ヴァルガ(ゼルダ無双)

登録日:2016/10/08(土) 22:52:58
更新日:2023/05/21 Sun 16:08:59
所要時間:約 7 分で読めます




「俺は… 強者との戦いを望むのみ…!」



ゲーム『ゼルダ無双』の登場人物。


■概要


CV:川原慶久

時のオカリナ』に登場したヴァルバジアをモチーフとした本作オリジナルキャラクター。
WiiU版発売当初は敵として戦うのみのキャラクターだったが、アップデートによりプレイアブル化。

オルディン火山に住む竜族を従える炎竜。
赤い鎧を纏った竜騎士のような容姿をしている。
カブトには由来となったヴァルバジアの名残が見られる。

炎竜とあって、巨大な竜の姿に変身することも可能。
なお、いかにも『東洋の龍』といった胴長のヴァルバジアに対して、ヴァルガの竜形態はナルドブレアに似た西洋的デザインとなっている。
また、腕を巨大化させたり、翼だけ生やしたりと部分的に変身することも可能。
炎竜らしく口からを吐くこともできる。


性格は強者との戦いを求める戦闘狂気質。
敵に対しても正面からぶつかっていくタイプで、知略家なウィズロとは対照的。
ただし、劇中の凶悪な側面はシアに闇の魔力を注入されたことが原因であり、
本質的には高潔な武人で、無思慮に戦いを起こすことは好まない。
シアに出会う前は、人間との戦いにも関わる気はなかったようである。

リザルフォスやダイナフォスといった竜系モンスターは彼に従っており、
側近にリザルとダイナという固有名持ちの個体がいる。


■各章の活躍


※以下ネタバレ含みます。


闇にあやつられし者(黒の魔女シア編)

竜族とともにオルディン火山で静かに暮らしていた。
そこへハイラル支配を目論む黒の魔女シアが勧誘に訪れるもこれを拒否し、彼女と敵対。
竜族総出で抵抗するも敗北し、闇の魔力を注入されて黒の魔女軍の一員となった。

ハイラル侵攻(黒の魔女シア編)

味方武将として登場。
ウィズロの進言で妖精狩りを行う黒の魔女軍は、強い力を持った妖精プロクシィを狙ってハイラルへ侵攻。
さらにシアの半身である白の魔女ラナとも対峙する。
本章ではプレイキャラをウィズロとヴァルガのどちらかを選べるが、どちらでプレイするかによって敵のゼルダ姫の台詞が少しだけ変わる。

おそいかかる闇(序章)

敵側武将として登場。
戦場へ飛び出したリンクと初めて対峙。
ゲームとしてはシナリオ初回であり、PC武将で最初の敵となる。ガード崩しかつ素早いワザが多いなど、今までの無双の感覚では面食らう武将だが、
初回とあってチュートリアルのようなステージであるためか、ここのヴァルガは比較的ステータスは低めで、難易度『辛口』でもない限り苦戦することはない。
『敵の攻撃を回避してウィークポイントを削る』というプレイングを実戦式で叩き込む役で、攻撃をガードさせ続けているときに出す反撃を回避し、さらに攻撃してWPを削ることに気付ければ道が開ける。
なお、ここで倒し切る必要はなく、ある程度体力を減らすとイベントが発生。
勇者として覚醒したリンクを前に一度撤退する。

暗き谷の魔女(序章)

敵側武将として登場。
弱体化もなくなり、本格的な戦闘としては初戦となる。
プレイヤーと別ルートを進軍する味方と交戦するので援護に向かおう。
最悪味方を救援しなくても敗北にはならないが、戦況が不利になるうえ、倒すと味方のやる気が上昇するので素直に倒そう。

影を覆う闇(黒の魔女シア編)

味方武将として登場。
ザントを黒の魔女軍に取り込むべく、
トワイライトプリンセス』の世界にある影の宮殿へ赴く。
味方軍が劣勢になるとウィズロが魔物を召喚して手助けしてくれるが、その場合味方軍はかなり追い込まれた状況であるため注意。
リザルとダイナをはじめとする味方隊長を敗走させないよう大事にするのがポイント。

天空の支配者(黒の魔女シア編)

味方武将として登場。
別の異世界『スカイウォードソード』のスカイロフトへ侵攻。
今度は封印されしものを率いて同じくスカイロフトに侵攻していたギラヒムを取り入れるため、彼らと対峙する。
シア、ウィズロでプレイ時は彼の敗走が敗北条件となるので、体力には気を配ること。

天空の大地へ(スカイウォードソード編)

敵側武将として登場。
手を組むことになったギラヒムとともにスカイロフトを侵攻。
ステージを攻略していくと、自ら前線へ進軍開始。
体力を減らしていくと自ら回復&強化。正攻法では倒せなくなる。
女神の泉で大妖精とナリシャの力を借りることで弱体化させることになる。

強者の戦い(緑衣の少女編)

敵側武将として登場。
ゼルダ姫とインパが先に帰った『時のオカリナ』の世界を強襲。
水の神殿に残っていたルト姫ダルニア、そしてたまたま通りかかった緑衣の少女・リンクルと対峙する。
リザルとダイナを筆頭に竜族の大軍を率いて進軍するも最後は敗北し撤退する。
コッコ飼いのほぼ一般人にも負けてしまった。

取り戻せない光(黒の魔女シア編)

味方武将として登場。
シアの持つ『力のトライフォース』を狙って進軍するガノンドロフと対峙する。
この頃には魔力が弱っていたせいで暴走気味になっていたシアを見るに見かね、ウィズロのように裏切りこそしないが、命令に反した独断行動をとるようになる。
本章ではシアとヴァルガのどちらでプレイするかでお互いの台詞が変化する。
シアでプレイ時はガノンドロフ相手に特攻をかます戦闘狂の側面を見せ、
ヴァルガでプレイ時はそれが暴走するシアを気遣ってのものであるような発言が見られる。

また、この章で彼の部下であるリザルとダイナは、ガノンドロフという強敵を前に逃亡してしまった。

光と闇の決戦(終章)

敵側武将として登場。
シアによって闇の力を注がれ、大幅に強化された状態で登場。
赤いオーラを纏ったハイパーアーマーとなっており、並みの通常攻撃ではのけぞりすらしない強敵となっている。
弱体化させるには女神の泉で大妖精の力を借りることになる。
大妖精の魔法陣を使わなくても強引に倒すこと自体は可能だが、魔法陣を使わない限り撤退したうえで再度出現を繰り返し続ける
(黄金のスタルチュラを手に入れる条件に魔法陣を使わずに一度ヴァルガを撃破するものがある)。

女神の泉近くまで誘い出したうえで魔法陣を発動すると弱体化。
それでも強引に体力を回復し、なおもゼルダ姫と交戦するも、彼女の説得により自ら闇の力を放棄。
そのままリンクによって倒されると、武人としての誇りを取り戻してくれたことを感謝し完全に力尽きた。


■性能


武器は戦槍。属性は

振り回しての斬撃は勿論、炎を吹いたり竜に変化したりとヴァルガの炎竜としての固有能力を活かした技も含む。

ガード崩し効果のある特殊攻撃、
戦槍をかちあげる、武将とのタイマン戦で強力な強2、
遠距離斬撃で巨獣ウィークポイント削りに有効な強3、
炎を吹く雑魚散らしに有効な強4、
そして竜に変化し急降下で突撃する、圧倒的な火力と殲滅力を誇る強5と、
強攻撃はいずれも捨て技のない強力なものがそろっている。

タイマン戦、巨獣戦、雑魚殲滅とあらゆる面で隙のない性能の高さから、
ゼルダ無双最強候補としてしばしば名が挙がる。
癖のないシンプルな強さはさながら本家無双における呂布や忠勝枠である。


ただし、各種強攻撃はワンテンポ隙を生じるものも多く、被ダメージには注意する必要がある。


■その他


  • 武器の名称はレベルごとに「強剛なる竜骨」「炎山を穿つ尖爪」「鮮血に濡れし靭牙」と厨二イカしたネーミング。

  • レジェンドモードでは『風のタクト』以外全ての異世界に赴いている働き者である。

  • 元々人間との争いに興味を持っておらず、魔物としては穏健な性格であったため、レジェンドモードで救済されなかったことを残念に思うプレイヤーもいる。




「項目を追記修正したぞ 次は強いやつと戦わせろ!」

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最終更新:2023年05月21日 16:08