レベッカ・ホプキンス

登録日:2016/06/04 Sat 01:40:53
更新日:2023/08/03 Thu 23:48:45
所要時間:約 5 分で読めます





「あのねぇ、何度も言うようだけど、私全米チャンピオンよ、天才なんだから。ねえテリーちゃん!」
『Yes!レベッカ、天才!ジーニアス!』


レベッカ・ホプキンスとは、アニメ遊戯王シリーズ第1作『遊戯王デュエルモンスターズ』のオリジナルキャラクター。
声優はたがみかおり。

概要

名前の通りアメリカ人で、金髪とそばかすが特徴的。
アニメオリジナルキャラクターではあるが設定は原作から引き継いでおり双六の親友であるポプキンスの孫娘。
遊戯王的に言うなら完全に暴走していたころの海馬瀬人が破いた「青眼の白龍」の元の持ち主の娘。
自分のことを天才と呼ぶだけのことはあり、12歳でありながら、デュエルモンスターズの全米チャンプ。
さらにデュエル馬鹿ばかりのあの世界で飛び級で大学生にもなっており、ハッキングの才能にも長けている。

ある一件から表遊戯にベタ惚れで、「ダーリン」と呼んでいる。
抱きつくのは当たり前。アメリカ人なので挨拶程度のキスもよくする。
逆にこの手のファンでは意外な事に闇遊戯のことはそこまで思っていない。祖父のカードを破いた海馬瀬人のことは嫌悪すらしていたが、ドーマ編では多少は解消したらしく、
海馬コーポレーションのサーバーにハッキングした際「どう?海馬コーポレーションで私を雇ってみる?」と冗談めかしたら「考えておく」と悪くない返事をもらっていた。この歳で内定もらえて羨ましい。

シリーズでは主人公にぞっこんなサブヒロインが登場する傾向にあり、レベッカはその開祖。
GXは早乙女レイ、ZEXALはキャットちゃん神月アンナ、ARC-Vは方中ミエルなど。
5Dsは当てはまるキャラがいないというか、メインヒロインであるはずのアキさんがこのポジションになっている。



作中での活躍


  • レベッカ編
王国編とバトルシティ編の間の時期に初登場。この頃は裸眼かつ髪型はツーサイドアップで、12歳らしく背は低い。
テリーちゃんと呼んでいるテディベアと会話するところもあった。

キースに、祖父アーサーが大事にしていた《青眼の白龍》を遊戯の祖父双六が奪い取ったと吹き込まれ、取り返すために来日。
表遊戯にデュエルを挑み、高いデュエルセンスで圧倒する。

しかし、表遊戯が逆転のカード《魂の解放》をドローしておきながらサレンダーしたことや、
《青眼の白龍》は双六に奪われたのでなく渡したことを祖父本人から知らされ、その心優しさに胸を打たれる。
そしてモンスターを手駒としか考えずに墓地に送りまくる自分の戦術について諭された。


メガネにロングヘアと少し大人っぽくなって再登場。
ドーマと戦うためにアメリカにやってきた遊戯とも再会する。

ドーマに関する研究をしていた祖父が拉致されたのもあり、闇遊戯とラフェールは激突することとなる。
だが、かつて表遊戯がモンスターとの絆を考えていたのにもかかわらず、闇遊戯は《オレイカルコスの結界》を使用した挙句、《カタパルト・タートル》でモンスターを射出しまくった上に敗北。
《オレイカルコスの結界》の敗北者の魂を奪う効果で、表遊戯の魂が身代わりとなって持っていかれたため、闇遊戯にはただ怒りをぶつけるしかなかった。


なんで、なんでよ、あんたなんて後からダーリンの体にやってきたくせに!
なんであんたが残ってダーリンの魂が消えるのよ!
あんたの、あんたのせいよ!
身も蓋もねぇ...

道中、ドーマ三銃士の1人・ヴァロンとデュエル。
御伽をパートナーにし、《ダイヤモンドヘッド・ドラゴン》を召喚するが、アーマーデッキを前になすすべなく敗北する。
(このデュエルではオレイカルコスの結界が発動されなかったため二人は無事)
なお、御伽はレベッカのことを「ベッキー」と呼んでいたが、呼ばれてもスルーすることが多々あった。
それ以前にこの男、舞さんとか静香とか、手当たり次第に女性のことを想ってる傾向がある。


髪型はツーサイドアップに戻っているが、メガネはかけたままの優等生的ファッション。
選手として参加。
1回戦の相手は遊戯や海馬など強いデュエリストと「世界最強の決闘者カップル」になろうとするヴィヴィアン・ウォン。
中国系のカードを前にキュアバーン戦法で立ち向かい、見事勝利する。

その後も順調に勝ち進んでいくが、準決勝ではレオンには一歩及ばず破れてしまった。

「ダーリンが早く来てくれないから、負けちゃったよー。うぅ……」



使用デッキ

遊戯戦では守備力の高い《千年の盾》と《磁力の指輪》のロックに加え、
《黒き森のウィッチ》や《クリッター》を《キャノン・ソルジャー》の効果コストにする戦術を披露。
切り札は《シャドウ・グール》。OCGの《最終戦争》にあたる《ジャッジメント・ボンバー》などとのコンボで攻撃力を2800に上げた。
《シャドウ・グール》そのものはかなり弱いカードだが、効果モンスターをふんだんに使いつつも効果を生かした全米チャンピオンらしい理にかなった戦法である。
だが、向こうの世界ではカードを墓地に送る戦法のようなカードのことを考えない戦法はあまりよく思われていない。


ドーマ編では宝石ドラゴンデッキを使用。
KCグランプリ編ではそこに《ビッグバンガール》を使っての【キュアバーン】も組み込んだ混合デッキを使っている。
《グラヴィティ・バインド-超重力の網-》でロックをかけ、《堕天使マリー》《守護天使 ジャンヌ》《トークン収穫祭》などあらゆる手段で《ビッグバンガール》の効果発動を狙う。
さらっと《王宮の勅命》のガチな使い方をしている。*1

切り札は《ダイヤモンド・ドラゴン》…でなく、《ダイヤモンド・ヘッド・ドラゴン》。
元はドーマ編で共闘した御伽が使っていたカード。もらった?

墓地からドラゴン族を特殊召喚した時に使える速攻魔法《金剛剣の復活》で、ドラゴン族を生け贄に捧げて特殊召喚するモンスター。
「生け贄に捧げたモンスターの攻撃力+1000が攻撃力になる」と、効果はかなりしょっぱい。
特殊召喚用ギミックも合わせれば3枚もカードを使用するのに、その攻撃力は《偉大魔獣 ガーゼット》などの存在でパッとしない。
そもそも攻撃力を1000上げたいのなら素直に《デーモンの斧》や《破天荒な風》を使ったほうが早い。…とか言ってはいけない多分。


アニメキャラはピンポイント効果のオリカや、実際に使うとごちゃごちゃなデッキを使うことが多い。
それに引き換えレベッカのデッキは(実際の強さは別として)勝ち筋がハッキリとしているほか、オリカもあまり使わない。

もっとも、KCグランプリ編のデッキはドラゴン族がロックやキュアとかみ合わず、
汎用性の低いドラゴン族絡みのカードもいくらか投入されているなど、手放しに褒められたものではないが……

ただやはりプレイングは優秀で、ヴィヴィアン戦では《サイクロン》を《王宮の勅命》で無効化し、
それに《スケープ・ゴート》をチェーンして発動させるなど、OCGプレイヤーも納得いく戦術を披露している。


作中での戦績は3勝2敗。表遊戯戦も結果だけなら負けていた。
負けた相手はドーマ三銃士のリアルファイターことヴァロンや、KCグランプリ編の実質的なラスボスであるレオンなど、無理もない連中なのだが。
全米チャンピオンとは言っても、強すぎず弱すぎずなポジションに収まっている。全国チャンピオンとの差が激しい。

ロリ大学生、闇遊戯でなく表遊戯一筋、でしゃばり過ぎない強さなどの点から、オリキャラでありながら評価は低くない。
もっとも、原作しか知らない遊戯王ファンからの知名度はあまりないが……(むしろ写真でしか出ていない祖父ホプキンスもオリキャラと思われてる時もある)




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最終更新:2023年08月03日 23:48

*1 相手の魔法にチェーン発動し自分はそれに速攻魔法をチェーンすることで自分の魔法は通し、さらに自分のターンでは勅命を維持せず破壊することで自分は一切勅命の影響を受けず相手にだけ勅命のロック効果を与える