弓弦エレオノーラ

登録日:2016/04/28 (木) 07:36:01
更新日:2022/05/05 Thu 02:17:25
所要時間:約 12 分で読めます






ヴィオール、ハリウッド的に頼むわ!

貴族的に……だよ、エリー君。


出典:4Gamer.net、http://goo.gl/W2yRHg、16年4月6日、
幻影異聞録♯FE、アトラス、任天堂、2015年12月26日、
(C)2015 Nintendo/ATLUS、FIRE EMBLEM SERIES:(C)Nintendo/INTELLIGENT SYSTEMS


誕生日:1月29日、水瓶座(中の人と同じ)
身長: 158㎝。
血液型: O型
年齢: 16歳、高校1年生。
体重: 45kg
BWH: 75・54・83
好きなもの: ハリウッド的なもの全て
苦手なもの: 蛾
一言: あたしの活躍……瞬き厳禁よ!



概要

弓弦(ゆみづる)エレオノーラ』とは『幻影異聞録♯FE』にハリウッド的に登場するヒロインの一人。
パートナーは貴族的なミラージュ・ヴィオール

愛称はエリー。ファンからの愛称にハリウッド、エセウッド、エリウッド等がある。

水色の瞳に金色のショートカットをした美少女。髪型のイメージモデルはツイッギー。
美形揃いの芸能事務所『フォルトナエンタテイメント』の中でも一番の美貌を持つ。
その代わりスタイルは悪く、小学生のまもりを除けば一番の貧乳。悲しい事に設定集には胸も腰も薄いですと書かれている。
バリィ曰く『胸だけ二次元のがっかり三次元
しかし3Dモデルではそこそこあるようにも見える……つまり、なくはないです。
因みに本作随一のパンチラ要員でもある。海外版および移植版では暗黒空間になってしまった。残念。

その見た目通り日本人の父親とフィンランド人の母親を持つハーフ。埼玉県出身。
その外見故によく観光客に英語で話しかけられるそうだが……エリーは英語がまったく出来ない。
本人曰く生まれも育ちも日本だし……そもそも北欧のハーフなんで英語は……との事。
にも関わらずハリウッド女優を目指しているので、現在勉強中。

その外見とツンツンとした雰囲気のため高飛車系かと思いきや、実際は面倒見が良いお姉さん気質の今時の女子高生。
がどんな才能があるのか分からないと言っても馬鹿にせず応援したり、
つばさに役を取られた時も熱心に演技指導してあげる等、ハリウッド的な面倒見の良さは随所に現れている。
このお姉さん気質は実際に手のかかる弟が三人いるからである。

ハリウッド女優を目指しており、ことある事にハリウッド的である事に拘る。
しかし実はハリウッドには中学時代に家族旅行で3泊5日しただけだったりする。

趣味は読書(主に少女漫画)で特技は家事全般。
好きな飲み物はスムージー(実際は苦手なのだが、願掛けのために飲んでいる)で苦手な物は肉類。
猫派であり、オフの日は弟の面倒を見ている。
好みの異性はハリウッド感のある男子。
因みに音痴であり、そのせいかソロ曲が存在しない。

ツッコミ体質でもあり、ネタ選択肢を選ぶとツッコミをしてくるが、この時の反応がハリウッド的に可愛い。

ニンドリで行われた人気投票では3位に選ばれた。
男性票のつばさ、女性票の樹に対し、エリーは男女共に支持を得ている。


実はかなりの不幸体質
♯FEには『運』もステータスとして存在するのだが、
他の皆が『普通』か『強運』なのに対し、エリーだけ『不運』なのだ。芸能人として大丈夫なのだろうか……。
しかし他の皆は、両親が蒸発した斗馬、『こけら落とし消失事件』に巻き込まれ家族を失ったつばさや弥代等、
悲しい過去があるのに皆より運の悪いはずのエリーは後述の悩みがあるが極端な不幸話は存在しない。

その代わりエリーは作中で地味な不幸が続いている。
地方に行かされたり、出演したドラマは低迷し、新ドラマの主役のオーディションの参加しスタッフからは上々の評価なのだが、
テレビ局の社長の鶴の一声でド素人のつばさに決まったり、出演しているドラマのテコ入れが尋常ではなかったり……等々。
あとメタ眼線で見ると樹とヴィオールの初対面が他に比べて地味


明るく振る舞っているが、実は幼少の頃からハーフ故によく目立ち、そういった環境のせいで居場所がないと感じていた。
しかし世界的に特別なハリウッド女優になれば世界の方がエリーに居場所を作ってくれるんじゃないか。
……そう考えてエリーはハリウッド女優になる事を決意した。


原宿にいた時にスカウトされた事で芸能事務所『フォルトナエンタテイメント』に所属し、ハリウッドへの道を歩み始める。

芸能生活を始めて暫くした頃、正気を失ったヴィオールに襲撃されたが、ヴィオールは黒乃霧亜に倒されたため、なんとか助かる。
この時エリーのパフォーマに感化されたヴィオールが正気に戻った事で、エリーはミラージュマスターに覚醒した。
「ハリウッド的」という口癖はおそらくヴィオールの「貴族的」を彼女なりにアレンジしたと思われる。


その後は新人女優として『恋するたんぽぽ。』に脇役として出演したり、
ミラージュマスターとしても活動したりしていたが、本編直前に地方に営業に行かされてしまう。

そこでは地方のローカルバラエティに出演していた模様。
どうやら『バンジーわんこそば』という無茶な事をやらされていたようだ。アレ? エリーは芸人だったっけ?

そして本編時にミラージュ事件に対応するため、急いで仕事を終わらせて東京に帰って来た。


役者としてはハリウッド的な演技力を持つ期待の新人。
エリーの役作りは、役を現実だと思い込み、その人の人生を細かくイメージし追体験するという手法で演技をする。
本編ではエリーの……というか佐倉氏の迫真の演技を見る事が出来る。

しかし既に活躍している一流の俳優である剣弥代から見れば、エリーはまだ未熟らしい。

寒色と暖色、スレンダーとセクシー、姉属性と妹属性、アクターとシンガーといった具合に、
キャラとしてはつばさと対を為すように形作られている。
弓兵と天馬騎士も、弓は飛行特攻を持つが、天馬騎士は機動力が高く撃たれる前に懐に飛び込める為、
原点のファイアーエムブレムではお互いに苦手としあう関係である。

出典:幻影異聞録♯FE、アトラス、任天堂、2015年12月26日、
(C)2015 Nintendo/ATLUS、FIRE EMBLEM SERIES:(C)Nintendo/INTELLIGENT SYSTEMS

エリーは前述した通り音痴なため佐倉氏は『ドリーム☆キャッチャー』の収録時、
この音痴設定をどこまで歌に反映させるかスタッフと議論したそうだ。

だがしかし、ビジュアル設定資料集にある台詞台本集によると、
実はPVを撮り終った時点でバリィとの特訓の成果で音痴を克服しているらしい。
つまり『ドリーム☆キャッチャー』に音痴を反映させる必要がない所か、後もう一曲歌っていても可笑しくはないのだ。
とりあえずバリィさんは凄い。


エリーのサイドストーリーは全キャラの中で一番恋愛要素が強く、多分誰よりも樹にアピールしているのだが、例に漏れず不発が多い。
え? エリーがいなくなる時よりもチキルートの最後の方が樹は動揺していた? いや、あれはしょうがないと思う。

余談だが声優の佐倉綾音女氏はファイアーエムブレム及びATLUS作品の声優は初めての出演になる。
後の「ファイアーエムレム ヒーローズ」ではミネルバユリアニルスを担当。
そして同じATLUS作品の「ペルソナ5 スクランブルザファントムストライカーズ」では柊アリスを担当する。


サイドストーリー

  • 読んでダベって恋をして
エリーは視聴率低迷中の番組『恋するたんぽぽ。』に脇役だが富士見野アンジェ役として出演していた。
アンジェは恋に恋するという役割を持っていたのだが、エリーは恋をした事がないので上手く演じる事が出来ず困っていた。
そこで樹とデートする事で『恋』と言うものを理解しようという事になり、
エリー曰く、埼玉県民にはお馴染みのコンビニデートをする事になった。

  • プリンセス・オブ・ホラー
エリーの迫真の演技で『恋するたんぽぽ。』は注目を浴びる事になったが、
スポンサーの意向で設定を無視して学園ホラーへと路線変更する事に。
アンジェはそこで怪物に食われてしまうという役割を押し付けられてしまう……。

役作りの一環として樹とホラー映画を見る事になったが、
周りの客がノリが良すぎたためエリー達は冷めてしまい映画に夢中になれなかった。
そこでリアルな恐怖を味わうためにイドラスフィアに行く事になる。

  • ハリウッドをブッ飛ばせ
演技力を見込まれ、鱈知乃九炎監督がハリウッドで撮影する日米合作映画の主役に抜擢されたエリー。
しかしそれは日本から離れハリウッドへ行くという事でもあった。

この頃には『フォルトナエンタテイメント』で過ごす時間がとても楽しく、
ここが自分の居場所だと感じていたエリーは迷ってしまう。

樹に引き留めて欲しい……そんな気持ちを抱き、樹と共に前にデートした場所を巡る事に――



カルネージフォーム

ファイアーエムブレム 覚醒』から貴族的に参戦したヴィオールの力でハリウッド的な変身をする。
クラスはアーチャー

パーティ唯一の弓属性を持つミラージュマスターであり、
そのためメインキャストに出てくる割合が非常に多く、ハリウッド的活躍をしてくれる。
技と速さが伸びやすく、弓属性の他に雷と炎属性の弓攻撃を覚えるため、先手を取ってからのセッション要因としても優秀。
確率で即死させるスキル持っているため、ワイルドエネミー戦で役に立つ。

クラスチェンジ先はスナイパー&アサシン
スナイパーは単純に物理火力が強化され、アサシンは弱体技やヘイト低下など補助面が大きく強化される。
アサシンにした場合、メンバー最速でフォッグブレス(敵全体の攻撃・命中・回避低下)を習得し、
高い素早さから戦闘開幕から浴びせられるため、かなりパーティの生存能力が高くなる。

火力担当は他にもいるので、よく全滅する場合はアサシンを優先したほうがいいかもしれない。


スペシャルパフォーマンス

  • イッツ・レイト
カルネージフォームを解いたヴィオールが天へと飛び上がり、胸から光の矢を作成し敵を射る。
敵単体を確率で瀕死にさせる。

  • ホラー・ハンター
エリーが闇を闇へと還らせる一撃を放つ。
敵からHPとEPを吸収し、魅了させる。

  • オール・デッド
カルネージフォームを解いたヴィオールが天へと飛び上がり、
胸から光の矢を作成し、華麗な一撃を上空に向けて発射、分裂した矢が敵全体を貫く。
敵全体を確率で即死させる。


アドリブパフォーマンス

  • ときめき片想い
弓属性から発動。「私じゃ……駄目、かな……?」と片想いの切なさを感じさせる表情と共に攻撃。
敵はその表情に魅了される。

  • 運命の一射
雷属性から発動。運命を貫くハリウッド的一射を天に向けて放ち、攻撃する。
敵全体に必ずクリティカルヒット


デュオアーツ

  • ドリームキャッチャー
つばさとのデュオ。
二人が赤と緑のアイドル衣装を着て、『ドリーム☆キャッチャー』を楽しそうに歌いながら時折ハートマークの攻撃を行う。
この技の最中、踊りの関係でエリーは頻繁にマイクを持つ手が変わる。
効果は敵に全体攻撃+魅了状態にし、味方側を回復させるというもの。

この『ドリーム☆キャッチャー』は、本作で一番アイドルらしい曲調からスタッフ・プレイヤーから非常に気に入られている。
しかし万能属性のため、この曲を聴きたいためにこの技を選ぶとセッションが繋がらないというジレンマが……。

キャラクターソングプロデュースを担当した油井氏は二人のデュオを「分かる人には分かる歌声の組み合わせ」と評している。

ちなみに技名は『ドリームキャッチャー』で、歌自体は『ドリーム☆キャッチャー』である。
☆のあるなしで技なのか歌なのかが変わるので注意。
他は技名=曲名なのにね……。

どうでもいい余談だが、お月様と樹様ってちょっと似ている気がする。



台詞

  • 待たせたわね。帰って来たわよ、ハリウッド的にね!
  • 先輩が後輩をきっちり育てるのも、ハリウッドでは常識だからね。
  • これからはあたしの時代よ! ビバ、エレオノーラ・ジェネレーション!
  • いい? マモリは同じ事務所の仲間だからね! 仲間がピンチに陥ってたら、大統領を殴ってでも助けに行くのがハリウッド的よ。
  • っ!! そ、そうやってあたしを懐柔しようって訳ね……それくらい分かってるんだから!
  • いってきま――って、始まらない始まらない! これじゃ何にも始まらないでしょ!
  • あら、牛丼もいいわね……ってバカ! 私達晩御飯の買い物に出て来たんでしょうが! 晩御飯の前なのにずいぶんヘビーね!
  • イツキ、このアクセサリー! かわいい! 渋谷にお店があるんだって! ねぇ、後で見に行こうよ!
  • 察して!? 察してちょうだい!? あーもう、こんなに分かりやすく言ってるのに!
  • え!? 何、それ聞いちゃうの? デリカシーなくない!?
  • むっ! その上から目線! ムカつくーっ!
  • あたし……やっぱり演じるのが好きだなぁ。……普段はハーフって事で色々嫌な思いとかする事あるんだけどさ……。
    演者として立つ時はそれを個性として受け入れてもらえるから。
  • 猿股ダンサー銀座に現る……だっけ?
    何と間違えたの!? ねぇ! 何と間違えたの!? むしろそれが気になってしょうがないわ!
  • 闇に潜むよ……貴族的にね。 どういう事!?
  • ちょっと寂しいな。今みたいに気楽にエリーに会えなくなるのか。
    やーっと言ったわね。




弓弦エレオノーラ。未来の大女優よ。

このあたしが仲間になったからには、ハリウッド的な勝利は約束されたも同然ね。


出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、
2017年2月2日配信開始、(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS

スマホゲーにはEncore発売記念で20年1月20日に樹たちと共に参戦。イラストはかかげ氏。
通常ヴィオールと同じで無属性の弓使いであり、歩兵ユニット。

普段は幻影ヴィオールの淑女計画に反対しているエリーだが、
アスクでは本物の貴族がたくさんいるため、ヴィオールから貴族的な挨拶を教わろうとしている。
またこの世界ではお馴染みのハリウッドが通じないため、カルチャーショックを受けている。

武器スキルは飛行特効、速さ+3。速さが敵より1以上高い時、敵は反撃不可となる『幻影ロングボウ』

補助スキルに対象の攻撃、速さ+6にする『攻撃速さの応援+』

Aスキルは戦闘開始時、自身のHPが25%以上なら攻撃、速さ+7、その状態で攻撃した時、戦闘後、自分に5ダメージを与える『攻撃速さの渾身4』
Bスキルに応援を使用した時、または自分に使用された時、
自分と相手の十字方向にいる敵は、速さ、守備-5。かつ【キャンセル】を付与する『速さ守備の大共謀3』

敵より速いと反撃させないシンプルで分かりやすい。
彼女自身、速さもそれなりに高い方で渾身で48も伸びる。生半可な速さの相手だと反撃は不可能。
またBスキルで大共謀で相手の弱化も狙えるサポート面も熟せる。アサシンを意識してる?

攻撃面はピカイチだが守備面はからっきし。
守備、魔防共に低い数値でどの攻撃を喰っても確実に瀕死まで追い込まれる。
その上、渾身で体力を削られ続けるので戦いすぎも危険。守備面を捨てて死線に乗り換えるのも悪くない。
…だが後に登場した「見切り・反撃不可」の反撃不可の効果を無効にする効果で武器スキルが腐ってしまう。もし、そのユニットを見かけた場合は相手しないように。



追記・修正はハリウッド的にお願いします。

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最終更新:2022年05月05日 02:17