ラーマ(Fate)

登録日:2016/04/23 Sat 01:41:01
更新日:2023/12/25 Mon 22:28:38
所要時間:約 12 分で読めます





『サーヴァント、セイバー。偉大なるコサラの王、ラーマだ。大丈夫だ、余に全て任せるがいい!』



『……会いたかった、あいたかった。本当に、会いたかったんだ。僕は、君がいれば、それだけで良かった……!!』





ラーマ(Fate)は『Fate/Grand Order』に登場するサーヴァント
クラスはセイバー


ILLUST:輪くすさが
CV.沢城みゆき


身長:168cm / 体重:65kg
出典:ラーマーヤナ
地域:インド
属性:秩序・善
性別:男性

◆ステータス
筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具
A B A+ B B A


【スキル】
○クラス別スキル
対魔力:A
聖仙に受けた教えにより、あらゆる魔術を跳ね返す。
Aランク以下の魔術はすべてキャンセル。事実上、現代の魔術師では傷をつけることは出来ない。

騎乗:A+
クラススキル。乗り物を乗りこなす能力。「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。
A+のランクでは竜種を除くすべての乗り物を乗りこなすことが出来る。

○保有スキル
神性:A
神霊適性を持つかどうか。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。
英雄を超える聖雄ラーマはインドの三大神ヴィシュヌの化身の一つである。

武の祝福:A
魔王ラーヴァナを倒す運命にあるラーマは、剣術だけでなく武術すべてに秀でている。
また、これによりセイバーでありながら宝具に近い威力を誇る槍、弓を持ち込むことができる。
ゲーム内では自身に1ターンのクリティカルスター集中とクリティカル威力アップの効果を付与するもので、
効果の大きさとリキャストの短さから彼の強さを支えるスキルとなっている。

カリスマ:B
軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。団体戦闘に置いて自軍の能力を向上させる稀有な才能。
Bランクであれば国を率いるに十分な度量である。

離別の呪い:A
バーリという名の猿を殺したことにより、その妻にかけられた呪い。
これにより、彼は半身ともいえる妻シータと永遠に会えない。
この呪いは英霊となった今でもラーマとシータを蝕んでいる。
ゲーム内ではガッツ付与とHP回復の効果。そんな効果は全然なさそうだが、この呪いと関係している自身の願いを思い起こし、己を奮い立たせているのかもしれない。


宝具
○『羅刹を穿つ不滅(ブラフマーストラ)
ランク:A+ 種別:対魔宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:1人


我が力に括目せよ―――!

羅刹王すら屈した不滅の刃、その身で受けてみよ! 喰らえ!

魔人ラーヴァナを討ったこの一撃。耐えれば名誉、屈服には破滅。汝は何方に立つ身だ? 行くぞ!

羅刹を穿つ不滅(ブラフマーストラ)』!!


魔王ラーヴァナを倒すために、生まれたときから身につけていた「不滅の刃」。
魔性の存在を相手に絶大な威力を誇る。
本来は矢であり、弓に番えて射つものであるが、セイバーになりたかったラーマが無理矢理剣に改造した。
ただし投擲武器としての性能は捨てておらず、この剣もブン投げる。
「結局投げるんじゃねえか」と指摘してはいけない。
本来はアーチャーとして召喚されるのが正しいラーマがセイバーとしての召喚に応じる理由は、
アーチャーとしての適性を持つシータと少しでも出会いの可能性を上げたかったということが『FateGOマテリアルⅢ』で明かされた。
ラーマくんマジ愛妻家。
もっとも、シータに対して見栄を張りたい少年のラーマが最優のクラスであるセイバーを選ぶのは必然だったのかもしれない。
また、オリジナルとなるヴィシュヌ神はナンダカ(何だか分からんという意味ではなく、実際にそういう名前なのである。)という刀を持っている為、『偉大なる者の腕』の効果から考えても何らおかしい事でもない。

余談だが、同郷のカルナも『梵天よ、地を覆え(ブラフマーストラ)』及び『梵天よ、我を呪え(ブラフマーストラ・クンダーラ)』と同名と更に昇華させた宝具を操っている。
コレはブラフマーストラとはブラフマー所縁の武器及び奥義を指す総称だからである。
因みに強大なインド英雄はこのブラフマーストラをもってるのは他にもそれなりにいるんだとか。


○『偉大なる者の腕(ヴィシュヌ・バージュー)
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1~50(武器により変化) 最大捕捉:500人

聖人ヴィシュヴァーミトラにより、あらゆる神魔に対抗するために授けられた数々の武器。
投擲武器である円盤(チャクラ)、投槍シューラヴァタ、棍棒モーダキーとシカリー、シヴァ神が持つ三叉槍ピナーカなど、その数は圧倒的。
神性が高ければ高いほどヴィシュヌに近い存在と見なされ、持ち込む数が多くなる。
ランクAであればセイバーでありながら、アーチャー・ランサーとして活躍することも不可能ではない。
(『FateGO』では基本的に使用されない。)

◆真名:ラーマ

インドにおける二大叙事詩の一つ、『ラーマーヤナ』の主人公。

ラクシャーサの王である『羅刹王』ラーヴァナを倒したインド神話の中でも最も代表的な大英雄。
大神ブラフマーを騙し、「神仏に負けない」という絶対的な特権を獲得した魔王。
神でもラーヴァナは倒せず、神にこそ強大な力を発揮するラーヴァナを倒し得るのは唯一人間のみであった。


ラーヴァナは数多くの神々に戦争を仕掛け、しかしその絶対特権によってラーヴァナに勝てる者は誰もおらず、神々はヴィシュヌ神へと助けを求めた。
その訴えを聞き届けたヴィシュヌが全てを忘れ、人の身として転生した姿。それがラーマである。

そしてコサラの王子として生まれ、成長したラーマは、ある時、ジャナカ王の国に伝わるシヴァ神の弓を引けるものが王女シータと結婚できるという誘いに対し、誰も引くことのできなかった弓を引いたどころかへし折ってしまった。

しかしその後、ラーマは父であるダシャラタ王の妃、カイケーイーの侍女であるマンタラーの謀略により、国を追われる事となってしまう。
かつてダシャラタ王はカイケーイー妃に命を救われ2つの願いを叶えると約束した事がありそれを利用されたのだ。
ちなみにこの時、ラーマは「父王が約束を破ることなどあってはならない」と2人に諭し、自ら国を出奔している。
インドにおいては名誉を守ることこそが何より重要であり、父親が約束を破るという不名誉を行ってはならないと思っての行動だった。
だがその後、ダシャラタ王はラーマを失った悲しみで病に倒れそのまま亡くなった。

そしてそれに付き従ったシータと異母弟のラクシュマナを伴い、ダンダカの森へと入ったラーマは、ラーヴァナの妹であるシュールパカナーに惚れられてしまう。
一途な男ラーマはその誘惑を断ったが、それに怒ったシュールパカナーはシータを傷つけようとし、ラクシュマナによって鼻と耳を切り落とされた。

シュールパカナーはラーヴァナへと助けを求め、ラーヴァナはラーマへの報復とシータの美しさに一目惚れした事からシータを連れ去ってしまう。


ここに運命の宿敵は邂逅し、14年に渡るラーマとラーヴァナの戦いは始まったのである。


そして長い冒険の末にラーマはラーヴァナを打倒し、カイケーイーの息子であるバラタに迎えられ、コサラの王位に就いたのだった。


しかし、その冒険の中、ラーマは唯一、致命的な失策を犯していた。
猿同士の戦いに介入し、味方の猿スグリーバを救うために敵対していた猿バーリを卑怯にも騙し討ちにしたのだ。それを許せぬ、とバーリの妻はラーマに呪いを掛けた。

“貴方はたとえ后を取り戻すことができても、共に喜びを分かち合えることはない”

その不吉な呪いの通り、国に戻ったラーマとシータを待っていたのは、14年間の幽閉からシータの貞節を疑う声だった。
それ以前にラーマは火の神アグニの協力によってシータが純潔である事を知っていたが、王としてのしがらみが、国の混乱を恐れてラーマにシータを追放させてしまった。



シータは悲しみ、2人の子を産んだのち大地に自分が貞節であると訴えた。大地が割れ、玉座に乗る大地の女神が表れてシータを抱きしめ、姿を消した。

ラーマはこの事を深く後悔し、それ以降妻を娶る事はなかったという。


サーヴァントとしては若かりし頃の姿で現界しており、マスターに対しては、基本的にやや尊大な振る舞いをする。
そのせいで生意気な小僧、という印象を受けるかもしれない。
知識は老年並みなのに精神がそれに追いつかない、というサーヴァント独特の事情が彼にそのような態度を取らせてしまうのだろう。

ちなみに同じインドの英雄であるカルナの事は大絶賛しており、是非とも弓の腕を競ってみたいと語っている。
一方アルジュナに対しては「妻を共有とかないわー…(意訳)」と愛妻家としてちょっと引いている。
カルナが閻魔亭を訪れた際にはラーマが好きなバナナのお土産が無いかを気にするなど、カルデアでの仲は良好な模様。
一方五章で共演したナイチンゲールからは未だ「負傷者」としてカウントされており、バッグ片手に追いかけてくるらしい。


聖杯にかける願いは「シータとの再会」。

前述した通り、離別の呪いは英霊となった今も2人を引き離しており、2人が同じ時代に召喚される事は絶対にない。
同一人物でもない2人だが、英霊としての2人の存在は同化してしまっている。
聖杯戦争で英雄ラーマが求められればラーマとシータの内のどちらか一人が召喚され、女性であるシータもまたラーマという名称で姿を現すという。
そして、その時点で既に2人が召喚されていると見做されてしまうのである。

再臨する事でラーマが女っぽくなっていくのは、シータの側面が現れているからではないかとも言われる。
尚、ラーマとシータの顔つきは他人から見ればそっくりさんと言える程に瓜二つとされている。
出生も双子ではなく性別すらも異なり、他人の筈の2人が何故かおなじ顔しているかは説明されてない。
生前の呪いを受ける前の姿が判明していない為に詳細は不明だが、これも呪いの影響と考えられる。
メタ的には輪くすさが氏が「ラーマがシータに変身する」と考えてデザインしていたため。ラーマ君があの下着服を着る予定だったのか……成程……。

ストーリーでは同じ時代に存在していたが、これはあまりにも特殊な状況と、まだラーマとシータが出会っていなかったから成立していたもので、
もし2人が出会えばその瞬間にシータは時代から消滅する事になる。
人伝とはいえ言葉を伝えられただけでも奇跡のようなものなのだ。

この呪いは2人が互いを愛する限り機能し続ける。
それは愛の証明であると同時に、2人が再会を望み続ける限り、決してそれが叶わないという事でもある。

ラーマが少年の姿で召喚されるのは、要らぬしがらみに囚われず、ただ純粋にシータを好きでいられた時が自身の全盛期であるとラーマ自身が認識しているため。


基本的には尊大で自信家であるが、正義を好み、邪悪を憎む英雄の鑑といえる高潔な人物。
王としての在り方も民と国を重んじて善政を敷き人々に理想の王とも称された聖人君子である。
国の混乱を避ける為には最愛の女性すらも手放す程に人々に尽くした程。
故に民と国ではなく己を中心に君臨する王である「暴君」には嫌悪感を抱いているようで、
もしもイスカンダルギルガメッシュセミラミスといった名高き暴君と対峙すれば態度が少々頑なになるとされている。

好物はバナナ。特にハヌマーン贈呈のブランドバナナが好きらしく、バレンタインのお返しに貰う事ができる。シータのマスコットがイカす。
ちなみに二部四章実装に伴って行われたモーション改修でもスキル使用でバナナを食べるパターンがあったり同章でバナナを食べる立ち絵差分が追加されたりしている。
「ラーマ君のくれたバナナ」であり、「ラーマ君のバナナ」ではない。


◆FGOシナリオ中の活躍

  • 第五特異点「北米神話大戦イ・プルーリバス・ウナム」
シータが同じ時代に召喚され、囚われている事を知ったラーマはシータを奪還するためにクー・フーリン・オルタに挑むが、
「抉り穿つ鏖殺の槍」により心臓の8割を破壊され、敗北を喫する。

しかしシータを奪還するまで死ぬわけにはいかないと気合で命を保ち、ジェロニモにより助けられ保護される。

その後主人公と行動を共にしていたナイチンゲールの『治療』を受けそうになるが、
その内容が心臓への負担減のために両手両足を切断して臓器を摘出と戦闘機能を殆ど奪われかねない内容だったために拒否。
そして、治療と聖杯戦争に参加した本懐である妻のシータのもとに向かうことになる。

だが、彼と彼女には運命が立ち塞がった。


アルカトラズにて看守ともいえるベオウルフに対して心臓が破壊された状態からの瀕死の重傷であるにもかかわらず主人公を始めとする仲間達の支援もあってか食い下がり、
『瀕死の怪我人相手に手こずるようじゃ負け』とシータへの一途な思いから根負けさせ道を譲らせることに成功する。

そして、シータに会いたい思いの一心で壊された心臓のまま彼女の名を呼びながら走り続け彼女にもその声が届いた時、彼は倒れてしまった。

そしてシータは手を握る事が出来た。
それだけでいいと、自身がラーマと同じ存在である事を利用しゲイ・ボルクの呪いを自らに転写し、自ら時代から去っていった。


『大好きよ。……本当に、本当に、大好きなの。』


そして、目覚めたラーマは彼女が行ったことを知る。
彼女の言葉が届いていたかどうかは定かではないが自分とシータを逢わせようと奔走してくれた仲間達、
そして命と引き換えに自身を救ったシータの心に応えるために彼はクー・フーリンを打倒し世界を救うことを決意するのだった。



  • Lostbelt No.4「創世滅亡輪廻ユガ・クシェートラ」
インド異聞帯でカルナと共に召喚される。
勝手知ったるかつて共闘相手だった者の再召喚はカルデア側からも大当たりと喜ばれる。
異聞帯の王・神たるアルジュナとその配下の前に哪吒・カルナが続々脱落、ガネーシャがあまり戦闘向けではない中で、主力として戦い続ける。

後に自らの体質を利用してアシュヴァッターマンの呪いを引き受けたため、戦闘面ではほぼ足手まといとなってしまう。
そのため、アルジュナとの最終決戦時に復活したカルナに対しては自らの『羅刹を穿つ不滅』を譲り、打倒アルジュナを託した。


◆ゲーム中の性能

☆4セイバーで第五章と同時に実装。
カード構成はBBAAQのB単体宝具。
宝具『羅刹を穿つ不滅』は〔魔性〕特攻という初出の特攻がついた単体攻撃。そこそこ多くのエネミーのほか一部のサーヴァントに特攻が乗る。

一番の強みはスキル「武の祝福 A」。1Tのクリティカル威力アップとスター集中を付与するスキルだが、クリティカル威力の倍率が非常に高く、またCTも6〜4とこの手の複合スキルでは一番短い*1。「カリスマ B」の攻撃力上昇と合わせるとBクリティカルが宝具に匹敵する威力になる。
「離別の呪い A」は回復とガッツ付与のスキルだかスキルレベルを上げてもガッツによる回復量は1000固定な点には注意。

弱点としてはクリティカルの為のスターを自力で出すのがほぼ無理な点。そのため礼装やパーティ編成を考える必要がある。
サーヴァント相手だと宝具の特攻が乗る相手がかなり少ない(茨木童子酒呑童子アーチャー・インフェルノ虞美人とイベントボスの丑御前のみ)点にも注意が必要。
また宝具とは逆にセイバー天属性サーヴァント騎乗・王・愛する者と自身が相手サーヴァントから受ける特攻はやたら多い点にも注意。

ベストパートナーはマーリン
「英雄作成 EX」で宝具やBクリティカルの威力を大きく引き上げる上、宝具でHP・NP回復とスター供給ができるため弱点のスター供給のほか宝具の回転率上昇やガッツ後の立て直しなど多くの恩恵を受けることができる。
通常攻撃や宝具、スキルで多くのスターを生産でき、スター集中率が低い巌窟王やXオルタも好相性。
同クラスだと高いスター生産力を持つ沖田が第一候補。また同じくクリティカルアタッカーでスキルのスター生産が1T余りやすいランスロットとの相性も良好。

天敵は男性セイバーキラーのオリオンエウリュアレ、神性と騎乗への特攻を持ちクラス相性でも不利なノッブなど。



◆余談

  • カルナアルジュナに続くインドサーヴァントで彼の登場によりインドの三騎士クラスが出揃った事になる。
  • CMには出ていなく彼の存在はピックアップガチャのラインナップで初めて知らされた。
    だが、劇中での活躍は5章登場サーヴァントの中でナイチンゲールに並ぶ主役サーヴァントともいえる程の活躍を見せている。
    更に劇中での最愛のシータとの切なくも一途な恋物語とユーザーの心を掴み是非揃えてあげたいという声も多い。
  • イベント「ハロウィン・カムバック! 超極☆大かぼちゃ村 ~そして冒険へ……~」のチャレンジクエストでは「慣れている少年」名義で登場。ちなみに一緒に登場するライダー金時は「慣れてない男」という名義。いったいナニに慣れているんですかねぇ…。
  • コンプティーク連載の『TYPE-MOON学園 ちびちゅき!』ではほとんどの型月キャラが登場し、死や呪いと言った物騒なものは基本NGとなるためか、「離別の呪い?なにそれおいしいの?」と言わんばかりにシータとイチャついている。末永く爆発しろ。
  • そのシータだがなんと『Fate/GrandOrderArcade』にて実装されている。代わりにこちらではラーマがいない。アプリ版とアーケード版は少しずつ違う事の証明とも言えるだろう。




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最終更新:2023年12月25日 22:28

*1 スター集中だけで見ると岡田以蔵の「撃剣矯捷なること隼の如し A」がCT5〜3で最速