超鋼神器ローレンシウム

登録日:2016/11/18 Fri 20:39:23
更新日:2023/07/11 Tue 00:45:02
所要時間:約 10 分で読めます




ハハハ、残念ながら
諸君に活躍の機会はなさそうだ。
なぜなら、私が強すぎるからね!
悪しき野望を打ち砕く正義の鉄槌、
ジャスティスハンマーをお見舞いしよう!


B02-036 超鋼神器ローレンシウム(ちょうこうしんきろーれんしうむ)
コスト8
メタルフォートレス
[自]【P】「怜亜」【有効】スクエア【誘発】このカードが攻撃によって相手のゼクスを破壊する。【効果】ノーマルスクエアにある相手のゼクスを2枚まで選びデッキに戻し、シャッフルする。
[常]【P】「怜亜」【有効】スクエア【効果】このカードは以下の能力を得る。“[常]レンジ2(このカードは2つ先のスクエアまで攻撃できる。)”
パワー8500
吉岡英嗣



キャラクターとしてのローレンシウム
cv.小野友樹

説明しよう! 超鋼神器ローレンシウムとは、青の世界が創り出した対白の世界用決戦ロボット兵器である!


全長:15m
重量:56.0t
ビークルモード:列車砲
得意技:ジャスティスハンマー
必殺技:ジャスティスデコピン


アメリカンな正義感に溢れる自律思考AIを搭載したジャスティスメカ。

列車砲なので移動は線路上に限られる。しかし、緊急時には青の世界の科学力によって目的地までの線路が即座に組み立てられ、その上を二足歩行で駆け抜ける。


決め台詞は、

HAHAHA!
超鋼神器ローレンシウム、
ジャスティスハートで華麗に見参!
合言葉は、地球の果てで悪・即・斬!
もっとも私は斬る武器を持っていないがね!
これはしまった敵に手の内を明かしてしまったな!


そんな彼も、休日はワイフと共に散歩などをして過ごしている。

相棒のセイント・レイを乗せ、名古屋cityの平和を守るため今日も彼らは悪と戦う!

征け!我等がローレンシウム!





……彼のノリに付き合うのも疲れるので、以下通常通りに解説。


青の世界が白の世界に対抗するために建造した『三神器』と呼ばれるメタルフォートレス、そのフラッグシップである緑のロボット。
名前の由来は元素番号103・ローレンシウム(Lr)
カリホルニウムにホウ素を照射して作る人工元素。ラザホージウム~マイトネリウムが登録されるまで30年以上もの間最後の元素とされていた。

最大の特徴として、パイロットの精神力をエネルギーに変換するという独自のシステムを搭載している。
それにより、青の世界のマザーコンピュータ・シャスターから独立して行動することが可能という側面も持つ。
基本動力は電気式。


メタルフォートレス全般に共通していることだが、非常に熱くいい意味で機械らしくない性格の持ち主。
というかもはや暑苦しいといってもいいレベルで、基本的にポジティブかつハイテンション、そしてとにかく饒舌なため彼との会話は慣れるまでは非常に疲れるという欠点がある。
饒舌すぎてセリフが省略されることもしばしば。

気合とジャスティスハートで夢の世界であるソトゥ子の部屋にも入れるが巨体なので頭だけ。
電源スイッチを落としても自分でオンにできるのであんまり意味がない。

なおワイフとはペットであるキラーマシーンの抹消機械ヴォイドのこと。
怜亜によると躾にジャスティスハンマーで殴られているので、たぶん故障しているとか。


また、その正義感は多分にアメリカンなもので、悪に対して容赦がなく説得よりも殲滅を優先する。
曰く「自信のない正義はジャスティスじゃない」……それ自体は間違ってない気もするが……
そのためパートナーの怜亜とはたびたび衝突しがち。ただし仲は悪くない。

やかましい性格だが機械クラッシャーな世羅を自分の中に匿ったり、ミサキに気圧されて黙ったり、女性には意外と紳士的。


必殺技のジャスティスデコピンは、全火器を解放しての一斉掃射。
……なのだが、当の火器は背中の主砲一門のみ。ただの通常射撃である。


神器プロジェクトの主導者であるアドミニストレータ カノープスの指示で襲撃した二号機サイクロトロンにより一度は大破。
しかしその後は大改修を経て、大量の火器と飛行能力も得た青の真ボディにパワーアップ。


反シャスター派のアドミニストレータの指令で青の世界に反旗を翻した際には、カノープスの裏切りにより上官であったフェクダたちと戦闘。

怜亜たちを逃がすため、ローレンシウムは最終必殺技《ファイナル・ジャスティス》で自爆してしまう。
ボロボロの頭部だけとなったローレンシウムに涙する三神器のパイロットだったが……


HAHAHA!! 我ながら素晴らしい最期だったな! 自爆は漢のロマンだが、二度とやりたくないものだね!!

生きてんのかよ!?


人格AIは無事だったため、サッカーボール大の頭部だけの姿になりやかましい置物マスコット化。
その後正気に戻ったカノープスにより新たなボディと、兄弟機サイクロトロンとの合体機『ヴェイバトロン』への進化を獲得。


再びの革命戦ではⅩⅠフラッグスやカノープス、ポラリスらの援助を受け、シャスター本体へ到達。
最後の防衛ユニット《シャスターFPGAアトラス》との戦闘に苦戦するが、改修により剣の姿へ変形する機構を得たシンクロトロンと三神器全ての力を合わせ、これを撃破した。


モチーフ……というかモデルはおそらく勇者ロボ。勝利の鍵とか言ってるし。



カードとしてのローレンシウム
Z/X第2弾『巨神の咆哮』に収録されたパートナーゼクスサイクル。

攻撃時に対象を破壊することで、相手ゼクスを1体デッキバウンスできる。
相手のチャージおよび手札を増やさず、再利用もしづらくするうえコストなどの制限もない優秀な除去手段である。

が、重い。現在でこそコスト8も珍しくはなくなってきたが、それでもやはり重い。
加えて除去効果が優秀なためか、パワー査定が厳しい。コスト6バニラどころか効果持ちですら破壊できない場合が多い。

Z/Xは踏み倒し対象がコスト7以下になっていることが多いため踏み倒しもしにくいなど、とかく扱いにくいカードになってしまっている。
それもあってか、以下のサポートカードが存在する。

B06-040 怜亜の決意(れいあのけつい)
コスト5
イベント
[☆]あなたのプレイヤーが「戦斗怜亜」の場合、あなたの手札にあるカード名に「ローレンシウム」を含むゼクスを1枚選び、リブートでゼクスのない◎のスクエアに登場させてよい。その後、カードを1枚引く。
山田J太
※◎は相手プレイヤースクエア以外

手札のローレンシウムを1コストで踏み倒し、ドローにより手札消費を1に抑える。
これで出すことでコスト5バニラ+500のパワーを持つローレンシウムが非常に使いやすくなる。さらに手札も実質1枚交換しているので回転率も上がる。
また、以下で説明する「ローレンシウム」にも対応しているので、状況に合わせて出すカードを選べるのもポイント。

また、同じく怜亜指定である「ⅩⅠフラッグス シェスパティエ」のコスト8以下指定もおそらくはこのローレンシウムを意識している。


『オール☆ゼクスターズ』でのリビルドでデッキバウンスの対象が2体に増え、さらにレンジ2を獲得と大幅に強化。
PSから相手PSへ安全に攻撃しつつ周囲をケアできるようになり、使い勝手がぐっと良くなった。

素のパワーの低さは相変わらずだが、それでもコスト相応の性能にはなったので踏み倒しなどと絡めて活用したいところ。



その他のローレンシウム

B07-036 蒼星神器ローレンシウム(そうせいしんきろーれんしうむ)
コスト8
メタルフォートレス
[常]あなたのプレイヤーが「戦斗怜亜」の場合、あなたのトラッシュにあるカード名に「ローレンシウム」を含むゼクス1枚につき、あなたの手札にあるこのカードのコストは1減る。ただし、0以下にならない。
パワー10500
吉岡英嗣

剣帝神器サイクロトロンの襲撃から大改装を経て復活した蒼き2枚目のローレンシウム。
背中の砲門は二門に増え、指先にも小型火器が内蔵されている。


相変わらずコスト8と重いが、トラッシュにある「ローレンシウム」の数だけ自身のコストを軽減する能力を持つため、最高で1コスト10500の超パワーを叩き出す。
ただしゼクス指定のため「漆黒のローレンシウム」などは対象外。

青に多い手札を捨てる系統の能力を使うことでトラッシュを肥やせば比較的早い段階でコスト6以下にすることも可能。
さらに効果は手札のみであるため、スクエアにあって相手の低コスト除去の対象にならないという点も評価点。

しかし手札以外ではコスト8、という点は自分も同じで、手札以外からの回収や踏み倒しがしにくいというのはやや難点。
低コスト高パワー以外の能力も持たないので、うまくローレンシウムをトラッシュに落とせないと旨みを活かせない。
またコストは強制的に下がるので途中で青のウェイカーの覚醒条件に使えなくなる。

現在は「ローレンシウム」の種類も増えているので、登場当初よりは扱いやすくなっている。
余談だが書籍での初公開時はコスト7だったが、製品版では上記のとおりコスト8に修正された。


C11-002 極大神器ローレンシウム(きょくだいしんきろーれんしうむ)
コスト7
メタルフォートレス
[自]このカードが登場した時、あなたのプレイヤーが「戦斗怜亜」ならば、あなたの手札にあるカード名を1枚選び、トラッシュにおいてよい。置いたならば「極大神器ローレンシウム」以外のノーマルスクエアにあるゼクスを3枚まで選び、手札に戻してよい。
パワー10000
吉岡英嗣

スターターデッキ『正義の鉄槌』に収録された3枚目のローレンシウム。

登場時に手札1枚で3バウンスという強力な除去能力を持っている。
さらには支配権についての指定もないため、自分のゼクスでも回収可能。
ただし自分を戻すことはできないので「舞踏骸骨スケルタルダンサー」などで踏み倒しののち自身を回収してデメリットを解消、などはできない。

これだけでも充分に強い効果ではあるが、「精神の魔人アニムス」と組むとどえらいことになる。

1.アニムスaで極大ローレンaとアニムスbと風海警部補をリアニメイト
2.極大ローレンaの能力でアニムスa、bと他1体をバウンス
3.警部補の能力で2ドローしアニムスa、bをトラッシュに置く
4.アニムスbの能力で極大ローレンbとアニムスaと風海警部補をリアニメイト
5.以下繰り返し

という通称『アニムスローレンループ』により極めて簡単に盤面の制圧が可能になってしまった。
これが一因となり、アニムスはアニムス自身をリアニメイトすることができないエラッタがかかってしまったが、それでも相性の良さは健在である。


B17-027 偉大なる正義の頭脳(ぶれいん・おぶ・ぐれーとじゃすてぃす)
コスト3 IG
メタルフォートレス
[常]【有効】すべて【効果】このカードが「偉大なる正義の頭脳」の場合、このカードのカード名は「ローレンシウム」としても扱う。
[自]【有効】スクエア【誘発】このカードがプレイされて登場する。【効果】あなたのプレイヤーが「戦斗怜亜」の場合、ノーマルスクエアにある相手のコスト3以下のゼクスを2枚まで選び、手札に戻す。
パワー4500
吉岡英嗣

自爆大破し残されたローレンシウムの頭部。
「ブレイン・オブ・グレートジャスティス」という長い名前だが実質4枚目のローレンシウム。

プレイされた時限定ではあるが、特にコストもなく相手のコスト3以下のゼクスを2体バウンスする能力を持つ。
相手のイグニッション成功などで囲まれた時の処理などそこそこに優秀。IGアイコン持ちなので捲れたときのコストパフォーマンスも高い。

また、すべてのゾーンで「ローレンシウム」として扱う能力を持つため、「蒼星神器」のコスト軽減にも役立つ。
ただし「コード・ピルルク」と同様にカード名が「偉大なる正義の頭脳」であることが条件である。

「怜亜の決意」などで相手ターンに出してもプレイで登場していないのでバウンスすることはできない点も注意。


B17-034 偉大なる正義の精神(はーと・おぶ・ぐれーとじゃすてぃす)
コスト5
メタルフォートレス
[自]アルターフォース(このカードが登場した時、あなたのトラッシュにあるカードを1枚フォースとしてこのカードの下に表向きで置いてよい。)
[起]【有効】スクエア【コスト】スリープ【効果】あなたのプレイヤーが「戦斗怜亜」の場合、このカードのフォースがカード名に「ローレンシウム」を含むカードならば、カードを1枚引き、ノーマルスクエアにある相手のコスト5以下のゼクスとコスト6以上のゼクスをそれぞれ1枚まで選び、手札に戻す。(片方だけ手札に戻すこともできる。)
パワー7500
吉岡英嗣

ソルに植え付けられた第二人格から目覚め、正気に戻ったカノープスが建造中のローレンシウム第三ボディ。

アルターフォースで「ローレンシウム」を装備することにより、攻撃と引き換えに1ドロー2バウンスという3アド獲得できる良カード。
バウンス対象は「二重の廃滅ズィーガー」と同じく5以下と6以上で1体ずつという制約こそあるが、それ以外に制限はなく幅広いゼクスに対処可能。

「蒼星神器」の性能上、ローレンシウムをトラッシュに落とすことが多いローレンデッキもAFと噛みあっているうえ、同時収録された「偉大なる正義の頭脳」を序盤に出しておけばフォースとして使用できる。
加えてこちらは「漆黒のローレンシウム」でも可。

このカード自体は「ローレンシウム」ではないのでローレンシウムサポートの対象にならないが、ローレンデッキに入れて損はない1枚。


E10-018 正義なる運命ローレンシウム(せいぎなるうんめいろーれんしうむ)
コスト8
メタルフォートレス
[自]【P】「怜亜」【有効】スクエア【誘発】このカードが登場する。【効果】あなたのトラッシュにカード名に「ローレンシウム」を含むゼクスが3枚以上ある場合、ノーマルスクエアにある相手のゼクスを1枚選び、手札に戻し、カードを2枚引き、あなたの手札にあるカードを1枚選び、トラッシュに置く。7枚以上ある場合、「正義なる運命ローレンシウム」以外のあなたの手札にあるカード名に「ローレンシウム」を含むゼクスを1枚選び、リブートでゼクスのないノーマルスクエアに登場させてよい。
パワー11000
吉岡英嗣

『オール☆ゼクスターズ』にて新ボディをお披露目した5枚目のローレンシウム。

「リゲル★クリスマス」系イベントに近い能力を内蔵したゼクスで、こちらはトラッシュの「ローレンシウム」を参照する。

トラッシュのローレンシウム3枚で相手ゼクスを確定でバウンスし、さらに2ドロー1捨てで手札が1枚増える。
さらに7枚以上あれば、手札から「ローレンシウム」を踏み倒せる。前の効果で捨てていてもカウントに含まれるので実質6枚からでも有効。

「蒼星神器」もありローレンシウムは手札を捨てる系の能力が豊富なため、ある程度ローレンシウムを用意しておけば条件は容易に達成可能。
ただし踏み倒したいローレンシウムを間違って捨ててしまわないように注意が必要。


B23-031 仁者の守護ローレンシウム(じんじゃのしゅごろーれんしうむ)
コスト5
メタルフォートレス
[自]【P】「怜亜」【有効】リソース【誘発】このカードがリソースに置かれる。【効果】あなたのリソースにカードが6枚以上ある場合、あなたのリソースにある「ローレンシウムと怜亜 無敵の絆」を1枚選び、スリープしてよい。スリープしたならば、あなたのトラッシュにあるカード名に「ローレンシウム」を含むゼクスを1枚選び、リブートでゼクスのないノーマルスクエアに登場させ、ターン終了時、そのゼクスを手札に戻し、あなたの手札にあるカードを1枚選び、トラッシュに置く。
パワー7500
吉岡英嗣、山田J太

23弾のパートナー指定リソースリンクになった6枚目のローレンシウム。

能力の説明の前に、相方を紹介。


B23-040 ローレンシウムと怜亜 無敵の絆(ろーれんしうむとれいあむてきのきずな)
コスト1
イベント
[☆]【効果】あなたのデッキの上から4枚公開し、その中にある[メタルフォートレス]を好きな枚数選び、トラッシュに置く。公開した残りのカードを元に戻し、シャッフルする。
[自]【P】「怜亜」【有効】リソース【誘発】このカードがリソースに置かれる。【効果】あなたのリソースに「仁者の守護ローレンシウム」がある場合、カードを2枚引き、あなたの手札にあるカードを1枚選び、トラッシュに置き、ノーマルスクエアにある相手のコスト5以下のゼクスを1枚選び、手札に戻す。
山田J太、吉岡英嗣

「仁者の守護」と対になるイベント。
これを見て、Z/X歴の長いプレイヤーは揃って同じ声を上げた。

「アマディウス&スケルタルダンサーだこれー!?」

そう。全体的に青寄りになっているが、「思希者アマディウス」と「舞踏骸骨スケルタルダンサー」のリソースリンクとかなり似通った能力になっている。


というわけで改めて解説すると、「仁者の守護」は実質青1コストでトラッシュから「ローレンシウム」を蘇生する。
ターン終了時に手札に戻るため置物としては使えないが、コスト指定はないので「正義なる運命」あたりを蘇生してさらに追加でローレンシウムを出したり、「超鋼神器」で普通に殴るだけでも充分な働きを見せる。
IGアイコンを持つサイクロトロンを混ぜてヴェイバトロンを狙ってみるのもあり。

なお手札に戻った後で1枚捨てるので手札は増えないが、蘇生したことで減ったトラッシュのローレンシウムを補充することができる。


「無敵の絆」はイベントとして使うと「ロイヤルストレートフラッシュ」と相互互換。
あちらが確定で3枚落とすのに対し、こちらは最大4枚まで落とすカードを選択できる。
[メタルフォートレス]が対象だがトラッシュに落としたいのがローレンシウムだけなら染める必要はない。

絆リンクもトラッシュ肥やし。こちらは2枚ドローした後手札から1枚なので落とすカードの選択は幅広い。
おまけでコスト5以下のゼクスをバウンスできるため空いた盤面にイグニッションしたゼクスを出すことも可能。

どちらもトラッシュ肥やしに特化しているので組み合わせ次第では黒のカードとも相性がいい。


B23-102 超無限神器ローレンシウム(ちょうむげんしんきろーれんしうむ)
コスト5
ウェイカー/メタルフォートレス
覚醒条件:あなたの手札にあるコスト5以上のカードを2枚公開し、デッキに戻し、シャッフルし、カードを2枚引く。
[自]【P】「怜亜」【有効】スクエア【誘発】このカードがデュナミスから登場する。【効果】あなたの手札にあるカードを2枚選び、トラッシュに置く。ノーマルスクエアにある相手のゼクスを1枚選び、手札に戻す。あなたのデッキの上から5枚公開し、その中にあるイグニッションアイコンを持たないカードを3枚選び、手札に加える。公開した残りのカードをトラッシュに置く。
パワー7500
吉岡英嗣

絆リンクと同弾収録の単体でウェイカーとなった7枚目のローレンシウム。
通常版では「くぁwせdrftgyふじこlp!」と今の若い子にはわからないだろうネタを放っている。
シークレット版では感情抑制回路を解除されたあざといスク水ロリバニーType.Ⅳに師匠と慕われているようだ。

能力はどちらかというと赤のカードに近く、先に2枚捨ててからデッキトップを見て3枚加える。覚醒条件で最低でも2枚はあるので手札0からの補充には基本的にはならない。
手札に加えなかったカードはトラッシュに落ちるので、絆リンクなどを手札に加え踏み倒したい「ローレンシウム」を捨てるなどしたい。
加えるカード、捨てるカードどちらにも条件はないのでローレンシウム以外でもトラッシュを利用するデッキなら相性はいい。

パワーはコスト5の平均値だが確定バウンスが付いているので処理能力はそこそこ。


B19-102 双絶正義ヴェイバトロン(そうぜつせいぎう゛ぇいばとろん)
コスト6
ウェイカー/メタルフォートレス
覚醒条件:スクエアにあるあなたのカード名に「ローレンシウム」を含むゼクスとあなたのカード名に「サイクロトロン」を含むゼクスをそれぞれ1枚ずつ手札に戻す。
[起]【有効】スクエア【コスト】【効果】あなたのプレイヤーが「戦斗怜亜」か「雷鳥超」の場合、このカード以外のノーマルスクエアにあるすべてのゼクスを手札に戻す。この能力は1ターンに1回しかプレイできない。
[常]絶界
[常]レンジ2
パワー10500
吉岡英嗣

ローレンシウムとサイクロトロンの合体機。
なお合体する時は音声認証と掲げた腕を組んだポージングが必須という浪漫仕様。

登場させるにはスクエアに「ローレンシウム」と「サイクロトロン」各1が必要で、かつ降臨条件ではなく覚醒条件なので通常通り6コスト払う必要もある。
幸いローレンシウムは上記の踏み倒しがそれなりに用意され、サイクロトロンはIGアイコン付与が多いので難易度はそこまで高くない。
また、リブートの指定はないので攻撃した後でも覚醒することは可能。

縛りが強い分スペックは非常に高い。
パワー査定が明確なZ/Xでもごく数枚しかない同コストのバニラより高いパワーを持ち、さらに攻撃制限などのデメリットもない。
さらに1ターンに1回スクエア上のゼクス全てをバウンスする。対象を指定しないので絶界も貫通するが自分のゼクスまで巻き込んでしまう。

これだけでも充分強力なのに絶界とレンジ2まで有する大盤振る舞い。コスト6なのでかつてサイクロトロンが敗北した記録でもある「正義の黄昏」も回避できる。

異なるプレイヤー指定のカードを組み合わせるため、以下のサポートがある。

B19-040 ふたつのジャスティス(ふたつのじゃすてぃす)
コスト1
イベント
[☆]【効果】あなたのプレイヤーが「戦斗怜亜」か「雷鳥超」の場合、あなたの手札にあるカード名に「ローレンシウム」か「サイクロトロン」を含むカードを1枚選び、公開してよい。公開したならば、カードを3枚引き、あなたの手札にあるカードを2枚選びデッキに戻し、シャッフルする。
[☆]【効果】スクエアにあるあなたの「戦斗怜亜」か「雷鳥超」を1枚選び、ゲーム終了時まで、以下の能力を与える。“[常]【有効】スクエア【効果】このカードが「戦斗怜亜」の場合、このカードのカード名は「雷鳥超」としても扱う。このカードが「雷鳥超」の場合、このカードのカード名は「戦斗怜亜」としても扱う。”
山田J太

「ローレンシウム」か「サイクロトロン」を公開すうことで手札を交換でき、互いのプレイヤー名を付与する。
この効果によってヴェイバトロン登場前でも両方の能力を問題なく使うことができるので、なるべく序盤に使いたいところ。





ここからはいよいよ私の独壇場というわけだな!
諸君に圧倒的なジャスティスというものをお見せしよう!
そもそもジャスティスが何かというところから語らねばなるまいな!
ジャスティスとは正義! 正義とはジャスティスのことさ!
おっと失礼、そのくらいのことはもちろん知っていたかな?
ならば話は早い! 私とジャスティスの出会いは、雪が吹きすさぶ寒い日のこと――

effect:ローレンシウムの頭を転がして床の穴に落とす音

AHHHHHHHH!!!!
次回! 勝利の鍵はーーーーぁぁぁぁ…………。

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最終更新:2023年07月11日 00:45