アブリボン

登録日:2016/11/24 Thu 23:44:04
更新日:2023/12/31 Sun 18:02:51
所要時間:約 7 分で読めます




花粉を 丸め 団子を つくる。 食用 から 戦闘用 まで たくさんの 種類が あるよ。


ポケットモンスターシリーズにサン・ムーンから登場するポケモン

■データ


全国図鑑No.743
分類:ツリアブポケモン
英語名:Ribombee
高さ:0.2m/0.4m(ぬし)
重さ:0.5kg/2.0kg(ぬし)
タマゴグループ:虫/妖精
性別比率:♂50♀50


特性  :みつあつめ(戦闘終了後、あまいミツを拾っていることがある。レベルが上がるほど拾う確率が上がる)
    :りんぷん(技の追加効果を受けない)
隠れ特性:スイートベール(自分や味方のポケモンはねむり状態にならない)

HP:60
攻撃:55
防御:60
特攻:95
特防:70
素早さ:124
合計:474

努力値:素早さ+2


アブリーがレベル25になると進化する。


■概要


丸いツリアブの様な姿から、首元にリボンを巻いた妖精の姿になる。


花粉や花のみつを集めて団子を作る。食料としてだけでなく、麻痺やめまいを起こす物もあり、バトル中にぶつけることも。

またその団子はリラックス効果や疲労回復効果があるとされ、アローラ地方では高値で取引されているそうな。


進化前のアブリーは、植物や生き物のオーラを感知し、花粉を探す。


■ゲームでのアブリボン


アブリーはメレメレ島の2番道路などに出現。


捕まえたてはステータスが低く頼りないものの、最初から「ようせいのかぜ」を覚えており、早い段階で「ドレインキッス」も覚えるので、かくとうタイプの使い手である最初のしまキングに攻守の面で有利。
ムーンを選んでいる人は最初のぬしポケモンでも活躍できるだろう。


しびれごな」も習得しており、強敵をまひにさせて後続に繋いだりポケモンの捕獲にも一役買ってくれる。


アブリボンになると強力なむしタイプの技「かふんだんご」を習得する。
威力90と序盤にしてはとても高く、PP15もある優秀な技。ダブルバトルでは、味方にぶつけるとHPが回復する。

ストーリーでは何かとむしタイプやフェアリータイプの技が役に立つことが多いため、パーティにいると意外と強力なアタッカーとなる。
ただし耐久力は低いので、ポケリフレで愛でておき回避率を上げておくのがオススメ。



■対戦でのアブリボン


非常に高い素早さと高めの特攻を持つが、それ以外の能力は低い。

フェアリータイプの中では、素早さはなんとカプ・コケコに次いで第2位である。
準速にしても最速106族まで抜くことができる。


サン・ムーンで初登場したむしフェアリー複合は、ガブリアスサザンドラ等のメインウェポンを半減または無効にしつつ、弱点を突けるという素敵な組み合わせ。

特攻特化にすれば無振りガブリアスを「ムーンフォース」で中乱数1発、プレートなどの強化アイテムを持たせれば確定1発である。

ただしほのおどくはがねタイプに出会ってしまうとかなり分が悪い。
「とんぼがえり」を習得できるので、出くわしてしまったら逃げるが吉。
特殊アタッカーとしては相手を選ぶポケモンといえる。

また弱点も多いうえに紙耐久なので、タイプ一致の技はもちろん不一致の等倍技でもひんしになりかねない。自分より速い相手にも注意。



◆特性

特性はりんぷんか隠れ特性のスイートベール。みつあつめ?あれはry


りんぷんは技の追加効果を受けないというもの。

「ねこだまし」の怯まされたり「かえんほうしゃ」や「だいもんじ」でやけど等にならない。
便利な特性だが、「おにび」や「でんじは」などの変化技は防げないので注意。


スイートベールは自分と味方はねむり状態にならないというもの。
シングルバトルはもちろん、ダブルバトルでは厄介な「キノコのほうし」や「ダークホール」から身を守れる優秀な特性。
みつあつry


◆わざ

むしタイプのメインウェポンは威力90の「かふんだんご」、又は「むしのさざめき」。

「かふんだんご」は進化後すぐに習得でき、PPも15あるのである程度の長期戦でも平気。
またダブルバトルで味方に当てるとHPが回復するという面白い能力も。

「むしのさざめき」はかなり低確率であるが特防を下げる効果があり、音の技なのでみがわりを貫通する。

どちらも威力は同じだが、対戦では「むしのさざめき」が優先されることが多いだろう。


フェアリーのメインウェポンは「ムーンフォース」を使うことができる…が、タマゴ技なので少々面倒。
ピクシーエルフーンから遺伝できる。
ちなみにレベル35で「マジカルシャイン」を自力習得する。ストーリーではこれで十分。


変化技にはなんと「ちょうのまい」がある。

一度でも積めればかなりの火力と素早さ、特殊耐久もそれなりに補強できる。
さすがにビビヨンの「ねむりごな」のように長時間相手を拘束する技はないものの、メインウェポンが弱点を突きやすいフェアリーやむしなので差別化は容易。
半減されることも多いが。

「バトンタッチ」も習得できるので、「ちょうのまい」をしたあとに後続に繋げることもできる。
蝶舞使いでは最速な上、アローラ地方ではバトン先として優秀ポケモン手に入る
ちなみにタマゴ技なので、覚えさせるときはアメタマから遺伝しよう。

他には「しびれごな」や「アロマセラピー」「リフレクター」に「ひかりのかべ」など。
USMではタマゴ技でほのお対策となる「ふんじん」と優秀な撒き技である「ねばねばネット」も習得した。


◆持ち物

持ち物は、「ちょうのまい」を使うならきあいのタスキラムのみなど。火力を追求するならこだわりメガネなどが候補か。
こだわりメガネを採用する場合、サブウェポンには苦手な相手から逃げる「とんぼがえり」、どくタイプに有効打を与えられる「サイコキネシス」、ほのおはがね対策の「めざめるパワー(地)」などがある。



追記・修正お願いします。
















さて、このアブリボンを語る上で非常に大切なことが一つある。


このポケモン




超可愛い
のである。


進化前の姿もまんまるで愛らしかったが、進化することで首元にリボンを巻いた非常に可愛らしい姿に大変身。
身長は0.2mと非常にちっちゃい。


ちっちゃくて強くてかわいいのだ。





なにこれ最強かよ


戦闘中の待機モーションは首をかしげて微笑むという、シンプルでありながら破壊力バツグン。可愛いしぐさというものを分かってらっしゃる猛者。

専用技の「かふんだんご」は、ぴょんぴょんと跳ねた後ちっちゃい手で投げつける。可愛い。

フェアリーのZワザラブリースターインパクトは彼女(彼)のためにあるんじゃないかと思うくらい可愛い。

PVでお披露目されたときから、Twitterでは早くも旅パに入れる!という人が続出。
実際に使ってみて意外な強さにメロメロになった人も。


ポケリフレでは一生懸命にポケマメを食べるところや空中をふよふよ飛ぶところを見られる。


これがまた超可愛い

ビビヨンと同じドット目ゆえに、眠り状態になっても目は開けたまま…
が、リフレで居眠りするときはしっかり目を閉じて(瞳のドットが消える)いる。
つまり寝顔はオフのときにしか見せず、戦闘中は眠気が襲っても必死に目を開けているのだ。

なんとも健気ではないか



色違いは綺麗なピンク色の身体に赤いリボン。可愛い



余談だがこのポケモンの元ネタは、おそらくトラツリアブと呼ばれるツリアブの一種。
興味がある方はぜひ一度ググっていただきたい。



追記・修正は花粉団子を食べてからお願いします。

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最終更新:2023年12月31日 18:02