ラブレター(デレステ)

登録日:2016/10/02 Sun 06:36:52
更新日:2020/09/26 Sat 21:15:59
所要時間:約 4 分で読めます




Dreaming Dreaming Darling
あなたのことを
大好きだから
ラブレター 受け取ってください


ラブレターとは『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』の楽曲、
およびその楽曲が登場したイベントである。

楽曲概要

作詞 桜アス恵(TRYTONELABO)
作曲・編曲 岡野裕次郎(TRYTONELABO)
島村卯月(CV:大橋彩香)、小日向美穂(CV:津田美波)、五十嵐響子(CV:種崎敦美)

島村卯月小日向美穂五十嵐響子の三人からなるユニット、ピンクチェックスクール(P.C.S)が歌う初めての楽曲。
正統派キュートアイドルの3人にぴったりな、恋する気持ちを手紙にのせて伝える乙女の心情を歌った王道を行くアイドルソングである。
本家シンデレラガールズ発のユニットがデレステで新曲を歌うのはL.M.B.Gの選抜メンバーが歌う「ハイファイ☆デイズ」に続き2例目だが、
ユニット全員が揃って歌うのはこの楽曲が初めて。ちなみにデレステオリジナルの楽曲で初の属性曲でもある。

P.C.Sはシンデレラガールズ稼動当初から存在が示唆されていたユニットで、卯月、美穂、響子とそれぞれ高い人気を誇るアイドル達である。
発端は3人ともNのカードの特訓後の衣装がピンクの制服のようなもので共通だったので、自然とこの3人はユニットとして繋がりがあるとされていたこと。
しかし、ぶっちゃけた話この3人(というより人気の割りに長らくCVなしだった響子)の繋がりはしばらく同系統衣装であるというだけで、正式なユニットとして活動している描写は長らく存在しなかった。

モバマス稼動から3年ほど経った2014年10月にぷちデレラでこの衣装に「ピンクチェックスクール」と命名されたことがユニット名の由来である。
その為知名度の割には凛・奈緒・加蓮からなるクールの代表ユニット「トライアドプリムス」や、未央・藍子・茜からなるパッションの代表ユニット「ポジティブパッション」に比べ、
活動した記録がほとんどないというユニットである。
個々の人気の高さ、意外と少ない王道な正統派キュートユニットであることから、P達は彼女達の活躍を待ち続けていた。

アニメでもユニットを組んだ描写があるが最終回のエピローグでチラ見せ・しかも響子ちゃんはセリフ無し*1だったため、
P.C.S担当のプロデューサーにとっては待望の処女曲となった。


Masterの譜面はフリックが少なく、トリッキーな配置もない素直なもので楽曲Lv.26にしてはクリア難易度はやさしめ。
イベント限定のMaster+は独特なシャッフルリズムが難易度を上げているが極端な難所はなく、ちょっと前に配信された「秘密のトワレ」の方が難しいという声もある。
しかしフルコンを狙うとなるとそれなりの腕が必要になってくるので油断は禁物。


MVは2D3D共に編成5人の中で中央の3人しか登場しない形式で再生される。
これまでデレステでは4人以下のユニットの曲でも5人前提のダンスを踊っていたため、ユニットの人数に合わせたMVはこれが初めて。
もちろん映ってないサイド2人のアピール値および特技もポイントに加算されるので安心しよう。

その他にも様々な新要素がてんこ盛りになっており、
  • ステージがこれまでのようなライブ会場を意識したものではなく学校の教室風セットで撮影された楽曲PVのような映像
  • 目まぐるしく変わる立ち位置やカット
  • 円形に並んだアイドルの外側を回るカメラワーク
  • 時間経過で昼から夕方に変わっていく照明の演出
などなどアイドルの可愛さを最大限に引き出したその演出は多くのプロデューサーを骨抜きにした。
「マシンスペックの問題上、個々のアイドルを別々に動かしたり、定点立ち位置から離れる動作が難しい」という制約自体は変わっていないものの、
『Love∞Destiny』や『BEYOND THE STARLIGHT』辺りで如実に進歩を見せていた矢先にこれである。盛り上がるのも当然というべきか。


イベント概要

2016年9月20日~9月26日にいわゆるアタポン形式*2で開催された。
上位報酬はSR[ラブレター]島村卯月、達成pt報酬はSR[ラブレター]五十嵐響子
今までのイベントSRには見られなかった、特訓後のイラストを上下に並べると大きな一枚絵になるという特徴がある。

更にイベントに合わせてプラチナガチャでSSR[P.C.S]小日向美穂が登場。
特訓前のイラストの3人で仲良くスイーツバイキングを楽しむ姿はとってもキュート。
???「P.C.S担当のプロデューサーさんはぜひともスカウトしましょう!」     えげつねェな……


イベントコミュではP.C.Sのメンバーの他に双葉杏とベテラントレーナーが登場。
久しぶりのユニット結成で息が合っていなかったメンバーが、「もっとお互いのことを知るべき」という杏のアドバイスにより、
一緒にお出かけしたりレッスンしたりお泊まり会をしたりといつもどおりの日常を過ごす中で絆を深め、LIVEを成功させるまでの様子が描かれた。
また一部で話題になっていた小日向美穂のクソダサ子供っぽいクマさんTシャツにも触れられている。


こんなキュートな楽曲やコミュに反して今回のイベントはかなり苛烈なものになった。
1枚取りのボーダーはいつもより短い6日間(「Orange Sapphire」と並んで歴代最短)の開催にもかかわらず19366pt
これは1日あたりのptに換算するとアタポン形式とグルーヴ形式どちらもひっくるめてイベント歴代第1位*3
ゴールデンウィークと期間が被った「生存本能ヴァルキュリア」や、上位文香報酬かつ良譜面でかつてないほどの激戦といわれた「咲いてjewel」を超えるといえばその熾烈さが分かるだろう。
有志の検証によるとイベントに参加した人数は70万人超えだとか。

更に凄い……というかとんでもないことになっていたのが2000位のボーダー。
これまでの歴代1位が10日間開催の「アタシポンコツアンドロイド」の78330ptだったが、
今回のイベントではなんと121303pt。まさに桁違いである。
繰り返すが、このイベントは6日間しかない。*4

なんでこんなことになっちゃったのかと言うと、その原因はデレステ1周年を記念してプロデューサーランクSSSが登場したことにある。
これは条件を満たした*5プロデューサーが「月間獲得ファン数ランキング」で1000位内に入賞するとランクアップできるものであり、
初回となる今回は報酬として「第1期アイドルマスター」の称号が得られる。

このなんとも魅力的な称号のために廃人ゲーマーSSランクのプロデューサーたちが寝る間も惜しんで楽曲をプレイし、イベントのボーダーは異常な上がり方を見せた。
結果多くの卯月P達がその煽りを受け、ボーダーを上回っているかどうか不安でDokiDoki越えてBakuBakuしてるハートをものの見事に打ち砕かれるのであった……。


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最終更新:2020年09月26日 21:15

*1 響子ちゃんはこの時ボイスが付いていなかったので仕方ないと言えば仕方ない。アニメで声付いたアイドルもたくさんいるけど。

*2 通常楽曲でptと限定アイテムを手に入れ、そのアイテムを消費してより多くのptが手に入るイベント楽曲をプレイするイベント形式のこと。この形式で初めて開催されたイベントが「アタシポンコツアンドロイド」だったことから由来する俗称。

*3 現在では同期間開催された「あんきら!?狂騒曲」に更新されている。

*4 ただし今では同じ6日間開催で156206ptを叩き出した「双翼の独奏歌」、8日間開催とは言え224697ptと時間単位のpt数で上回った「Pretty Liar」などこれ以上のイベントが複数存在する。

*5 プロデューサーランクSS以上、PRP1000以上