ガオガエン

登録日:2016/11/30 Wed 22:02:09
更新日:2024/03/23 Sat 21:58:43
所要時間:約 6 分で読めます


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725 726 727 DDラリアット SM Zワザ あく ただし炎はヘソから出す ほのお アローラ御三家 ガオガイガー←ではない ガオガエン ククイ博士 ゲキレッド サトシ サン・ムーン スマブラ スマブラ参戦キャラ タイガーマスク ダブルバトル ツンデレ ニャヒート ニャビー ハイパーダーククラッシャー ハウ ヒール フレイミングタイガー プロレスラー ポケモン ポケモン最終進化形 ポケモン解説項目 リングにかけろ レスラー レスリング ロイヤルサトシ ロイヤルマスク 剣盾リストラ組←脱した 御三家 悲劇的ビフォーアフター 火焔猫 燐 炎/悪複合 石塚運昇 第七世代 西村ちなみ 重戦車 鈍足


粗暴で身勝手な性格。気分が乗らなければトレーナーの命令も平気で無視するぞ。



出典:ポケットモンスター めざせポケモンマスター、4話『ツンベアーのためいき!』、
2023年1月13日~2023年3月24日まで放送。
OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon

ガオガエンとは、『ポケットモンスター サン・ムーン』に登場する、御三家ポケモンの一匹。


■もくじ

■データ


アローラ図鑑No.006/メレメレ図鑑No.006/全国図鑑No.726
分類:ヒールポケモン
英語名:Incineroar
高さ:1.8m
重さ:83.0kg
タマゴグループ:陸上
性別比率:♂87.5♀12.5

タイプ:ほのおあく
特性もうか(HPが1/3以下の時、ほのおタイプの技の威力が1.5倍になる)
隠れ特性いかく(戦闘に出た時、相手の攻撃を1段階下げる)

HP:95
攻撃:115
防御:90
特攻:80
特防:90
素早さ:60
合計:530

努力値:攻撃+3

進化:ニャビー⇒ニャヒート(Lv.17)⇒ガオガエン(Lv.34)



■概要


『サン・ムーン』のほのおタイプ御三家である、ニャビーの最終進化形態。
四足歩行の華奢な猫が、最終進化で筋骨隆々の人型へ変貌を遂げた。その変貌ぶりに絶望する者も少なくなく、エンブオーよりも酷いという声もある。
第九世代でくさタイプ御三家の猫ポケモンが発表された時は「立つな」「ガオガエンのようにゴツくならないでくれ」と懇願する声が上がった。
「ヒールポケモン」という分類名の通り、悪役レスラーをモチーフとされていて、追加タイプも「かくとう」では無く「あく」タイプになっている
第七世代で完全新規のあくタイプは、こいつとアクジキングの2匹しかいない。
一応、リージョンフォームだとコラッタ、ラッタ、ベトベター、ベトベトンニャースペルシアンもいるが…
モデルは「タイガーマスク」ではないかという説が有力で、名前の由来も「ガオ(虎の鳴き声)+火炎」からと思われる。
…まぁ、そのタイプのせいで他のレスラーたち相手にはめっぽう弱くなってしまったが。(ヒールなのでそれでいいのかもしれないが、番長モヒカンにも不利なのは……)

闘争心が高まると腰の辺りから炎が噴き出し、まるでチャンピオンベルトのように見えるため、「炎のベルト」と呼ばれている。
炎技もここから繰り出すらしい。
悪役レスラーらしく、敵に対しては気遣いを見せたり容赦することは一切なく、その攻撃に味方を巻き込むことをも厭わない好戦的な性格。
猫らしく気分屋で、周りから応援されると調子に乗るが、逆に応援がないとやる気を失くしてしまい、トレーナーの言うことも聞かなくなる。
一方で幼いポケモンや人間の子供のことが大好きで、懐かれたりすると表面上は邪険に扱うが内心はとても嬉しいらしい。
また、明らかに弱っていたり、手負いのポケモンに対しては本気を出すことを躊躇してしまい、そこに付け込まれてしまうことも。
「悪役」とは云いながらもツンデレかつ心優しい一面も併せ持つポケモンである。

色違い身体の黒い部分が全て白くなる。
燃え尽きたわけではない、多分。


■ゲームでのガオガエン


御三家なので、ゲーム開始時から使用できる。

専用技はあくタイプの一致技「DDラリアット」。
名前にアルファベットが二文字以上入っている技は、この技が初にして現時点で唯一。
威力85・命中100の物理攻撃で、「相手の能力変化ランクを無視する」という、「せいなるつるぎ」や「なしくずし」と同じ効果を持つ。
奇石ラッキー等「ちいさくなる」を使うポケモンの対策はもちろん、運ゲーポケモンの代表格オニゴーリの隠れ特性「ムラっけ」による能力アップを無視できるのは嬉しい所。
剣盾からはカビゴンなどにも配られた為、専用ではなくなった
「ガオガエンZ」を持たせると、威力180の単体技「ハイパーダーククラッシャー」に変化。
発動と同時にリングが出現し、リングサイドへ駆け上がると同時に天井高くジャンプし、炎を纏いながら相手めがけて一直線にダイブする。


■対戦でのガオガエン


前々作の「焼き豚」呼ばわりされたエンブオーよりもさらに素早さが下がり、炎御三家最鈍足を更新。
因みに御三家で進化により一部能力の低下があるのはガオガエンが初めてである。
進化前のニャヒートから30も素早さが落ち、なんとたねポケモンのニャビーよりも10遅い。
その反面、抜きんでた攻撃を筆頭に、耐久面に満遍なく種族値が割り振られ、文字通りの重戦車型の種族値となっている。
バランスとしては、第三世代のラグラージに近いか。

あく技は先述の「DDラリアット」の他、より高火力を出しやすい「はたきおとす」、威力80の新技「じごくづき」や「かみくだく」と非常に充実している。
その一方でまともな威力のほのお物理は「フレアドライブ」位しかなく、どちらかと言うとあくタイプのアタッカーとしての色が強い。
USMでは教え技に「ほのおのパンチ」が追加されたがやや威力不足。せめて「ブレイズキック」でも来れば……。
とか何とか言っていたら第8世代で本当に「ブレイズキック」を習得した

特攻はやや低いが、覚えられる技は「ねっぷう」や「だいもんじ」「バークアウト」「きあいだま」等ある程度粒が揃っている。
物理受けに対して意表を突いてみるのもいいかもしれない。フレドラの反動が嫌なら「オーバーヒート」を採用した両刀型アリ。
一応「わるだくみ」を覚えるので特殊型に出来なくもないが、特殊のサブウェポンが希薄なのが悩みか。

素早さの種族値60というのは主戦場のダブルバトルでは最遅育成が視野に入る水準。
最遅に仕上げることでトリックルーム状態で少しでも先手を取りやすくなる上に、後攻とんぼがえりや後攻インファイトが安定する。
また、ねこだましはねこだまし同士の撃ち合いにならない限り撃つ順番が素早さに依存しないため、最遅のデメリットが機能しづらい。

専用Zワザ「ハイパーダーククラッシャー」は言うまでもなく強力で使いやすいが、技モーションのせいかZ技では珍しく接触攻撃判定となっており、ギルガルドに読み負けたときのリスクやスリップダメージが痛い。
元が音技なのに、その判定がなくなって「みがわり」を無視できなくなるアシレーヌの「わだつみのシンフォニア」とは真逆の問題を抱えていると言える。
威力は下がるがアクZを持たせた場合のZワザ「ブラックホールイクリプス」に頼るのもいいだろう。

反面、変化技に乏しく、積み技の「つるぎのまい」と「ビルドアップ」を除けば、「おにび」と「みがわり」程度。
サブウェポンはおなじみの「じしん」の他に「クロスチョップ」「きゅうけつ」と癖が強く風変わりなものを持っており、基本的には真っ向からの殴り合いが主なバトルスタイルになってくると思われる。
タマゴ技で「ねこだまし」も覚えられるので、潰しも出来る。

隠れ特性は「いかく」。
耐久力や耐性が優れている点に加え、「ねこだまし」「とんぼがえり」「バークアウト」を習得出来る*1ことから、ダブル勢を中心に解禁を熱望されていたが、
2018/03/08をもって、ポケモンバンクにアクセスする事で他のアローラ御三家共々プレゼントされるという形で解禁された。

勿論孵化にて特性を遺伝させる事が出来るので、ポケモンバンク非利用者でも交換にて入手が望めるであろう。
元々いかくが無くてもダブルでは使用率上位に入っていたポテンシャルを持つ所にこのいかくが加わった結果どうなったかというと……

  • ウルトラサン・ウルトラムーンのダブルバトルレートのシーズン9以降、ずっと使用率1位
  • WCSルールでもシーズン9~11、14にて使用率1位
  • 1位から転落したWCSシーズン12・13も、カイオーガの参入&Zクリスタル禁止という大きな向かい風の中1%、2%差での2位。Zクリスタル解禁のシーズン14ではそのカイオーガに10%以上の差を付け1位に返り咲く

という凄まじい成績を叩き出し、誰もが認める第7世代ダブルの帝王として君臨する事となった。
元使用率1位であり現在でも2位を堅守するランドロスと共に環境に大流行し、特性いかくの発動機会が激増。
その結果、いかく対策として特性『まけんき』や『あまのじゃく』持ちが環境に激増したり、
今まで見向きもされなかったメガカメックスが『ガオガエンより早くねこだましを撃てタイプ相性も良く一撃で落とされない耐久も有り、いかくで機能停止しにくいメガ枠』として若干評価が改善された等、
いかくガオガエンがダブルバトルに与えた影響はかなり大きい。
WCS2018決勝においても、みがわりを貼って粘るメガゲンガーをみがわり貫通のバークアウトでトドメを刺す等の活躍も果たしている。

因みに御三家で使用率一位になったのはガオガエンが初。ゴウカザルメガリザードンゲッコウガすら成し得なかった快挙なのである。

剣盾では、ポケモンHOMEのリリースと同時に他のアローラ御三家と共にガラル地方に連れていけるようになった。
ランクバトルではシリーズ3から使用可能に。
前世代と比べるといかくを無効化する手段がかなり増加した他、
「はたきおとす」や専用Zワザも没収されたため若干の不安要素があるが、それと引き換えに数々の新技を獲得。
前述した「ブレイズキック」に加え、「クロスチョップ」より安定性で勝る「インファイト」、サポート色が強い「すてゼリフ」等どれも有用なものばかり。
前世代並の活躍が期待されていた。相変わらずオシャボはできないが


ところが「ねこだまし」がダイマックスポケモンに効かない、「フィラのみ」などの混乱木の実の回復量が下方修正されたなどから、ダウンロードコンテンツ解禁前は自身が解禁された最初のシーズンを除いてダブルバトル使用率5位にも届かないなど苦戦した。まぁ逆に言えば使用率10位以内は死守したのだが。

冠の雪原期になって「ねこだまし」で止める価値の大きい準伝説が増えると一変して使用率が高まり、シーズン14には使用率1位を記録。この頃の環境は、パワー型2体を並べてそいつら同士で技範囲を補完する構築が主体となったため、ダイマックスしない方の1体を「ねこだまし」で止めて集中砲火で処理できるだけでも動きとしては十分強いということである。

ランクバトルシリーズ8竜王戦ルール環境のダブルバトルでは、全3シーズン中すべてで使用率1位という快挙を達成。レジエレキゴリランダーというカイオーガにガン有利なスイーパーを「ねこだまし」で通せるだけで強いということである。

「ねこだまし」だけでなく、相性面でもドラパルトシャンデラを始め弱点を突ける耐久の高くないゴーストタイプ全般に強く、イエッサンブリムオンのエスパー火力を交代出しで流すことができるのも大きい。


スカーレット・バイオレットでは、DLC「ゼロの秘宝」の後編配信と共にパルデアに参入。
ダイマックスがなくなったことで詰まれにくくなった上に「ねこだまし」の通りがよくなった他、剣盾で没収されていた「はたきおとす」が復活、さらには「てだすけ」を習得してサポート性能も向上。
残念ながら前世代で入手したばかりの「ブレイズキック」は没収されたが、代わりに「やけっぱち」を新規習得。
下手にガオガエンを怯ませようものなら次のターンで威力150がタイプ一致で飛んでくるという疑似カウンターであり、
一方「まけんき」持ちのアタッカーとしてはコノヨザルやドドゲザンが新登場している他、「おんみつマント」「クリアチャーム」など追加効果や能力低下を対策するもちものが登場したため、デバッファーとしては若干向かい風気味。

しかしその多芸さと本体性能の高さにより、解禁早々にHD特化の「とつげきチョッキ」型がトップメタとして君臨した上、シングルにおいてもHB特化の回復きのみ型がクッションとして使われ始めている。

2024年1月現在の環境では、特殊アタッカー・特殊受けをほぼハバタクカミが一手に引き受けている影響で物理アタッカーが増加しており、相対的に「いかく」+「すてゼリフ」または「とんぼがえり」での起点作成が出来るガオガエンの需要が急増。
さらにほのお複合なのでパオジアンかまどオーガポン、ハバタクカミに比較的強く出られること、あく複合なので「いたずらごころ」型の妨害が効かないこと、鈍足高耐久ゆえに「すてゼリフ」での後出しがやりやすいこと、引き先として強力なポケモンが増加していることなどから、シングル戦でも使用率が上がっている。

■ニャヒート


首の付け根に炎の鈴がある。炎が噴きだすときリンリンと高い音が鳴る。

アローラ図鑑No.005/メレメレ図鑑No.005/全国図鑑No.725
分類:ひねこポケモン
英語名:Torracat
高さ:0.7m
重さ:25.0kg

タイプ:ほのお

  • 種族値
HP:65
攻撃:85
防御:50
特攻:80
特防:50
素早さ:90
合計:420

努力値:素早さ+2

弱点:みず/じめん/いわ
半減:くさ/ほのお/むし/こおり/はがね/フェアリー

まるっきり猫といった容姿だったニャビーに虎っぽさが加わった。
首についている鈴のようなものは、炎袋という炎を生成するための器官。
その逞しい前肢から鉄棒をもへし曲げる強烈なネコパンチを繰り出す。

この形態までは四足歩行かつ単ほのおタイプ。
その影響もあり、「DDラリアット」「あくのはどう」「クロスチョップ」といった多くのあく技やかくとう技が使えない。
しかし素早さでガオガエンを上回り、アローラ御三家全体で見ても最速を誇る。
とは言え進化前にしては攻撃・素早さが高めという程度であり、アタッカーとしては見劣りする数値なのは否めない。

しんかのきせき」で耐久力を高め、「いかく」「おにび」「どくどく」等を撒いて「とんぼがえり」するのが基本か。
「バークアウト」こそ使えないものの、素早さやフェアリー半減・かくとう等倍といった耐性の差を活かしての活躍が可能。
同じく奇石と相性の良いほのおタイプであるポニータと違い、「ねむる」以外の回復技を持たない点に注意。

「ニトロチャージ」や「がむしゃら」を覚えるため、「きあいのタスキ」型でもそれなりに戦えるかもしれない。
ただし「フレアドライブ」は襷と相性が悪いため、「かえんほうしゃ」等を搭載した両刀型として使う方が無難か。
サブウェポンとしては「げきりん」「かみくだく」等を使用できる。


■ニャビー


しつこく付きまとわれると心を開かなくなる。懐いてきても過剰なスキンシップは禁物。

アローラ図鑑No.004/メレメレ図鑑No.004/全国図鑑No.7254
分類:ひねこポケモン
英語名:Litten
高さ:0.4m
重さ:4.3kg

  • 種族値
HP:45
攻撃:65
防御:40
特攻:60
特防:40
素早さ:70
合計:320

努力値:素早さ+1

常に毛繕いをして抜け毛を毛玉にして集めており、これを火の玉にして攻撃する。
毛は油分を含んでいるため可燃性が強く、生え変わる時期には古い毛を一気に燃やしてしまう。
なかなか感情を表に出さない冷静な性格だが、仲間やトレーナーのピンチを全力で助ける熱い一面も。

この時点でガオガエンより素早く、リトルでは火力・素早さ共に並かそれ以上にはある。
特に御三家の中ではケロマツ・キモリと並び最速を誇る。
ダブルでは「いかく」を撒きつつ、「ほのおのちかい」で誓いパの先導役を務められる。
相方の候補は上記2匹以外ではアシマリやフシギダネ等。


■アニメでのガオガエン一族


SM1話ではサトシに尻尾を踏まれ、炎を浴びせた。
7話では老いたムーランドのために食料を盗んでいることが判明し、市場の人からも黙認されている。

16話ではムーランドに促され、迷子になったサトシのモクロースイレンのアシマリを送り届けた。

21話ではムーランドが老衰で死が近いため「ほのおのキバ」を特訓。彼の死後もなお特訓を続け、サトシとのバトル後にゲットされた。

63話ではロイヤルマスクのガオガエンを相手にガラガラ(リージョンフォーム)、デンヂムシと組んで戦うも瞬殺される。
その後「ニトロチャージ」の特訓をしガオガエンと再戦、バトル中にニャヒートに進化し奮闘するが、一歩及ばず「じごくづき」で倒された。

81話では、ロイヤルマスクとタッグを組み、「ダブルロイヤル」を結成。地獄の欲張り野郎ブルガン率いる悪のユニット「リベンジャーズ」の一員マッド・ブーバー&ミスター・エレクとのタッグマッチに挑む。
マッド・ブーバーらの卑怯な戦術に苦戦するも、ブーバーンとのバトルで「リベンジ」を習得し、ブーバーンとエレキブルを2タテした。


■スマブラでのガオガエン


2018年、『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』に参戦。
参戦PV「炎の激突」では同じく参戦したストリートファイターシリーズケンの前に乱入し、激闘を繰り広げる。
DLCファイターを除くと今作最も新しい出典からの参戦でMiiファイターを除くとファイターの並び順も最後になっている。
CVは石塚運昇で、本作が遺作の一つとなった。

走行速度は前作ワーストだったルフレを抜き今作のファイターで最も遅く、
復帰力もあまり高くないがパワーはかなりのもので、攻撃力やふっとばし力は全キャラでも上位に入るほど強烈。またレスラーらしく投げの破壊力は最強クラス。
プロレスラーだけに攻撃がヒットすると何かとアピールするがキャンセルは可能。
最後の切り札は専用Zワザを大幅にアレンジした「ハイパーダーククラッシャー改」。

なお、プロレスラーらしさを強調するためか、なんとほのおタイプのわざを一つも持っていない。その代わりクロスチョップやリベンジで炎のエフェクトが追加されている。

通常必殺ワザ:DDラリアット
原作でも専用技でお馴染み。回転しながら腕を振り回して攻撃する。
回転中は少しだが左右に移動できる。
攻撃直後は全身が、その後も腕が無敵なのでかち合いにとても強い。一方で動作が長いため攻撃後を狙われやすい点は注意。

横必殺ワザ:ロープスイング
突進して相手を掴むと、どこからかロープが出現してボタン入力のタイミングで技が変わる。
種類は以下の三つ
  • タイミングが早い場合→相手を真上に打ち上げる「ショルダースルー
  • タイミングが遅い場合→正面衝突して自分もダメージを受ける
  • タイミングが丁度いい場合→真横に大きく吹っ飛ばす「ラリアット
ボタンを連打すれば確実にショルダースルーは出るため、失敗を嫌うなら連打するのもアリ。高所でヒットすればラリアットよりも撃墜しやすくなる。
また空中でも真横に動けるので復帰にも使えるが、移動速度・後隙ともに緩慢なので使いどころが難しい。
ポケモン系ファイターの必殺技では珍しい原作にはないスマブラオリジナルの技。
一応、初代から参戦しているピカチュウの通常必殺技も「でんげき」という名称なのでこのケースは初めてではなかったりする。

上必殺ワザ:クロスチョップ
真上に飛んだ後、斜めに突っ込んで攻撃する。飛び上がる瞬間にスーパーアーマーあり。
威力は高いが、空中で外すとそのまま落下するので崖際での使用は要注意。
何気にしりもち落下にはならないため、空中ジャンプや空中回避が残っているなら、崖外に飛び出ても戻ってこられる・・・かもしれない。
余談だがアップデートで上方修正されるまでは、上昇距離が非常に短いかなりの欠陥技だった。

下必殺ワザ:リベンジ
カウンター系の技だが他のカウンター持ちとはいろいろ性質が異なる。
相手の攻撃を軽減しつつ受けて、以降に繰り出すワザの威力を一度だけ上げる。上がり具合は受けたワザの威力に比例。
この状態でスマッシュ攻撃や横必殺ワザのラリアットを当てられればズーム演出になり、恐るべき威力を発揮。できる限り大技を狙いたい。
なお、リベンジ状態のまま他のワザを当てずに再びリベンジを成立させると、効果が上乗せされる。最大で3倍近くのとんでもない威力になる。

前述の要素故に『ストリートファイターシリーズ』に登場する赤きサイクロンにかなり特徴が似ている。
公式もそう感じているのか、リュウの「勝ち上がり乱闘」や「灯火の星」では彼の代役を務めている。



追記・修正は悪役レスラーになってからお願いします。

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最終更新:2024年03月23日 21:58

*1 「いかく」「ねこだまし」「とんぼがえり」を全て満たせる唯一のポケモンであり、「いかく」とタイプ一致「バークアウト」持ちの中で最高の特攻でもある。