

4、3、5、6! ジュウオウワ~イルド~!

  • ジュウオウワイルドスペシャル
第30話に登場した限定形態。
ジュウオウワイルドにキューブライオン、キューブキリン、キューブモグラが合体した姿。
キューブホエール探索に向かったセラと操がクバルとバングレイの罠により行動不能に陥っていた事による間に合わせの形態。
大和も地上でバングレイと交戦していたためレオ・タスク・アムの3人しか乗っていないが、
ワイルドキャノンとパンダアックスで遠近両方に対応しており、戦闘能力は決して低くはない。
必殺技は通常形態と同じ『ワイルドロケットナックル』。



ワイルドジュウオウキング

動物大合体!


イーグル!シャーク!ライオン!エレファント!

タイガー!ゴリラ!キリン!モグラ!


4、3、2、5、1、6! ワァイルドジュウオウキィングゥ~!

全高:65.0m
全幅:39.0m
胸厚:21.5m
重量:4400t
スピード:550km/h
出力:3700万馬力

初合体は第11話。
キューブイーグルからキューブモグラまでの8つのジュウオウキューブが合体した超巨大ロボ。
空中に出現した八つのキューブ状の火の輪を潜り抜けることで発動。
1から6までのジュウオウキューブがT字型に積み重なった後にビッグキングソードが上から刺し貫き、
更に2つのキューブウエポンが脚部、ビッグワイルドキャノンが胸部、ワイルドキャノンが兜の前立てとなって合体し完成する。
ジュウオウキングの多彩な戦闘バリエーションとジュウオウワイルドの荒々しさを兼ね備えており、超ヘビー級の肉弾戦を得意とする。
必殺技は生命の力をキューブ状のビームに変えて全身から照射する『ジュウオウダイナミックストライク』。


トウサイジュウオー

動物合体…!

ライノス!クロコダイル!ウルフ!

\ウォーウォーウォウウォー!!/

9、7、8! トウサイジュウオー!

全高:48.5m
全幅:61.0m
胸厚:15.5m
重量:4000t
スピード:50km/h
出力:3300万馬力

キューブライノスを中核に、キューブクロコダイルが右腕部、キューブウルフが胸部・頭部となり合体したジュウオウザワールド専用の3号ロボ。
キューブを積み重ねる形式のジュウオウキング&ワイルドと異なり、大型メカを中核とする構成で、操縦方式もキューブライノスと同じくハンドル操作で行う。
クロコダイルのタフネス、ウルフのテクニック、そしてライノスの驀進力が一つとなり敵を追い詰めるハンターで、ワイルドジュウオウキングと互角以上のパワーを備えている。
激しいショルダータックル、右腕のキバで相手の武器を強奪、左腕のホーンで連続パンチと、反則的な攻撃も得意とする。
必殺技は右腕のビッククロコダイルジョーズから発射するクロコダイル、ウルフ、ライノスを模したビーム『トウサイトリプルザビースト』。


ワイルドトウサイキング

動物合体!

イーグル!シャーク!ライオン!エレファント!タイガー!

ゴリラ!クロコダイル!ウルフ!ライノス!

\ウォーウォーウォウウォー!!/

キリン!モグラ!クマ!コウモリ!


3、4、9、5、2、7、8、6、1! ワァイルドトウサイキィングゥ~!

全高:72.0m
全幅:61.0m
胸厚:28.5m
重量:8800t
スピード:600km/h
出力:7300万馬力

初合体は第22話。
キューブイーグルからキューブコウモリまでの13体のジュウオウキューブが合体した超巨大ロボ。
セラとアムの二人がかりのおだてに乗って煩悩覚醒した童貞の如く最高潮に調子に乗った操が、ノリと勢いでキューブを積み重ねてあれよこれよと編み出したらできちゃった合体。
合体に至るまでの苦闘と熱いドラマがあったワイルドジュウオウキングとはえらい違いである。

3号ロボを中核に各部に1号ロボと2号ロボのパーツを配する合体方式で、初期メンバー5人のキューブのナンバーが正面に見えるようになっているのが特徴。

必殺技は、ようやくにして武器として使われるようになったビッグキングソードにエネルギーを集約してパイルバンカーのごとく相手を刺し貫く『ジュウオウダイレクトストレート』ビッグワイルドキャノンで相手を撃ちまくる『ジュウオウダイレクトショット』があり、
更に劇場版ではキューブコンドルを剣のように装備して斬撃を繰り出す『コンドルジュウオウインフィニティ』がある。

29話では、ゴーカイジャー6人が(強引に)一緒に乗り込みバングレイが実体化させたゴクドス・ギルと戦い、歴代スーパー戦隊の大いなる力を使った「ジュウオウ40thアニバーサリー(ジュウオウフォーティーアニバーサリー)」で撃破した。
さらに『ジュウオウジャーVSニンニンジャー』では、ジュウオウジャーのジューマンパワーとニンニンジャーの忍タリティがひとつとなり、胸に合体忍シュリケンを装着した姿「ワイルドトウサイシュリケンキング」となった。
こちらでの必殺技は胸部の忍シュリケンにレジェンド戦隊の戦士と巨大メカ、及びスーパー合体ロボのパワーを集め、40戦隊分のエンブレム型ビームとして撃ち出す「ジュウオウニンニン・スーパー戦隊バースト」。



ドデカイオー

動物変形!

ホエール!

ド~デカイオ~!

全高:64.0m
全幅:48.0m
胸厚:23.5m
重量:5700t
スピード:550km/h
出力:4900万馬力

テーマソング:「ドデカイオー現る!」歌・演奏:Z旗

キューブホエールが頭部にカイオースピアという槍を突き刺すことで機体が展開、そのまま変形することで完成する4号ロボ。

操縦・変形はキューブホエール形態と同じくホエールチェンジガンで行う。
得物たるカイオースピアはあらゆる強固な装甲を難なく貫き、ジニスがキューブホエール捕獲用に改造しワイルドトウサイキングを圧倒したギフトカスタムをも打ち負かすほどの威力を誇る。
またカイオースピアは人間サイズに縮小して生身での装備も可能。

必殺技はカイオースピアをボウガンのごとく構え、槍頭を矢のごとく速射する『ドデカイオーシャンスプラッシュ』。

なお、テーマソングの「ドデカイオー現る!」の歌詞には大いなる力という単語が用いられているが、ドデカイオーがジュウオウジャーの大いなる力であるかは不明。


ワイルドトウサイドデカキング

動物合体!

イーグル!シャーク!ライオン!エレファント!タイガー!

ゴリラ!クロコダイル!ウルフ!ライノス!ホエール!

\オーオーオール!!/

キリン!モグラ!クマ!コウモリ!

1、2、3、4、5、6、7、8、9、10! ワァイルドトウサイドデカキィングゥ~!

全高:94.0m
全幅:77.0m
胸厚:38.5m
重量:12700t
スピード:630km/h
出力:10600万馬力

初合体は第35話。
全てのジュウオウキューブ(10体)およびジュウオウキューブウエポン(4体)が動物全合体することで完成する超巨大ロボ。
武器は両腕に合体したウエポンモード時のキューブキリンとキューブモグラ、そして右肩に装備されたカイオースピア。

全長は94m。なんと歴代最大の全合体巨大ロボであるサムライハオー(93.2m)よりも巨大な体躯を誇る*1
そして恐ろしいのはこの巨体にして普通に歩行可能であると言う事*2
ただし12700tもある重量のため、歩行する度に足が地面にめり込むドデカの名は伊達じゃない。

1番から10番までのジュウオウキューブの力を合わせたビーム『ジュウオウドデカショット』を放てる。
必殺技は地球のパワーを秘めた100体のキューブが敵を粉砕する『ジュウオウドデカダイナマイトストリーム』。
この100体の中には映画に出てきたキューブコンドルや玩具で初紹介のジュウオウキューブウエポン4体など、まだ見ぬキューブが隠れている。
最終回では巨大化したジニスに向け、全地球の『繋がり』によるパワーを地球状の弾丸に変えて撃ち込む『ジュウオウドデカグランドファイナルフィニッシュ』を炸裂。デスガリアンとの戦いに終止符を打った。
『ジュウオウVSニンニン』では、「ワイルドトウサイシュリケンキング」にトドメを譲った為出番は少なく、TVの後日談であるVシネマ『帰ってきた動物戦隊ジュウオウジャー お命頂戴!地球王者大決戦』は未登場であり、以降の作品での再登場するのかは不明である。


コンドルワイルド

全高:44.5m
全幅:34.5m
胸厚:11.0m

劇場版「ドキドキサーカスパニック!」に登場した劇場版限定ロボ。
ドミドルに操られたキューブコンドルがタスクのキューブエレファント、アムのキューブタイガーと強制合体して完成した姿。

全体的にジュウオウワイルドのリデコという感じだが、ビッグワイルドキャノンにあたるパーツがなく、攻撃も格闘に特化している。
背中からは光の翼を展開し空中からの奇襲戦でジュウオウキングを翻弄。
コックピット内にはタスクとアムがいるため、迂闊に手を出せなったのか、必殺技のロケットパンチ『コンドルロケットナックル』の連続発射を受けて倒されてしまうのだった。

クライマックスではキューブコンドルはコンドルセイバーの状態でワイルドトウサイキングの手に収まっていたため、奪還後のジュウオウキングらとの共闘は見られずじまいだった。
まあ、合体するとゴリラの部分が余ることになるのだが……。

『帰ってきた動物戦隊ジュウオウジャー お命頂戴!地球王者大決戦』で味方ロボとして再登場する。


◆【玩具について】◇

DX玩具

バンダイからはDXロボ玩具として『動物合体・武装シリーズ』を展開。
『ジュウオウキューブ[1][2][3] 動物合体 DXジュウオウキング』は劇中同様のシンプルな合体シークエンスを再現。
キューブイーグルの内部にはスプリングギミックが内蔵されており、イーグルの頭部を起こすとギミックが発動。左右に勢いよく後方部とロボ部の手首が飛び出す。
動物合体時にはビッグキングソードを突き刺すことでギミックが連動、自動的にジュウオウキングの腕が完成する。
最大の敵は遊び過ぎによるスプリングギミックの劣化。デパートのおもちゃコーナーでは遊び過ぎてキューブモードに変形できず動物モードを保ったままのキューブイーグルがよく目撃されたという…。

『ジュウオウキューブ[6] DXキューブゴリラ』および『動物合体 DXジュウオウワイルドセット』は拳部が発射できるギミック付きで、劇中のワイルドロケットナックルを再現可能。あまり勢いよく飛ばないのと、紛失しやすい欠点は大目に見よう。
財布の事を考えると『ジュウオウキューブ[4] キューブエレファント』および『ジュウオウキューブ[5] キューブタイガー』も単独で購入もできるが、『女が乗るメカは売れない』というジンクスかジュウオウワイルドセットの方がお得感があるかもしれない。

『ジュウオウキューブ[9] DXキューブライノス』はキューブ形態に変形こそしないものの、キューブ状態のジュウオウキューブを搭載可能。
転がし走行はもちろん、第22話のワイルドトウサイキングの組み立てシーンも再現できるぞ!
また、『ジュウオウキューブ[7] DXキューブクロコダイル』は三体積み重ね合体の真ん中、『ジュウオウキューブ[8] DXキューブウルフ』は足として合体できるようになっており、合体時の前面のデザインもきちんと作られている。

そして最終商品たる『ジュウオウキューブ[10] 動物合体 DXドデカイオー』はこれまでのキューブの中でも最大の大きさを誇る。
キューブ形態の穴部にカイオースピアを差し込むと尾びれが展開し動物モードに一発変形。さらにカイオースピアを鍵のごとく回すことで頭と腕が展開、ドデカイオーに瞬間変形する。
さらに、劇中同様[1]~[9]までのジュウオウキューブとワイルドトウサイドデカキングに合体できる。ビッグキングソード、ビッグワイルドキャノン、キューブライノスのコンテナ部も余るが工夫次第で全武装形態にする強者も出たとのこと。

他にも、キューブウエポンシリーズはキューブオクトパスを除けば税抜900円で購入できる、財布に優しい使用。
ウエポンモードは各ロボに装備するだけでなく、強化合体のパーツとしても使用されるため、決してなくてはならない存在といえよう。


食玩シリーズ

そのマインクラフトじみたブロック体型であるがゆえ、DX玩具は可動(特に足)に期待できない。
ガシガシ動かしたい人はこちらの食玩シリーズをおすすめする。
毎度おなじみミニプラシリーズではDX玩具同様キューブ形態から動物形態、そしてロボの合体が再現されるが、
腰部・脚部を構成するキューブが開脚・膝関節・足首関節可動な構成となり、様々なポージング・アクションが可能となっている。

トウサイジュウオーを構成するクロコダイル&ウルフも開脚可能な構造となっているが、ウルフのパーツも
また、色分けもパーツで構成されており、従来のようにシールだらけ・かつマスキング地獄な成型だったものと大きく異なっている。

劇中に登場したジュウオウキューブウエポンも発売。
ワイルドジュウオウキングorワイルドトウサイキングorワイルドトウサイドデカキング合体時になくてはならないキリン・モグラ・クマ・コウモリだけでなく
玩具先行発売だったヒョウ・シマウマ・フクロウ・カモノハシもオクトパスとセットで発売されることになった。

さらに、プレミアムバンダイから成型色・追加パーツを増やした「ワイルドトウサイキングセット」を限定発売。
ミニプラを買い損ねたお客さんにはこの上ない救済措置だといえよう。

その分値段も出費も半端なく膨れ上がったが、バンダイキャンディトイ部署の底力を見せつけた。

ミニプラドデカイオーは全6種というミニプラ史上最高の金型数で構成、変形時は全高200mmとなっており、これでも可動できるというのが恐ろしい。
ワイルドトウサイドデカキングに合体するとミニプラ史上最高サイズの全高300mmを誇る。ただし、その際は専用の板パーツを使う必要があり、失くすとキューブがいろいろとやばいことになる。幸い、キューブホエール内部に板パーツを格納できるスペースがあるためそこに入れておくのが得策だろう。

なお、ミニプラの更なる安価版として「ミニプラEX マイクロ合体」シリーズも展開。
このシリーズはDX玩具が豆粒サイズに縮小しているというもので、ひと箱につき10円玉サイズのジュウオウキューブが三つも同梱。
極小サイズでキューブから動物、そしてロボへの合体も可能だが、ワイルドトウサイキングおよびワイルドトウサイドデカキングの合体に特化した分、ジュウオウキング&ワイルドの出来が残念なことになっていて、ワイルドジュウオウキングの合体もオミットされてる。


その他

さらに、ジュウオウキューブ関連玩具は食玩も含めて様々な形で展開。

  • ジュウオウジャーのフィギュアが付属、パネルを裏返すことでキューブモードから動物モードに変形する『ジュウオウキューブmini』(後にフィギュア抜きの安価版も発売)
  • イーグル・シャーク・ライオンの三種が発売、ワンプッシュでキューブ形態から動物形態に変形する『一発変形! ジュウオウキューブ』
  • ジュウオウジャーのキャラプレートによるブロック開封で小物入れとしても使えるだけでなくジュウオウキングorジュウオウワイルドにも合体できる『合体トレジャーキューブ』シリーズ
  • バネの力でキューブ形態から動物形態に変形する(一部手動変形あり)ウルフとクロコダイル、さらにミニサイズでありながらパーツ組み替えでトウサイジュウオーに変形するライノスの三種で構成される『アクションチェンジ! トウサイジュウオー』
  • ナンバリングされたカラフルなキューブが展開、ミニフィギュアや『ジュウオウキューブmini』『動物合体・武装シリーズ』と組み合わせて基地遊びができる『巨大変形基地 DXジューランドベース』
  • 韓国でジュウオウジャーの吹き替え『パワーレンジャー・アニマルフォース』放送の際に、玩具オリジナルとしてリカラー版のジュウオウキューブが発売された(日本未発売)。
    • 数字ではなくアルファベット表記であり、それぞれ構成は
      タイタンキング(ジュウオウキング):鷲(A)、兎(B)、シャチ(C)
      ビーストキング(ジュウオウワイルド):マンドリル(F)、チーター(D)、マンモス(E)
      ジュラシックキング(トウサイジュウオー):トリケラトプス(I)、モササウルス(G)、ステゴサウルス(H)
      ブラキオエンペラー(ドデカイオー):ブラキオサウルス(J)
      キューブアンモナイト(キューブオクトパス)(K)

      となっている。勿論キューブウェポンも多数発売。
      金型は日本のものと同一なのでスーパー合体も可能であり、名前はそれぞれタイタンビーストキング(ワイルドジュウオウキング)、アニマルジュラシックキング(ワイルドトウサイキング)、タイタンジュラシックブラキオキング(ワイルドトウサイドデカキング)。
      因みにこのうち、ジュラシックキングとブラキオエンペラーはジューランドの過去の姿「ジュラシックランド」の守護神という設定で、それを踏まえてこの2つの商品名は「動物合体」ではなく「恐竜合体」となっている。
    • また玩具化はされていないが、韓国の販促用ストップモーションアニメでは、デスガリアンの戦力としてブラックカラーのジュウオウキング、ワイルドジュウオウキング、ワイルドトウサイドデカキングが登場。前者二つは黒と金のブラックバージョンらしいカラーリングとなっているが、ワイルドトウサイドデカキングに関しては、胸のV字に返り血めいたカラーが追加されており、一目見て悪の巨大ロボとわかる見た目になっている。


…という具合に広がっていった。
小物収集路線を休止した分、2016年におけるバンダイ戦隊部署の試行錯誤が感じられる。


追記・修正はキューブを上に積み上げてからお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • 特撮
  • スーパー戦隊シリーズ
  • 動物戦隊ジュウオウジャー
  • ジュウオウキューブ
  • ジュウオウキューブウェポン
  • チョー
  • 四角形
  • 立方体
  • キューブ
  • 動物メカ
  • 戦隊メカ
  • 戦隊ロボ
  • ジュウオウキング
  • ジュウオウワイルド
  • トウサイジュウオー
  • ドデカイオー
  • マルチ合体
  • 一号ロボ
  • 二号ロボ
  • 三号ロボ
  • 四号ロボ
  • 所要時間30分以上の項目
  • 全合体
  • マスコットキャラ

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年04月23日 17:22

*1 なお、現在最大の全高を誇る戦隊ロボはオーレンジャーのキングピラミッダー・バトルフォーメーション。その高さは102mを誇る

*2 今までの全合体巨大ロボは軒並みスライド移動