女王メイヴ(Fate)

登録日:2016/05/15 (日) 00:53:11
更新日:2023/09/02 Sat 08:56:57
所要時間:約 12 分で読めます





さあ、私の勇者たち! 進撃よ! 声高らかに、私を褒め称えなさい!

そして褒め称えながら敵を殺しなさい! メイヴちゃん、サイコー!


Fate/Grand Order』に登場するサーヴァント
クラスはライダー


【概要】


ILLUST:高山箕犀
CV.佐倉綾音


身長:154cm
体重:41kg
出典:ケルト神話
地域:アイルランド
属性:混沌・悪


◆ステータス
筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具
E E B C EX A+


【スキル】

○クラス別スキル
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:A
幻獣・神獣ランクを除くすべての獣、乗り物を自在に操れる。


○保有スキル
黄金律(体):A
生まれながらに女神の如き完璧な肉体を有する。
どれだけカロリーを摂取しても体型が変わらない。
天性の肉体とは異なり、筋力のパラメーターへの影響は存在しない。つまり、美しさが保たれる、というだけ。
「私の体はカンペキよ。ほら、きれいでしょう?」

カリスマ:B
軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。団体戦闘に置いて自軍の能力を向上させる稀有な才能。
Bランクであれば国を率いるに十分な度量である。

女王の躾:A

魅惑の美声:C
天性の歌声。
男性に対して魅了の魔術的効果として働くが、対魔力スキルで回避可能。
対魔力を持っていなくても抵抗する意思を持っていれば、ある程度軽減することができる。
「私の声を聞きなさい!」

愛しき私の蜂蜜酒:C


宝具

愛しき私の鉄戦車(チャリオット・マイ・ラブ)
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:2~40 最大補足:50人


特別に……見せてあげる!

あらゆる力が私の力。人を総べる王権、人を虐げる鋼鉄、人を震わす恐怖!

あらゆる思いが私の力。人を狂わす愛情、人を惑わす恋情、人を壊す劣情!

愛しき私の鉄戦車(チャリオット・マイ・ラブ)』!!


チャリオット・マイ・ラブ。
自身の権勢を具現化した「戦車」に乗って、突進攻撃を行う。範囲攻撃。
人を総べる王権、人を虐げる鋼鉄、人を震わす恐怖を示すこの戦車は、
「クーリーの牛争い」にまつわる牛を利用した二頭立てのチャリオットである。
男性特攻。あらゆる男にとって、迫り来るメイヴをはね除けることは難しい。
『FateGO』では対軍から対人宝具に再調整(リチューンナップ)された。
メイヴの戦車に掴まった牡は何であれ逃れられない。彼女の戦車室はもはや固有結界と化しており、事が終わるまで解放されない密室なのだ。

宝具演出では何故か命中後にカーテンが引かれ、ハートマークが乱れ飛ぶ。中で一体何をしているのか……。
ハイエースとか逆レとか言うなよ! 絶対言うなよ!
ちなみに演出は男性限定ではなく、女性やモンスターでも同じ効果になる。


愛しき私の蜂蜜酒(マイ・レッド・ミード)
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1~20 最大補足:50人

マイ・レッド・ミード。
魅了の伝説を有する黄金色の蜂蜜酒の奔流をもたらし、「どうぞ」と微笑んでみせる。
敵対していようと、何故か、男性はその酒を浴びてしまう。
一口でも呑み込めば、最早、男は彼女のものとなったも同然。
『FateGO』では基本的に使用されないが、2018年10月に追加された幕間の物語によってスキルとして使用できるようになった。

愛しき人の未来視(コンホヴォル・マイ・ラブ)
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:ー 最大補足:自身

コンホヴォル・マイ・ラブ。
一時期には夫であったアルスター王コンホヴォルの有していた未来視の能力を、一時的に借り受ける。
(『FateGO』では基本的に使用されない)


愛しき人の虹霓剣(フェルグス・マイ・ラブ)
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:20~40 最大補足:300人

フェルグス・マイ・ラブ。
恋人フェルグスの宝具であるカラドボルグを一時的に召喚し、「えいっ」と可愛らしく振るって虹の剣光を放つ。
天地天空大回転の範囲攻撃。
(『FateGO』では基本的に使用されないが、新モーションのBuster攻撃の中にそれらしき技エメリウム光線を披露している。)


宝具かスキルかは不明だが、これ以外に戦士の遺伝子情報を体内に取り込み、体内でこれを複製し、兵士を量産するという特殊能力を持つ。
遺伝子情報を取り込む…ゴクリ。




【人物】

アルスター伝説に登場するコノートの女王。
アルスター最大の戦争「クーリーの牛争い」を引き起こした張本人であり、クー・フーリンの宿敵。

数多くの王や勇士と婚約し、結婚し、時には肉体関係のみを築いた恋多き少女。永久の貴婦人。
自分の元に集まってくる戦士たちから気に入った者を見つけると通過儀礼を課し、
それを受け入れた戦士を自分の男妾として囲って侍らせ、あまつさえ自分の経血を混ぜた蜂蜜酒を与えていたという恐るべき女王。
そんな彼女にきのこが付けた称号が「ケルトが生んだスーパービッチ」「スーパーケルトビッチ・メイヴちゃん」
ちなみにフェルグスの叔父貴も愛人の一人だった。ただし叔父貴曰く、「女としては体以外ことごとく最悪」との事。
しかし逆を言えばそんな相手の愛人だったわけで。欲望に正直すぎるだろ叔父貴…

男癖以外もとにかく欲望に正直な女であり、
夫でありライバルでもあったコノート王・アリルとの所有物自慢の競い合いの一環でアルスターの黄金の牛・ドウンを欲し、アルスターに戦争を仕掛けた。
この時アルスターの男はヴァハの呪いによって全員役立たずになっており、戦える人間は誰もいなかった。

しかしただ一人、アルスターの生まれではなかったクー・フーリンだけはその呪いの影響を受けず、ただ一人でコノートの軍勢を相手に互角の戦いを行った。
そして散々暴れ回った後でクー・フーリンはこれからの戦争を一騎打ちに切り替え、
「自分が戦っている間だけコノート軍は進撃してもいい」という形にするという交渉を行い、メイヴはそれを受け入れざるを得なかった。

女神モリガンの妨害もあってクー・フーリンは大苦戦を強いられたが、それでも勝利し続け、
メイヴをして最高傑作と言わしめる『二十八人の怪物』、そしてクー・フーリンの旧友であり、コノート最強の戦士であったフェルディアも打ち破られてしまった。
そしてクー・フーリン一人を相手に七年もの苦戦を強いられた事でアルスターの戦士が呪いから回復してしまい、遂にコノートは敗北。
メイヴは捕えられることになってしまった。

しかしクー・フーリンは女を殺すのを嫌い、メイヴをあくまで王として扱い、無傷で釈放した。
が、メイヴにとってそれは屈辱以外の何物でもなかった。

敵対された事ではない。敗北した事でも、見逃された事でもない。
自分が欲しいと思い、声をかけたにもかかわらず、なびく事すらなかった男がいるという事がメイヴにとっては最大の屈辱だった。



敵対されるのが嫌なのじゃないわ。ただ、アルスターの男たちの中で、唯一、私が『欲しい』と思っても、私のものにならなかった男がいることが我慢できない。

声を掛けたのに、誘ったのに。なびかなかったどころか、何してるんだオマエ、とでも言わんばかりのあの態度!

許せない。許せない許せない許せない許せない許せない! 絶対、アイツに──

アルスターのクー・フーリン! すべての男の恋人にして支配者であるメイヴの名にかけて! 絶対、屈服させて見せるんだから!

そしてメイヴはクー・フーリンに数多くの奸計を仕掛け、ゲッシュを利用されて呪いを受け、ゲイ・ボルクを失ったクー・フーリンはその命を散らす事となる。
この後、メイヴは投石器で発射されたチーズが頭に直撃して死ぬというまさかの死に方で最期を迎える*1

こんな性格なため、聖杯にかける願いは「過去・現在・未来すべての素敵な男を恋人に」という欲求に忠実なもの。
好みのタイプは「気前よく、嫉妬せず、恐れを知らない勇士」で、マスターが彼女のお眼鏡にかなう勇者であれば、
彼女は惜しみなく全力で、鞭のように苛烈に、容赦なく、衆目を気にする事なく「愛」を叩きつけてくるだろうとのこと。
しかし嫉妬する男は無理。特にフィンは生理的にも無理。


【ストーリーでの活躍】

本編

本編に於いては完全な悪役。
第5章「北米神話大戦イ・プルーリバス・ウナム」に黒幕として登場。

特異点における聖杯の所有者であり、聖杯にかけた願望は「クー・フーリンを私と並び立つ邪悪な王に」というもの。
マテリアルでは聖杯にかける願いは「過去・現在・未来すべての素敵な男を恋人に」というクー・フーリンにまつわるものではないとされている。
しかし、実際に聖杯を手にしたメイヴは迷いなくこの願いを望んだ。やはり彼に対する愛憎は彼女の中で特別なものなのだろう。

そして聖杯のバックアップを利用した自身の兵士複製能力によって無限にケルトの戦士の軍勢を生み出し、
自らの願望によって変質したクー・フーリン・オルタを王としてアメリカを滅ぼそうとエジソン率いる軍勢と戦争を始める。

当初はエジソンが無謀な消耗戦を挑んでいた事やクー・フーリン・オルタの圧倒的な力によって終始優勢だったが、
主人公達が介入してきたことをきっかけにエジソンが総力戦を仕掛けてきたことでワシントンまで到達されてしまい、クー・フーリン・オルタと共に主人公達を迎え撃つ。

そして決戦の末に敗れるが、最期に集合戦士『二十八人の怪物』を媒体に魔神柱を二十八柱同時召喚するという離れ業を成し遂げる。
これは聖杯にかける彼女の願望が桁外れに強いからこそ可能な芸当であり、それは即ち、クー・フーリンへの恋心がそれだけ強いという事でもある。
そしてどんな形であれ自分の国を守るために戦ったメイヴへクー・フーリン・オルタは「よくやった」と言葉をかける。



「…嬉しい。私、その一言が聞きたかったの」

「それだけ、それだけで救われたの。私の願いは、叶った」

「やっと、貴方は、私のものに―――なってくれた」


その言葉に満足したメイヴは聖杯をクー・フーリン・オルタに託し、また再会出来る事を願って消滅した。


いい女に縁がなく、悪い女には執拗に絡みつかれるという悪縁を愚痴っているクー・フーリンにとってメイヴは悪い女の代表格のようなものだったが、
世界すら手に出来るだろう聖杯を自分の心を奪う為だけに使い、自分の身まで擲ったその心意気はクー・フーリンをして「いい女」と言わしめるものだった。
メイヴにとってはその言葉こそが何よりの報酬であったに違いない。


イベント

◇『プリズマ☆イリヤ』との期間限定コラボイベント『魔法少女紀行~プリズマ・コーズ~』

「雪華とハチミツの国」を統べる女王として守護獣(おとも)のミニクーちゃんと共に魔法大学生蜂蜜禁誓系魔法少女コナハト☆メイヴとして顕現した。
何故かクラスがアヴェンジャーになっている。

終始邪悪な女王だった第五章よりも若干マイルドにはなっているが、その悪役ぶりはブレずにファースト・レディの支配に屈せず、他国への侵略はおろか、
カルデアの通信を逆探知してカルデアを直接襲撃するという地味にとんでもない事をしている。
ただ、他の魔法少女に比べて自分だけ明らかに浮いているのをちょっと気にしている。

シナリオ終盤では、主人公達に敗北した後自分の内心の願いを見抜かれて心が折れて完敗。
憎まれ口を叩きながらも付き添ってくれたミニクーちゃんと共に崩壊する城に呑まれ消滅した。


◇2017年水着イベント『デッドヒート・サマーレース』&『デスジェイル・サマーエスケイプ』

第一部の終幕にシルエットで出演し、領国コノートが勝手に別の場所のテクスチャを貼られてレース会場にされていたことに大激怒。
ゴールまであと一歩に迫った参加者たちを橋もろとも谷底に落とし、第二部の舞台ガースー黒光りメイヴ大監獄こと「強襲牛車監獄 ケルティックプリズン」へと投獄してしまう。

???「あれが伝説の獄長・メイヴちゃんの像や。どや、立派やろ」

監獄長と囚人という関係に見立てることでレース参加者たちは弱体化。地下を掘って脱獄を図ることに。
途中に逸話由来の弱点――チーズの投擲で入浴中の暗殺を目論むも、鍛錬の末に上段後ろ回し蹴りで飛んできたチーズを迎撃できるようになっていたというまさかの展開に、再び穴掘りを余儀なくされるのであった。
なお、レースを主催した某駄女神が全ての元凶だったので、メイヴも実は被害者の側だったりする。

イベントでは専用のグラフィック「魅惑の獄長ルック」が用意されている。
シナリオクリア後に開放されるクエストでプレイヤーの持つメイヴも霊衣開放(バトルグラフィックの変更)ができるようになる。
他にもシャワーカーテン越しのシルエットながら全裸キックの一枚絵があったり*2
水着フランちゃんの「今日のフラン」ネタをパクッたりそして犬に頭かじられたり…と、ちょっと三枚目路線になりつつある。

ビッチ方面ではそれ以上の人がいるし、悪女方面ではそれ以上にド外道な悪女が出てきたし…!!



メイヴちゃんの明日はどっちだ!?

【性能】

ドレイク船長に続くライダークラスレアリティ★5二人目のサーヴァント。

宝具はライダークラスにしては珍しい単体宝具で、
効果は敵単体に超強力な〔男性〕特攻攻撃<オーバーチャージで特攻アップ>&精神弱体耐性ダウン(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>。
スキル「魅惑の美声」も相まって、アサシンクラス以外の男性サーヴァントにはめっぽう強い。

ただし、アタック値が★5最低クラスであり、防御力も乏しく、女性サーヴァント相手ではめっぽう弱いという両極端な性能の持ち主。
特に女性特攻宝具を持つカーミラとジャック・ザ・リッパーは天敵。
攻めるのは得意でも攻められるのは苦手と言う事か。
やはり火力不足は否めないので、メインアタッカーよりは、サブアタッカーやサポート役に回した方がいいだろう。

相性としてはスキルで火力不足を補ってくれるドレイク船長や、体力回復、火力向上スキルを持つアタッカーのナイチンゲールがベストパートナー。
男好きなのに最良のパートナーが女性とはこれ如何に。
特にドレイク船長はスター回収率もいいし、自身のスキルと複合させれば、女性鯖であっても宝具1でも余裕で10万ダメージ以上を叩き込める。
あとは弱点を補ってくれるシェイクスピア、ファントムとも相性がいい。
もしくはオリオンエウリュアレなどと組ませて男性鯖キラーパーティーを組ませても面白い。
天敵であるカーミラやジャックちゃんとも、実はなかなかに相性が良かったりする。
味方に回してもかなり癖が強いが、組み合わせ次第ではかなり化けるサーヴァントである。

また、幕間の物語「女王の躾」をクリアする事で「カリスマ:B」が「女王の躾:A」に変化。
ランクアップに加え、男性サーヴァントを更に攻撃力アップ+自身のHP回復が追加され、サポート性能が上昇した。
幕間の物語「愛しき私のーーー」をクリアにより、「魅惑の美声:C」が「愛しき私の蜂蜜酒:C」に変化。
魅惑に加え防御力ダウンのデバフが追加され、更に「男殺し」としての機能が倍加した。
ただし防御力ダウンのデバフはステンノの強化後宝具と違って男性にしか通らないので注意。

そして2018年2月の新モーション実装により、より豊かなアクションをするようになった。
Buster一発目の攻撃モーションはいろんな意味で必見である。


【余談】

なお、彼女は(基本バイセクシャルの多い)「Fate」の女性キャラでは非常に珍しい完全ノンケである。


完全ノンケである。


大事なことなので二回(ry


幕間の物語では全国の百合ヲタやビアンの方々を敵に回しかねない極めて危険な発言をしている。

彼女にとって女性(同性)とは敵でしかない
その為、女性同士で仲良くしたり、恋愛したりするという概念が彼女にはない。理解も出来ない。
アンタ宝具では男女構わず喰っちまうじゃんという言葉は禁句な!!
だがそれは逆に言うと、彼女が今までの生涯の中で心を許せる女性の友人が誰一人としていなかった、という証明である。
見方を変えれば、非常に寂しい女性であると言えなくもない。
だがそんな彼女もカルデアライフを満喫出来てるせいか、その考えもだいぶ毒され軟化しつつあるようである。
最近では遂に女友達ができた。
未だに亡き想い人の事が忘れられない彼女に自分が重なったのか、かなり親身になって接している。かつての彼女からは考えられないことである。
幕間の物語「愛しき私のーーー」では、酒を奪う目的で戦った酒呑童子とどういう訳か意気投合していた。
そして後に…

マイルームでは変わらず主人公を誘惑する…
と思いきや、ストーリーでは見せなかったビッチ恋多き女ゆえの苦悩や悲哀を匂わせる発言を聞くことができる。
ストーリーでは憎むべき悪女だった彼女だが、これを見て彼女への見方が変わったという人も多い。


人は言うわ。
恋多き女、女王メイヴ。
でも、どうなのかしらね?

恋って何?

欲しいと思うこと?

それでいいのなら、私は確かに恋多き女。

でも、
……でも、本当に、私が得ていたものは

恋、だったのかしら?


私は…




【セイバー・女王メイヴ】



ついに来たわね。来てしまったわ! お待ちかねの水着姿で、女王メイヴ、ここに現界よ!

私くらいお肌に価値のある英霊なんて、そうはいないわ。ねえ、あなたもそう思わない?


前回の水着イベントで獄長としての参戦だったメイヴちゃん、2018年の夏イベント『サーヴァント・サマー・フェスティバル!』にて、遂に水着で本格参戦。
フェルグスから借りたカラドボルグを引っ提げ、セイバークラスとして華麗に転身。
カラドボルグは彼女に合わせてレイピアのようになっており、鞭のようにして戦うことも可能。

筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具
C D B D EX A+

【スキル】
○クラス別スキル
対魔力:B+
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
セイバー霊基への変化にあたり、スキルが幾らか強化されている模様。

騎乗:A
メイヴがメイヴである以上、乗りこなせない相手など(ほぼ)存在しない。


○保有スキル
私が水着に着替えたら:A+
自分の肉体でどれだけ大衆、及び目当ての殿方を悩殺させられるか。
A+ともなればその威力は絶大。
(本来は黄金律(体)を含む複合スキルだが、『FateGO』では効果が一部異なる)

オードトワレ・ホワイトハニー:B
声色や吐息に蕩けるような蜂蜜の甘さが香り、ただ立っているだけで対象のパラメーターを自在に操作する。魔力的防御手段のない存在(一般の人間や動物)であれば、たちまち意のままにできるだろう。
たとえば幼い少年を、熟達の戦士にも比肩する勇士へと変えることも可能。逆に、熟達の戦士を幼い少年のようにしてしまうこともできる。
サーヴァントであっても、抵抗手段がなければパラメーターを弄られてしまう。
スキル「果実の酒気」と似て非なるスキル。
スキル使用時に香水をつける仕草をするので、その動作を邪魔すれば発動を止められるかもしれない……が、彼女の行動を阻むことが出来る人物などこの地上にどれ程いようか。

女王の躾(海):A
もはや暴力の域にまで達した女王によるカリスマ性。



○宝具

  • 愛しきカレの虹霓剣(フェルグス・マイ・グッドルッキングブレイブ)
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~20 最大補足:1~10人

生前における恋人のひとり、英雄フェルグスの宝具である魔剣カラドボルグを武器として使用する。
当然の如く真名解放も可能だが、今回は自粛しているようだ。素敵なリゾート地に地震を起こすのは女王メイヴであっても、いや、女王メイヴだからこそやるはずがない。
ライダー時と同じく「英雄を我が物とする」逸話や伝説、その性質から宝具を実体化させたものなのか、それともカルデアのフェルグスから普通に借りてきただけなのか、真実は誰にも分らない。
フェルグス本人が使用する際よりもさすがに威力が落ちるが、パワーが落ちる分、その柔軟さ、自在さは向上している。
「えいっ」と可愛らしく振るえばたちまち虹のヴェールが展開される。

  • 愛しき夏の恋逢瀬(ワンショット・マイ・ラブ)
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:1~40 最大補足:1人


フンフーン♪
あら、こんにちは。ちょっと失礼、ごめんなさいね。
『愛しき夏の恋逢瀬(ワンショット・マイ・ラブ)』!!
…サイン、ここでいいかしら?

一夏の恋、一枚きりの記念写真(ワンショット)。
本来のメイヴは『生前に我が物とした英雄たちの宝具を操る』という特徴を有するライダーだったが、水着となって霊基が変化したメイヴは新たな宝具を得るに至った。
すなわち、女王メイヴが有する強力な武器のひとつ『魅力』を利用した、恐るべき対人必殺宝具である。
鼻歌交じりで歩く彼女から「あら、こんにちは」と声を掛けられたが最後、対象はたちまち彼女に惹き付けられ、一夏の恋に落ちる。必ず落ちる。
そして思う存分彼女に好き放題された挙げ句、あえなく夏の空に果てるより他にない───

宝具『愛しき夏の恋逢瀬』の対象となった者は己を誇るべきだろう。
女王メイヴが声を掛ける相手は、そう、選ばれしグッドルッキング・ブレイブ……否、グッドルッキング・スレイブだけである筈なのだから……!!

この恐るべき宝具は彼女の魅力を中心に構成されているが、なんと、意外なことに継続的な魅了効果はない。
「一夏の恋って、ほら、そういうものよね?」
とはメイヴ本人の弁である。


◇劇中の活躍

基本的な性格は変わっておらず、自分の美貌に絶対の自信を持つ。
が、グラビア撮影にハマっており、アイドルとしての意識が高く、人を惹きつける花としての自覚が強い。

サバフェス本戦に於いてはラスボス的存在。
自分のグラビア写真集を売って自身の魅力を知らしめる為、サバフェスに参戦。
そしてそれが1位になることは彼女にとって絶対であり、数々のシンパを従える。

元々男を魅了する力が強く男性ファンが多いことに加えて、北斎が何者かに闇討ちされたのをいいことにアビゲイルからサークルブースを口八丁で奪い取るなどの反則ギリギリのヒキョーな手段を使い、戦略的に宣伝してサバフェスを有利に進め、他の人気サークルを押し退ける売り上げを誇る。

ただし、終盤の主人公たちへの妨害は、彼女自身が指示したわけではない模様。浜辺コンテストの件は言い訳できないが…

その高い人気の一方で、「みんなで楽しく」という従来の同人誌を楽しむサバフェス古参からはその「自分だけ楽しむ」やり方をマジギレされており、あの黒髭ですらメイヴのブースのものは「絶対に買わねー!!」と豪語してボイコットされている程。
そして牛若丸とはあらゆる意味で対局の存在であり、犬猿の仲。

ジャンヌ・オルタたち主人公側にとって、天敵ともいえる存在だが、幾多のループの末に敗れた際は、潔く負けを認め、新刊を交換し合う一面もある。



◇私が水着に着替えたら…


再臨ごとに水着とヘアスタイルが変わり、初期はサイドテールにピンクのランジェリーのような水着、第一再臨ではデフォルトのツインテールに黒と白の水着、第三再臨ではもこもこの帽子とセクシーな白ビキニ。
本人曰く「清楚」らしいが、デザイン上は第三が1番布面積が小さくエロい。
何故かペンギンがいるが、第一の時だけいない。
なお、初期・第一と比べて第三は胸が若干大きい。少し締め付けてるのだろうか。

水着になって霊基が変わったかなのかは知らないが、ライダーの時と比べてマイルームでの態度は軟化している。
特に女性に。
最近友達になったアーチャー・インフェルノに対して「引きこもってゲームばっかりしてないで外に出なさい」まるでオカンみたいな心配したり、スカサハ(水着)に煽ったと見せたら無視されてかまってちゃん全開な態度を取ったりしている。
ちなみに、フィンが苦手な理由は会う度シャケばっかり勧めてくるのと、嫁バカ全開の嫁の自慢話ばかりさせられるのがウンザリするからとの事。(なお、シャケは結局受け取ったらしい)
曰く、「私に靡かないオトコは嫌い」。スーパーケルトビッチとは言え、流石にNTR趣味はないらしい。
当のクーちゃんからはどうやら逃げられてしまっている模様。

そして…問題はスカサハ=スカディに対する発言である。

この時マイルームで初めて対面したようだが、いつもの様に煽ったりするのかと思いきや…


えっ、誰?
う、嘘…。
ちょ、あなた、スカサハ…、よね?

やだ、ちょっと、可愛い///!!

えっ、嘘…。
なんで、赤くなって俯いているの?
嘘、えっ、何…?



……

惚れてしまった。



ノンケだったスーパーケルトビッチが、女の子に目覚めてしまった瞬間であった。
スカディの見た目に反する純朴な性格が新鮮に写ったらしく、かつてのメイヴからは考えられないぐらいデレッデレのメロッメロ。
しかも本人も初めての感情にかなり戸惑っており、この余裕のないリアクションは完全に別人レベルである。*3
多くの男を魅了してきた彼女が、逆に魅了されてしまったのである。

この事が関係してるのかは謎だが、後述のスキルなどには男女関係なくなった。

2019年の正月イベント『閻魔亭繁盛期』では、ライダーの姿のままでもスカサハ=スカディを気遣う優しさとギャップ萌えに悶える姿を見せており、無自覚ながらももはや完全にベタ惚れ状態。
今の彼女が過去の自分が幕間の物語で言ってた発言を聞いたら、間違いなく自分自身を張り倒したくなるだろう。
(本来の)スカサハの方にもその感情を気付かれており、ニヨニヨしながらからかわれていた。
そしてあまりの尊さにフェルグスが暴走しかけた

ライダーの時に思わず「恋って何?」と思い悩んでいたメイヴ。
それが因縁あるクーフーリンでもなく、屈強なフェルグスでもなく、自分に忠実なグッドルッキングブレイブ達でもなく…
よりにもよって同性のスカサハ=スカディに「恋」してしまった。






ますますメイヴちゃんの明日はどっちだ!?



◇性能

2018年水着イベントピックアップガチャ第三弾にて登場。
レアリティはスケ番頼光サモさんなどと同じく、一つ下がって☆4。

HPが☆5にも匹敵するが、逆に攻撃力は☆4最低クラス。
その代わりに、セイバークラスにしては珍しいサポートに特化した性能となっている。
特に「女王の躾(海):A」がかなり便利であり、効果は【味方全体の攻撃力をアップ+自身を除く味方全体のクリティカル威力をアップ】。
これによりクリティカル攻撃が得意な味方サーヴァントの攻撃力を更に底上げすることが可能となった。
更に「オードトワレ・ホワイトハニー:B」(効果は【敵全体に確率で魅了状態を付与&Arts攻撃耐性をダウン】)によって魅了で敵を足止めし、例え魅了が効かなくともArts耐性ダウンでサポートが可能。
自身はArtsカードの性能はややイマイチだが、代わりにQuickカードが優秀なので、「私が水着に着替えたら:A+」(効果は【自身に毎ターンNP獲得状態を付与&毎ターンスター獲得状態を付与】)と、宝具と合わせてサブアタッカーとしても充分優秀。

宝具はセイバーでは何気に希少なArts単体宝具。
効果は【敵単体に超強力な攻撃+確率で「NiceShot!」を最大5回付与(OC 1~4回目:60~100%,5回目:100%)・付与数に応じて防御力ダウン(3T/10%)】という、これまた珍しい性能。
分かりやすく例えれば、敵に確率で防御デバフをガンガン付与するもの、と考えてもらえればいい。
防御力ダウンは自身の宝具ではあまり恩恵を受けられないので、宝具チェインの一・二番手を担うといいだろう。

相性としては、スキル・宝具などがすべて噛み合う剣スロットが最高のベストパートナー。
他にはデバフ率を上げてくれる術ギルが良相性。
他に相性のいいメインアタッカーには鈴鹿御前、りゅうたん嫁ネロなどが挙げられる。
スカサハ=スカディも、Arts宝具なのに加え、敵への防御デバフや元々優秀なQuickカードの性能を上げてくれるので、相性は良好。
他はおなじみ玉藻ちゃんなどのArtsパに組んで宝具の回転率を上げるのもいい。
なお、先述したが、水着の彼女は宝具・バフ・デバフ共に男女関係なくなった。
レアリティはワンランク下がったが、「男殺し」に特化したライダーの時よりも、サブアタッカー兼サポーターとしてはかえって優秀になったと言える。

…だが、同時にピックアップされたのが超希少クラスのムーンキャンサーフォーリナーだけあって結果次第ではハズレ扱いされる事も。カワイソス
優秀には違いないので、手に入れられたら是非とも腐らせないで使ってあげてほしい。



さあ、私のアニヲタたち!進撃よ!声高らかに、私を褒め称えなさい!

そして褒め称えながら項目を追記・修正しなさい!メイヴちゃん、サイコー!

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最終更新:2023年09月02日 08:56

*1 日本では想像しがたいが、チーズは30kgほどになる硬い塊であり、速度が乗れば立派な凶器になりうる。また、この死に様もメイヴに母を殺された王子が執念深く且つ綿密に練り上げた復讐計画の集大成である。

*2 実はけっこう着痩せするタイプだと判明した

*3 普通、彼女が他の女性に「可愛い」なんて言うことはまず有り得ない事である。