柊杏璃

登録日:2016/07/09 (土) 20:39:26
更新日:2021/01/17 Sun 20:46:31
所要時間:約 7 分で読めます




*1
「そう、あなたの宿命のライバル、柊杏璃よ!!」


柊杏璃(Anri Hiiragi)とは、ういんどみる制作のエロゲー、はぴねす!に登場するヒロインの1人。

CV:成瀬未亜
所属:瑞穂坂学園魔法科2年生
血液型:B
誕生日:7月12日
身長:156cm
3サイズ:83(C)/54/86
靴のサイズ:23cm
テーマ:It's my ミラクル☆


瑞穂坂学園魔法科に所属する女生徒で、同じ魔法科の神坂春姫のライバルを自称している。
負けず嫌い且つ意固地になりやすいトラブルメーカー気質であり、
度々春姫に勝負を挑んでは軽くあしらわれたり、時には周辺被害を撒き散らしたりもしてしまう。
尤も、魔法のこと以外では根は真面目で真っ直ぐな杏璃自身を春姫も好いており、お互いに親友同士であることも確か。
魔法の腕前は天才の春姫には遅れを取るものの、潜在能力含めて十分に優秀と呼んで差し支えないレベル。
杏璃自身も心の奥底では春姫の実力は天才的であると認めており、
だからといって負けを認める気もなく人知れず鍛錬に励んでいるという影の努力家でもある。

上述のように色々と厄介なトラブルを巻き起こすことも多い故に、当初は魔法科校舎爆発の疑いを向けられたりもした。
準とは波長が合うのかすぐに意気投合し、一緒になってハチや雄真をからかって楽しんだりもしている。
また、学園喫茶であるOasisでウェイトレスのバイトもしており、そこでの仕事ぶりはプロ意識含めてなかなかの手腕だったりも。

雄真とのファーストコンタクトも春姫に対抗してフィールド無しの魔法を発動して失敗し、それに雄真を巻き込んでしまったから。
流石に見ず知らずの赤の他人に魔法をぶつけたことには罪の意識が相当に強かったらしく、
素直に謝り倒した後にお詫びの印としてバレンタインチョコを渡したりもしている。

魔法科校舎爆破事件によって春姫と同様に雄真と同じクラスに編入され、
その後も窓から飛び込んできて雄真を下敷きにしたり、
春姫のライバル意識から強力な魔法を放とうとして周りを巻き込みそうになったりと、
要所要所でトラブルメーカーとして活躍(?)していく。
しかし、上述のように本質は素直で真っ直ぐなため嫌われるようなこともなく、春姫に次ぐクラスの人気者になる。

実は結構いいところのお嬢様で、家族のことを様付けで呼称したりしている。
また、異性を自室に招き入れることに殆ど抵抗を感じないらしく、泊めるのも特に気にしない。

愛杖の名称はパエリア。
羽ペンをモチーフにしており、年寄りじみた口調も合わせてさながら杏璃の執事といった立場にある。
度々杏璃に雑に扱われることもあるが、主に対する忠誠心は確かである。
ファンディスクではとんでもない裏の顔と副作用が判明するんだけど。

以下、ネタバレ含む




















自身の個別ルートでは4月の中旬からこそこそと単独行動を取るようになる春姫の姿を見て、
自身の興味半分、親友への心配半分といった風で雄真と共に春姫の行動を探るようになる。

尤も、尾行初日に雄真は春姫ルートと動揺に警戒心全開の春姫に発見されてしまい、
彼女の師である御薙先生から学園敷地内に多数の魔法アイテムが保管されていることや、
それを狙った侵入者が暗躍していることなどを聞かされ、同時に春姫からこの件に杏璃を関らせないでほしいと釘を刺されてしまう。
春姫もまた親友である杏璃を気遣っての行動なのだが、雄真にやんわりと促されても杏璃自身は手を引く気ゼロであった。

その最中で杏璃はバイト先のOasisでの新メニュー試作会にプルトニュームなる物騒な名称のケーキを作ることを決め、
その材料集めに雄真を巻き込んだり、完成したケーキが本当に爆発したり、
雄真の説得で気を取り直して再びケーキを作り直すも味が最悪だったりと、すったもんだの数日を過ごすも、
ケーキ作りでの濃密な1日を通して雄真との距離が一気に縮み、お互いを相棒と称するようになる。

後日、春姫の行動を探る中で森の奥で相対する春姫と侵入者の一味である信哉に遭遇。
そこでの闘いで信哉に実力の差を見せ付けられた挙句に歯牙にもかけられていないことにリベンジに燃え、
アルバイトを一時長期的に休んでまで一層魔法の鍛錬に励むようになる。
(杏璃としては負けそのものより、一緒にいた春姫より格下に見られていたことが我慢ならなかったらしい)

しかし、数日後のリターンマッチでも信哉とその妹である沙耶には敵わず、
自身の対抗心が災いして春姫に2人を押さえてもらうしかなく、更には雄真にまで怪我をさせてしまう。
小雪の参戦で事なきを得たものの、2度の敗北は堪えたようで杏璃は泣き出してしまう。

杏璃自身、幼い頃から不器用で要領が悪いことは自覚しているものの、
だからこそ努力すればしただけで応えてくれる魔法だけは誰にも負けたくないという思いがあり、
そのことが春姫への対抗心や意固地になってしまう理由なのだという本心を吐露していた。

そんな繊細な杏璃の本質に触れ、雄真は春姫から促されたこともあって杏璃の支えになりたいと決心。
侵入者の首謀者である伊吹も含めた三度目の大混戦においても杏璃は調子を崩したままで追い込まれてしまうも、
咄嗟に杏璃の後ろからそっと抱擁し、大丈夫だと心を落ち着かせるように声をかける。
雄真の真剣な想いと優しさに触れたことによって杏璃もようやく立ち直り、ひたすら真っ直ぐに突き進む自身の在り方を取り戻した。

「こうして……誰かの手に抱きとめられてることで、こんなに安心できるなんて……知らなかった……」
「ありがとう……もう、あたし……大丈夫みたい」
「見てて……あたし全力でやってみる!!」

Class Aにも匹敵しうるだろう強力な一撃で信哉を撃退したのも含め、
その一件以降から杏璃はまた元のトラブルメーカーな元気娘に戻り、魔法の腕前も飛躍的に上がっていく。
ただ、恋愛事については初心なようで、雄真と相棒から恋人同士になったこともベッドの上でねんごろな関係になったことも
即効で友人たちに誘導されてバラしてしまったりも。

自分にできるのは真っ直ぐ進んでいくことだけだとしながらも、それでも根底にある不安は拭いきれず、
でも雄真が隣にいてくれるなら安心だとして、恋人しての女らしい一面を覗かせるようになる。
手を繋ぐだけにしても緊張&赤面しまくりだったり、デートでボウリングを楽しんだ後に汗臭くないか気にしたり。
雄真も雄真で杏璃と似たようなもんであり、お互い焦らずじっくり行こうという感じに落ち着くのだが。

どことなくぎくしゃくしてしまっていた春姫との関係もすっかり元通りとなり、
一緒にお泊りをして雄真との恋バナで盛り上がったりもしていたらしい。
同時に杏璃は雄真に対し自分の体系へのコンプレックスを明かしたり、
春姫からおっぱいの大きくなる体操を教わっているなんてことも暴露される。

……一応言っておくとお馴染みのどみる補正もかかっているので、膨らみは十分にある。
というか攻略可能ヒロインの6人という枠組で見ても80越えは春姫、小雪、杏璃の3人だけなのだし。
第一、後発の作品では杏璃と全く同じ数値なのにペッタンコなラスボスヒロインもいたりするし。

で、魔法の腕前が上達して再度のClass B試験や特待生への推薦の話が持ち上がったりする中、
式守家の秘宝を狙って活動を再開した伊吹たちとの4度目の対決の時がやってくる。

雄真と杏璃は囮役の伊吹とは別の場所で秘宝を奪取していた信哉と相対、
信哉も以前の敗北によって彼女への認識を改め、お互いに全力での一進一退の攻防を繰り広げる。
信哉はマジックワンドの修復が完全ではなかったこともあり、その場での決着は着かずに一時後退する。

信哉を追ってやってきた学園の屋上で伊吹が秘宝……の在り処を記した魔導書を手にする光景を前にするも、
咄嗟の判断で杏璃はその場にいた春姫や小雪と協力し、伊吹の手にあった魔導書を燃やしてしまう。
あまりに予想外の事態に加え、遅れてやってきた御薙の告げた式守本家の決定に伊吹は納得が行かずに八つ当たり気味に御薙に攻撃しようとするも、
それを止めたのが杏璃が伊吹に対して放った平手の一撃であった。

他人と力を比較し、1人で全部抱え込んで意固地になっている姿はまるで昔の自分のようだと杏璃は伊吹を説得し、
同時に自信が無いのなら今の自分のように他の誰かを頼ればいいとも告げる。
杏璃の言葉を受けて伊吹もようやく矛を収め、事件解決となった。

Class Bの昇進試験も無事に合格し、特待生の推薦は雄真と一緒にいたいという気持ちもあって辞退。
時は流れて夏休み、雄真が必死にバイトで貯めた資金で2人は南の海のバンガロー船でバカンスと洒落込む。
満点の星空の下で2人きりの中、雄真と杏璃の間には実にロマンチックな空気が流れていたのであった。

「世界に二人っきりしかいないみたい……すごくロマンチックだよ」

「うん……素敵な思い出になりそう。ありがとう、雄真……」





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最終更新:2021年01月17日 20:46
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*1 出典:はぴねす! ゲーム画面 ういんどみる 有限会社アレス 2005年10月21日 ©Windmil / ARES Inc.