遊撃兵装(BORDER BREAK)

登録日:2016/06/27 (月) 11:28:03
更新日:2023/07/23 Sun 11:19:05
所要時間:約 6 分で読めます




本項ではSEGAのロボットTPSゲーム『BORDER BREAK』(アーケードおよびPS4)に登場するゲームシステムについて解説する。


遊撃兵装



2016年6月22日から稼働したアーケードVer.5.0『ボーダーブレイクX(エックス)』より登場。
これまでの「狙撃兵装」を全面的に再調整・リニューアルした兵装である。(2018年8月リリースのPS4版では最初から遊撃兵装である)

一番の特徴は「とにかく武器の種類が豊富」ということ。
主武器にはハンドガン、マシンピストルなどの近接戦用武器が揃うが、副・補助・特別装備は「雑多」とも表現できる闇鍋状態。
狙撃兵装から受け継いだ多彩な狙撃銃に跳躍地雷、自動砲台などの設置武装、そして支援兵装から移籍してきた偵察機も使用できる。

他の3兵装よりも圧倒的にとり得る戦術が多く、ボーダーごとによって様々なプレイスタイルが実現できる。

【火蓋は切って落とされ、世界は動き始める ~その戦い方~】

取り得る戦術は多いとはいえ、考えなしにあれもこれもと手を出すと「器用貧乏」まっしぐら。
装備重量こそ強襲兵装の次と比較的軽いものの、アサルトチャージャーも無ければ重火力のような殲滅力も持たないため、下手をすると
「機動力とパンチ力のない劣化強襲兵装」「火力のない劣化重火力兵装」「偵察能力の低い劣化支援兵装」と化す。

補助武器は偵察機を選んでチームに貢献するのか、あるいは設置武器を選んでプラント戦能力を高めるか。
副武器は狙撃銃で不足気味な火力を補うのか、それともハンズフリーな地雷を使うか、あるいは遊撃版手榴弾のスティッキーボムで堅実に攻めるか。
特殊装備は光学迷彩で近接戦の生存力を上げるか、EUSで近接戦の戦闘力を上げるか、マグネタイザーで近接戦の応用力を上げるか。
戦術コンセプトを明確化し、装備の能力を見極め、取捨選択が出来る上級者向けの兵装と言える。

単純な火力勝負では他兵装にまず敵わないので、とにかく立ち回り方が重要となる。
他の兵装に比べると戦い方も動かし方もかなり独特なので、初心者が最初から手を出すのはオススメできない。例によって強襲兵装から練習しよう。
初期装備が貧弱なのは狙撃兵装譲りで、優秀な武器はある程度買い進めないといけない上位モデルに集中しているのも辛い。


【過去に別れを告げ Get a New Day! ~どうしてこうなった?~】

Ver.5.0になって遊撃がこうなった原因はユーザー間で色々と推察されているが、おおむね2つの見解が一般的。
1つは「狙撃兵装というシステムがいびつになりすぎた」こと。そしてもう1つは「偵察機と支援兵装のミスマッチ」。
狙撃と言っておきながら狙撃せずにサマーソルトキックやスリケンで戦ったり、死なないと再補充できない偵察機と自己回復できるリペア装備が併用できるのはおかしい、という意見(または愚痴)がプレイヤー間では頻出していた。
というか公式フレーバーテキスト内で遠回しに言及されていたりもする。


稼働5年目に入った2015~2016年は、牛マンこと青木プロデューサーらが全国各地のゲームセンターを回ってプレイヤーと交流する「公式ボダオフ」が何度か開催されたが、これはVer.5.0における大型更新の為に、ボーダーの「生の不満」を吸い上げる目的もあったと思われる。
こうして調整され、登場した遊撃兵装がボダブレ史においていかなる地位を築くのか、注目である。



武装


【主武器】

かつては狙撃副武器だった短銃たちが、クールな二丁拳銃になって登場。
どれも強化されているが、近接戦の自衛武器という本質に変わりはないため、過信は禁物。
なお、ゲーム画面で表示される武器スペックは一丁分のものなので注意。



【副武器】

狙撃銃は狙撃時代と性質は変わらない。Bボタンをクリックしても敵機へのロックオンは出来ず、代わりに狙撃スコープを覗く。
スコープを覗かない(ノンスコープ)状態で撃っても弾はまっすぐ飛ばない。
スコープを覗いてすぐ撃ってもやっぱりまっすぐ飛ばない。照準線(レティクル)が時間経過で収束するのを待ってやる必要がある。

レティクルは銃によって収束速度が違う他、自機の体勢によっても収束速度に差が出る(ジャンプ・ダッシュ>歩き>立ち>しゃがみ2・3)。
基本はしゃがみ。ただし「しゃがみ1」チップでは完全収束しないので、「しゃがみ2」以降のチップを使うこと。
狙撃精度は頭の射撃補正の影響を受けるため、これを高めれば未収束状態の弾道をある程度カバーできる。
精度の良い銃と合わせれば少しくらい収束していなくても大体まっすぐ飛んでくれる。

遊撃兵装に異動するに当たり、全ての武器のマガジン数がほぼ半減しており、弾切れしやすくなった。
代わりに火力が全体的に引き上げられたほか、レティクル未収束の射撃精度悪化も緩和されている。


また、狙撃兵装の爆発物もこちらに残っている。一部狙撃銃と併用できないのが残念。
ちなみにディスクシューターとインパクトマインは支援兵装にバーターされました。さよならスリケン。



【補助装備】




【特別装備】







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最終更新:2023年07月23日 11:19