コンバットロン

登録日:2016/04/22 (金) 03:07:13
更新日:2024/04/13 Sat 19:11:13
所要時間:約 17 分で読めます





コンバットロンとは『トランスフォーマー』シリーズにするデストロン(ディセプティコン)の一部隊であり、全員が兵器にトランスフォームする。
海外名は「コンバッティコン」である。



初代

デストロンから追放されたスタースクリームが、かつてメガトロンに反逆した政治犯のパーソナルコンポーネント(人格を司る回路、後作でいうスパーク)を、ガタルカナル島で発見した古びた兵器群に組み込み誕生した。
誕生当初は自分たちの手柄を自慢しあい喧嘩になるなどチームワークの悪さも目立ったが、その後はそれなりのチームワークを身につけている。
エネルギー補給用のパーツであるエネルギーアブゾーバーを餌に、スタースクリーム側に就いてメガトロンと戦うが、失敗を自分達に押し付ける彼の身勝手さにブチ切れ、地球もろともメガトロンを葬る作戦を独自に実行。
サイバトロンとデストロン両軍が手を組んで事態の収拾に当たらざるを得なくなる程の騒動にまで発展した。
最終的にコンボイとメガトロンの共闘によって鎮圧、安全のため破壊された…と見せかけ、頭脳回路に修正を加えた事でそれまでの反抗心は消え失せ、メガトロンに忠実なデストロン兵となった(ついでに戦力増強の手柄でスタスクの裏切りもお咎めなしに*1)。
初登場は46話「突撃エアーボット」だが、誕生の経緯は53話「スタースクリーム軍団」で描かれた。


攻撃参謀オンスロート
CV:島香裕

プロの戦略家を自称するコンバットロンのリーダー。
ミサイルトレーラーと前線基地に変形する。
武器はソニック・スタンガン、背中の2門のキャノン砲。
プロの戦略家を自称するだけあって、任務を成功させるには巧妙な作戦がカギを握るという信念を持っているが、
直接戦闘には入れば情け容赦ない勇猛果敢な兵士となる。

46話においては偽の救難信号を発信しエアーボットを峡谷で待ち伏せし、
54話「ブルーティカスの攻撃」ではスペースブリッジを改造し太陽と地球を衝突させ、メガトロンもろとも滅ぼそうとした。
玩具では前線基地に変形する際にスプリングのカタパルトギミックがある。


宇宙兵ブレストオフ
CV:速水奨ほか

スペースシャトルに変形する宇宙兵(もととなった兵器は爆撃機だった)。武器はアイオニックブラスター。
宇宙まで飛べるためか高慢な性格で、新しい自分の姿を不細工だと罵ったこともあるが、
仲間たちと離れる孤独感を隠す強がりな一面や、オンスロートを信頼したり、仲間への誤爆を素直に謝るといった仲間への思いが強い一面を有するなど、その内面は複雑でもある。
小惑星を牽引したり、仲間を大勢載せることもできる。
2010 7話「スタースクリームの幽霊」ではオンスロートらとともに裏切り者のオクトーンを追跡していた。

一人だけ兵器と呼べるか微妙なスペースシャトルに変形する事をよくネタにされるが、これは恐らく当時アメリカが構想していたスターウォーズ計画に由来するもの。
販促面の都合で言えば、ジェット戦闘機や爆撃機だとエアーボットと被るからだろうか。


偵察兵ボルター
CV:城山知馨夫ほか

SH-2戦闘ヘリに変形する偵察兵(基となった兵器は艦上戦闘機)。武器はグルーガン(粘着銃)。
尋問も得意としており、捕虜を載せて遊覧飛行と称して散々振り回し、口を割らせることを得意としている。
ローターブレードを回転させることで竜巻を引き起こしたり、自分の機内に敵を吸引することも可能。


狙撃兵ブロウル
CV:石井敏郎

レオパルト1戦車に変形する狙撃兵。武器は電子銃と2連装ソニックキャノン。
喧嘩っ早い性格で、敵はおろか仲間にすら喧嘩腰で話すことも多い。
59話「ブルーティカスの復活」において、バラバラになった際にパーソナルコンポーネントを学生に拾われ、自作ロボットに組み込まれてしまった。
2010 15話「戦いか死か?!」においては彼が単独で任務に就いているシーンとほぼ同時刻の別の場面を描いたシーンでブルーティカスがガルバトロンと会話しているシーンがあった。


補給兵スィンドル
CV:阪脩ほか

テクニカルジープ(玩具はXR311コンバットバギー)に変形する補給兵。武器はスキャッターブラスターとジャイロガン。
アニメではコンボイの像に穴を空けただけで得意になって戦闘技能の言及はなかった。
闇取引に精通しており、ブラックマーケットを利用した武器や物資の調達が得意。
自身の性格もとにかくがめつく利己的で、59話にて仲間がバラバラになった際、そのパーツを武器商人に売りさばいたり、
2010 20話「究極の武器」では奪ってきたメトロフレックスのTFコグをガルバトロンに無償で渡すのを渋ったこともある。
その点が怒りを買ってお仕置きされたこともあった。
何気に重要なポジションに立ちやすいキャラでもあり、『バイナルテック』では彼が物語の発端である。
ユナイトウォリアーズでもウーマンデストロンの危険分子派閥の参謀を務めるトリックダイヤと取引している噂がある、と設定されている。


合体兵士ブルーティカス
CV:島香裕

コンバットロンの5人がスクランブル合体して誕生する合体兵士。全身が武器の塊ともいわれる驚異的なパワーを持つ。
53話ではビルドロン合体兵士デバスターを倒し、54話ではレーザーウェーブを退けセイバートロン星を制圧したこともある。
しかし不意打ちには弱いようで、53話ではデバスターに勝利しメガトロンを追い詰めるもその隙に現れたスタントロン合体兵士メナゾールに一撃で敗れ、
59話ではライバルの合体戦士ガーディアンから受けた不意の銃撃でスィンドルを除いて、スクラップになってしまった。
また同話ではサイバトロンの奇襲攻撃に狼狽える姿も見られた。

スタースクリームによって反乱を起こした際に背中の三つのボタンを押すことで動きを封じる安全装置が組み込まれ、
54話でサイバトロンとデストロンの共同戦線の末機能を停止するが、その後改造されてメガトロンに忠実な兵士となる。
その後は命令には忠実になったものの自分で考えることが苦手になったようだ。

しかし、メガトロンは思考面の弱点はさほど気にしておらず、むしろ残りの部下全員がブルーティカスみたいだったら、とさえ思っている節がある。
胴体にオンスロート、右腕にブレストオフ、左腕にボルター、右足にスィンドル、左足にブロウルが合体する形態がアニメでの基本となっているが、
玩具では手足となるTFは入れ替えることが可能(他のスクランブル合体TFとも同様)。
元々の出来が良く人気もあったせいか数回に渡ってリデコ商品が出ている。


オリジナル仕様の玩具は平成に入ってから復刻され、その際に後述のシリーズでオミットされ続けたオンスロートのカタパルトギミックの採用や、
バルディガスの際に追加された武器の合体ギミックが流用された。

スクランブル合体兵士が多くリメイクされた「コンバイナーウォーズ」でもリメイク。
ブロウルを除き、エアーボットとプロテクトボット仕様変更だが、プロテクトボットをもとにした2体(オンスロートとスィンドル)は大幅なリデコをされている。
特に消防車のホットスポットを逆にして装甲車のオンスロートを再現しているのは秀逸である。
一方でエアーボットをもとにした2体(ボルターとブレストオフ)は単なるリカラーである。
特にブレストオフは本来スペースシャトルなのに、スリングのリカラーで戦闘機に変更されてしまっている。
皮肉にもコンバットロンのモチーフである軍用兵器としては合っている形になったが。

日本仕様の「ユナイトウォーリアーズ」ではようやくブレストオフが新規で作り替えられ、スペースシャトルに戻された。またボルターの羽も4枚羽と当時同様になっている。
海外でもこちらのブレストオフが後に発売されたのだが、なぜかプライムマスター*2の「メガトロナス」が付属している。
またリカラーにより、玩具仕様のCW版からアニメ仕様になっている。


トランスフォーマーZ(ゾーン)

バイオレンジャイガー率いるデストロンの九大魔将軍の一人、火炎将軍ブルーティカスとして装甲ギアを身に着け登場がするが、目立った活躍はなかった。


合体大作戦

コンバットロンとしてではなくコンバットロンの仕様変更品のデストロン自由合体兵士バトルガイアーとして販売された。
グレートカノン(オンスロートの改修品)、シャトルガンナー(ブレストオフの改修品)、ターゲットホーク(ボルターの改修(ry)、
サンドストーム(ブロウルの(ry、トリプルチェンジャーは関係ないよ)、リーランド(スィンドルn(ry)が合体する。
手足の組み換えでダッシュフォーメーション、クラッシュフォーメs(ry、フライングフォーm(ry、ファイヤーf(ryなどの形態をとる。
しかしながらグレートカノンのカタパルトギミックはオミットされた。


トランスフォーマーガム

「トランスフォーマーガム」の通常弾でオンスロートが、安価な小型弾「Gスクランブル」で残りの4体が登場。
手足組に関しては、同一番号に2色どちらかが封入されており、組み方と色で区別するスタイルとなる。
ブレストオフとボルタ―は構成を前後逆にすることでうまくヘリコプターとスペースシャトルの形にしている。
が、スィンドルに関してはなんとブロウルから少し変えた程度で、変形モチーフも戦車という残念仕様である…

ブルーティカスのほか、「Gスクランブル」は別番号の6体*3を合体させることで、「ガイアスクランブル」が完成する。
ブルーティカスはもちろん、ガイアスクランブルもスクランブル合体可能である。


G2

G1の仕様変更品として海外のみで販売された。
全員に紫の塗装が追加されたほか、オンスロートにはミサイル発射機能付きの新型銃が付属しブルーティカスでも保持可能。
しかしながらカタパルトギミックはオミットされたままである。
オンスロートは黄、ブレストオフは白、ボルターは青、ブロウルはより明るい緑、スィンドルは赤と全体的に派手さが増しブルーティカス合体時はそれが顕著である。

「コンバイナーウォーズ」でもG1版のリカラーで発売。ブレストオフは相変わらずスリングのリカラーであるが…
銃っぽいSFビークルに変形する「ショックウェーブ」も付属し、劇中で行ったようにブルーティカスに持たせることができる。


BWⅡ

メガストームスタースクリームBBダージスラストが所属するデストロン機甲部隊の1部隊なのだが、
機甲部隊の中でコンバットロンでないのはガルバトロンのみであるためか、序盤くらいでしかコンバットロンの名称は使われなかった。
軍事兵器に変形する以外で前シリーズとの関連性は薄い。


カーロボット

ブラックコンボイをリーダーとするデストロンガーの1部隊
海外名はディセプティコン(ディセプティコンズ)である。(デストロンガーのメタルビースト軍団はプレダコンズ)。

カーロボット14話「敵?味方?!ブラックコンボイ」より登場。
太古の地球に墜落した宇宙船内部に保管されていたサイバトロンのプロトフォームをデストロンガーが強奪し、とある軍事基地にてそこにあった軍事車両(シャトラーのみ上空を飛んでいたスペースシャトル)をスキャンして誕生した。

全員がギガトロン洗脳を受けているが、実はこのメンバーはサイバトロン内の過激派(政治犯)であり、元々デストロン寄りの連中であった。
洗脳と言っても元からあった悪の心が倍加したに過ぎず、ギガトロンへの忠誠心も持ち合わせていなかったりと、自我その物は完全に残っていたのである。
その誕生の経緯故か彼らのマークはG2サイバトロンのマークを上下反転したものとなっている。
一度ブレイブマキシマスを手中に収めギガトロンに反乱を起こしたが失敗し再洗脳された。
なおブラックコンボイを除きメンバーは全員風呂の好みがある。

暗黒司令官ブラックコンボイ
CV:楠大典

最後に誕生したコンバットロンで、コンバットロンのリーダー。
タンクローリーとファイヤーコンボイ(ついでに人間のジュンコ)をスキャンして誕生。それゆえにコンボイの見た目をしている。
武器はピンクに輝くブラックソードとデッドレーザー、肩から放つデッドミサイル。
またタンクローリーのタンク部分は戦闘基地にもなる。
悪の華を咲かせることを信条とする野心家であり、ファイヤーコンボイだけでなくギガトロンすらも倒し、デストロンガーのリーダーになることを目論む。

一方で短気な面もあり、18話「正義に目覚めよ!ブラックコンボイ」では作戦のために善行を行っていた際にはイラついた様子を見せ、
ゲルシャークの妨害が入った際に人間を巻き添えに仕掛けたことをファイヤーコンボイに咎められた際は自ら本性を表し、
結果としてファイヤーコンボイの逆鱗に触れてしまったこともある。

ブレイブマキシマスとの接触の末一度は自身の中の人間のデータを生かして掌握を試みるも失敗。
その後は人間の子供に目をつけユウキ少年の友人を唆して操ることに成功したかに見えたがこれも失敗し、
最終的にギガトロンに部下ともども再洗脳された。一説ではジュンコをスキャンしたために運の悪さが移ってしまったともいわれている。

玩具はG2「バトルコンボイ」のリペイント品であり、電飾ギミックがオミットされている。
またコンバットロンのマークがG2サイバトロンの上下反転なのはタンクローリー基地から放つ円形ミサイルにG2サイバトロン
マークがモールドされているためである。

トランスフォーマーレジェンズでも東京おもちゃショー2017 開催記念商品やタカラトミーモール限定で販売されており、
以前と同じく海外版のTITANS RETURN OPTIMUS PRIMEのリペイントとなっている。
ヘッドマスターや剣、銃が付属し、変形はタンクローリー及びロボット、更にジェット機と3段階の変形を持つトリプルチェンジャーになっているが、
タンク部分が分離して基地へと変形することはできなくなっている。
説明書付属漫画では更に基地、ドローンの2つのトランスプレイが描かれている。


鋼鉄将軍ドルレイラー
CV:金子はりい

キャノントレーラーに変形する。
最初に誕生したコンバットロンで、その際にギガトロンからコンバットロンのリーダーの座を約束されるも、ブラックコンボイの気迫に押され、副官の座に収まる。

その後はブラックコンボイのサポートやフォローをこなす苦労人となるが、
副官の方が性に合っていたのかブラックコンボイに対してはわだかまりを抱いておらず、むしろ親身になって彼を支えていた。
武器は背中のツインドルバスターとライフル。
1番風呂じゃないと気が済まない。

玩具はG1オンスロートの改修品でタラップと武器にジョイントが追加されている。
またカタパルトのギミックはオミットされたままである。


衛星参謀シャトラー
CV:近田英紀

スペースシャトルに変形する。
このスペースシャトルは、他と同じく軍事基地の兵器をスキャンしようとしたゲルシャークがファイヤーコンボイの攻撃でプロトフォームを転がしてしまった際に偶然スキャンしたもの。狙いが逸れたから良かったものの、危うくハゲタカをスキャンするところだった。
明るいお調子者であり、コンバットロンの中で唯一宇宙での任務をこなすことが可能。
偵察や狙撃を主な任務とするが、狙撃任務に関しては17話「宇宙から狙え!シャトラー‼」において攻撃が時間差のために味方に当たってしまう、という失態を犯してしまっている。
武器はパルスレーザー。
ぬるめの風呂が好き。
玩具はG1ブレストオフの改修品で武器にジョイントが追加。


航空参謀ヘプター
CV:原田正夫

装甲ヘリに変形する。航空参謀ではあるがニューリーダー病を患ってはいない。
武器はヘプターガン、背中のメインローターを手裏剣にするヘプタークロス(玩具のみ)。
テールローターを回転ノコとして使うヘプターソーサーでアニメでは手裏剣としても使った。
ビークル時はメインローターはサイミンブレードとして使われる。
劇中では偵察を主な任務としていた。
露天風呂が好き。
玩具はG1ボルターの改修品で武器にジョイント(ry。


陸上参謀グリジバー
CV:北沢力

コンバットジープに変形する。
武器は小型の銃グリーガンと大型の銃ジーブラスター。
格闘技に長けているようでクリスタロキュージョンの達人である。
サウナで汗を流すのを好んでいる
玩具はG1スィンドルの改修品で武器に(ry


装甲参謀ダンガー
CV:近藤孝行

戦車に変形する
武器はダンガーガンと主砲のダンガーカノン、2連装キャノン。
砂地仕様に迷彩で砂漠での戦闘を得意とする。
乱暴で荒々しく、1日1度大砲を打たなければ気が済まない面もある。
頭はあまりよろしくない。
砂風呂を好んでいる
玩具はG1ブロウルの改修(ry。


戦闘スペシャリスト バルディガス
CV:金子はりい

ドルレイラー以下のコンバットロンが5体合体した合体兵士。
武器はドルレイラー達の武器が合体したバルバスター1バルバスター2
TVアニメでスクランブル合体システムを初めて生かした合体TFであり、
シャトラー、ヘプターが腕部、グリジバー、ダンガーが脚部となり飛行可能となる空戦形態フライトミッション
ダンガー、グリジバーが腕部、ヘプター、シャトラーが脚部となり陸戦形態ランドミッションとなる。
これにより幅広い作戦での運用が可能となるが、ファイヤーコンボイにランドミッション時は空を飛べない弱点を突かれたこともある。
エネルギー源はコーヒー牛乳

玩具はG1ブルーティカスの改修品で武器の合体ギミックを完全再現した他、
オンスロートのタラップを背中に付けたり、プロテクターをグリジバーに装着したりと、
余剰パーツを出さない仕掛けがなされている。

こちらも「ユナイトウォーリアーズ」でも登場。当然ブルーティカスのリデコである。
武装と新規の手足の追加とカラーリングが変更されており、マークも「カーロボ」仕様のコンバットロンマークとなっている。


スーパーリンク

今作ではコンバットロンという名ではなく、軍事合体兵士ブルーティカスとして登場。
CV:保村真

G1同様、オンスロートブレストオフボルタースィンドルブロウルの5体に分離合体できるが、本作では5つのマシンに一つの人格を共有している。
そのため描写的には「5体のトランスフォーマーが1体に合体している」というより「1体のトランスフォーマーが5体に分離している」と表現したほうが正しい。
またブレストオフとボルター(ヘリ)、スィンドルとブロウル(戦車)は同型の色違いである。

スーパーエネルゴンの泉で眠っていたが、ガルバトロンが泉の封印を解いたことで復活し、ガルバトロンの配下となる。
特別編ではスぺリオン1人にビルドロンと2人がかりで戦い破るも、シード枠のグランドコンbオメガコンボイと当たる。
オメガコンボイが合体時の名前を呼ばれずイラついていた中で追い打ちをかけてしまい、容赦なく叩きのめされた。

最終決戦ではビルドロンと共に再びスぺリオンと戦い、スぺリオンが手足を分離してビルドロンを拘束しとどめを刺した隙に、
スぺリオンの手足をそのまま破壊し追い詰めるがスぺリオンの兄の亡霊の援護に怯んだ隙に、ビルドロンの手足と合体し体勢を立て直したスぺリオンに敗れた。


Universe

玩具限定のシリーズ。
USAエディションでオンスロートが発売された。合体機構はないが、G1リスペクトのリメイクがなされている。


Fall of Cybertron

プライムの前日章とされる本作ではディセプティコンの1部隊として登場。
G1より規律のとれた戦闘部隊としての色が強くなっている。
ゲーム中ではエネルゴンを輸送するオートボットの輸送船を襲撃する。

当時ディセプティコンのリーダーとなっていたスタースクリームの撤退命令を無視して、エネルゴンの奪取に成功するも命令違反者として捕縛されてしまう。
その後復活したメガトロンの配下となり、オートボットの脱出船アークをブルーティカスに合体して、襲撃するもジャズとジェットファイアー率いるエアリアルボットの攻撃により宇宙空間に放逐された。
続編のRise of the Dark Sparkではショックウェーブの警護を行う。
玩具も発売され、当然スクランブル合体も可能となっている。ジェネレーションズシリーズで日本でも販売された。


攻撃参謀オンスロート
サイバトロン風のキャノントレーラーの変形。
G1同様戦略に重きを置いた性格で、敵の布陣や攻撃パターンなどを基に綿密に戦略を練る。
念願のニューリーダーになれて浮かれまくっているスタースクリームにはだいぶ愛想を尽かしている。
普段は前線に出ることはなく、部下に戦闘を任せているが、いざという時は前線に赴きブルーティカスに合体する。


宇宙兵ブラストオフ
サイバトロン風のスペースジェットに変形。
G1同様傲慢な性格で、仲間に孤独感を隠している。
玩具設定では大きさを変化させ仲間の移動手段にもなれる。


尋問兵ボルテックス
サイバトロン風のヘリコプターに変形。ゲームではプロペラを畳んだジェット形態にもなれる。
腕に突いたメインローターを回転ブレードとして使える。
G1同様尋問を好み、得意とする。


補給兵スィンドル
サイバトロン風のバギーに変形。
性格はG1同様がめつい性格。


狙撃兵ブロウル
サイバトロン風の戦車に変形。砲塔は2門になっている。
キャタピラ部分を展開、四つ脚の固定砲台モードにも変形可能。
性格は荒っぽく大雑把。
前日章の「War for Cybertron」でも登場しているが、性格が異なっている。


合体兵士ブルーティカス
コンバッティコンの5人が合体した合体兵士。
本作ではストーリーの都合上プレイヤーが操作したり、ボスとして戦うこともある。
プレイヤーが操作する際はその圧倒的なパワーから爽快感を得られ、敵として戦う時は圧倒的な威圧感を感じることとなる。
武器はその圧倒的腕力、腕に合体したボルターのローターブレード、衝撃波などである。


トランスフォーマークラウド

ショックウェーブの私兵として登場。基は凶悪な犯罪者集団だったが、ショックウェーブの〝調整"により自我を持たない破壊マシーンと化している。



その他のシリーズのコンバットロン関連キャラ


Transformers Robots in Disguise

ビーストウォーズIIとビーストウォーズネオとカーロボットの海外版。
ブルーティカスというケルベロスのビーストモードからロボットモードに変形するTFが発売。
おそらくは前作ビーストマシーンズで販売予定の物だったと考えられる(スパーククリスタルもあるため)。


トランスフォーマー(実写版)

1作目にブロウルが登場。合体はしないが、戦車から変形する点が共通している。ただし、劇中では「デバステーター」名義。変形モチーフや後に同名のTFが登場したことを考えると、「ブロウル」の方が正しいと思われる。
スィンドルが玩具とゲーム限定で登場。変形モチーフは異なるため単なる名前被りなのかもしれないが。日本では説明書の作画ミス誤植の無念お砲塔で有名。
ボルテックスが玩具限定ながら3作目『ダークサイド・ムーン』で同じヘリコプターのトマホークのリデコで発売された。
オンスロートが実写5作目『最後の騎士王』で登場。

また2作目『リベンジ』では玩具限定でスーパーリンク版ブルーティカスのリカラー品が販売された。国内ではユナイテッドとして発売…と思いきや、日本展開のユナイテッドでありながら国内未発売という意味不明な状態になっている。

余談だが、実写版1作目で登場したブラックアウトとバリケードはそれぞれスーパーリンク版のブラストオフ、オンスロートの海外名と同じである。


アニメイテッド

某ジャパネット風なしゃべり方をする、武器商人のスィンドル(CV神奈延年)が登場。G1版を踏襲したデザインだが、他のメンバーが登場しないため合体はしない。あと実写版玩具の要素か、無念お砲塔胸から砲塔が飛び出す。
アニメイテッドは玩具未発売の過去作出典のモブキャラが非常に多いが、スィンドルは出番もいくらかあり、玩具も発売されている。



追記・修正はエネルギーアブソーバーを取り付けてからお願いします。

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最終更新:2024年04月13日 19:11

*1 直前まで激怒していた筈のメガトロンからあまりにも快く許されたため、この時ばかりは流石のスタースクリームも困惑していた

*2 「パワーオブザプライム」で登場した最初の13人のリメイク。

*3 コンバットロン、エアーボット、スタントロンの手足ロボから2体づつ。