トーマス・エジソン(Fate)

登録日:2016/05/22 (日) 01:25:58
更新日:2024/03/16 Sat 02:21:54
所要時間:約 15 分で読めます




我こそはあの野蛮なるケルトを粉砕する役割を背負った、このアメリカを統べる王―――

サーヴァントにしてサーヴァントを養うジェントルマン!

大統王、トーマス・アルバ・エジソンである!



Fate/Grand Order』に登場するサーヴァントにして大統王。
大統王って何かって? そんなもの、私が発明した称号に決まっているだろう!
クラスはキャスター


サーヴァントスペック

ILLUST:pako
CV.寺島拓篤


身長:182cm
体重:88kg
出典:史実
地域:北米
属性:秩序・中庸


◆ステータス
筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具
E EX E EX A EX


【スキル】

○クラス別スキル

陣地作成:EX(D相当)
魔術師として自らに有利な陣地「工房」を作る能力。
エジソンの場合は、偉大なる発明王として、エジソン研究所を設立。
サーヴァントとなったエジソンの下で働く際は二十四時間の労働が求められる。

道具作成:EX(D相当)
近現代に通じる重要な「道具」の発明に名を残している。
人の発明を改良しただけという誹りもあるがそれでもやはり、彼の優れた功績を全て無かったこととするのは難しい。
サーヴァントとなったエジソンはサーヴァントの持つ武具や宝具を「改良」することができる。その成功率は神秘は低ければ低いほどに高まる。
ただし、武功が昇華した宝具(ヘラクレスの「十二の試練」他)などの改良は不可能。

○保有スキル

一意専心:B
ひとつの物事に没頭し超人的な集中力を見せる。
エジソンは平均三時間ほどしか眠らなかった、と伝わっている。
(『FateGO』では基本的に使用されない)

変化:C
肉体や精神を変容させ、何者かに「変身」する。
獅子の頭に変化しているが、知力やカリスマは一切失われていない。ただし、はちきれんばかりの肉体をコントロールできていないため、ステータス自体は低い。

大量生産:A
エジソンの発明が導いた世界の(アメリカの)あるべき姿。
部下である機械化歩兵を無限に近い形で量産できる。
どこかで帳尻を合わせているのだが、それは彼の周囲以外の誰かであり、何かだ。アメリカとは無関係の場所の素材を消費しているため、彼の懐は全く痛まない。

概念改良:A+
古今東西、あらゆる道具に更なる長所を付け足す反則特権。
弓はより強く、剣はより鋭く、斧はより分厚く。
あるいは大量生産との重ね技によって「低ランク宝具に匹敵する破壊力を持つ武具の大量生産」という荒業すら可能になる。
ランクによってどこまで改良できるかが異なり、A+であれば神造兵装を除いたほとんどの道具に、何かしらの概念を付与できる。


宝具

W・F・D(ワールド・フェイス・ドミネーション)

ランク:EX 種別:対民宝具 レンジ:不明 種別:不明


覚悟せよ!

万人に等しく光を与えよう。それこそが天才の成すべき(カルマ)だ!

さあ、一大エンターテイメントの開幕だ! 之より闇の世界は遍く我が輝きに塗り潰されるのだ!

W・F・D(ワールド・フェイス・ドミネーション)』!!

ぬぁっーはっはぁ!


エジソンが為した三大発明による幻想支配。
闇を照らし、消え去るはずの音を記録し、現実をありのままに映し出す装置を発明したエジソンによって、世界の隠秘は存在しないものになった。
正確には「存在するのだが、それをエジソンが奪還した」という形になる。
隠されていた、秘められていたからこそ力を発揮したものを無造作に暴き立て、
エネルギーでは計れない何かを零に固定する。民衆たちの神秘への信仰を零に貶める、「世界信仰強奪」――対民宝具。

つまりは隠秘を力にする魔術、信仰によって形作られる英霊や宝具の力の源を奪い取る事で問答無用で弱体化させる性質を持つ。
他の型月作品だとさっちん枯渇庭園に近いかもしれない。
型月世界でも重要な要素であり多くの英霊達の強さや格の基準となる「神秘」を(オカルト)に叩き落とす、現代を生き現代を作り上げた英雄としてはこの上ない宝具とも言える。

GOの宝具演出では白黒の世界を光で照らし出し、色を与えるのだが、


\パッパラパー/
EDI
SON
19th century

「二十○紀FOX」そっくりのEDISONロゴの上でポーズを決めるという某所から訴えられそうなデザイン。
映画の父と呼ばれたエジソンだが、ハ○ウッドが現代の映画産業の中心地となったのは、
エジソンが映画撮影の特許を多数取得して利益の独占を図った為、その抑圧を受ける中間配給会社(二十世○FOX含む)が新天地を求めて拠点を移したからである。
つまり自分が追放した会社の末裔のロゴをパクっているのである。
色んな意味で大丈夫なのだろうか。




パーソナリティ

言わずと知れた世界で最も有名な発明家の一人。「エジソンは偉い人。そんなの常識」
その発明品の数は1300にも上るとされ、蓄音機や白熱電球、映写機など、現代にまで受け継がれる様々な発明を行った。
その偉大な功績を称え「発明王」の異名でも知られる。
史実でも「メンロパークの魔術師」と言われていたが、「高度に発達した科学は魔法と区別がつかない」という言葉も反映されていることだろう。

ただし、実際のところ上記の三大発明に関してもエジソンのオリジナルと言えるものは蓄音機くらいである。
彼は斬新な発明よりも、先達の発明をより普及に適した形に再構築するという点において極めて優れていた。

例えば白熱電球を例にしても、白熱電球そのものはエジソンの発明と語られるより以前の時代から既に存在していた。
ただ、フィラメント(電流を流すと光と熱を発する素材)の寿命があまりにも短く、照明器具としてはまるで実用に耐えなかったのだ。
それを試行錯誤の末に「日本に生えている竹」を発見、大幅な寿命の延長を実現し、実用レベルにこぎつけたのがエジソンである。
あわせて合弁会社を設立して配電に関するインフラを確立させる事でその技術を実用に足るレベルまで押し上げた。
天才達の「発明」が一握りの富豪や物好きだけが触れるものではなく、一般の民衆にも恩恵が渡ったことが彼の最大の功績である。

自分が最初に発明したわけではない技術に関しても、権利を守るためなら訴訟を厭わなかったことから「告訴王」という異名も持つ。
経営者でもあったエジソンは利益を得るために手段を選ばず、私設法律顧問団を結成し、
強引にでも特許を取得し、マスコミを利用して相手側のネガティブキャンペーンも行っていたという。

他にも広告戦術の巧みさは他の追随を許さず、例えば発明品のトースター(これはエジソン自身の発明品である)を売るために「天才の頭脳は一日三食の健康な食事に支えられている」と、
一日三食なんて風習は無かった当時のアメリカに宣伝することで、トースターとともに朝食のトーストという文化をも発明したという。
(彼がトースターを発明するまでは、トーストは「食パンを切って直火で炙るかフライパンで焼いて作る」、作るのが面倒くさい料理であった。
 それをスイッチひとつで作れる手軽なメニューとした功績は確かなものだが、同時に電力を大量消費するトースターを電気会社が売るというのもなんだか陰謀を感じなくもない)

ちなみに最終学歴は小学校中退。
異常なほどの知りたがり屋であったエジソンは「何故1+1=2なのか」「A(エー)はどうしてP(ピー)と呼ばないのか」等と授業中に質問を繰り返し、
「何故物は燃えるのか」を知りたいと思い立って藁を燃やしていたら自宅の納屋を全焼させてしまう等、その好奇心から奇行を繰り返していたという。
担任からは「君の頭は腐っている」と吐き捨てられ、校長からは「他の生徒達の迷惑になる」とまで言われ、
それに腹を立てた母親が中退に踏み切ったことで三ヶ月で小学校を中退する事になった。

その後、基礎教育は教師の経験を持つ母親が教えたが、理系に関しては専門外だったようで、エジソンは図書館等で独学で補填したとされる。*1
この為、エジソンは高等数学を学ぶ機会を得られず、ニコラ・テスラとの確執は、交流電流の理論をエジソンが理解できなかったためとも言われている。

しかし人類の文明レベルを引き上げたという点で紛れもない大発明家であり、幸福にした人間の数ならば大英雄にすら引けを取らない。
生前も常に人々の為になる発明を心掛け、皆が喜んでくれるものを作る事に腐心していたという。
利益に拘ったのも、偏に売れることが実用性の証明であり、実用性が成功を意味するからである。まあ負けず嫌いな性分もあるのだが。

「まず世界が必要としているものを見つけ出す。そして、先へ進み、それを発明するのだ」



英霊としてのトーマス・エジソンはその功績から世界有数の知名度を誇るが、
近代の英霊であるため、英霊としての格は低く、それを覆すほどの特殊能力も持たない。

今回の召喚ではそれを補強するため、アメリカという国家を支えた歴代大統領が「エジソン」という概念を補強する一種の礼装として扱われた。
たとえ総員が召喚されたとしても事態を打開できないと判断した大統領達は世界的な知名度を誇るエジソンにその力を集積させたのである。

その結果、エジソンの体はアメリカンヒーローの様な青いスーツにムキムキの体になり、顔が、



ライオンになった




ライオンになった





大事な事なので(ry

何故かって? 知らん!
本人は知性が劣化したわけでもないからヘーキヘーキと全く気にしていない。
当然出くわした主人公達は絶句していた。

初登場時には「エジソン! エジソン! エジエジソン!」というバックコーラスが入る専用BGMもあいまって強烈なインパクトを残す。


ステータスはEランクかEXしかない極端なものだが、これは特殊な召喚状況であるため、実質的な能力はD~Eランクである。
最新の英霊である上に、それが補強されているため、ステータス表示に若干の混乱が見られるようだ。

獅子の頭になっても知性は全く変わらず、生前の彼を知る者が見てもちょっと語り合っただけで「あ、これエジソンだ」と看破できる、実に分かりやすい性格をしている。
子供っぽい上に頑固な性格であり、一度こうと決めると人の話を聞かなくなる。
考えを変えさせるには容赦なく不備を指摘してやる必要があるが、ナイーブな一面もあるため割と落ち込みやすく、
部下であり友であるブラヴァツキーカルナに励まされたり叱咤されたりしている。その様はまるで家族の如し。
機械化歩兵以外にも恐るべき技術者であり、見ただけでしかないロマニとぐだ男/ぐだ子の通信を華麗にハッキングしてのけた。
聖杯を自分でいじれば世界を何とかできる計算ができているとも豪語しているが…正直シャレに聞こえない。

サーヴァントとして扱う場合の注意点はほとんどないが、一日の睡眠時間は三~四時間程度、それ以外の時間全てを労働に捧げる
……という生前の基準を無意識に押しつけてくるので、彼をサーヴァントとした場合は、寝不足と過労に要注意である。

生前因縁のあったテスラの事は「ミスターすっとんきょう」と呼び、嫌いなものの筆頭として名前を挙げている。
終生のライバルであり宿敵。出くわせば殴り合いが起こる関係であり、テスラがカルデアにいると発明王決定戦をおっ始めようとする。
とはいえ、他の天才を認めない訳ではなく、電話の発明者として名高いアレキサンダー・グラハム・ベル*2や蒸気王バベッジ相手にはそれなりに節度ある関係を心掛けているとのことだが、テスラだけは例外らしい。
バベッジからは励ましのモールス信号「破産するまでは負けじゃない」が英霊の座から送られてきたというが本当かは不明。そうだとしても本当に励ましているかは不明。
ベルについても「天才を上手く使ってこその社長! ベルくんとかな!」とその天才性を真っ先に評価しているが、
テスラの台詞だとベルはテスラと仲が良くエジソンを疎んでいるとも。
もっともエジソンを憎むテスラの言うことなので、真意はベル自身の登場を待つべきであろうが。

他に歴史上の著名人では、自動車王ヘンリー・フォードが彼の親友として有名。
元はテスラと同じくエジソンの会社に技術者として入社したが、こちらは独立後もお互いに敬意と協力を惜しまない仲を保っている。
(ただしフォード自身はエジソンに対して客観的に「発明家としては優秀だが、経営者としてはダメ」と評価してもいる)

第5章では前述のエレナ・ブラヴァツキー(生前も彼女の講演会にエジソンが出席するなど、交友がある)やカルナ(彼からは親友ドゥリーヨダナに似ていると言われている)と友情を築き、
大統王としてリーダーシップを発揮しながらも凹むとエレナに励まされ、暴走するとカルナに止められるとFGO屈指の仲良し陣営として登場。
敵であった頃の主人公からも「騙して味方にするのはエジソンが可哀想だ」と言われ、ナイチンゲールからもその英雄としての本質を評価されていた。
このように「良い友人に恵まれる」人間としての魅力がエジソンの最大の武器であり、宿敵テスラには絶対に持ち得ないと自負している。

カルデアに召喚後は宝具を改造して強化しようとしている
同じように宝具を複製・改造・そして消費する『壊れた幻想(ブロークン・ファンタズム)』の使い手であるエミヤとは非常に馬が合い、
彼が投影する宝具や仲間たちの宝具の改良案で盛り上がっている。
(そんな内容の彼のキャラクエのタイトルは『できるかな?』 まさに○ッポさんとゴ○太くん状態)
ただし実践派のエジソンの発明は失敗も多く、ゲイ・ボルク破戒すべき全ての符悪魔合体組み合わせた「エジソン式ボルグ・ブレイカー」は見事に折れた。
そして折れた切っ先はクーフーリンの頭に刺さった。

ちなみに超人薬を使用することで雷音強化(ブーステッド)を行い、トーマス・マズダ・エジソンに変身することができるとかなんとか。
しかしこれを使うと心臓が爆発するらしい。
カルナには絶対体に悪いと薬を破壊されたが、飲んだら果たしてどうなっていたのだろうか。



ちなみに、Fateシリーズのサーヴァント全てに共通する事として、同じ英霊が別の時代・場所に再召喚されることがあったとして、
それらは基本的に全て別人であり、前回の召喚の経験は座に「記録」として残っている事はあっても直接的な記憶として引き継いでいる事は無い。
稀に「記録された出来事」で、「次回の召喚に必要と判断された」出来事ならばアジャストされて記憶が引き継がれる事もあるが、
あくまでそれは記録として知っているだけであり、「自分自身の体験」とは言いづらい状態での記憶になる。
なので殆どのサーヴァントは、そのようなことがあっても「どこか別の場所での自分の体験」と割り切っている。

しかし、この「ライオン頭のエジソン」に限ってはFGOにおける第五特異点のアメリカで召喚された際に初めて生まれた存在であり、
逆説的に「ライオン頭のエジソンならば必ず第五特異点での出来事を経験している」という理屈が成り立つ。
第五特異点の出来事を経験していないエジソンがいた場合、それはライオン頭であるはずがないのだ。
つまりこのエジソンに限り、どのような時代・場所で喚ばれようとも、第五特異点で共に戦った戦友の事については常に記憶を保持している。

生前の知己でもあり第五特異点で共闘した仲でもあるニコラ・テスラエレナ・ブラヴァツキーらについては
単体で英霊として成立する格を保持しており、第五特異点の出来事に関係なく召喚されるべき姿が元々あるため、
彼らを召喚しても第五特異点の出来事については覚えていない。
あくまで「ライオン頭のエジソン」に限った例外である。


ストーリーの活躍

ストーリーでは第5章「北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム」に登場。

女王メイヴクー・フーリン・オルタ率いるケルト軍により窮地に陥ったアメリカを救う為に召喚され、
バベッジのヘルタースケルターを元にした機械化歩兵を持ち前の大量生産技術で量産し、ケルト軍と戦争を繰り広げ、戦況を傍から見る分には互角程度に押し戻している。
しかしアメリカ大統領の想念に憑依されている影響で思考が歪なものになっており、
アメリカさえ残ればそれでいいと聖杯によってアメリカだけを時間軸から独立させる事を目論んでいる。
更に得意分野である大量生産において負けたくないという意地によって、聖杯のバックアップで無限に兵士を量産するメイヴに無謀な消耗戦を挑んでしまっており、
遠からず押し切られる事は誰の目にも明らかだったが、エジソンだけはそれを認めようとしなかった。
生前から付き合いのあるブラヴァツキーは他に手段が無い為にそれを黙認し、
エジソン自ら膝をついて勧誘し、彼に旧友と似た雰囲気を感じて好ましく思っていたカルナはあくまでもエジソンの意思を優先する立場を取った。

しかし主人公達が特異点に介入したことで状況は変わり、ナイチンゲールの容赦ない口撃治療によって自分が歪な状態であったことを自覚したエジソンは深く反省し、
ブラヴァツキーやカルナの激励、心の友バベッジ君の「破産するまで負けではない*3」というモールス信号を受け、エジソンは主人公達への協力を決める。
なお、将来ジリ貧に陥ろうと物量戦術である程度の勢力を保っていなければ人理崩壊が発生していたと考えられており、結果論ではあるが彼の戦術は世界を救っている。

その際の主人公の選択肢「あなたは子供たちの憧れだ」と、それに対するエジソンの返しは必見。

そしてケルト軍に対し総力戦を仕掛けるが、メイヴが召喚した二十八柱の魔神柱を前に心を折られてしまい、
一度は膝を屈しそうになるが、ブラヴァツキーに叱咤された事で立ち上がり、


「―――立って、戦う事の何と難しい事か」

「だが、幾多の絶望を踏み越えるからこその英雄」

「この小さなお嬢さんにばかり負担を強いるなど――――アメリカ人の名折れである!」


しかし魔神柱の力の前に苦戦を強いられ、最後の手段として宝具を暴走させ、
自爆を仕掛けようとするが、そこに颯爽と現れた宿敵ニコラ・テスラによって窮地を脱する。
そのあまりにも美味しい登場の仕方と、この日の為に発声練習をしてきたとしか思えない高笑いに天才の周到さを感じ戦慄するが、負けじと言い争いを始める。


「だがふざけるなテスラ! 貴様など、所詮は突出しただけの異常者にすぎん!」

「真の天才とはそれを普遍化したものだ!! 結婚も出来なかった生涯独身が何をホザクか!!」

「―――愚かな。私についていける女がいなかっただけの事。天才は生涯孤独。やはり貴様は凡骨だ」

「凡骨ではない! 社長である! 私は天才など見飽きている! ベル君*4とかな!」

「天才たちをうまく使ってこその社長! それが分からないとは、ばーかばーか!」


子供の様に言い争いながらも協力して魔神柱を封じ込め、アルジュナの『破壊神の手翳』で魔神柱は滅ぼされ、最後までテスラと喧嘩しながら時代から去っていった。

そんな天才2人をエレナは、
「彼らは向いている方向が同じなのに、道が狭いから喧嘩になってしまう」
「かつては剣を取るしか人々を幸せにする方法はなかったのに、彼ら2人は知恵を絞り、顔も知らない人達の笑顔のために人生を捧げた」

「(古来よりの戦争の英雄達よりも)彼らのほうが幸せにした人数がずっと多い」
と賞賛していた。お母さん……!


最終特異点「冠位時間神殿ソロモン」ではエレナと共に駆け付け、魔神柱の相手をする事に。
普遍性を体現する者として、一つの偉大なるものであるが故に普遍性を持たぬ魔神柱を罵倒する。


「なるほど、お前たちは偉大なのだろう。強大なのだろう。交流なのだろう!」

「だが、それがどうした!」

「お前たちは一つの生命体として完璧だが、普遍性がない!」

「一人で生きて、一人で死ぬしかない! なんとつまらぬ孤高!」

「そう、お前たちはつまらない! 何から何まで、交流のようにつまらない!」


さりげなく交流の悪口を交えつつ魔神柱を罵倒していたが、オカン…あ、間違えた。ブラヴァツキーに怒られるエジソンなのであった。


追記・修正は交流電流を破壊しながらお願いします。

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最終更新:2024年03月16日 02:21

*1 もっとも、母親の年齢上本当に元教師だったのかは疑問が持たれており、「学校に通わない成功者」を広めたくないが故の創作だったのではという説もある。

*2 エジソンやエルシャ・グレイと電話の開発競争をし、タッチの差と言える僅差で発明者はベルと扱われている。

*3 少なくとも英霊になってからは付き合いがありエジソンが生前に「破産して負けた」事があるのを知っていてのブラックジョーク半分の激励。エジソンが大量生産した機械化歩兵も元はバベッジの蒸気機関歩兵(だったものを勝手に直流電流仕様に改造した)である事に対する意趣返しを含むとも取れる

*4 「電話の発明者」であるアレクサンダー・グラハム・ベルの事と思われる。エジソンも同時期に電話の発明に取り組んでいたがいくばくかの差で先を越され電話の特許はベルに取られてしまっている。