トリスタン(Fate)

登録日:2016/08/20 (土) 01:27:14
更新日:2024/03/24 Sun 21:18:23
所要時間:約 19 分で読めます







私がかつていた国は戦乱に明け暮れていましてね、
平和を取り戻すために立った一人の王がいました。

騎士王、そう呼ばれた王は体も心も休めることなく、平和のために戦い続けました。
周囲も私も王とはそういうものだと思っていました。

ですが、間違っていたのです。あまりに致命的に間違っていたのです。
マスター、今度こそ間違いは犯さない。貴方と共に戦い苦しみましょう。



Fate/Grand Order』に登場するサーヴァント
クラスはアーチャー


ILLUST:森井しづき
CV.内山昂輝


【プロフィール】

身長:186cm
体重:78kg
出典:アーサー王伝説
地域:ブリテン
属性:秩序・善


◆ステータス

筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具
B B A B E A


◆スキル





宝具

痛哭の幻奏(フェイルノート)
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:5~100 最大補足:10人


狂い咲け、我がフェイルノート!

痛みを歌い、哭きを奏でる――これが私の矢です。

痛みの歌、嘆きの曲。その肉を刻むは我が悲しみと知れ――

痛哭の幻奏(フェイルノート)


◆フェイルノート

「必中の」と称されるトリスタンの弓……ではあるが、宝具としての形は単なる「糸」でしかない。
愛用していた竪琴の弦を利用したもので、彼はこの糸を振ることで空気を弾き飛ばし、真空の矢と呼ぶべきものを発射する。
角度調整や矢の速度、そして何より装填速度が尋常ではないため、どれほどの速度に長じた英雄であろうと全弾回避はほぼ不可能。
レンジ外まで自身の肉体を転移させる、あるいは次元を跳躍するなどの手段でしか対抗はできないだろう。
異なる手段としてはこの糸を操って、相手を縛る、斬り裂くなどの戦術を取る。
更に、森林などの障害物がある場所であれば「足絡み(スネア)」などのトラップとして仕込むこともできる。
足を一歩踏んだ瞬間、そこに滞留していた謎の真空トラップが敵を切り刻んだり宙に浮かすのだ。
怖い。

トリスタンの本来のクラスはセイバーだが、この弓の知名度によってアーチャーとして召喚される事が多いという。
余談だがセイバーとして召喚された時に持ってくる剣は恐らくカーテナと思われる。
イギリス王室の戴冠式で使用される剣であり現在は宝物殿にて展示されている。
ぶっちゃけるとシャルルマーニュのジュワユーズと同じ現実世界でも現存している宝具である。



【真名:トリスタン】

アーサー王に仕えた円卓の騎士の一人。
円卓一の弓の名手であるが、フェイルノートの形状から「アレを『弓』と呼んだら、世界中の弓の名手からアナタは弓というものを根本的に勘違いしている、と抗議される」と語られる事も。
実際彼の弓は矢を使わず、フェイルノートの弦を鳴らす音で相手を斬り飛ばすというもの。通称「ポロロンスラッシュ」
そりゃ勘違いしていると言われても仕方ない。


その出生はローヌア王リヴァランとコーンウォール公マルクの妹ブランシュフルールの間に産まれた子供である。
しかし、父リヴァランはトリスタンの顔を見ることもできずに戦死。母ブランシュフルールはリヴァランの忠実な配下であったロアールに子を託し、出産後すぐに亡くなった。
そしてリヴァランを失った悲しみからブランシュフルールは息子を「悲しみの子(トリスタン)」と名付けた。

トリスタンはその後、叔父であるコーンウォールのマルク王の騎士として仕えることになる。
トリスタンは良き騎士として王に仕え――王もまた、眉目秀麗なこの騎士に厚い信頼を寄せていた。

しかし、ある時アイルランドからの使者であるモルオルトが貢物を要求した際、
マルク王がこれを拒絶したため事態がこじれ、トリスタンはモルオルトとの決闘を行う事になった。
決闘はトリスタンの勝利に終わり、モルオルトは死亡。しかし、その剣に毒が塗られていた事からトリスタンも傷口が腐敗するという重傷を負ってしまう。
そしてトリスタンはその傷を治療できる唯一の人物であるアイルランドの王女「金の髪のイゾルデ」の元へ向かう事になる。

モルオルトがアイルランドの王族であった事からトリスタンは偽名でアイルランドに渡り、治療の傍ら、イゾルデと心を通わせることになる。
治療が終わりコーンウォールに帰ったトリスタンは、イゾルデの美しさをマルク王に語ったが、それを聞いたマルク王はイゾルデを妻に娶ると言い出した。
そしてトリスタンにイゾルデを連れてくるよう命を下したのである。

再びアイルランドに赴いたトリスタンだったが、その頃アイルランドでは強大な竜が暴れており、「竜を退治した者に王女を与える」と布告を出していた。
そしてトリスタンは竜を打ち倒したが、力尽きて昏倒。その隙に手柄を掠め取ろうとした卑小な騎士の行動を不審に思い、竜の住処に赴いたイゾルデに介抱される事になる。
その際、自分の正体も知られてしまったが、イゾルデはトリスタンを許し、トリスタンが倒れる前に証拠として竜の舌を切り落としていた為、トリスタンが竜を倒した事が証明されイゾルデがマルク王の妃になる事をアイルランド王も了承し、2人は共にコーンウォールに戻ることになった。

しかし、王妃に託された媚薬をワインと誤って飲んでしまった2人は恋に落ちてしまった。
これによってトリスタンとマルク王の確執は深まり、トリスタンを嫉むマルク王の廷臣たちの諫言により、彼は宮廷を離れることを余儀なくされた。

出奔の後、アーサー王の元で円卓の騎士として活躍する事となり、ランスロットと並んで数々の武勲を打ち立てたとされる。
しかし、ある事情からアーサー王の下を自ら離れ、円卓に乱れを生む原因の一つとなった。

その後、彼は偶然にも白い手のイゾルデという同名の女性を娶ることになったが、
トリスタンはかつての金の髪のイゾルデへの想いを募らせるばかりで白い手のイゾルデを愛そうとはしなかった。

やがてトリスタンはとある戦いで毒に倒れ、瀕死の状態でイゾルデに会うことを願う。

「彼女が来るなら白き帆を。来ないのであれば黒き帆を――」

イゾルデが乗ったという船を待つトリスタンに妻であるイゾルデが囁いた。

「黒き帆の船が、こちらに向かってきます」

自分を娶りながらも、決して愛そうとしなかった夫へのささやかな叛逆(うそ)によって、トリスタンの物語は幕引きとなるのである。

ちなみにこの逸話から毒に弱いという弱点を持つ。
破滅の遠因となった媚薬を飲んだ際にも「なんという事を! 貴方たちが飲んだものは、死そのものなのですよ!」と言われており、とにかく薬に関しては酷い目にあっている。


円卓にいた頃は、妖精ですら彼の前では身だしなみを気にして茂みに隠れるとまで言われる美貌によって、数々の女性を弓より早く流し目で射貫いていたとかなんとか。
傍から見ればたらしにしか見えないが、アッくん曰く「感性が人より詩的に過ぎるため、絶えず献身的に異性を慰めているように見えるだけ」との事。
たまに仕事そっちのけで異性を優先させるため、ベディヴィエールが良くフォローを押し付けられ…任されていたそうな。
その為、ベディと関わる機会が多く、お互いに友人だと思っている。

そしてランスロットとは禁断の恋について熱く語り合った仲。
召喚されてからもその手の話を持ち掛けており、当然周囲から白い目で見られている事は言うまでもない。

慈悲深く、騎士の忠義よりも友愛を選ぶ人情家。
同時に、マイペースでKY、どこか無神経で毒舌家という一面も持ち合わせている。
愛に生きる男であったが為に、アーサー王のやり方を認められず、 「アーサー王は人の心が分からない」と言い残し、円卓を去っていった。*1
これに関してはランスロットも「王もまた人であると何故思い至らなかった」と激おこであり、
アーサー王が自分は王に相応しくなかったと結論し、「選定をやり直す」という願いを抱く一因になってしまった。
更には、ランスロットがバーサーカー適性を得てしまうきっかけにもなってしまう。
この無神経さは英霊となって本心から自省した後も完治しておらず、カルデア内でバーサーカーになった方のランスロットを見かけた際の発言からもそれがうかがえる。

英霊となった事でアーサー王の結末を知ったのか、その事を後悔しており、 「無神経な言葉が嫌いでたまりません…!」と発言している。
アーサー王をカルデア内で見かければ自身を恥晒しと卑下し、主人公に対しても自分をあまり信頼しないように進言し、挙句の果てに自身が消滅し始めるとそれに安堵するような発言をしちゃったりと、自己嫌悪の強さが随所で見られる。
聖杯にかける願いも特になし。強いて言うなら「アーサー王に聖杯を捧げ、王の願いを叶えてもらう事」
そして、いつかアーサー王に必要とされる時あらば、今度こそ最後まで王の下に付き従う事こそが彼の願いであると言える。
ちなみに肝心の王からの評価は「起きてるのか寝てるのか分からないから苦手」というもの。悲しい…(ポロロン)



【劇中での活躍】

◇本編シナリオ

第六特異点ではその念願が叶い、アーサー王の下に参じる事になったのだが、それは文字通りに人の心をなくした別物だった。
円卓の騎士がそれぞれの信念に従い、獅子王に従うか否かを選ぶ中、トリスタンは悲しみのあまりに自らの眼を潰しながらも獅子王の側に付き、離反を選んだ同胞達をその手にかけた。
しかし、情の深い彼にはその戦いは苦痛に過ぎた。最早自分の指は満足に動かず、戦えぬ事を認めたトリスタンは獅子王の祝福に『反転』を望み、自分の属性を反転させた。

その為、第六章ではその慈悲深さは消え失せ、獅子王の命の下、躊躇いなく民の虐殺を行う非道の悪漢と化している。
仲間の失態に慈悲を示す事はなく、仲間の弔いに時間を割く事さえも許さない。誰かが失態を晒せば自ら率先して処刑を申し出る。
その有り様に対し、かつての彼を知る友たちは心を痛めているが、それに気が付く事すらもう出来ない。

聖都キャメロットでの最終決戦では、獅子王が目的を完遂するまでの時間稼ぎを行う腹積もりだったが、
呪腕百貌静謐の3人のハサンに足を止められ、突破を許してしまう。
本来、毒に弱いトリスタンにとって静謐は相性の悪い相手だが、ギフトによって弱点までも反転していた事で毒が通用せず、百貌と静謐の2人を斬殺。
しかし、最後に残った呪腕が呪術で抑えていた魔神の腕に体を食われ、見るもおぞましい怪物に変わり果てる自分の末路を、悪逆の騎士には相応しいと笑いながらその命を散らした。


今度こそは王に最後まで仕えると望んだ結果、人の心を失った獅子王を裏切れなかったというのは皮肉と言う他ない。
いずれ彼の望みが正しい形で叶う時が来るのか、それはまだ分からぬままである。
カルデアのサーヴァントとなったことで『今度こそ間違いを犯さず、マスターと共に戦い抜く』固い決意という答えに辿り着けたことが、僅かな救いになってくれることを祈るしかない。


……と、第六特異点のシナリオにしか登場が無かった時期では
「反転したトリスタン」しか登場しておらず本来のトリスタンの人となりを知るすべが無かったのだが……(「イベント」の項参照)





そしてそれから長い時を経て第2部6章にも登場。
ブリテン異聞帯に降り立ったマスターとマシュの目の前に現れ力になってくれる。
……のだが、その直後にとある事件に巻き込まれ記憶喪失に陥る。なお、記憶喪失になっている間は自らの名前を「トリストラム」と名乗っていた。

第1部6章での彼とは大きく異なり、要所要所で力を貸してくれる。
そんな彼の最期は……詳しくは是非とも実際に目で見て確かめてほしい。


◇イベント

その後2016年のハロウィンイベントでは同僚ランスロットとともにクレオパトラの配下として登場。
だがトリスタンは此処で弾けた。
本編での悲壮なキャラ付けは彼方にぶん投げられ、
  • エリちゃんからランスロット諸共「ヒトヅマニア」呼ばわりされる。
  • クレオパトラとの会話中、さっきまでクレオパトラと話してたのに「………………………………( ˘ω˘)スヤァ」とクレオパトラの目の前で堂々熟睡。
  • 熟睡してたことを罵倒された結果「ははっ、居眠り豚トリスタン。御前に。」と、居眠り豚というあだ名を平然と受け入れる。
  • クレオパトラの読書用の音楽を逆立ちしながら器用にフェイルノートで弾くも、何故かチョイスがエジソンのテーマ(バックコーラス付き)
  • 残念すぎる言動と行動からとうとうホワイト上司クレオパトラにウザがられ「窓から飛び降りなさい」と命じられると、
    「おお……我は空高く飛ぶ(I Can Fly)……。」と発言した後躊躇なく窓から飛び出し、フェイルノートを弾いて音の衝撃で空を飛ぶ*2

ネタキャラ一直線なキャラ崩壊を起こした。
なお補足すると、トリスタン自身はイベント中終始大真面目だった。
この奇行は同僚ランスロットも予想外であったようで、彼の新しい一面を見て困惑していた。

ただ、生前今まで明らかになっていたのは円卓が末期も末期だった頃、FGO本編では「反転」のギフトのせいで外道と化していた状態だったので、
素のトリスタンは案外こんなものなのかもしれない。

EXTRA-CCCコラボイベントでもCCCと一切関わりがないにも関わらず登場。
特攻枠にも含まれていたため、あまりのインパクトにCCCプレイヤー達がありもしないトリスタンルートの思い出を語り始めると言った何処ぞの月島さんの様な現象を引き起こしていた。特攻枠に選ばれるだけで笑いを取れるとは…

シナリオ中でも活躍が期待されており、蓋を開けてみるとやっぱりネタキャラ街道を突き進んでいたが、
ハロウィンの時ほど弾けてはおらず天然キャラ程度に収まっており、それなりに格好いい所もあったりもする。



【ゲームでの性能】

第六章に伴い実装。レア度は☆4(SR)、第六章をクリア後にストーリー召喚(ガチャ)に追加される。
やはりスキルの「治癒の竪琴(味方全体に1回回避+HP・精神状態異常回復)」が目を惹く。
同じスキルを所持しているダビデと同じく、任意のタイミングで相手の宝具を躱したり出来るのは非常に便利であり、
今では精神状態異常も増えてきているのでかなり有用なスキルである。

宝具の『痛哭の幻奏』は自身に必中付与+相手の弱体耐性ダウンの単体攻撃。
後に追加された幕間の物語をクリアすることで防御無視効果が追加され、威力も向上する。
「祝福されぬ生誕」でNPをチャージ出来るので使いやすい上、威力も高く追加効果も中々に強力である。
しかし、スキルの「騎士王への諫言(敵単体の強化解除+クリティカル発生率ダウン)」で相手の回避状態を消せる為に必中付与はほぼオマケに近く、
弱体耐性ダウンも「諫言」を宝具発動前に使う事が多い関係上、タイミングがズレている。
単発で使うより、味方のスキルや宝具の前に当てることで弱体化を通しやすくするなどして工夫したい。

「祝福されぬ生誕」もNPをチャージ出来るが発動ターンは宝具封印状態になるため、そのままでは発動後即宝具に繋げられないので注意。
デメリットを避けたいのなら礼装や三蔵のスキルで弱体無効化をつけるか、マルタ等の弱体解除スキルで打ち消すかしたい。

総合的に見るとダビデと同じく「サブアタッカーも兼ねられるサポート役」である。
「☆4のダビデ」とする評価が的確ではあるが、ダビデはArtsカード多めでパーティ全体のNP効率を上げられるのに対し、
トリスタンはQuick型で攻撃のHit数も多い為スター生産性が高く、クリティカルを狙いやすいといった違いがあるので使い分けは容易である。


六章での敵対時には、他の獅子王軍サーヴァントと同じくギフト効果で性能が異なる。
トリスタンの「反転」の場合はクラス相性変更と毒の無効。いわば、クラス:トリスタン。
シールダーを除いた全クラスに攻撃優位を持ち、トリスタンの弱点はセイバーに変わっているため、
知らずに喜び勇んでランサーで突貫するとあっさり捻られる初見殺しとなっている。
が、トリスタンの攻撃はHit数が多いためNPを貯めやすいという特徴があり、やろうと思えば攻撃を受けるだけで毎ターンNPが100%まで貯まる。
そのため、防御に秀でたサーヴァントで宝具を連打する事でハメることが出来る。
そのため、この事に気づいたマスターによって無限に迷宮に囚われたり全て筋肉の盾に防がれたりするトリスタンが続出しており、からくりさえ分かれば他の円卓に比べればそこまで難しくないという評価となっている。
この反転トリスタンは自身の幕間の物語でも登場するが、Breakゲージ仕様にリメイクされており、1ゲージ目をブレイクするとなんとガウェインのギフト「不夜」とランスロットのギフト「凄烈」が追加される。
サポートが制限される事も相まってストーリー時よりも難しくなっているので注意したい。



【その他】

Fate/hollow ataraxia』では名前だけ登場。ただし本人についての言及ではない。

セイバーが出会った、とあるサッカー少年が憧れるスペインのプロサッカー選手の名前が「トリスタン」だという。
そのサッカー少年は憧れの選手の名に肖り、かつては自分も「トリスタン」と自称するも、結局恥ずかしくて止めてしまったらしい。

だが、セイバーはかの円卓の騎士と同じ名前が時を越えて親しまれている事に何か感慨深い物を感じたのか、
その話をいたく気に入り、少年のことを「トリスタン」と渾名で呼び始めた。




追記・修正をお願いします。(ポロロロン)

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最終更新:2024年03月24日 21:18

*1 この発言の真意はあまりにも王として公正かつ忠実にこなしすぎて己を殺しており、それが王としては正しいがだからこそ痛ましく悲しいと感じそれに耐えきれずに口にしてしまったとのこと

*2 ちなみにこの「高所から飛び降りて五体満足で脱出する」というのは原典にも存在するネタだったりする。