怪獣/モンスター(文化)

登録日:2011/03/06 Sun 20:42:18
更新日:2024/04/07 Sun 01:31:48
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番組の途中ですが、今入りましたニュースをお伝えいたします。
先ほど、福岡港に……えー、怪獣怪獣が出現しました。現在、自衛隊が出動しています。
繰り返します。先ほど福岡港に怪獣が出現し、自衛隊が出動しています。





怪獣とは、ロマンである。




怪獣、またはモンスターなどは実在、または架空の特殊な生物群に対して使われる言葉であり、
多くは現在確認されている生態系の生き物らとは外れている。または未確認生物(UMA)に適用されている。
「怪獣」という単語が人類史上最初に出て来るのは、中国の地理書……の形をとった妖怪大辞典『山海経』である。
山海経は複数の巻に分かれているが、その中でも最古の一つである南山経に『エンヨク山には怪獣が多く、水中には怪魚が多い、上ってはいけない』
……という記述がある。



◆「怪獣」とは

読んで字の通り「正体不明の怪しい獣」の事を指すが、動物全般を指すため哺乳類以外にも適用される言葉である……


……が、サブカルチャー、特に日本における怪獣という概念は言葉だけではない独特の、特徴的な意味合いを持つ。

日本において「怪獣」の語は江戸時代までは「なんだかよくわからない動物との遭遇談」なんかに使われていた。
明治になり海外の情報が入るようになると、その延長線上で海外の未確認生物(UMA)や伝説上の生物、
そして一応実在の生物である古代生物も「恐竜」などの訳が定着する前は「怪獣」の語で呼ばれていた。
そして1953年6月13日(日本では1954年12月22日)に公開されたある映画の邦題が日本での特徴的な意味合いを決定づける。
蘇った巨大な古代生物が実在の都市を蹂躙する特撮映画『The Beast from 20,000 Fathoms』の邦題原子怪獣現わる、そしてゴジラ(1954)である。

日本における怪獣の始まりは故・円谷英二氏らによって制作され、国民的人気を博したゴジラシリーズなどを筆頭にした『空想特撮シリーズ』であり、それらにより創られた独自のイメージが現代でも根強く残っている。
二代目ゴジラ最後の作品『メカゴジラの逆襲』では、恐竜(龍)と怪獣が別の存在であると明言されるまでになった。

日本における怪獣の重大な要素としては一部を除き『巨大』であり、科学では証明しきれない『圧倒的な力』を持ち近代兵器でも殺傷の難しい『生命力』を持つ。

その出自は作品毎によって様々だが、代表的な作品である『ゴジラ』シリーズでは根底にある「反核」のメッセージから、
海底生物(恐竜の生き残り)が放射能の影響で細胞に異常をきたした結果あの姿になったとされている。

他にも日本における怪獣を扱う作品の数、歴史から時に地下から、海底から、氷山の中から、宇宙から、
別の次元から、あの世と呼ばれる世界から、子供の落書きから、等々あまりにも多岐にわたるほど制作されている。

ただし、どの怪獣も基本人間の文明が発達した結果人類と遭遇するという部分が共通しており、メッセージとして人類の科学の負の面を描くなどの社会風刺を含む作品が多い。

ちなみに類似ジャンルとして怪人があるが、こちらはどちらかと言うと後述のモンスターに近い。

通常ではあり得ない生態、圧倒的なパワー、巨大な身体などは子ども達には広く受け、その社会的メッセージで時に大人の心にも残る事となった。

さらにそれらに加えて、日本には欧米のキリスト教による異教徒狩りのような思想弾圧がほとんど無く、
古来より自然に密接に絡みついた思想、妖怪や八百万の神にあるような空想生物への理解から、他国には無い独自の『怪獣文化』が産み出された。

日本独自のため海外ではローマ字表記の「KAIJU」、もしくは直訳「Strange Beast」と表記される。

ちなみに日本の怪獣作品の多くは着ぐるみで撮影される。


着ぐるみなのだ!

大事な事なので(ry

コレはもう一種の様式美であり、これを失っては怪獣とは呼べないと言うファンも根強い……と言うかかなり多いかもしれない。

……え? 怪獣の形状が人間が入れるものに限定される?
そんな人はとりあえず昭和の方のクモンガカマキラスの動きを見て欲しい。あれらは全て操演である。

職人マジパネェ……。


ただ、『ゴジラ』の企画が始まった時、円谷監督が考えていたのは後述のキングコングのようなモデルアニメーションによる撮影方法だった。
しかし予算などの都合により、現在主流になっている着ぐるみ方式になったと言われている。
現在も円谷プロ作品でフルCGではない着ぐるみ系の怪獣が多いのは、技術の伝承、各地のヒーローショーでの使用に加えて予算面での問題が多いという。
結構現実的な面からも「着ぐるみ」は信頼されていたようだ。

また、モンスターバース版『GODZILLA ゴジラ』や『シン・ゴジラ』では単なるフルCGではなく、俳優の動きを模写する「モーションキャプチャー」技術を用いた怪獣も続々と登場している。
ある意味では、こちらも21世紀の最新技術を駆使した「着ぐるみ」とも言えるかもしれない。

どちらも魅力的な怪獣を生み出しているため、どちらが良いかというのは好みでしかない。
ただショーなどで触れ合えるという面では着ぐるみ方式が優っていると言えるだろう。もちろん、これはヒーローや怪人にも言えることではあるが。


◆モンスター

こちらは基本上記の怪獣と同じ意味だがより広義的であり、「通常の生態系にはあり得ない人外は大体入る」という守備範囲ぶりである。

つまり、上記の怪人のように人間が何らかの形で異常な変化をしたものも、既存の生物で異常に巨大化したものもこの世のUMA全部も、それこそ上記の怪獣だって含まれてしまう。

また、ドラキュラやフランケンシュタインなどの所謂西洋妖怪もコチラに含まれる。
スポーツや格闘技などで偉業をなしたりあまりにも強すぎる場合もこの言葉が適用されたりする。

海外でのモンスター作品はそれこそ様々であり、現代を舞台にしたパニック映画やSF映画等で多く使われる。
映像作品を創るにおいて、これらの特殊な生物群は観客に対し、世界観を紹介する為の材料として極めて優秀なものとなるため非常に重要な役割を持つ。


◆日本と海外の認識の違い

では「怪獣」と「モンスター」ではどう違うのか?
それは「乗り越えられるものかどうか」という認識の違いである。


日本における怪獣はある意味神聖視されていると言え、上記のメッセージ性から……

『自分達への警鐘、または自然災害などの理不尽の象徴』

……という意味を持つ場合が多いため、多くは現代科学などの力では容易に打ち破れない存在として描かれる。

これは当然「『科学への警鐘』として現れたはずが現代科学の力で滅ぼせました」では話にならない為であり、なおかつそれらとどう折り合いや決着をつけるかかが重要な点であるからでもある。

代表的な例としては、初代ゴジラを倒す事が出来たのは架空の兵器であるオキシジェン・デストロイヤーである事だろう。
「怪獣を倒し続けている」という実績を持っている特生自衛隊も、その主軸は架空兵器のメーサー殺獣光線車である(もちろん、人間の手によって現実でもできそうな手段で物理的に倒された怪獣もいるし、非力な怪獣も長い歴史の中にはいる。あくまで原初の方向性という話)。
つまるところ、怪獣とは乱暴にまとめてしまえば「倒すべき悪」ではなく「罰の具現」であり、倒すにしてもそれなりのドラマがなければならないのだ。


転じて海外ではその作品の中での現代兵器で撃退できる場合も多く、効果が無くても例えばガス管を破裂させる、建造物を破壊し押し潰すなどの方法で撃退できる場合が多い。

また『ウルトラQ』から怪獣デザインを担当し、多くの傑作を生み出した成田亨氏は、下記のような原則を自らに課していたと言われる。
  1. 実在の生物から発想したとしても必ずイメージを自分の中で発酵させ、そのまま巨大化したようなオリジナリティのないデザインは行わない
  2. 首や手足がいくつもあるなど怪獣ではないお化けは作らない
  3. 血や内臓が露出しているなど体が壊れたようなデザインは行わない
  4. (時期や媒体によっては「中に人がいることを意識させない」「形の面白さを自分に厳しく問う」などが入れ替わることもある)
氏のデザインではない怪獣を始め、これに当てはまらない怪獣も多々あるとはいえ、第一次怪獣ブーム黎明期の影響は今もなお強く、
逆に言えばこれらに大きく反した異生物は「モンスター」っぽく見える……ような気がする。

これらの傾向は日本以外の国が作ったモンスター作品のほとんどに言える事であり、
日本の怪獣のように現代兵器では絶対に倒せない、または根絶できない生物が登場した場合は大抵が続編出す気満々のSF映画か、恐怖感を出すためのエンターテイメントであるパニック映画などであり、
あくまで緊張感や後味の悪さなどの不安感を出すための演出のためである。

……まぁつまり『日本の怪獣ファン』からするとなんか神々しくないのである。


とはいえ、もちろん一級のエンターテイメントジャンルであるため、これらはもはや別々の物と考えるべきである。
ただ、以下のように日本の怪獣に近い存在が登場する作品も多数製作されている。

  • 『怪獣ゴルゴ』
ゴジラ人気に影響される形でイギリスで製作された怪獣映画。
通常兵器が効かない事以外にも、海外特撮では珍しい着ぐるみ撮影となっている。
怪獣文化の本家である日本にも与えた影響も大きく、日活製作の『大巨獣ガッパ』のストーリーの元ネタにもなっている。 

演出を手掛けたマット・リーヴス監督はあくまで『怪獣』が作りたかったようで、劇中でも通常兵器は一切通用しない。
敢えて『怪獣』の全身像を見せないという表現方法は、その後の怪獣映画にも影響を与えているようだ。

ギレルモ・デル・トロ監督が根っからの『怪獣』オタクという事もあり、劇中に登場するモンスターは原語版でも「KAIJU」となっている。
こちらも通常兵器がほぼ意味をなさない設定になっている。


そして、日本の怪獣映画の誕生(特に円谷監督)に多大な影響を及ぼした世界初のトーキー怪獣映画である『キングコング』』は、
2005年のピーター・ジャクソン監督によるリメイク版では単なる怖いゴリラの怪物ではなく、人間達によって翻弄された哀れな犠牲者であるという意味合いをより強く出している。
ある意味、核の犠牲者として人間に翻弄され続けるゴジラと同じような形になっているのかもしれない。


◆実際の比較例

さて、この思想の差は同一の題材を使用しても如実に表れており、ここではその実例を紹介したいと思う。


【比較作品】

『ゴジラ』
  と
『GODZILLA』(ローランド・エメリッヒ版

上記で紹介したゴジラは日本版と海外版があるのでこれをステレオタイプの例として出したい。


日本の『ゴジラ』(シリーズ全般から)
  • 核で産まれた
  • 黒い皮膚に大きな背びれ、が長く直立体系
  • 泳ぎが得意
  • 核がエネルギー源
  • 動きは遅いが力強く、高層ビルもへし折る
  • 通常兵器を全く受け付けず、マグマの中を泳ぐ程の異常な生命力
  • 倒す、または撃退するには何らかの特殊な方法が必要であり、それ以外は基本的に効果がない
  • 戦車砲、機関砲、ミサイルレーザー、ビーム、メーサー、圧力、突風、串刺し、強酸、目潰し、猛毒、高圧電流、重力波、引力光線、破壊光線、細菌兵器、ブラックホール隕石直撃までなら生存もしくはそれらの撃破を確認。
  • 基本的に地球でたった独り。その為同種が出てくる作品では非常に仲間想い。
  • ミニラやベビーゴジラ、リトルゴジラなどの幼体は人懐っこい。


エメリッヒ版『GODZILLA』
  • 核で産まれた
  • 黒い皮膚に大きな背びれ、尾が長く2足歩行の恐竜体系
  • イグアナ種の突然変異
  • 泳ぎが得意でマグロが主食
  • 時速480kmのスピードで走り回る反面、パワーはあまりなく、自動車を飲み込めない、絡まったワイヤーを引きちぎれないなど非力気味
  • 現代兵器で対処可能でミサイル数発で死亡
  • 無性繁殖であり、1匹で大量に卵を産み繁殖する
  • ベビーが人を喰う


……とまぁ同じ題材でこれ程の差が表れるのである。
エメリッヒ版『GODZILLA』もエンターテイメント作品としては悪くないが、同じ『ゴジラ』かと言われると違うと言っても過言ではないだろう。

というか、実際にアメリカ本国でも別物として扱われており、それどころかWikipediaの海外版でもエメリッヒ版ゴジラが「Zilla」と記載される有様である。

これらは全て制作陣の『認識の違い』からくるものであり、この作品の本来の反核のメッセージが海外に理解し辛い事を差し引いても、例えば制作手法の話に限れば、海外側から見ると……
  • 「生物学的に日本のはあり得ないフォルムだ」
  • 「着ぐるみは古いし安っぽい(そのためフルCG)」
  • 「現代兵器が効果が無いなんてあり得ない」
    • 「科学の力で人類の脅威はなんとかなる」
……という結果からこうなったものである。

……と言われる事も多いが、実際のところ前述のエメリッヒ版もフルCGという訳ではなく、等身大セットを用いた撮影も併用している。
そしてコチラも前述の通り、モンスターパニック映画として見れば決して悪くなく、一定の評価を得ている1作である。

しかし、日本の怪獣ファンにとってはやはり『怪獣』とは別格の存在という事もあり、海外作品との価値観の相違というのはやはり大きい。
とりわけ前述の通り、日本では怪獣───特に例として取り上げた『怪獣王』ゴジラはある種の独特なポジションにある。

国内外からのゴジラファンからの落胆や不満も大きく、エメリッヒ版に対する評価にも未だに怒りを隠せないファンもかなり多いようである。
???「やっぱりマグロ食ってるようなのはダメだな……次!」

ただ、向こうの人間にも「1998年のアレはやっぱり違うよな」ということは理解されていたようで、
再びゴジラのハリウッドリメイクが決まった際には登場するゴジラのデザイン及び設定は可能な限り日本のものに近づけて製作されることになり、
その努力のおかげか、2014年に公開された『GODZILLA ゴジラ』ではどうにか日本のゴジラファンに認められる独自のゴジラ像を作る事に成功した。
また、上記のエメリッヒ版『GODZILLA』も、幻の続編構想の発見や『GODZILLA 怪獣黙示録』で見せた脅威などから、立派な『怪獣』として見直しが進められている……かもしれない。

……長くなってしまったが、日本の『怪獣』と海外の『モンスター』における価値観や認識の違いを理解していただけたであろうか。
日本の怪獣は、つまりは人知を超えたロマンの集まりの文化ともいえるのだ。

また、ここ十数年で『ポケモン』シリーズ(架空の野生生物)や『デジモン』シリーズ(電脳疑似生命体)のように日本での『モンスター』も独特なものに変化してきている。
しかし、それらの基礎には間違いなく日本の怪獣達が存在している。

また、『新世紀エヴァンゲリオン』や『進撃の巨人』など、日本の怪獣映画や怪獣テレビ特撮で育った世代が新しいムーブメントを起こす事も多くなっている。
そして、そのムーブメントを起こした者が、やがて怪獣映画そのものに革命をもたらす事も……


◆21世紀の怪獣達

技術の衰退や予算の関係、そして趣味の多様化などにより、2000年代以降長期に渡って日本における怪獣文化は非常に逆風となっていた。
特に2000年代中盤は『ゴジラ FINAL WARS』を(2004年当時における)最終作とする形でのゴジラシリーズの休止、ピーター・ジャクソン版『キングコング』や『小さき勇者たち~ガメラ~』の不興、
2006年には『ウルトラマンメビウス』をもって『ウルトラマン』の新作テレビ作品が一時中断と、文字通り冬の時代を迎えかけていたのである。
だが、その中でも『ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル』シリーズなど怪獣がメインとなるシリーズが子供達から人気を集めており、「怪獣文化」が断絶する事はなかった。

その後、『パシフィック・リム』や『ゴジラ』誕生60年の節目に公開されたギャレゴジなど海外特撮で怪獣映画が注目される中、2015年には『ガメラ』シリーズの新作映像が公開、映画プロジェクトが始動。
そして2016年には上記の『エヴァ』と実写映画版『進撃の巨人』前後編2部作スタッフによる12年ぶりの国産ゴジラ映画第29作シン・ゴジラが公開。
同年から翌2017年にかけての映画関連の賞を総なめにし、怪獣映画の復権を高らかに謳いあげる大ヒット作となった。

さらに2017年から2018年には虚淵玄脚本によるアニメ映画3部作が公開され、アニメや小説だからこそ描ける途轍もない規模の怪獣達が大暴れ。
『怪獣』が日本中に恐怖と畏怖、そして興奮をもたらす時代が帰ってきたのである。

もちろん、テレビでも2013年の『ウルトラマンギンガ』から本格的に復活したウルトラシリーズ(ニュージェネレーションヒーローズ)が日本のみならず世界中で人気を集めており、強烈な個性を持つ怪獣達が毎年のように登場している。

アニメでは円谷『電光超人グリッドマン』のリブート作である「SSSSシリーズ」や芥川賞作家の円城塔を脚本に迎えた『ゴジラ S.P<シンギュラポイント>』、アニゴジのメインスタッフによるガメラ初となるアニメシリーズ「GAMERA:ReBirth』が展開された。

また、2022年に『シン・ゴジラ』のスタッフが再結集した映画シン・ウルトラマンが、
2023年には『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズや『永遠の0』などで知られる山崎貴監督の国産ゴジラ映画第30作ゴジラ-1.0が公開され、国内外で高い評価を受けたのみならず、
第96回アカデミー賞で日本映画及びアジア映画史上初の視覚効果賞受賞という大快挙を成し遂げた。

そして海外でもギャレゴジが規模をさらに拡大し、キングコングをも巻き込む「モンスターバース」へ発展している他、
『パシフィック・リム』も続編『パシフィック・リム:アップライジング』が公開された……が、批評面で賛否が分かれ、興行面でも赤字になった事でシリーズ第3弾、及び上記のモンスターバースとのクロスオーバー構想は立ち消えとなってしまった


日本の怪獣にぎっしり詰まったロマンは確実に日本はおろか世界中に根付いている。
間違いなく、世界に誇れる文化である。


◆集団で攻めてくるタイプのモンスター

ゴジラに代表される「単体、あるいは少数で攻めてくる強力なモンスター」とは対照的な、
「人類を滅ぼすため集団で攻めてくるモンスター」の類型がある。
  • 大量に湧いてくる正体不明の敵であり、人類に対して敵対的である
  • 1匹1匹は撃破できるが、とにかく数が多い
  • 意思疎通は不可能
  • 知性に長けたり行動パターンの違う上位種が度々登場する
  • 能力バトルものの場合)通常兵器が一切効かず能力者しか戦えない、通常兵器での撃破は被害が大きすぎるので能力で戦わないとコストが危ないなどの特性を持つ
  • 物語の途中や終盤で正体が判明する場合もある

こうしたタイプのモンスターは特撮ではなかなかないが、ゲーム作品やアニメ作品に出る事が多い。
例を挙げれば、『トップをねらえ!』の宇宙怪獣や『ウォーハンマー40K』の「ティラニッド」、『マブラヴ オルタネイティヴ』のBETAなどが挙げられる。
中には『蒼穹のファフナー』の「フェストゥム」のように、宇宙怪獣のような侵略を行ったりする一方、宇宙人のように感情がある個体として振る舞う場合も珍しくない。



あのWiki篭りが最後の追記・修正とは思えない……


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最終更新:2024年04月07日 01:31