サタケ(クレヨンしんちゃん)

登録日:2016/12/14 Wed 21:56:23
更新日:2024/01/06 Sat 13:06:24
所要時間:約 4 分で読めます




「おいチーママ!お前が言った通り、俺この仕事向いてねえな。悪いことより、いいことした方が気持ちいいや!」

「日本のお母さんを代表して、お仕置きをしてやるぜえ!」


サタケとは、映画『クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡』に登場するキャラクター。

CV:立木文彦(のちに本編で黒磯の声を担当)


◆概要
作中敵組織である珠黄泉族のボディーガードを務めている、筋骨隆々のマッチョなプロレスラー。
ボスである玉王ナカムレには従順だが、同じ幹部のマホや得体の知れないヘクソンとはそりが合わない。


現在の立場に就く前は悪役プロレスラーという如何にもな職を得ていたのだが、その更に一つ前が何とベビーシッターという異色過ぎる経歴である。
そのため、強面な外見に反して子供好きという一面があり、このことがストーリー後半で重要な意味を持つ。
(中盤時点でのしんのすけとのやり取りで、『お着換え競争じゃねえぞ!』とノリツッコミを入れたりなどその片鱗を見せてもいる)


付け加えるとそういった性格もあってレスラー時代も中途半端な悪役だったんだとか。


本作は劇場版クレしん敵キャラ最強格のヘクソンがいることもあって目立ちにくいのだが、何気に彼自身も少ない描写の中で大概滅茶苦茶な身体能力を見せ付けていたりする。
流石は悪の組織のボディーガードといったところか。


因みに風呂にはきちんと毎日入っていると豪語するマメな面もあるが、マホからは汗臭いと馬鹿にされてしまった。


◆劇中での活躍
ナカムレ、マホと共にも野原一家一行と珠由良ブラザーズが持つジャークの玉を狙って行動を開始。


一行が潜伏していたオカマクラブの分厚いコンクリートの外壁を体当たり一発で粉々に破壊するという人間離れも甚だしい登場をした挙げ句、
直後に「入り口から入ろうとしないからせっかく作ったバリケードが無駄になった」というラベンダーとレモンの文句に応えるように、
一度廊下に下がったのち改めてバリケードごと、クラブ入り口の扉を破壊して再登場という真似をやってのけている。
……見た目どおりの脳筋パワーキャラとはいえやりすぎだ。


この時の襲撃はナカムレがクラブのトイレの造形に腰を抜かしてしまったため失敗。
因みにナカムレの悲鳴を聞いて駆けつけたサタケも「ひでえ……」と唖然。


次の逃亡先である健康ランドでもこれまたナカムレたちと共に登場。
世界の国からこんにちはを共に熱唱した後、千葉県警刑事である東松山よねと相対。
本物の拳銃を突きつけるよねにも全く物怖じせず、よねの射撃センスが壊滅的なこともあって余裕の立ち回り。
このままあわや大乱闘というところでナカムレの表に出てから続きをやろうという指示に従い一時中断。


女性陣の着替え待ちの際にジロジロ見てくるしんのすけにガンを飛ばしたりするも、
珠由良ブラザーズと共に完全にからかわれた挙げ句、女性陣の着替えが遅いことに苛立ったりもしていた。


表に出た後はレモンが車ごと乱入して来た時にただ1人しがみついて逃亡を阻止しようとするも、
ローズに手を片方引っぺがされた上、しんのすけのじゃんけんに付き合った所為でこれまた目論見失敗。
取り逃がしたのにじゃんけん自体には勝てたことに大笑いするというお茶目な一面も(←ある意味ではしんのすけに勝利した人物だと言えなくもない。その証拠にしんのすけ自身は「負けた。」と言っていたので)。
マホと一緒に追跡を再開しようとするも、図体がデカくて邪魔だからと拒否されてしまう。


その後はナカムレと共にアジトのクラブ「玉王」で待機。
もう一つの玉を見つけ動き出したヘクソンに同行しようとするもこれまた拒否られてしまう。
不満をぶつけるサタケであったが、ナカムレに一連の動向を「貴婦人(ナカムレ自身)と狩人(へクソン)と猟犬(マホ達)」に例えられて苦笑い。


ヘクソンが玉を飲み込んだひまわりを連れて戻ってきた際には、
浣腸で無理やり玉を排出すべきとするヘクソンに対し、自然排出を待つべきと相対。
結局2人の案を折衷して「昼まで出なかったら浣腸」とナカムレが決定を出し、一応納得。
この時、ひまわりの世話役をしていたサタケは今までとはまるで違う人の良さを見せており、
それが逆に気に障ったマホやヘクソンからは「この仕事向いてない」だの「これ以上そいつの馬鹿面は見たくない」だの散々に言われてしまう。


後、無事に玉の自然排出を終えてお家に帰れるとひまわりをあやしていたものの、
まだ利用価値があるとし、ひまわりを取り上げられてしまう。
赤ん坊を非道に扱うヘクソンやマホたちの態度にサタケも更に不満を募らせていき、大体この辺りからヘクソンやマホとの対立が決定的になっていく。


そして乗り込んできた野原一家一行と相対した際、泣き喚くひまわりをあやそうとするも、
家族を前にして何かをこらえるようにしゃくりあげるひまわりの姿に耐え切れなくなり遂に離反。
ひまわりを野原一家に返した上で彼らの側に付いた。
この時、チーママ・マホに対して発した冒頭の最初のセリフは何気に名言である。


直後の戦いではマホに苦戦を強いられるも、最終的に彼女の部下諸共圧倒。
ラベンダーやレモンと共に屋上に駆けつけた際は最初にヘクソンとの戦いに名乗りをあげる。
が、流石に化け物級の強さを持つヘクソンは分が悪く、散々弄ばれた末にボコボコにされてしまう。


直後の7対1の戦いでもヘクソンに有効打を与えられなかったが、
みさえの作戦である歌を歌って頭を空っぽにするという作戦にも何気に参加。
その後のジャークの復活やヘクソンの悪足掻きの際にも要所要所でサポートをしている。


全てが終わった後は他の珠黄泉族メンバーとは異なり刑務所行きにはならず、
エンディングで珠由良ブラザーズのオカマクラブでウェイターとして働いている姿が見られた。






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最終更新:2024年01月06日 13:06