アメノサギリ(ペルソナ4)

登録日:2011/08/12(金) 22:04:01
更新日:2024/04/08 Mon 09:20:15
所要時間:約 5 分で読めます





霧を統べしもの。



人の意に呼び起こされしもの。








ペルソナ4のラスボスであり、一連の事件の黒幕。
真犯人足立透の身体を依り代にし、番長らの前に姿を現す。
その目的は世界を霧で埋めつくすことで「テレビの中の世界」を膨張させ、現実世界を人間がことごとくシャドウとなって蠢く世界にすること。
一説によると足立が使用していたマガツイザナギはアメノサギリが与えたものとか。


……こう書くと「世界を滅ぼさんとする悪党」というイメージだが、モブの中には「霧に包まれた状態では他人の目を気にしなくていいから楽だ」と話す者もいる。
つまり彼(?)自身が言うように、彼の出現を望んだのは外ならぬ人間であるのかもしれない。
戦いに敗れた後は「番長達のような存在が、人の未来を切り開くことができるか見届ける」と宣言し、消えていった。
その際に「人々が望めば何度でも私は現れる」とも言い残す。
このように純粋悪の存在ではなく、手段が極端なだけで本当は誰よりも人の未来を思っている存在なのだろう。


因みに期限までに倒すことができなければ、彼が目指した「現実とテレビの中の世界の境界線が無くなった世界」が完成されてゲームオーバーになる。
しかも鬱エンド。



戦闘ではラスボスらしく常時2回行動が可能。
またダメージとともに一定確率でダウンを奪う「クエイク」、万能属性魔法スキル「ネブラオクルス」等が強力。
HPが減ると、敵味方双方の攻撃が通らなくなる「混迷の霧」を展開する。こうなるとどう頑張ってもダメージを与えられなくなるので、素直に防戦に回るが吉。
混迷の霧が展開されると、続いてコンセントレイト→スクカジャ→タルカジャ→霧解除→ネブラオクルスの流れになる。
これはガードしていても運が悪いと一撃でイゴる。
常にHPは最大を保ちたい。


戦闘時にかかるBGMは「The Almighty」。



以下ネタバレ注意
























実はイザナミがクニノサギリと共に産み出した敵であり、本当のラスボスではない。


アメノサギリ撃破後、3月20日の挨拶周りイベントで挨拶を済ませた後、そのまま堂島宅に戻るとノーマルエンドとなり物語は終わる。
このルートでは実質ラスボスである。


イザナミと戦う真エンドに行くには

挨拶を済ませる

最後のキャラとの挨拶後に出る問いに「いいえ」を選択

ジュネスのエレベーターを調べ、自宅に戻ろうかの問いに「いいえ」を選択

もう一度ジュネスのエレベーターを調べ、「まだ、やり残した事がある」を選択

「最後に、フードコートに立ち寄ってみようか…」の問いに「はい」を選択

フードコートでイベント

鮫川河川敷の川原付近で堂島遼太郎と会話

ベルベットルームでイゴールと会話

商店街南でガソリンスタンドの店員(イザナミ)と数回会話



……分かるかこんなもん!!!


明らかに通常エンドに誘導されているのでまず初見では気付かない。
攻略サイト等を見て二周目に突入した人も多いのでないだろうか。
一応ガソスタ店員が怪しいと思わせる伏線はいくつかあった(最初の握手の時や、雨の日にしか現れないこと等)が……でもこいつほぼモブじゃねーか……
正体が割れるまで顔グラすらないよ!




元ネタは古事記の「天之狭霧神」。
イザナギとイザナミとの間に生まれたオオヤマツミが、草と野の神であるカヤノヒメとの間に生んだ四対八神の神のうちの一柱である。
対となるのはクニノサギリ。番長、足立と同じくイザナミに選ばれた生田目が変身(?)したアレは、こっちが元ネタ。
クニノサギリ、アメノサギリ共に「境界線の神」であり、彼等は霧によって現世と神世を分かつ。






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最終更新:2024年04月08日 09:20