スーパー戦隊シリーズ

登録日:2016/04/15 Fri 22:26:03
更新日:2019/07/03 Wed 19:23:41
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スーパー戦隊ヒーローは、地球の平和を守る戦士だ!

苦しいときも、悲しいときも

1人じゃかなわないけど

仲間と力を合わせて

悪いやつらをやっつけるんだ!

――「スーパー戦隊百科」より、一部改変して引用(URL→*1)






『スーパー戦隊シリーズ』とは、テレビ朝日系列で放映されている東映・東映エージェンシー製作の特撮番組シリーズである。
複数名のヒーローが色ごとに分けられたスーツを着用し、悪の組織と戦うのがコンセプト。




誕生経緯

1971年より開始した、言わずと知れた大人気特撮番組『仮面ライダー』。
それに続く新番組の案は「最初から5人の仮面ライダーを一度に登場させる」ものだったが、「ヒーローは1人のもの」と反対を受ける。

その4年後の1975年。
ネットチェンジという、放送局がこれまでの系列と異なるものになる事態がNET(現在のテレビ朝日)で発生した。
NETは仮面ライダーシリーズの放送権を失い、急遽新しい番組を作ることとなり、お蔵入りになっていた「5人の仮面ライダー」の企画が復活。
これがのちの『秘密戦隊ゴレンジャー』である。児童層を中心に視聴率常時20%超えの化物番組となった。
しかし、77年放映開始の『ジャッカー電撃隊』はそこまでの人気を得られずに打ち切り番組となってしまう。


ジャッカーの終了から約1か月、78年2月より、東映がマーベル・コミックと提携して作ったのが、色々と有名なあの番組『スパイダーマン(東映版)』である。
それに登場した一撃必殺巨大ロボことレオパルドンが商業的にも大成功したことにより、巨大ロボが登場する『バトルフィーバーJ』が79年に放送開始。
そのヒットを受けて、バトルフィーバー以降2019年現在にいたるまで一度の中断もなく、毎年新たなスーパー戦隊が登場している。

そういった経緯があったため、初期は『ゴレンジャー』『ジャッカー』をスーパー戦隊シリーズに組み込むかは表記が異なっていたが、現在では正式にシリーズの1つになっている。
また、最初の2作は石ノ森章太郎原作であったが、『バトルフィーバー』以降は八手三郎原作になっており、この点でも区別されがち。
ちなみにこの八手三郎というのは東映プロデューサーの共同ペンネーム。矢立肇と同じようなもの。


2019年現在、シリーズ第43作目となる『騎士竜戦隊リュウソウジャー』が放送中。
放送時間はテレビ朝日系日曜9:30-10:00。スーパーヒーロータイムないしはニチアサキッズタイムに含まれている。
近年ではスーパーヒーロータイムEDやらスペシャル回やらで平成仮面ライダーシリーズとの絡みも多い。

なお、この放送時間はこれまで何度か変更されている。
『ゴレンジャー』と『ジャッカー』は土曜19:30-20:00。
→『バトルフィーバー』から『ターボレンジャー』第31話までは、土曜18:00-18:30(18:25)
→『ターボレンジャー』第32話から『メガレンジャー』第7話までは、金曜17:30-17:55
→『メガレンジャー』第8話から『キュウレンジャー』第31話までは、日曜07:30-08:00
→『キュウレンジャー』第32話から日曜9:30-10:00に変更された。『メガレンジャー』以来20年ぶりのことである。



アジアやフランスで一部作品が放送されていた事はあったが、93年からは『パワーレンジャーシリーズ』としてアメリカ進出を果たす。
日本の作品をベースにし、ドラマ部分をアメリカ人で撮影された、向こうでも親しみやすい作品になっており、日本でも一部が吹き替えされている。

だが、6人戦隊なのに1人だけが登場したり、『ゴーバスターズ』『トッキュウジャー』などは様々な要因で作られなかった。
設定はそのまま反映されるわけではなく、極端な所では比較的明るい作風の『ゴーオンジャー』がベースとなった『パワーレンジャー・RPM』はシビアな内容すぎて180度異なる作品になっている。
また、男女平等の関係で一部のレンジャーの性別が変更されたり、人種差別問題でメンバーに1人は黒人を含める関係上、兄弟戦隊や家族戦隊は存在しえない。
その一方で外見が犬から爬虫類にになったのもいる。

また、パワーレンジャーを語る上で欠かせないのは、パワーレンジャー専用の強化形態、通称「バトライザー」の存在。
日本のスーパー変身が、マスクやスーツそのものに変化が加わる物が多いのに比べ、バトライザーは上半身全てを覆うような重装備となるのが特徴。
デカレンジャーのバトライザーに至っては、Vシネマにて日本に逆輸入までされることとなる。



特徴

これらは多くのシリーズに共通する事項だが、 例外もあるので注意。

●人数は基本的に5人
初代からして5人で、うち1人か2人は女性。
これは歌舞伎『白波五人男』からの影響や、東映内の「3人は少なく、4人は縁起が悪い。7人は多すぎる」という意見を受けている。
東映元プロデューサーの吉川進氏は、『ゴレンジャー』第1話のクランクイン前日に 「ライダーは1人でも怪人を倒せるが、ゴレンジャーは5人が連携してようやく勝てるヒーローである」 とスタッフに語っている。
その一方で、5人で1人の怪人と戦うのはいじめ問題につながるのではないかと一部の視聴者から指摘されている。
敵組織の連れてくる戦闘員は無視ですか?

「勘違いするな!俺達は1の力を5分割して戦っているだけだ!」
「1人を相手に11人で戦って卑怯だとは思わなイのカ!」


基本的にはやはり5人なのだが、第2作目『ジャッカー』は初期4人戦隊。第5作目『太陽戦隊サンバルカン』に始まり3人戦隊も少なくない。
しかし、多くの場合は新メンバーの追加により5人やそれ以上の人数になっている。
特に『ジャッカー』は追加メンバーの存在感からかほとんど5人戦隊扱いである。


第16作目『恐竜戦隊ジュウレンジャー』からは新たな展開として、中盤から通常のメンバーとは外見や使用武器・ロボが一風異なる 追加戦士 が追加されるようになった。
原型は4作目『電子戦隊デンジマン』、8作目『超電子バイオマン』、11作目『光戦隊マスクマン』などにあるも、それらはあくまでも1話限りのゲストにすぎず、レギュラーとして本格的に登場するようになったのは『ジュウレンジャー』から。
ほかにも追加戦士枠が何人もいたり、主役とはまた別の戦隊が登場していたりする。
なお、追加戦士がOPにワンカット付きで登場するのは『百獣戦隊ガオレンジャー』になってからである。



●変身したメンバーは一色で作られたスーツを着用
ゴレンジャーの場合は の5色をそれぞれが着用。
この他には初期メンバー率が高く、 などは主に追加戦士が使用している。
使用頻度の少ないマイナー色は臙脂 水色 オレンジなど。
こういった色は『忍風戦隊ハリケンジャー』『獣電戦隊キョウリュウジャー』など特定の作品にしか出てこない。

詳しくはこちらの項目参照。



●巨大ロボットでの戦闘を行う
第3作目『バトルフィーバーJ』からの要素。
戦隊は悪の組織の怪人やその戦闘員を撃退!
すると、一度は倒した怪人が 巨大化 して復活し、ヒーローたちも巨大なロボで立ち向かうのが通例。
侍戦隊シンケンジャー』からは巨大戦闘員も登場するようになった。

大抵の場合、それぞれの隊員が搭乗している小型メカが1つの巨大人型ロボットに合体する。
ただ、この形態となったのは第11作目『光戦隊マスクマン』。これまでは変形や小規模な合体だった。
その翌年に放送された『超獣戦隊ライブマン』では最初からいたロボ(1号ロボ)ともうひとつのロボ(2号ロボ)が スーパー合体 し、さらに強化された形態に姿を変える展開も登場。
第17作五星戦隊ダイレンジャーからは単体で人型ロボとして戦える戦力も登場した。
第25作目『百獣戦隊ガオレンジャー』以降は、合体ロボのパーツに換装できる単品販売される小型メカも定番となった。
そして『炎神戦隊ゴーオンジャー』では、登場する全ての小型メカが一つの巨大ロボに合体するまでに至る。
ここ最近は巨大ロボが4,5体形成できるような陣営が続いており、『烈車戦隊トッキュウジャー』のように巨大戦で名乗りを出来るまでに進歩している。
以前は飛行メカ・母艦メカが存在したほか、合体前の形態も動物型や人型・車両型、意思を持つものなどバリエーションがあり、一口に語ることはできない。

なお、全体的な傾向として、合体前戦力ほど俊敏に動き、合体後はパワーファイターへと発展、スーパー合体で更に強化されると重火器が主武装の重戦車タイプになりやすい。
合体前戦力ほど細身のフォルムになりやすく、その分だけスーアクも動きやすいためである。
逆にスーパー合体ともなると重厚な5体合体へ更にパーツが追加されて重くなり、スーアクは武器を振り回すのも難しい。
全ての戦力を集結させた最終形態に至ってはスーアクがマトモに動けないため、模型やCG合成などで誤魔化すこととなる。
恐竜戦隊ジュウレンジャーでは5体合体形態の上半身に別のコアメカ1体が合体したスーパー合体が登場したが、
バランスが取れないため長物の武器を振り回せず、必殺技はエネルギーを集めて放つ光線技という演出になってしまった。
これから更にパワーアップした最終形態は、重戦車のような姿になったため、スーアクを使わない模型での演出となった。
最終形態になると必然的に機体はある程度巨大化し、怪人との体格の差が大きすぎるため、格闘戦の演出も難しい。
このため多くのシリーズで最終形態はあくまでも奥の手という設定が設けられており、格闘戦でどうしても勝てないときに登場して、遠距離攻撃で瞬殺することで違和感を少なくしている。




●各作品は1年で終了。世界観ごと次の作品へと移行する。
前者の例外は『ゴレンジャー(1年以上放映)』と『ジャッカー(1年未満で終了)』。後者の例外は『デンジマン』→『サンバルカン』。
これ以外の場合、どうあろうと1年で4クール50話ほど放映し、次のシリーズへと完全に移行する。
こうしている理由については、本シリーズのプロデューサーを務めていた鈴木武幸氏いわく「続編を作るとマニアックな内容に変貌してしりすぼみになる可能性が高い」ため。
第28作目『特捜戦隊デカレンジャー』以降は、最終話終了直後にて現レッドが新レッドにバトンを渡すシーンも挿入されるようになった。


世界観については放送終了後の展開を描いた「スーパー戦隊Vシネマ」や、スーパー戦隊同士が対決する触れ込みの「VSシリーズ」、それに劇場版などは例外。
また、第35作目『海賊戦隊ゴーカイジャー』は「歴代の34のスーパー戦隊が存在した世界」など作品自体がクロスオーバー企画になっているほか、
第39作目『手裏剣戦隊ニンニンジャー』では40周年を記念して、過去の戦隊が普通に登場している。
なお、海外版の『パワーレンジャー』の初期は世界観が地続きであった。普通に過去の戦士が登場するようにもなっている。
向こうのヒーローは何十年も(多少のリメイクはあれど)悪と戦い続けているので、人気があるものを終わらせて次へという感覚が理解し難かったらしい。





歴代のヒーローたち


各作品の詳細な内容については項目を参照。









その他

いわゆるデータカードダス。
10年3月から14年11月まで稼働しており、『トッキュウジャー』までの全38戦隊が登場している。
『ゴーカイジャー』の開始とともに「ダイスオーDX」にグレードアップしてダイスオーなのにダイスが出てこなくなり、『トッキュウジャー』開始とともに「ダイスオーEX(エクスプレス)」となった。
戦隊シリーズにおけるゲームはいくつかあるものの、複数の戦隊をまたいで自由にメンバーを組んで闘えるのは、ソーシャルゲームを除けばこのゲームのみだった。

ダイスオー終了から2年、iOS/Androidアプリにて配信される待望の戦隊シリーズバトルゲーム。
配信開始時は『ジュウオウジャー』までの40戦隊が揃い踏み。歴代OPをバックにバトルに挑める豪華なものとなっている。

『ルパンレンジャーVSパトレンジャー』とともに稼働開始した久々のデータカードダス。
スターズ以降のアイカツなどのように、カードはプリント式になった。
登場するのはほぼ現行の戦隊のみであり、ダイスオーのようなオールスター要素やゲーム性はほぼ皆無。
初の試みとして、番組展開に合わせたカード追加や中の人のカード化がある。コレクションとしての価値は高まったか。


赤き修正! ツイキレッド!

青きつながり! リンクブルー!

黄色き画面! モバイルイエロー!

ピンクの妄想! エロスピンク♥

新緑の笑いwwwww グラスグリーンwwwwwwww


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