奏光のストレイン

登録日:2012/07/10(火) 23:23:47
更新日:2024/04/18 Thu 01:43:01
所要時間:約 5 分で読めます




『奏光のストレイン』はスタジオ・ファンタジア製作のSFロボットアニメ作品。
2006年11月から2007年2月までWOWOWで放送された。
全13話。

キャラクターデザインは『ギャラクシーエンジェル』などの藤田まり子。

亜光速がもたらす「ウラシマ効果」を扱ったストーリーや、細かく練られたSF設定。さらにCGで表現された海老川兼武が描く流線主体の美しいメカなどから、一部から高い評価を受けるアニメ。
しかし人によってはバタ臭く感じるキャラクターや露骨なエロシーン、序盤から畳み込むかのような鬱展開、美麗だが単調な戦闘シーンなどから『視聴者を選ぶアニメ』とも言われる。

また、登場人物名はフランシス・ホジソン・バーネットの小説『小公女』『小公子』『秘密の花園』から取られている。

また、その設定からスパロボにて『トップをねらえ!』との共演を望む声もある。


【あらすじ(本家wikiより抜粋)】
はるかな未来。人類は宇宙を舞台にユニオン(連合)とディーグ(帝国)の2つの陣営に分かれて、始まりすら定かではない永い戦争を続けていた。
ユニオンは戦争はあくまで人の手によるものである事を尊んだが、ディーグは戦争をただの外交手段としか見なしておらず、合理的かつ効率的に人の手を掛けず行う事を重視していた。
そんな時代に繰り広げられる一組の兄妹の物語。兄はユニオンを裏切りディーグに付き、全てを失った妹は裏切りの理由を知るため兄との再会を胸に戦い続ける。


【登場人物】
●ユニオン軍

■セーラ・ウィーレック (声-川澄綾子)
本作の主人公にして歩く死亡フラグ。しかもそれが自分ではなく周囲の人に降りかかる。それはもう一話から容赦がない。
良いとこ出身のお嬢様で、負けず嫌い。そしてブラコン。また、画伯でもある。
元は明るい性格だが、序盤はいろんな理由から性格が暗かった。


■ロッティ・ゲラー (声-ゆかな)
ロリでライバルで理解者で天才でゆかなという、なんとも色々持ちすぎなやつ。
中身は元々のセーラに近く、明るくて努力家なお人。境遇もどこかセーラに似ている。


■ジェッシィ・アイジェス (声-松来未祐)
お団子に束ねた髪が特徴でロッティの親友。好き勝手やるロッティの被害者であり、理解者。
怒ると超こわい。


■カリスフォド・ラドフリックス (声-保志総一朗)
優等生のいいやつ。セーラのことが気になっている。色々と報われない人。


■ディコン・シドノック (声-谷山紀章)
褐色肌に金髪、そして軟派という絵に書いたようなチャラ男。しかし腕はたつ。
カリスと仲が良い。


■ラヴィニア・リベルス (声-野中藍)
本作の百合担当。容姿やプロポーションはいいのだが、マイペースなボケ担当で、いわゆる残念な美人
この作品が「人を選ぶ」と言われるのも、このキャラが一因になっているかもしれない……


■メルチセデック (声-皆川純子)
年齢不詳のショタメガネで、ちょいちょい怪しいものを作る人。
例えるなら某機動戦艦に乗っているウリなんとかさんのショタ版と言えばしっくりくるだろうか。
口癖は「うるさいぞカァマイクル」


■カアマイクル (声-谷井あすか)
年齢不詳なロリにしてメルチの相棒(?)。裁縫が得意。


■セディ (声-白鳥哲)
■メアリー (声-田中理恵)
■コリン (声-増田裕生)
セーラが兵科学園(いわゆる士官学校)にいた頃の友人達。不憫としか言いようがない。一種の声優の無駄遣い


●ディーグ軍

■ラルフ・ウィーレック (声-近藤隆)
セーラの兄者。元々は明るい性格のユニオン軍人だったが、とある理由によりディーグ軍に寝返り厨二病を発症した。
切っ掛けとなった行動自体は一理あったのだが、本編の行動は「やりすぎ」の域。セーラ達からすればだいたいこいつのせい。


■エミリィ (声-野中藍)
ラルフが連れているロリ。彼のことを「お兄ちゃん」と呼ぶ。


■メドロック (声-田中敦子)
ディーグ軍の司令官。ラルフとあーんなことをする。不憫。


■バロウ (声-長克巳)
悩める中間管理職。今作一ストレスがたまってる男と言っても過言ではない。



【用語】
■ストレイン
ユニオン側が使う人型ロボット。(人型というには異形な気もするが……)
その美しいフォルムは必見。
ただ、当時のTVアニメでこれを動かし続けるのはハードルが高かったのか、突撃戦法をとることが多い。さながら常時V-MAXである。
一応、主な敵であるトゥモールを一掃するにはこれが有効であり、亜光速戦闘中に「前方」に射撃すると弾に追いついて自滅する、という理由もあるのだが。

■ミミック
機械式の装置が役に立たない亜光速域において、リーズナー(操縦者)とリンクすることにより、意思をタイムラグゼロでストレインに反映させることを可能としたユニット。
中にはリーズナーが受精卵の時に人為的に分割、脳のみを成長するようにして造られた"双子の脳"。もちろん一つしかなく、修理や代用は不可。

■ギャンビー
ミミックを必要としない人型兵器。いわゆるヤラレ役。

■トゥモール
ディーグ軍が使用する無人兵器。圧倒的物量で攻めるうえ、作戦続行が不可能となれば自爆するような鬱陶しいメカ。
簡単な群知能を有しているため、時には数千万の機体が連携を組んで戦う
まぁストレインの体当たりでボカスカと撃破されていくんだが……

■エミリー
セーラが作中で手に入れる人形。物語の重要な要素の一つ。
ラルフが連れている少女『エミリィ』と同名で姿も似ているが……

■ダンス
エミリーと並ぶもう一つの重要な要素。いろんな意味で







いいか!今度の追記・修正は、一機が囮になって冥殿をギュイーンと引き寄せ、もう一機がバリバリーと撃破するものなのだ!
ギュイーンバリバリーッとだ!ギュイーン!バリバリーッ!
それから!ドドーン!ときたらシュビビビーッと切り替えてー!・・・んあー!こら!まだ話は終わってないぞー!

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最終更新:2024年04月18日 01:43