神坂春姫

登録日:2016/07/09 (土) 20:39:34
更新日:2023/10/29 Sun 15:33:03
所要時間:約 7 分で読めます





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「おはようございます、小日向くんも朝早いんですね」


神坂春姫(Haruhi Kamisaka)とは、ういんどみる制作のエロゲー、はぴねす!に登場するヒロインの1人。

CV:榊原ゆい
所属:瑞穂坂学園魔法科2年生
血液型:A型
誕生日:4月1日
身長:163cm
3サイズ:90(F)/56/84
靴のサイズ:22.5cm
テーマ:Catch Your Dreams!!(PC版)/ 魔法の宝石箱(PS2版)


主人公の雄真が通っている瑞穂坂学園魔法科に所属する女生徒。
才色兼備、品行方正などといった4文字熟語がそのまま服着て歩いているような存在であり、
絵に描いたような美少女で成績優秀、人当たりも良いことから学園内で「姫」と呼ばれ親しまれているアイドル的存在。
魔法の腕前についても天才的で、2年生ながらClass Bの資格を持っている。
(同年代の一般的な生徒がC止まりなのを考えるとこれは凄いことなんだとか)

愛称に相応しい穏やかな笑みを浮かべ、誰にでも人当たり良く接しているが、
本質的には年頃の女の子らしい感情豊かで様々な事柄に表情を綻ばせる一面も。
大のイチゴ好きでもあり、イチゴを使ったスイーツを前にすると普段の姫らしさから想像もつかないくらいに目をキラキラと輝かせてみたり。

雄真とは公園を通りかかった際に、いじめられている小さな女の子を助けようとした所をと共に見られたのがファーストコンタクト。
いじめっ子に踏みつぶされてしまった女の子が誰かにあげるはずだったプレゼントを魔法で修復してあげ、優しげな笑みを向ける春姫の姿は、
嘗て雄真が魔法から離れる前の懐かしい思いを燻らせる光景でもあった。

後、バレンタインの日に彼女の親友兼ライバルである杏璃と一緒にいる時に再会し、
どう見ても本命であろう匂いがプンプンするチョコレートを成り行きで貰ってしまうことに。
春姫曰く、「本命なのは間違いないが渡す当ての無いものだから」などと意味深なことを言われるが……

その後、何者かの暗躍によって魔法科の校舎が破壊された際には一時的に普通科の生徒と一緒に授業を受けることになり、
雄真も春姫と同じクラスになったことから杏璃や準も交えて騒がしくも楽しい学園生活を満喫していくことになる。
後のお花見では雄真の義妹である小日向すもも幼馴染であったことが発覚したりもする。

愛杖の名称はソプラノ。
管楽器をモチーフにしており、春姫のお姉さんのような存在。
が、案外嫉妬深い所もあるようで、ある場面では春姫にちょっとほったらかしにされたくらいで、
その原因である雄真に恨み言を聞かせるようなワンシーンもあったりする。
ある意味で主にそっくりである。

以下、ネタバレ含む





















4月の中旬辺りからこそこそと1人で不審な行動を取るようになる。
個別ルート突入直後にその後を追うことになるのだが、
森の奥で突如として背後を取られ、弁明の隙すら与えずに雄真に魔法をぶっ放すという、
それまでの彼女の姿からは想像もつかないような行動を取っている。
この時に発した「嫌だったらレジストすることね!!」というセリフはある種の伝説となっている。

後に春姫の魔法の師である実は雄真の実母でもある御薙鈴莉という先生の下に案内され、
学園敷地内は多くの貴重な魔法アイテムが保管されており、最近それを狙った賊が侵入しているという事情を聞かされる。
魔法科校舎の破壊も恐らくその者による仕業で、御薙自身はそちらも含めた各種対応に追われている関係で
主に現場での仕事の手伝いとして春姫に協力してもらっていたのだという。

事情を知った雄真は自身の性分もあり、できる範囲で春姫のサポートをすることを決定。
魔法も使えない雄真の参入に春姫自身は動揺するも、師である御薙が認めていることありそれを了承する。

以降、2人きりで過ごす時間が増えたこともあってその仲は急接近。
杏璃と準の策略でデートをしてみたり、すももとの会話を盗み聞きして初恋の人間がいることを知ったりと色々ある。

そんな最中で暗躍の首謀者である式守伊吹とその従者であった上条兄妹と相対。
その際の激闘で雄真は春姫を守ろうとして咄嗟に幼い頃にあった出来事を理由に封じていた魔法を発動。
その時に見せた術式と雄真が実は魔法使いであったという事実を知って春姫は今までに無いくらいに動揺し、
以来、雄真に素っ気無い態度ばかり取るようになってしまう。

後日、屋上で語られた事の真相は、春姫の過去と彼女が魔法使いを志すきっかけとなった出来事について。
小さいころに春姫がいじめっ子から助けてくれた小さな男の子が使った魔法。
その姿に憧れて自分も魔法使いになることを目指し、同時にいつか会った時のためにその魔法をずっと覚えていたのだという。
そしてその魔法は御薙が見せた雄真が扱う魔法の術式とそっくりで、更には雄真自身も過去に小さな女の子を魔法で助けたことあった。

もう会うことを諦めていた憧れの男の子かもしれないという現実を前に、
雄真は確証が無いのだからという理由で最初は春姫の思いを拒もうとしたが、
春姫自身に重要なのは雄真が憧れの男の子だからかもしれないなどという過去の思い出ではなく、
今日まで過ごしてきた雄真に対する確固たる思いによるもの。
気持ちの整理がつかずに心の中がグチャグチャにかき乱されていたが、もう答えは出ていたのだと語る。

「それでもかまわないの! だって私は雄真くんに、あの時の男の子でいて欲しいんだから!」
「他の人じゃいや……雄真くんがいいの……雄真くんでなきゃダメなの」
「雄真くんがあの時の男の子じゃなきゃ、私、絶対にダメなの!」

今目の前にいる小日向雄真という男性自身が好きなのだと真剣に語る春姫に、
雄真もまた揺れ動いていた心をはっきりとさせ、春姫の恋人になることを受け入れた。
また、雄真自身もこれをきっかけに自分の手で春姫を守りたいという意思が強まっていき、
御薙先生から貰ったマジックアイテムの指輪を元に、魔法の鍛錬に励むようになる。

恋人関係になってからは雄真に対して本来の女の子らしい素の面を多く見せるようになり、プレイヤーを萌え殺そうとする。
……が、同時に嫉妬深いというか独占欲が強いというか、色々と腹黒い一面を見せるようにもなる。

雄真がちょっと他の女の子といい雰囲気になろうものなら大袈裟に咳払いしたり、
たとえ話で「女の子と電話した時は後で電話相手を教えるように」なんて感じのことをサラッと言ったり、
たとえ話でクラスメイトの女子から辞書を借りようとしたら「辞書なら私が貸してあげるよ。席も隣なんだし、他の人から借りる理由もないでしょ」と断言したり
更には雄真と2人きりで屋上でランチタイムを楽しんだ際には、屋上入り口の扉に強力な電気トラップを仕込み、
屍の山を築いたりと、なんというか色んな意味で凄まじい。
しかも被害に遭った二人のラブラブなランチタイムを出歯亀しようとした杏璃や、雄真への嫉妬に狂った八輔をはじめとする男子生徒たちの電撃トラップによって死屍累累も同然と化した状態を前にして悪びれもせずに「今後の警告も兼ねて、罠を仕掛けたんだけど、ちょっと強すぎたみたい」とテヘペロ☆する始末。

……67AAだの準にゃんだの他キャラのインパクトに押され気味ではあるものの、
春姫自身も後作含めたどみるヒロインたちと比較しても、他に無い結構な濃いキャラ付けをされているのである。

月日は流れ、3回目のエロシーンの直後に再度襲撃を仕掛けてきた伊吹と学校屋上で相対。
小雪や沙耶も含めた1対多でありながら圧倒的な魔法の実力を見せ付ける伊吹に苦戦を強いられるも、
実は伊吹自身は囮であり伊吹たちがずっと狙っていた式守家の秘宝を奪取した信哉がその場に現れる。
しかし、秘宝を手にしても何も起こらず、その場に現れた御薙に自分が式守の後継者足り得ないからだと指摘されて伊吹は激昂。
暴走同然に魔法を放とうとする伊吹を雄真は春姫と共に魔法をぶつけることで阻止。
御薙や雄真の説得もあって伊吹たちは手を引くことを約束し同時に雄真にライバル宣言、一連の騒動は無事に収まることに。

これまでの一件を通して雄真もまた魔法を習い始めることを真剣に決心し、
後日に修復の完了した魔法科校舎へと正式に編入されることになる。
そして編入初日に校舎前で彼の来訪を歓迎するのはもちろん、恋人である春姫。
今後の新しい学園生活に思いを馳せつつ、2人は濃厚な口付けを交わすのであった。

「うん……いろんな気持ちがね、全部満ち足りているの……」

「ホントにもう……私の中に収まりきらないくらい……」

「私も……大好き……雄真くん」





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最終更新:2023年10月29日 15:33
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*1 出典:はぴねす! ゲーム画面 ういんどみる 有限会社アレス 2005年10月21日 ©Windmil / ARES Inc.