リング(絶狼-ZERO-)

登録日:2016/05/30 (月) 08:33:53
更新日:2023/09/11 Mon 01:32:43
所要時間:約 14 分で読めます






推奨BGM:ZERO-BLACK BLOOD-

人間、そう簡単に変われるもんじゃないだろ?
お前だって、いつまでも甘い酒を飲み続けてるじゃないか。
変わったとしたら、そりゃあ奴らの方だろ。

Next ZERO 『コミュニティ』


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シルヴァ「待ちなさい、坊や達。この項目にはVシネマのネタバレが含まれているわ。まだ見てないのなら、今すぐ引き返すのよ!」















あなたには、自身が逃走を続ける他に選択肢があることを理解してほしいのです。
そして……それが確実に救いになることを。




リングとは、雨宮慶太原作・総監督『牙狼』シリーズのスピンオフ作品『絶狼-ZERO- BLACK BLOOD』の登場人物。
演じるはセイン・カミュ。


【概要】

背部に天使の羽に似た刺繍が施された、白い紳士服の下に血の色にも似た真紅のをしたYシャツとネクタイで身を包んだ謎の男であり、
『コミュニティ』という迷える人間のみを集めた施設の指導者でもある。
『人間とホラーの共存』を目的とし、長く続く人間とホラーの不毛な関係を終わらせるために『コミュニティ』を築き上げたが、
狼と羊を同じ檻に閉じ込めるに等しい彼のその思想を番犬所は危険視している。

『BLACK BLOOD』本編から2年前、リングの危険性にいち早く気付いた魔戒騎士クロウドは魔戒法師カインと組んでその討伐に向かうが、
10年前に行方不明になった妻・イユを目の当たりにし右腕を魔戒剣ごと断たれ紫色の炎に包まれて消息を絶つ。
彼の娘であるユナは、自らの意志で父の右腕の骨をカインに植え込ませ復讐のために魔戒剣を振るうようになる。


魔戒騎士……もういいでしょう。私は無闇に争うつもりはありません。



【戦闘力】

天使と錯覚するほど美しい純白の羽を生成、敵を翻弄し残酷に葬り去る。
一見、柔らかそうに見えるそれは絶狼の銀牙剣の刃を止めきれるほど重々しく、数発浴びせるだけで鎧を解除させるほどの威力を持つ。
鎧を解除された零の動きを封じる、円月輪のごとく飛ばし騎士の腕を鋭く斬り裂くと、リングの意志次第で戦法や威力は多岐に変化する。
状況によっては、紳士服の背部の刺繍からミサイルのごとく放つことも可能で、
白い雛鳥のシンボルを鍔にした細身の長剣を生成しフェンシングのように決闘に応じることもある。

魔戒騎士の攻撃を瞬時に避ける時やコミュニティから移動する時にも羽は使われ、複数の相手を包み込んで移動することも可能。
また、体術にも長けており、蹴りひとつで鎧を解除したり、複数の相手を弾き飛ばすこともできる。


人間はなぜ、自分の身だけを考えるのか……彼らが真の意味で『共存』するには、まだ時間がかかりそうです。



【性格】

穏やかな微笑みと紳士的な振る舞い、温厚な言動が目を引くが、己の理想を邪魔する者を容赦なく切り捨て、排除するためには手段を選ばないる冷酷さを持つ。
その慇懃さはホラーを狩る使命を持つ魔戒騎士・魔戒法師から見ると癪に障る態度にも見られ、
リング本人もまた、同胞のホラーの封印や『100をゼロにするよりは100を10にする』『大勢を救うために自身が犠牲になる』という行為を頑なに認めない魔戒騎士を蔑視している。
そのためには多くを救うための自己犠牲の精神を求めているが、彼の理想を理解するのは盲目の歌姫イユだけで、リングもまた彼女を愛している。

リングと彼女の出会いは、10年前に遡る。
イユはかつて『癒しの歌』を得意とする魔戒法師であり、その歌で夫たるクロウドを支え、
共にホラーを討伐していたが、まだ幼かったユナが父母の身を案じ躍り出た際、彼女を庇ったイユは両目に光を失い戦場から落ちてしまう。
戦場にはリングも入っており、その歌声に心奪われた彼は『彼女こそ私の理想を高みに導いてくれる存在』と確信し、落下する彼女を救い出す。
手から放った白い羽根はイユを包み込んで、黒い魔法衣から白いドレスに変えさせ、以後自身の下に置かせている。
無論、クロウドらも遺体を捜索するが半年、一年経っても見つからず死んだも同然と思われていた。

そして時は流れ、カインとクロウドは白いドレスに身を包み、
光を失いながらも手探りでリングを支えながら、あの日と同じ夫と娘を探し求めるイユを目の当たりにする……。


【コミュニティ】

リングがイユと共に築き上げた、『人間とホラーの共存の場』
表向きは迷える人間がリングと「契約」を交わし、ホラーと共に同じ日の下で生活する理想郷で、
『コミュニティ』の住人は白を基調とした服を着ており、ホラーは黒を基調とした服を着こなしている。
だが、数か月に一度、50分の1の確率で選ばれる『礎』という生贄を欲するというリスクがかけられている。

第2話にて、零の行きつけのバー『LUPO』でカインが彼に金田龍監督の名前をそのまま英語にした銘柄の空のビール缶を狼に、
生クリーム多めのホワイトルシアンを羊に例えてこの説明を行っている。


  • 狼と羊を同じ檻に入れる
  • 狼が羊を喰い尽くす前に猟師が狼を討ち殺す
  • けど利口な狼が、羊を全部食わない代わりに自分たちを討つのを止めるよう猟師に提案したら?
  • もし、一匹でも羊が喰われるなら猟師は狼を排除する
  • 狼は次から次へと増える、反対に猟師の数は少ない
  • 狼に好き勝手喰わせるのと、数を決めて喰わせるのと、どちらが羊の犠牲が少ない?


そう、計画的に喰わせた方が羊の犠牲が少ない
……それがリングの掲げる『人間とホラーの共存』の仕組みなのだ。

周囲には魔戒文字の刻まれた赤札により結界が張られており、
常人にはコミュニティで生活する様は見ることができず、住人が出入りするには魔戒文字が刻まれた札を有する。

『コミュニティ』の住人は白を基調とした服を着ており、ホラーは黒を基調とした服を着こなしている。
しかし、ホラーはイユを愛するリングを除けばすべての人間をただの『餌』としか見ておらず、『自分が食われるかもしれない』と恐怖し脱走する者も少なくはない。*1
その住人も…
  • 第1話冒頭で『血のドルチェ』と化しながらもホラーから逃げていた加藤カズヤは第3話で連続強盗殺人犯として逃亡中だったことが判明*2
  • ながらスマホ運転で望まずして女性を轢き殺してしまった湾田サトシ
  • 親の借金の肩代わりに内臓を盗られかけ、死に物狂いで『コミュニティ』に逃げ込んで世話役に任命された仲井間コウイチ
と、何かしら罪を犯した、もしくは不本意ながらも犯してしまった人間で集められており、一種の収容所にも等しい

50分の1の確率で選ばれる『礎』も、赤い栄養剤の中にひとつだけホラーの血の入ったものを混入し、
住人に手渡し同時に飲ませることで『血のドルチェ』にしてホラーに喰わせるという、一種の生贄のような選抜であり、住人には拒否の余地すらない。
もし、逃げるもしくは栄養剤を飲まなかった者は次回の候補者に強制的に選抜されてしまう。
当初は定期的に1人だけを『礎』にするというルールであったが、第3話ではコミュニティの発展と維持のために『礎』の数を一度に2人へと増やしていた。
自身が喰われるのを恐れた仲井間も、目印をつけて何が何でも逃れようとするがリングに釘を刺され、
サトシを利用して彼の婚約者である末守ナツミを身代わりにせんとするが零たちに阻まれ、最終的にはホラーの餌となってしまう。


……なにが共存だ!!


思想・性格は二の次で、『生きたい、死にたくない』という住人の意志を無視したリングの『コミュニティ』に零の怒りは爆発。
かつて守りし者だったバクラに「どんな人間でも、その命が助かったらそこに意味がある」と信じ、リングのいる新たな『コミュニティ』へと向かうのだった。


理想を理解しない愚か者……理解しつつ無視する愚か者……聞く耳さえ持たない愚か者……不毛な戦いは、終わりにしましょう!!

【顛末……】

新たな『コミュニティ』に突入した零は、あえて前の『コミュニティ』で羽を遺したリングとの最後の決闘に応じる。
零の魔戒剣を長剣で優雅に切り返すリングだが、『コミュニティ』消滅に燃える闘志に長剣を弾き返され、消されてしまう。
行き場をなくした住人らのいる通路に移動しながら、素手で零を攻撃しながらリングは問う。


何故……何故、人間は自分のことしか考えないのです?
コミュニティに入ってくる者さえ、利益を享受しながらも、誰一人自ら『礎』になろうとする者はなかった!
多くを助けるために、自分一人を犠牲にする者も……誰一人!
あなた達魔戒騎士も!


突然の乱入者に住人は逃げようとするが獲物を逃すまいと女ホラー達に通路を阻まれてしまう。
拳を交差し、鍔迫り合いの応用で零の双剣を受け止めるリングはうすうす気づいていたはずでしょう、と問答を続ける。

仲井真の代わりに人間の世話係に任命したサトシを引き合いにリングは尚も問う。


例えば彼は、女性を轢き殺して、『コミュニティ』に逃げ込みました。
そして、ここを逃げ出したにもかかわらず身勝手に帰ってきた。
彼一人『ドルチェ』にすれば、その何倍もの命が助かる。
それでもあなたは、この男ではなく私を殺すのか!?

当然だ!

……何故だ!?

俺は……ホラーを狩る者であって、人を裁く者じゃない!!


一分一秒でも生き延びたい、その想いを刈り取る権利など誰にもない……その想いで零はリングに刃を向ける。
そんな彼の想いを揺さぶるかのように、リングは『コミュニティ』の住人らに呼びかける。


さあ皆さん、この男を殺すのです。
我々の理想を壊そうとする……この男を!


零を指さし、住人を扇動するリングだが、彼らは恐怖に怯えて動こうとしない。


どうしました?
この男を殺せば、永遠に『礎』にならない権利を与えましょう!


この言葉を聞き、困惑していた住人の意識が変わる。
サトシと彼と共に『コミュニティ』を訪れた末守ナツミも例外ではなく、『もしかしたら助かるかもしれない』という思いに駆られていた。
やがて……一人の男が意を決し、消火器を手に零を殴りつける。
我に続けと別の男もまた殴りつけ……幾人もの住人達が次から次に零を殴り続けていく。


――どんな人間でも、その命が助かったら……そこに意味はある。俺は……人間を信じる!!――

やはり身勝手だ……どうです、魔戒騎士? これでもまだ人間を守ると!?


リングの追い打ちともとれる侮蔑の言葉を受けながらも、『守りし者』として、
今にも千切れそうな一条の蜘蛛の糸にすがるかのごとき罪人らの猛攻を一身に受け止め続ける。
そんな中、リングの中で異変が起こる。


―イユ……あなたの歌がいつものように私には届きません。どうして……?―


困惑するリングの目に、思わぬ光景が入り込んでくる。
ホールのステージの上で、クロウドの魔戒剣でリングの下に堕ちたイユを斬れず泣きじゃくるユナに、イユが『癒しの歌』を共に歌う姿であった。


イユ……届かないと言ってるではありませんか。私に歌ってください……早く!


穏やかにイユに呼びかけるリングに対し、零は群衆を押しのけ叫ぶ。


もう彼女はお前のために歌わない。イユは母親に戻ったんだ、娘のために歌う母親にな!!


困惑するリング。やがて……彼の体に異変が起きる。
イユに向かい差し伸べた手……その視界がずれていき……みるみる歪に肥大化していく。
白い紳士服は破け、白く細い手は竜のように鋭く尖り、
端正な顔も醜く凶暴な獣のようになり、白い翼と尾を生やした、魔王ルシフェルを思わせる姿となる。

雄叫びをあげる巨大なホラーに剣を向けるユナ。
しかし、我が子を巻き込むまいとイユは彼女を後ろに突き放し……その場に倒れ込んだ。
リングの凶行を止めんとする零とカイン。しかし零は女ホラーに阻まれ群衆に押さえつけられ、カインはリングの攻撃を受け突き飛ばされる。
イユを見つめる白きホラーは言う。


やはり私の思想に追いつく者はいなかった……イユ、君なくしてそれはあり得ません。

君が歌ってくれなければ、私は……ううっ!!

ホラーの本性を……抑えず……人を、喰わずには、いられない!

イユ……君を!!


ホラーの本性をむき出しにしてしまったリングの言葉を受け、歌姫は両目を閉じる。
静止しようとする零、そしてユナ。
剣を構え父の仇に切りかからんとする娘に、母は優しい笑顔を見せながら静止し、
リングの前でその身を差し出す。自らの罪を受け止めるかのように。
荒い息でイユを見つめるリングの姿は、まるで羊を愛してしまった狼のようだった。
光なき瞳でリングを見据えるイユには、リングは白い紳士として映っていた。


君は……こんなに悲しく、こんなに……うおおおおおおおっ!!


愛おしく膝を枕にし両の手で歌姫の顔を鷲掴みにし、捻じ曲げる『コミュニティ』の指導者。
その哀しき瞳と共に細い首に噛み付いた時……歌姫の瞳に、一滴の涙が零れた。

その巨体で愛する者を貪り尽くしてしまった白いホラー。
咢から滴り落ちる血を拭い去り、自らの行いに首を横に振り……慟哭にも近い雄叫びが『コミュニティ』を揺るがした。
父のみならず、母をも殺したリングに右腕の痛みを振り払い、怒りの刃を叩き付けるユナだが、逆に叩き付けられホール外に飛び出てしまう。
ユナを支え、ホールを後にするカイン。続けておぞましい巨体でホールから現れ、主の正体を見て逃げ惑う住人に呼びかけるリング。
先程まで殴りつけていた住人を庇うように、ユナとカインと共にリングに立ち向かう零。


魔戒騎士……お前を殺そうとしたのだぞ? それでも人間を守ろうと言うのか?!


怒りに満ちた獣の恫喝に気圧されず、零は当然だと微笑みながら言う。


俺は命の選別は数で測ることをしない。目の前のホラーを斬る、人間を守る。それだけだ!!


ユナとカインに住人をサトシとナツミもろとも守るように言う零は、リングに立ち向かう。
ウーラとサーレを一蹴した二人も零に加勢するが全く歯が立たない。
絶狼の鎧を召還した零は、二振りの銀狼剣、魔導馬・銀牙、烈火炎装
そして焼き轟天にも似た突貫攻撃といった持てる技のすべてを駆使してリングの動きを封じる。
零の攻撃に続かんと亡き父を想いながら、魔戒剣を仇敵の右腕に突き立てるユナだが、巨大な首に届くには至らず、反撃を受けてしまう。
突き飛ばされた彼女の体をカインが受け止めたため致命傷には至らなかったが、あと一歩のところでトドメをさせず、剣もないままの細い腕に歯噛みしてしまう。


……ユナ、歌だ! 歌うんだ……!!


リングがイユの『癒しの歌』でホラーの本能を戒めていたことを知った零は、ユナに歌うように促す。
リングとの初戦に敗北した後、ユナが無意識に口ずさんだ歌が三人の傷を癒したのなら……、
もしもその歌が母から娘へと受け継がれたものならば、リングを討滅するチャンスを作れるはずだ。

零の言葉を受け、ユナは打ちのめされたばかりの体を推して歌を口ずさむ。


この歌は……私の……イユの……!?


聞き覚えのある歌を耳にし、白きホラーは想い人との追憶に浸る。
零の攻撃でついた羽の痕もみるみるうちに塞がっていき、右腕にもついたそれも……塞げなかった。
クロウドの魔戒剣が、完全なる回復を阻んだのだ。
再び苦悶に喘ぐリングを討滅するチャンスはこの瞬間しかない。
零は銀牙銀狼剣を投擲、その巨体の周囲を円状にくり抜いた後拳を叩き付けて、リングを大聖堂の間へと突き落とす。


お前に光を感じる資格など……ない!!


リングの両の瞳を銀狼剣で突き刺しながら、零は吼える。
奇しくもイユと同じく視界を奪われ、白きホラーから激しい羽吹雪が巻き起こり……大聖堂は白き世界へと変わる。


貴様の陰我……俺が断ち切る!!


白き世界の中で、銀の狼は朋友が仇敵を討滅する時に放った言葉を口にする。
そして、疾風のごとく駆け抜けていき……リングを斬り裂いた。
絶狼の鎧を送還し、黒の装束を纏った騎士の背後で、白い羽が灰色に変わり……塵となる。
辛うじて、あの羽根が最後の力を振り絞り、人の形を造り上げる。
大理石に映ったそれは、コミュニティの指導者のシルエットを見せていた。


何故私を……? 私こそ、人とホラーを救う者なのに!

ホラーとお前達の戦いを終わらせる事が出来たというのに!!


そのシルエットに、魔戒剣が突き刺さる。
心臓の位置でひび割れた大理石は、まるで偽りの指導者の死を揶揄しているように見えた。*3


言ったろう? 俺は魔戒騎士……そして、『守りし者』なんだ!!

フッ、愚かな……。思考の放棄です……! Why……!?



魔戒剣の上で白い羽根が舞い……黒く染まり、塵のように消えていった。



父の無念を晴らし、ユナは父と母と同じ『守りし者』の道を歩む決意をする。
リング討滅の手柄の半分は零のおかげだ、更なる大物を狙いたいと嘯くカインもまた、彼女の旅の道連れとなる。
そして、零は今日もこの街のどこかで……

リングの主張をホラーの詭弁と切り捨て、裁かれる人間でも守ろうとし終わりなき戦いに身を投じ続ける零。
魔戒騎士の使命を思考の放棄と冷笑し、人間を喰らうホラーでありながらも、両者が争い合うことのない世界を求めたリング。

果たしてどちらが正しかったのか?
それを知る者は、誰もいない。

ただ、バクラが決戦に赴く前の零に言ったように、
人間の邪心ある限りホラーは現れるが、それは人間を食い尽くすほどの数ではない。
おそらく、今が『人間とホラーの共存している時間』かもしれない。



In Bocca al Lupo……。
幸運を




【余談】

  • 『絶狼』本編でリングを演じたセイン・カミュ氏はワイヤーアクションにも挑戦している。


  • 白装束で理想郷を謳う姿は、雨宮慶太氏の過去作『人造人間ハカイダー』の登場人物・グルジェフを彷彿とさせる。

  • 『BLACK BLOOD』本編ではあいまいだった右腕を失ったバクラの過去。
    しかし、クロウドの直接的な死の描写が描かれなかったこと、ユナを見て思うような表情、
    前の『コミュニティ』で零達が拾い上げたリングの白い羽根に顔を背けるような仕草から、その正体は……?




Sleeping in bleath with my edit. (私の編集に抱かれて眠りなさい)


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最終更新:2023年09月11日 01:32

*1 同胞であるリングに対しても利害の一致で従っているに過ぎず、『餌』の調達が遅れたら他のホラーが勝手に人間を襲う事を仄めかしていた。

*2 カイン曰く「捕まれば死刑確実」

*3 サトシをはじめとするコミュニティの住人のその後については不明であるが、魔戒騎士には解放後の生活を保障する義務がないため、住人の何人かは法の裁きを受けたと思われる。