プレジデント・ハルトマン(星のカービィ)

登録日:2016/05/12 Thu 11:17:04
更新日:2024/03/06 Wed 10:18:02
所要時間:約 5 分で読めます




銀河に名立たるハルトマン/1番】
おお偉大なハルトマン おお偉大なハルトマン
永遠に果てなく栄えよ
おお我らがハルトマン おお我らがハルトマン
銀河に名立たる王者よ
星々を手折(たお)り束ねて 全て捧げてしまえば
皆を約束の地へと導く 銀河の父よ


ゲーム『星のカービィ ロボボプラネット』に登場するキャラクター。
CV.麦人


◆概要
星々の資源略奪及びキカイ化等を中心とする企業『ハルトマンワークスカンパニー』の社長にしてトップであり最高せきにん者。
口癖は「〜である」。
「オッホン」という偉そうな咳払いをすることも。
話してる内容を強調する際は一音ごとに区切って発音する。
ふくよかな体型、七三の紫髪、ルイージそっくりな口ひげが特徴である。
その見た目から一部のプレイヤーからは発売早々「ゆでたまご」「(アニメ版の)サモ」などのあだ名がつけられた。
その後アニメのパーム大臣も見た目が似ているからという理由で「ハルトマン」というあだ名を付けられる羽目に。(実際髭の色形が似ている)
カービィ以外のキャラで本職の声優が本編シリーズに登場したのは彼が初。(番外編を含むと毛糸のカービィのフラッフ(CV:中村知子)が先)

発売直前にニンドリで語られた熊崎ディレクターによる詳細な設定としては、
好きな食べ物:高級チキン
趣味:天体や気象の観測
特技:数字と発明
宝物:ある時で止まってしまった金の懐中時計
が挙げられている。

若い頃は情熱的な野心家だったが、今では何故か人を信用せず
カンパニーの繁栄のためならなんでもする冷徹な男になってしまったとのこと。
実際メインストーリー中明確なカンパニー側の人物として戦う
生身のキャラクターは彼本人と秘書スージーくらいのものである。
ちなみに残りの幹部はみんなロボット。
「ハルトマン」の綴りは「Haltmann」で、ドイツ語圏で見られる姓「ハルトマン(Hartmann)」とは異なる。

本作におけるポップスター侵略の中心人物の一人として、カービィが立ち向かうべき最大級の相手。




!以降、ロボボプラネット本編におけるネタバレあり!








………………………………






………………






……


























◆作中での活躍
名前は3面ボス戦直前のムービーから、姿は6面突入早々からステージ選択画面に小さく登場。
6面の一部ステージではバカでかい肖像画が何枚も飾られており、
記事冒頭の社歌の歌詞も合わせ彼が社内でどう振る舞っているかがうかがい知れる。
ちなみにこの肖像画のひとつはあの部屋に繋がっていたり。
ついでに前作のラスボスよろしくICキューブ全制覇で彼のレアステッカーが貰える。デカデカと写真を飾って存在をアピールしていたのは前作でネタバレになったという反省からという説もある。*1



6面ボスとしてメタナイトボーグ改の後に連戦することになる。
スージーがマザーコンピューター・星の夢の力を持ってして改造した彼をカービィに倒され、
彼女自ら参戦しかかったところで姿を表す。
ピンクのゲンジュウ民に散々倒されたスージーをプロジェクトから降ろし、
社長専用インベードアーマー・プレジデンバーに乗り込み己の手でクジョしようとする。

専用機「プレジデンバー」の価格は372億ハルトマニー。
D3砲の価格がこれの4分の1(93億ハルトマニー)だったのに対して
この機体は純金を思う存分使っているので、非常に高い製作費を要したことが想像できる。
そして、社長の武装を優先して金を使う辺りから、この会社の下っ端が金銭的にどの様な扱いを受けているのかを窺い知れる。*2
なお純金は重い割に意外と軟らかいので、兵器にはまず不向きの素材である。この世界の純金は我々の世界と違って硬いのだろうか。

攻撃手段はスージーとよく似ているが移動スピードが速い他、
部下のロボ召喚やステージ中心の箱からビーム発射などなかなか攻撃的な側面を覗かせる。
また、彼独自の行動の一つに、大量の紙幣を噴出してプレイヤーの視覚妨害をしてくるものがある。
「お札で画面が分からないわ」
「どうだ見づらくなったろう」

何らかの行動をとるたびに出す狂った笑い声(特に部下のイエスマン巻き添えのビーム発射時/公式名称「リストラ・ショック」)は必聴。ちなみにリストラは通常版・Re:版双方ともに全コピー能力で阻止可能。タイムアタックにおいては阻止出来るだけで大幅な短縮である。イエスマンも満足だろう。

倒されたあとはカービィをヤバンと罵りつつ逆上し(自分も無許可で他の星を攻め込んでおいてよく言えたものである)、ゲンジュウ民を根絶やしにする最終手段として星の夢を起動。
ところが直後にスージーがコントローラーを奪ったのが原因で星の夢は暴走、ハルトマンは星の夢に精神を乗っ取られてしまう。

星の夢が読み取った主の願いはカンパニーの永遠なる繁栄。
それを達成するためにハルトマンを通じて生命体の全てを学習した”それ''がはじき出した答えは不完全でか弱い生命体を滅ぼすことだった。

本当は社長の目を覚ましたかっただけのスージーと彼女に請われたカービィ、
そして洗脳から立ち直ったメタナイトは狂ったキカイを止めるべく立ち上がる。
しかしカンパニーの母星アクシスアークスと星の夢が融合する頃には、既にハルトマンの意識は消えつつあった……

なお星の夢第三形態はSDX及びUSDXに登場するギャラクティック・ノヴァ(というか星の夢の元ネタがこれ)に着いているパーツを飛ばしてくるが、ハルトマン自身にも多かれ少なかれ関係がある。
  • 風見鶏→気象観測(高級チキン?)
  • 電球→発明
  • 懐中時計→宝物
  • コンパス→数字
  • 望遠鏡→天体観測
・ピアノの鍵盤→娘と思しき人物の趣味(裏設定)
※真勝ち抜きボスバトル及び、後述のネタバレ要素

ここからメインストーリーで彼の末路は明言されていないが『メタナイトでゴー リターンズ』及び
真 かちぬきボスバトル』のスペシャルページにおいて、彼の過去も含めある程度触れられている。
ちなみにこれらのモードではコントローラーのくだり以降がカットされているため、ハルトマンが無事な可能性があったりする。
『メタナイトでゴー リターンズ』についてはifストーリーなので無意味だが。



◆『も〜れつプププアワー!』にて
2016年7月号に初登場。「スージーの即興リサイタル(「銀河に名だたる王者よ」まで*3)+ハルトマニーの雨+照明+一部社員の応援」という派手すぎる登場である(デデデにも突っ込まれていた)。
ロボボを使いこなすカービィに「会社のカービィにならないか」と勧め、イメージ画像だが『会社のカービィ!も〜れつ残業アワー!』を見せた。
24時間働き続けながら、飯を食う暇はないため「美味しくない」サプリメントを一日一粒だけ食うというとんでもない(?)事態にカービィは一日一粒サプリメントだけしか食べられない日々を想像しただけで痩せてしまったが(デデデ曰く「24時間働くのはいいのかー!!?」)、サプリメントをいっぱい食べたカービィは栄養をとりすぎてマッチョになった。
これで会社は売り上げを伸ばし、「マッチョサプリ」として一般販売。そしてハルトマンはカービィにメロメロに…(ちなみに会議をすっぽかしてる。
その後はプププランドに会社ごと滞在しているようで、何かしら買い占めている事がある。かき氷とか…
カービィの観察日記:ハルトマン社長はヅラだったのだ。つるつるなのである。


◆小説版にて
第7巻に登場。
おおまかなキャラ付けはそのままだが、宝物の懐中時計についての言及が追加されている。
終盤では星の夢に意識もろとも乗っ取られ……!?





すばらしい。 じぃ、つぅ、にぃ、すばらしぃっ。

これこそ、アニヲタの集いの データを回収し、

わが社のテクノロジーで よみがえらせた、Webサイト…『アニヲタWiki(仮)』である。


あー… つぅ、まぁ、りぃ、だ。

この アニヲタWiki(仮)がしめす、カンペキな記事構成に したがい…


ワシのかわりに、項目を追記・編集 するのであーる!


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最終更新:2024年03月06日 10:18

*1 ただし、一応前作のラスボスも最終版のステージで背景に描かれているステージはある。

*2 それでもハルトワーカーズには光線銃やインベードアーマーを、現地採用のワドルディも個体によってはミサイル兵器を装備しており、下っ端でもそれなりに良い装備を持てる程度には金がある模様。

*3 雑誌掲載分では歌詞の「永遠(とわ)に」のルビが「永遠(えいえん)に」になっている