キラ☆キラ

登録日:2009/08/17(月) 17:30:49
更新日:2021/06/07 Mon 01:31:26
所要時間:約 3 分で読めます




OVERDRIVEの二作目。


スタッフ
プロデューサー:竹内"bamboo"博
原画・キャラクターデザイン:片倉真二
音楽:milktub/第二文芸部
シナリオ:瀬戸口廉也
ムービー:Iris Motion Graphics
ディレクション:楢崎陽


ジャンルは「青春恋愛ロックンロールノベル」で、「バンド」「パンク・ロック」「旅」をテーマにしたエロゲにしては珍しい作品。

また、プロデューサー自身がバンドマンであるため、作中では使用楽器や機材、音楽知識・用語、実在するライブハウスの登場など趣向が凝らされている。

「音楽」をテーマにした作品の中でも異例の作品。


そして、デモムービーをニコニコやYouTubeといった動画サイトで公開するという新しい宣伝方法をとった。
また、「作中の曲を弾いてみた」シリーズをプロデューサー自らが「お手本」を見せると公式でMADを認める従来には無い事をした。

それが成功したのか、PS2への移植版「キラ☆キラ ~Rock'n'RollShow~」とスピンオフの「キラ☆キラ カーテンコール」が発売された。


ここまで聞くと音楽を通した青春物に見える。


でも、瀬戸口製なので、ただでは終わらない。

後半からはバンドを続ける困難と現実を突きつけられる。
そして、個別ルートの鬱度が異常。

でも、評価は高く、2007年度のエロゲの代表的存在。


そんな瀬戸口さんがコレを最後に引退してしまった…


story

前島鹿之助はミッション系の学校『欧美学園』に通う学生だ。

部活にも顔を出さず、受験勉強にも身に入らずにアルバイトにばかり精を出すちょっとダメな毎日を送っている。

そんな彼が、バイト先でかなり変わった女の子『椎野きらり』と出会い、思いがけずパンクバンドを結成してしまうところから、鹿之助の物語は始まるのであった。


登場人物

前島鹿之助
主人公。もともとはテニス部員だったが、ある理由で退部。
バンドでは「前島鹿子」に女装して演奏する。
その時の彼の可愛さは異常。

パート:ベース
『この、くそったれな、世界に、精一杯の愛を込めて』


椎野きらり
メインヒロイン。
鹿之助とはアルバイト先で知り合った。貧乏。
いっつもはねている髪と曇りのない笑顔がトレードマーク。
彼女のみNormalとTrueがあるが、両方ともどうしようもないレベルで救われない。

パート:ボーカル/ギター
『ん?んんん?んん?んんん?んんんん?』


樫原紗理奈
お嬢様で病弱。
そのため学内の交友関係は狭い。
きらりの親友。
きらりのことになると譲らない一面も。

パート:ギター
『大変、クソッタレなお茶でした。ごちそうさまです。FAX』


石動千絵
鹿之助の幼馴染。
きらり、紗理奈、鹿之助が所属する『第二文芸部』の部長。
とある事情で留年している。

パート:ドラム
『ロックンロール!』


サブキャラクター

村上
鹿之助の友人で、テニス部時代のダブルスパートナー。
『強面で巨漢』という外見のせいで周囲に恐れられているが、実際は温厚で人見知りな性格。
『ロックとは……あついハートだぁっ!』

殿谷健太
鹿之助の同級生。実は人気インディーズバンドのギター担当。
クールな外見だが、実は音楽(だけ)には情熱を傾ける熱い人。
『僕はそういうの気にしないよ』

美雪&舞
第二文芸部の2年生コンビ。
鹿之助にはどっちが舞でどっちが美雪なのかを何故か教えてくれない。
『それ、セクハラですよ。』

恩田正雪
女装した鹿之助に一目惚れし出会っていきなりキスをした。
ちなみにこれが鹿之助のファーストキスだった。
『愛を込めて。あなたの恩田正雪より』


追記、修正よろしくお願いしますFAX。

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最終更新:2021年06月07日 01:31