モンポモンスター(パズドラ)

登録日:2016/11/06  Sun  12:57:58
更新日:2022/08/31 Wed 16:17:12
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モンポモンスターとは、iOS/Android向けパズルゲーム「パズル&ドラゴンズ」に登場するモンスターの分類である。
モンスターポイントというものを使用して買えるモンスター達で、どれも一級品の性能を持つ。

多少ばらつきがあるものの、かなり強力なモンスターが揃っており要らないガチャ限をこれらに変えられると考えればかなり優良なシステムに見えるのだが、その性能の高さが災いして被り救済じゃなくて被り必須じゃないの?と批判されることもしばしば。

また、どれもサブがキチンと揃っていると優秀というものなため、流行ってるから買う…ではなく、
自身がどのモンスターのサブとなりうるモンスターを持っているか考えてそれと合うモンスターを買うようにするべきである。



そもそもモンスターポイントって?

被り救済として実装されたシステムで、モンスターを売却した際にコインと一緒にもらうことが出来る。
ガチャ限モンスターはダンジョンドロップより多めにポイントが設定されており、いらないガチャ限を売れば、
たくさんポイントがもらえるという寸法である。

獲得したポイントは、素材モンスター・潜在覚醒素材・確定スキル上げ素材・限定モンスターと交換できる。
限定モンスターの中には、コラボモンスターや期間限定ガチャのあたりもはいっていることがあるが、
ここでは基本的にコラボ系や期間限定系を除いた、ローテーションで販売されるモンスターのみを取り扱う。
(限定ガチャ及び販売に、別バージョンが存在する場合を除く)


各モンスターの詳細

全員共通して、購入直後から究極進化が開放されており、
人形使いを除いて経験値999万9999でレベルがカンストする。


第1弾 モンポ龍


価格:30万モンスターポイント

既に人型モンスターとして実装されている神をドラゴン化したモンスターで、
全員共通して進化後の名前が「○○神・△△=ドラゴン」となっている。
どれも神タイプのステータスを向上させるリーダースキルを持つ。
神タイプはゴッドフェス産が多いため強力なパーティーを組みやすい反面、最適解のパーティーを揃えるなら相応の課金が事実上必須なこと、覚醒進化で神タイプを剥奪されることが多いため注意が必要。
全員に超究極進化の実装が確定しているが、マルチ前提で難易度が非常に高めであるレーダードラゴンと呼ばれるモンスターが必ず必要なため難易度は高め。


シヴァ=ドラゴン(火)[神/ドラゴン]→破壊神・シヴァ=ドラゴン(火/闇)[神/ドラゴン]→鍛煉神・シヴァ=ドラゴン(火/闇)[神/ドラゴン]

LS 滅世の浄火(火属性の攻撃力が2倍。神タイプの攻撃力が2.5倍、回復力は1.5倍。)
→LS 滅世の神炎(火属性の攻撃力が2.5倍。神タイプの攻撃力と回復力が2.5倍。)
S ルドラークシャ(自分以外の味方スキルが2ターン溜まる。)

最初に販売されたモンポモンスター、火属性の神モンスターなら無条件攻撃力5倍という
このゲームの昔を知っている人間ならひと目でヤバイと分かるLSを持ち性能発表時多くのユーザーが驚愕した。

ただ、5倍固定なのはダメージ調整が要求されやすい現環境には攻略にはあまり向いておらず、
もっぱらパズルを要求せず高倍率なのを活かしてお手軽高速周回に使われるパターンが多い。
無条件で倍率を出せるため覚醒無効状態でも実力を出せる…が、覚醒無効ダンジョンが苦手属性のワダツミだったり、最近は他にもそれなりに戦えるパーティーが出てきたため、やや下火になっている。

究極進化で倍率上昇したと同時に覚醒スキルに2体攻撃が1つ追加されたことで周回面の性能が向上、4つ消し1コンボですら単体30~40万が出るためソロ周回にはうってつけ。
究極進化にマシン○○系を使わないため比較的究極難易度は低め。


ネプチューン=ドラゴン(水)[神/ドラゴン]→海王神・ネプチューン=ドラゴン(水/闇)[神/ドラゴン]→聖舶神・ネプチューン=ドラゴン(水/闇)[神/ドラゴン]

LS 冥海の神水(水か闇を5個以上つなげると攻撃力が上昇、最大6倍。神タイプの回復力が1.5倍。)
※5個で3倍、1つ増える毎に+0.5倍で11個で6倍
→LS 冥海の白紅(水か闇を5個以上つなげると攻撃力が上昇、最大10倍。神タイプのHPと回復力が1.5倍。)
※5個で3.5倍、1つ増える毎に+0.5倍で18個で10倍
S ヒュドラホーン(敵全体を超絶毒にする。自分以外の味方スキルが2ターン溜まる。)

列消しに特化しており水属性攻撃強化を4個持っている。
その為上記のシヴァドラより火力が出る上調整も効きやすく、暫くの間は極限の闘技場などの高難易度ダンジョンを
安定して回れるリーダーとして重宝されていた。

スキルの超絶毒はこいつのスキルでしか付与できず、毎ターン攻撃力の100倍のダメージを与える。
余りにイカれたダメージなせいで、極限の闘技場に出てくる高防御である程度のHPがあるはずの覚醒メイメイが2ターンで落ち、
ダメージ吸収が厄介な覚醒ソティスも威圧系の遅延スキルさえ入れれば毒で安全に削り落とせる。

究極進化でHP倍率を手に入れ、倍率上限も大幅に上がり非常に扱いやすくなった。
しかしステータス上昇の弊害で、攻撃に+値が一定以上振られていると上記の覚醒ソティスの20万以上吸収にスキルの毒が引っかかるようになってしまった。
究極進化にマシン○○系を使わないため比較的究極難易度は低め。

オーディン=ドラゴン(木)[神/ドラゴン]→光槍神・オーディン=ドラゴン(木/光)[神/ドラゴン]→光槍神・オーディン=ドラゴン・嵐翼型(木/光)[神/ドラゴン/回復]/起源神・オーディン=ドラゴン・光槍型(木/光)[神/ドラゴン・攻撃]

LS 神界の陣風(神タイプの攻撃力と回復力が1.5倍。HP満タン時、受けるダメージを激減。)
→LS 神界の揺籃(神タイプの攻撃力と回復力が3倍。HP満タン時、受けるダメージを激減。)[嵐翼型]
→LS 神界の激動(木か光の十字消し1個につき攻撃力が3.5倍。ドロップを消した時、回復力×10倍のHPを回復)
S ドラウプニル(最大HP50%分のHP回復、バインド状態と覚醒無効状態を全回復。自分以外の味方スキルが1ターン溜まる。)

このシリーズ唯一の不遇、覚醒も完全バインド耐性とスキブ1つに自動回復6つとかなりやけくそ気味。
LSに至っては連続攻撃に無力なのは変わらず、むしろ普通のオーディンのほうが火力が出る始末。

サブとしてはスキルがバインドと覚醒無効の完全回復なことと本家とは違いドラゴンタイプを持っていることが特徴だろうか。
本家の5ターン回復ではカバーしきれない場合やドラゴンパに組み込む場合は用途がある…かもしれない。

不遇過ぎた故かこのシリーズで唯一分岐超究極を獲得し、3タイプ目を獲得した。
嵐翼型は進化素材が比較的揃えやすく、光槍型は他同様レーダードラゴンを素材に使用する。

性能面では嵐翼型が超究極前のアッパー版となる。
光槍型はLS・覚醒スキル共に魔改造というべきレベルで変貌を遂げており、覚醒スキルがラー=ドラゴンの2体攻撃2つをバインド回復と7コンボ強化*1になっている以外は全く同じである。

ラー=ドラゴン(光)[神/ドラゴン]→太陽神・ラー=ドラゴン(光/光)[神/ドラゴン]→全能神・ラー=ドラゴン(光/光)[神/ドラゴン]

LS 太陽の後光(5属性(4属性+回復)以上同時攻撃で攻撃力が上昇、最大8倍。神タイプの攻撃力と回復力が1.5倍。)
※5色3倍→6色8倍
→LS 太陽の霹靂(4属性(3属性+回復)以上同時攻撃で攻撃力が上昇、最大8倍。神タイプの全パラメータが1.5倍。)
※4色2倍→5色5倍→6色8倍
S サンライトクラウン(1ターンの間、ドロップ操作時間を5秒延長。自分以外の味方スキルが2ターン溜まる。)

ドラゴンというか鳥、進化後はともかく進化前の何とも言えない間の抜けた顔は、
「キョエエエエエwwwwカァアアッカwwwwwwピェエエエエエエwwwww」とでも叫び出しそうである。
超究極後は素材のゼウス=ドラゴンの姿を取り入れた無難にかっこいいドラゴンに仕上がっている。

多色最強モンスター。性能発表時は6色消しは難易度が高くて使いづらいという意見もあったが蓋をあけると、
サブさえ揃えば豊富な操作時間延長とバインド耐性、高火力によって文句なしの多色最強モンスターだった。
(尤もフェス限☆6の6色陣持ちの神モンスターである闇カーリー2体がほぼ必須レベルなのでかなりの札束パになる)

超究極によって弱点であった封印耐性がないことを克服し、倍率の調整もしやすくなった上、
全ステータスに補正がかかるようになったことで攻守を兼ね備え更に強力になった。
レーダードラゴンに加え、進化させるのも進化前を取るのも面倒な究極マシンゼウスを使うため究極進化の難易度は高め。

ツクヨミ=ドラゴン(闇)[神/ドラゴン]→夜刻神・ツクヨミ=ドラゴン(闇/光)[神/ドラゴン]

LS 桂月の常闇(強化ドロップを含めて5個消した属性の攻撃力が4倍。神タイプの攻撃力と回復力が1.5倍。)
→LS 桂月の吐息(強化ドロップを含めて5個消した属性の攻撃力が4.5倍。神タイプの攻撃力と回復力が2倍。)
S ツキガミノカイナ(ランダムで闇と回復ドロップを4個ずつ生成。自分以外の味方スキルが1ターン溜まる。)

強化ドロップを含んだ5個消しでお手軽に6倍が出る上、スキルも他のモンポ龍と違ってドロップ生成としても普通に優秀なため、
安定感はピカイチ、問題は火力がわりと抑えめなことと調整が難しいこと。
強化ドロップを必要とするので闇(と回復)強化ドロップのスキル持ちが必須であり、5個消しなので列強化や2体攻撃の覚醒スキルとも多少相性が悪いとパーティーは結構選ぶ。

サブとしてもバインド解除とバインド完全体制を持っているためバインド解除役兼変換役として機能する。
また、操作時間延長もそれなりに持っているためそっち方面での活躍も期待できる。

惜しくもHP倍率はもらえなかったが、倍率が大幅に上昇したことで火力面での不安は取り除かれた。
また、5個消ししなかった際の倍率も1.5から2と微弱ながら上がったため多少は調整しやすくなったといえる。
レーダードラゴンに加え、進化させるのも進化前を取るのも面倒な究極マシンヘラを使うため究極進化の難易度は高め。


第2弾 人形使い(機操士)


価格:25万モンスターポイント

光と闇以外の3属性のマシンタイプのモンスター、それぞれ相手の属性を自身の有利属性に書き換えるスキルを持つ
このスキル、相手の状態異常無効を無視する特性を持つためどのモンスターにも通用する。
(もっとも属性を変える行動を持っている場合は、上書きされてしまうが)

全員LSがマシンタイプ全ステータス1.5倍、自属性1.5倍で、
主属性と副属性のドロップ強化と主属性の属性攻撃強化と操作時間延長2つと共通なため個別に書くのは省略する。

赤の人形使い・ピュール(火)[マシン]→破壊の赤機操士・ピュール=マキナ(火/木)[マシン]

青の人形使い・シャリテ(水)[マシン]→再生の青機操士・シャリテ=マキナ(水/火)[マシン]

緑の人形使い・クラジュ(木)[マシン]→創造の緑機操士・クラジュ=マキナ(木/水)[マシン]



第3弾 四君子+ラグドラ

木以外の四君子と何つくモンスターと、木属性の機械龍ラグナロク=ドラゴンが第2のモンポモンスターとして実装された。


ラグナロク=ドラゴン(木)[ドラゴン/マシン]→抗神機・ラグナロク=ドラゴン(木)[ドラゴン/マシン]

LS カタストロフィドライブ(4属性同時攻撃で攻撃力が4倍、5属性で4.5倍。マシンタイプの攻撃力と回復力が1.5倍。)
S オールドロップチャージ(全ドロップを5属性+回復ドロップに変化。自分以外の味方のスキルが1ターン縮まる。)

リーダーとしてはマシンタイプ自体の少なさとキラーが刺さらない相手には今ひとつな火力なためあまりオススメできない。
サブとしては、神とドラゴンのダブルキラーが幅広く刺さるため非常に有用。

元々は神キラーしか持っておらず今ひとつ扱いだったが、ドラゴンキラーが加わったことや木マシンリーダーのマシンアテナの実装、
ドラゴン多色リーダーのシェリアス=ルーツの実装などによってじわじわと人気を獲得した。


四君子・シャンメイ(火)[回復]→紅蘭の君子・シャンメイ(火)[回復]

LS 優雅の矜持(回復タイプのHPが1.5倍、攻撃力は2倍。回復の2コンボで攻撃力が3倍、3コンボ以上で4.5倍。)
S 紅の時節(火以外のドロップから回復ドロップを6個生成。自分以外の味方スキルが1ターン溜まる。)

耐久持ちの曲芸士型LS、体力にしか倍率がかからないが本人の回復力が素で1000程ある上
回復タイプで固めるので思ったより回復力が確保しやすく耐久力は高め。

サブにも2体編成すると、スキルターン短縮効果によって毎ターン回復6個生成を1回使えるため、
回復ドロップの欠損がなくなり非常に安定感のあるパーティとなる(通称シャンメイシステム)。
ただ30万MPを3体買うのはかなり大変だが。

ハロウィン限定で闇属性verの紅蘭の黒魔女・シャンメイが登場、タイプ指定と本人のタイプが悪魔になっており、
悪魔タイプの多い闇には嬉しいところ、こちらは限定ガチャかモンポで買えるのだが、
排出確率はかなり低く、販売の方の価格も50万MPなため同じシャンメイシステムを組む難易度は高い。


四君子・ヨウユウ(水)[攻撃]→蒼竹の君子・ヨウユウ(水)[攻撃]

LS 水の2コンボ以上で攻撃力が上昇、最大2.5倍。強化ドロップを含めて5個消した属性の攻撃力が5倍。
※2コンボ1.5倍、3コンボ2倍、4コンボ2.5倍。
S 蒼の時節(1ターンの間、攻撃タイプの攻撃力が1.5倍。ランダムで水ドロップを3個生成。)

ガタイのいい兄ちゃんなのだが、やたら脇を強調しているせいでついた愛称が『脇』。
攻撃力が高く、+を降ると3000をオーバーする。

お手軽超倍率、その火力は極限の闘技場ボスのカーリー(HP3000万)を50%半減の上からでも、
キラーもエンハンスも無しでワンパン可能なレベル。
反面耐久倍率を持たないため火力だけで突破できない相手は苦手、特に高難易度ダンジョンに出る覚醒パールは、
30万以上ダメージ吸収に加え、バランスタイプのせいでヨウユウのバランスキラーが悪い方向に働き突破が困難。


四君子・シュウミン(光)[体力]→黄菊の君子・シュウミン(光)[体力]

LS 無心の矜持(光の2コンボ以上で攻撃力が2.5倍。光を5個以上つなげると攻撃力が上昇、最大7倍)
※5個で2倍、1つ増える毎に+1倍で10個で7倍。
S 黄の時節(1ターンの間、体力タイプの攻撃力が1.5倍。ランダムで光ドロップを6個生成。)

ヨウユウの列バージョンと言ったところ、回復が0である代わりにHPが7000程とかなり高いため高ダメ先制にも
ある程度耐えやすいのが利点、しかし回復が0なことで回復力が低くなりやすくリカバーが大変になりやすい。

ヨウユウにも言えることだがエンハンスがほぼ飾りなレベルの高火力なので、
無理してサブを体力タイプに揃える必要は全く無い。


四君子・シンファ(闇)[バランス]→紫梅の君子・シンファ(闇)[バランス]

LS 高潔の矜持( バランスタイプの攻撃力と回復力が2倍。回復を5個以上つなげると攻撃力が上昇、最大7.5倍。)
S 紫の時節(ランダムで闇と回復ドロップを3個ずつ生成。自分以外の味方スキルが1ターン溜まる。)

覚醒ラクシュミーなどと同じ、回復倍率と回復連結系の火力倍率のLS…なのだが闇のバランスタイプがかなり少なく
サブに入るモンスターがかなり少ない、ある程度の倍率を出すにはそれなりに回復ドロップが必要なので
シンファのスキルだけでは足りないこともしばしば。

ティフォンアナのサブとしては、スキルやタイプが噛み合うため必須レベルのモンスターとなる。


余談


出た当初、これらの性能の高さのせいで『これ被り救済というより被り必須じゃない?』という意見が相次いだとかなんとか。


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最終更新:2022年08月31日 16:17

*1 7コンボ以上で攻撃力2倍