亜内文武

登録日:2016/05/21 (土) 10:17:13
更新日:2024/04/10 Wed 22:55:46
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兄の受けたクツジョク。私が晴らさせていただきます!


逆転裁判シリーズ』の登場人物。

CV:いずみ尚


地方検事局に所属していたベテラン検事。初登場時は55歳。
黒っぽいスーツを着こなし、裁判中でも常にサングラスをかけている。本人曰くこのサングラスは特注品で、他のものより特別黒く、深い輝きを持っているらしい。
花輪君のような奇抜な前髪を持ち、「んんwwwんっんー」と言いながらその髪をいじる癖がある。ちなみに生え際はかなり後退していたりする。
実はシリーズでいつも第1話の担当検事を務めていた亜内武文の弟であり、兄をいつもやりこめる成歩堂龍一に対し一方的に対抗心を燃やしている。
ちなみに「異議あり!」ボイスは兄よりやや低く、普段の声は割とダンディーである。

兄同様歳の割りに貫禄はないが、兄よりもネチネチしたイヤミったらしい性格である。
週末にはマナー講座を受講しているらしく「週末紳士」を気取ってはいるが、その割にたとえ相手がかよわい少女であろうとそれが被告人とあらば必要以上に圧力をかけようとする。
そのため希月心音「女の子をおびえさせるなんて紳士として終わっています!終末紳士の間違いなんじゃないんですか!」と突っ込まれ、思わずぐぬぬとなった事も。

新人弁護士や被告人をいびるのが好きなため、「新人いびり」「被告人いびり」の異名を持っている。
本人はこのいびりを「この上なく上品、かつ柔和にしておだやか」なものと言い張っているが、正直なところもの凄くウザい。というかそんないびりあってたまるか。

これはどうでもいい情報だが、週末にはマナー講座の他に英会話教室にも通っているようで、法廷で英単語の話題になった時に週末アメリカンを自称していた。

開発スタッフ曰く、「『5』の第1話の検事は、法の暗黒時代に染まった“ちょい悪”な検事にしたかった」らしく、そのコンセプトもあって亜内武文の弟として文武が登場となった。
ちなみに文武がぐれてしまった理由に関しては「親が適当に命名したからじゃないか?」と推察されている。


初登場は『逆転裁判5』の第1話「逆転のカウントダウン」。
女子高生の森澄しのぶを法廷爆破事件の犯人として起訴し、弁護人の心音と対立する。
新人弁護士だった心音を「ド・ルーキー」「黄色いヒヨコ」となめてかかり、得意のいびりで精神的に追いつめていく(ちなみに対決するはずだった王泥喜法介の事は「赤いサル」と小バカにしていた)。
その事で過去のトラウマを思い出してしまった心音は言葉が出せなくなってしまい、その彼女の様子を見て勝利を確信しほくそ笑む。
だがそこに心音の上司である成歩堂が登場し、彼が替わりに弁護を引き受けた事で状況は一変。
成歩堂の活躍で検察側の調査が不十分だった事が立証されて結審は2日目までもつれこむ。

2日目は、1日目法廷終了後に起きた王泥喜襲撃事件を持ち出してしのぶの罪を立証しようとする。
襲撃事件の現場が爆破事件の現場と一緒だった事に着目し、2つの事件の関連性を主張して審議を進めていったが、またも十分な捜査ができていなかったために結局最後は兄同様成歩堂にしてやられる結果に。
これだけで終わっていればまだよかったが、真犯人が発覚した時に起きた爆弾騒動事件で傍聴人が全員逃げ出し、成歩堂、心音、裁判長、真犯人と残る中で、担当検事でありながら職務を放り出し一目散に逃げ出してしまう。
しかも騒動が終息した後も遠くまで逃げていたために、結局最後まで戻ってくる事はなかったという(先に逃げていた傍聴人はちゃんと戻ってきた)すさまじいヘタレっぷりを、プレイヤーにこれでもかと見せ付けてしまう事に。

『5』のエンディングではその失態を棚に上げて悪態をついていたが、今までの素行や不正が現検事局長の御剣怜侍に全てばれ、彼から減給処分を下されてしまった。因果応報、ここに極まれり。




ククク‥‥その得意げな顔‥‥なんとバカバカしい顔なのか。オカシクて仕方がないですなあ。


逆転裁判6』の第1話『逆転の異邦人』では、なんとクライン王国の検事として登場。
服装にも変化があり、金色の派手なスーツに亜内の「亜」をイメージした模様があしらわれた襷をかけ、頭に冠を被っているという、なんだかすごい格好に。

その服装の変貌ぶりと異国の地が舞台である事から一部では「クライン王国にも亜内のそっくりさんがいたのか」とか「先祖が亜内兄弟と同じな日系人じゃないのか」とか言われていたが、
公式発表により亜内文武本人と判明する。

どうやら『5』のエンディングの後で日本の法曹界を追放されたらしく、流れ着いたクライン王国で検事に就任した様子。
なんでも就任以来無敗を誇っているらしく、その実力(?)を見込まれ主席にまで上り詰めているのだとか。
クライン王国で主席検事として幅をきかせていたそんな折、国内で発生した殺人事件を担当する事となり、たまたまクライン王国に来ていた成歩堂と法廷で再び合間見える事となるのだが‥‥?
しかしよくよく考えたらそもそも弁護士が存在しない+被害者の死の直前の数秒間の記憶を映し出すことができる「御魂の託宣」というものが存在するクライン王国で無敗なんて言われても大して凄くない感じがするが…。
ただ、それ故に本来は用意する必要もないはずの証拠品や証人を一通り揃えたりと、意外にも検事としての仕事は全うしている。
ちなみにクライン王国に移住してまだ3ヶ月程しか経ってないらしい。本人曰く「始祖様の教えにビビッと来たから移住した」とのこと。実際はどうだか知れたものではないが。
裁判後、成歩堂に負けた衝撃のためか冠が頭から落っこちるのだが、なんとその時に髪も落ちた。そう、少なくとも『6』の時点ではカツラだったのである。


アウチ「んっんっんー。wiki篭りいびりの異名を取るこの私。
    どうやら、追記・修正のチャンスがまわってきたようです」

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最終更新:2024年04月10日 22:55