ギャラクシーロボ

登録日:2016/03/25 (金) 20:37:54
更新日:2023/09/15 Fri 20:26:19
所要時間:約 20 分で読めます






※推奨BGM:光戦隊マスクマン



姿長官は、親友・山形博士が作った巨大ロボを探した。

しかし、心を持つというそのロボットは、殺人ロボットだった。


光戦隊マスクマン!


霧の谷の黒い影












山形……助けてくれ。お前のギャラクシーロボが必要なんだ……!

俺はお前の作ったロボットを信じてる。
どこへ行ってしまったんだ……お前のギャラクシーロボは……?


ギャラクシーロボとは、『光戦隊マスクマン』に登場する二号ロボ。
前作タイタンボーイ/グレートタイタンに続き、トレーラーから変形するロボットでもある。
初登場は第21話「霧の谷の黒い影」。
開発者は光戦隊長官・姿三十郎の親友にして光戦隊結成時に彼と協力した山形晃之博士(演:剣持伴紀)。*1



【霧の谷の黒い影】


本編開始から遡ること2年前、地底帝国チューブに対抗する為の巨大ロボ開発競争にて、
様々な案が送り出される中で最終選考まで残ったのが、姿のグレートファイブと山形のギャラクシーロボだった。
結果的にグレートファイブが光戦隊のロボとして選ばれ、親友を喜びながらも心の底ではギャラクシーロボを諦めきれなかった山形は独力でこれを開発。
ドック内で整備されるグレートファイブを見やる姿の前に現れて完成したことを報告する。


姿! 作ったぞ、ギャラクシーロボを!

えっ……? 何だって?

どうしても諦めきれなくてね、俺一人の力で作ったんだ。
何しろ、俺のは『心』を持ったロボットだからな。

『心』……?

うん。これから試運転に行ってくる。
後で報告する……じゃあ!

山形!

やつれた顔のままでありながらも友に向かい「心配するな」と言わんばかりに微笑みながら山形はその場を後にする。

……それが、姿が親友を見た最期の姿だった。
一人娘の由美(演:田山真美子)と共に山形を見つけた時には、既に息絶えており、ギャラクシーロボも行方不明となっていた。

時は流れ現代。
由美は父の忘れ形見でもあるギャラクシーロボを「お父さんを殺したロボット」と憎み、蘇らせようとする姿を「あなたは鬼です!」と罵しったが、
前話である第20話「罠! 沈む巨大ロボ」で地奇地奇獣アナグマスの策略により、ドクロドクラーとの交戦でピンクマスク/モモコに大ダメージを与え、全能力を引き出せないグレートファイブをチューブに強奪されてしまった光戦隊にとって、頼みの綱はギャラクシーロボしかなかった。

山形の墓前でギャラクシーロボに賭けんとする姿に対し、花を手向けに来た由美は父が作ったロボットを頑なに許そうとしなかった。


『心』を持ったロボットが、山形を殺すわけがないんだ。
私はそう信じている……きっと、何か起こったに違いないんだ。

信じよう、君のお父さんの作ったロボットを。
このままでは……山形が浮かばれん。
君と私……二人だけでも、お父さんを作ったロボットを信じたいんだ!
その為にも、ギャラクシーロボの復活を許して欲しいんだ。

父の無二の友人であった姿の真摯な姿に、頑なだった由美の心に変化が訪れる。
山形の死後、毎日墓前に花を手向けに来る由美は姿に言う。


ここへ来ると、お父さんの声が聞こえてくるような気がするんです。
あの岩谷の方から……。

由美の言葉を受け、岩谷の方に目を向ける姿。そこにギャラクシーロボが眠っているのだろうか……?
そこへイガム王子と地帝獣キメンドグラーが襲い掛かる。
ギャラクシーロボの情報を聞いた地底忍フーミンの報告を受け、先手を打たんと現れたのだ。
姿と由美を庇い現れたマスクマンは、キメンドグラーの攻撃に苦戦する。
印を組んでメディテーションの陣形を取りこの攻撃を防ぐ五人だが、イガムの妖力に上乗せされてマスキングスーツを解除されてしまう。それを感知したのか、二年の歳月を経てギャラクシーロボが霧の中から現れる。
だが、おぼつかない足取りだったのか、歩く度に大地を揺るがしそのまま倒れ込み生身のままのイガム王子とフーミン、そしてキメンドグラーごと攻撃した
無論、危うく変身解除されたマスクマンまでも巻き込まれてしまう。


ケンタ「アキラ、しっかりしろ!」

ハルカ「死ぬかと思った……!」

姿「大丈夫か……?」

由美「やっぱり、お父さんのロボットは……殺人ロボットだった……」

辛うじて九死に一生を得た一同だが、蘇ったギャラクシーロボの暴れる様に失望する由美を見て、姿はかける言葉を失う。

……ほどなくして、彼女の耳に、聞き覚えのある絶叫が入ってくる。


うわあーっ!! なんだこれは!?

いったい……いったいどうなってるんだ!?

しまった! 雷を……雷を受けてしまった!!

山形博士の言葉がギャラクシーロボに内蔵されたボイスレコーダーから発するものだと知った一同は、
タケルがオーラパワーで作り出した光のハシゴを介してコックピットに上がり込む。


駄目だ……言うことを聞かん!!

止まれ、ギャラクシーロボーッ!!

頼むっ……言うことを聞いてくれーっ!!

せっかく……せっかく『心』を持ったロボットを……俺は……俺はっ!!

姿……光戦隊を頼む!!

そして……由美を……娘の由美を頼むっ!!


うわぁぁぁぁぁーっ!!


山形の絶叫と共にボイスレコーダーが途切れる。
試運転中に受けた落雷を受けギャラクシーロボが暴走、操縦不能に陥ってしまったようだ。
死を覚悟した山形博士は姿に全てを託しながら、コックピットで起こった激しいショートによる衝撃によって放り出されてしまったのであろう。
真実を知った姿は、父の遺言に涙する由美を慰めながら、山形のもう一人の息子ともいえるギャラクシーロボの哀しみも察した。


――山形を失ったギャラクシーロボは……怒り狂う狼となってしまったんだ……――

哀しみに暮れる姿らを他所に、イガムの指揮を受けたアングラモン戦闘機がギャラクシーロボを攻撃。
コックピット内のマスクマン達もろともスクラップにせんと襲い掛かる。

ギャラクシーロボと山形博士の心を信じ、姿と由美を下ろしたタケル達はオーラマスクしギャラクシーロボの操縦に挑む。


レッド「山形博士、由美さん、長官! 見ていてください! いくぞ、みんな!!」

四人OK

マスクマンの操縦を受けたギャラクシーロボはほぼ寝起きにも似た状態で起動するが、ほんの二歩三歩歩いただけでも倒れ込んでしまう。
光戦隊基地に戻った姿と由美はただその様を見ることしかできなかった。


お願い……ちゃんと動いて……!

両目をつぶり、ギャラクシーロボの覚醒を祈る由美。
その姿に、かつて「父を殺したロボット」と一方的に憎んだ少女の姿はもういない。
やがて……由美の純粋な願いが通じたのか、拳を奮い立たせ立ち上がるギャラクシーロボ。
アングラモン戦闘機の攻撃に怯みながらもランドバルカンで編隊を蹴散らし、ダブルバルカンでキメンドグラーを撃破する。
勢いづいたマスクマンは、グレートファイブ救出に向かうが、エネルギー獣オケランパによって巨大化したキメンドグラーが行く手を阻んでいく。
交戦の最中、身体を発光させて突撃するキメンドグラーに対し、ギャラクシーバズーカで迎え撃つギャラクシーロボだが、ゼロ距離射撃によるエネルギー同士の相殺によって、その巨体を再び倒れ込ませるのだった……。



【ランドギャラクシー】

全長:52.6m
重量:440t
最高時速:260km

第22話「風雲オーラの嵐!」*2にて披露された、ギャラクシーロボのマシン形態。

地上を走行する12輪トレーラートラックで、キメンドグラーとの交戦の最中、爆発と共に自動的に変形。
この機能はコックピットのマスクマンも知らなかったが、姿長官は知っていたらしい。それなら第21話で教えてくださいよ、長官……。
後部コンテナ部の右側に装備された「ランドビーム」、両脇部に内蔵された二連装の「ランドミサイル」でアングラモン戦闘機を迎え撃つ。

グレートファイブを構成するメカの代わりに移動母艦ターボランジャーにも搭載可能で、発進の際はフロント部からハッチが展開される。
コックピットの広さはグレートファイブと大差ないが、マスクマンの音声を認識しディスプレイパネルに武器を選択・適応した武器を表示することで使用可能。


【風雲オーラの嵐!】

キメンドグラーは寄生獣キメンと地帝ドグラーに分離、寄生獣キメンは上空からランドギャラクシーを一つ目からのビームで攻撃し、更にグレートファイブを地中から引き揚げその頭部を覆い被さる形で寄生しランドギャラクシーに襲い掛かる。


ピンク「やめて! グレートファイブ!!」

ブラック「駄目だ、グレートファイブはあいつに操られているんだ!」

レッド「グレートファイブと戦えと言うのか!? 攻撃するなんて、俺にはできん……!」

アナグマスの策略による『共に戦ってきた愛機が敵になる』という最悪の状況から全速力で抜け出そうとするレッドマスクだが、突如ランドギャラクシーが暴走。
コックピット内にいるマスクマンの意志を無視し、崖から崖へと飛び降りて荒野を全速力で駆け抜けていく。
「やっぱり殺人ロボットなのか~!?」と叫ぶブルーマスクと共になす術もなく車体から放り出され、その衝撃で五人はマスキングスーツを解除されてしまった。
乗りこなすこともできず謝罪するタケル達に姿長官は言う。


私は、君達と山形を信じている。
山形は、『心』を持ったロボットを作ったと言った。
信じるんだ。山形博士を……『心』を持ったロボットを信じろ。

『心』を持ったロボットとはどういうことか?
姿レーシングチームではメカニックでもあったケンタはこう推察する。


ギャラクシーロボを作りながら、山形博士はきっと願いを託したと思うんだ。
ギャラクシーロボの心とは、山形博士の心……山形博士の願いなんじゃないかな。

山形博士の願いとは、「科学と正義の心で平和を願うこと」……タケルがふと呟いたその言葉に反応したのは、由美であった。
由美は指令室に掛けられたハイテク曼荼羅*3の絵を見る。
墓参りの最中、由美はこの絵が空一面に広がったのを見たという。そして、父とギャラクシーロボの心はこの絵に象徴されているのだ……と。


……そうか! ギャラクシーロボには、オーラパワーが秘められているのかも知れない。

もし、タケルの推理が正しいのならば、先程メディテーションした時に五人のオーラパワーに


引き出すんだ! オーラパワーを!!

姿の言葉を受けたマスクマンはバラバとオヨブーの襲撃を退け、ランドギャラクシーに乗り安全な場所でギャラクシーロボにチェンジする。
精神を統一しメディテーションするマスクマンのオーラに反応し、ギャラクシーロボも座禅を組みその場に座りこんだ
嵐が吹き荒れ、雷が鳴り響き、座禅を組むギャラクシーロボに二度三度襲い掛かる。その衝撃で負傷する五人。


頑張ろう! これはギャラクシーロボに天が与えた試練なんだ。
俺達がオーラパワーを引き出した時のことを、思い出すんだ!

かつて、地帝王ゼーバのダークホロウによって暗黒の地帝城が出現、その妖気が地上を闇で覆い尽くす中……
タケルは戦士の葛藤と責任、そしてさらわれた美緒への想いにがんじがらめだった自身にけじめをつけるべく、
自ら危険な状況に身をさらし絶体絶命の状況から未知の力を引き出したことを思い出していた。


この試練に耐えた時……
俺達と同じようにギャラクシーロボ自身が、
秘められた未知の力を発揮してくれるはずだ!

タケルの言葉を受け、メンバーを激励するケンタ。
そして傷だらけのまま再びメディテーションし、吹き荒ぶ雷雨と現れたアングラモンスネークと地帝ドグラーの攻撃を受けながらも、ついに五人は無の境地に。
やがて背後にハイテク曼荼羅の図が浮かび上がり五人はマスクマンにオーラマスク、ギャラクシーロボもドグラーを前に座禅したままオーラパワーを纏い空中浮遊する



立て! ギャラクシーロボ!!


レッドマスクの言葉を受け、後光を背にし光戦隊第二のロボが立ち上がる!
寄生獣キメンに操られるグレートファイブと地帝ドグラーをものともせず、
ランドバルカンでキメンを攻撃し地帝ドグラーに戻らせた後、見事に必殺の鉄拳オーラギャラクシーで葬り去るのだった。


ブラック「グレートファイブ、お前に友達ができたぞ……!」

レッド「姿長官の親友、山形博士が作ったギャラクシーロボは、お前にとってもかけがえのない友達なのさ……!」

戦いを終えた後、ブラックとレッドの言葉を受けギャラクシーロボはチューブの魔の手から抜け出されたグレートファイブと固い握手を交わす。

戦いを終えた後、山形の墓前で姿はチューブの脅威に立ち向かい、地球の平和を取り戻すことを誓うのだった。
もちろん、由美もまた姿長官と和解したことも付け加えておこう。


姿長官は、山形博士の友情に感謝した。

そして、由美は父の偉大さを知った。

マスクマンは、グレートファイブやギャラクシーロボと共に戦い抜くと誓った!




ランドギャラクシー、発進!


ギャラクシーチェンジ!!


【ギャラクシーロボ】

全高:48.5m
重量:440t
最高時速:260km

レッドマスクの号令と共にレバーを引くと変形開始。
前側面から両腕部が飛び出し、コンテナ部から太腿部が伸び、機体を立ち上がらせ機体の中央部を180度回転させ、両腕部から拳が伸び前面が折りたたまれると完成。両目部が輝き戦闘可能となる。
基本的には徒手空拳で戦うが、状況に応じて様々な武装を使い分ける万能型ロボット。
超AIだけでなく、「ハート回路」というシステムを内蔵されており会話はできないが、自らの意志で行動することができる。
雷におびえたり、山形博士の死で怒り狂う狼となったりと、精神面はかなり豆腐メンタル気味だったが、マスクマンと共に修行することで克服。
地帝獣を馬乗りでフルボッコしたり、手刀で首を斬り落としたりと何気に情け容赦ない戦い方をするようになった。
敵を倒す決定力まではなかった前作のタイタンボーイとは異なり、敵を倒すことができる。グレートファイブ復活以後は交互に登場していたが第34話以降は出撃頻度が増し*4、前作に引き続いて最終回でもラスボスを二号ロボで倒すという快挙を成し遂げている。


【武装・必殺技】

  • スパルタンダッシュ
腕を振り上げた後ホバーで走行、両足を使うことなく高速で戦場に向かう。
ダッシュの勢いで巨大地帝獣に突進することも可能。


  • ギャラクシーアンカー
鎖が伸びたノコギリ円盤状のアンカー。
巨大地帝獣の身体に絡めることで動きを封じ、投げ飛ばすことができる。
42話では振り回してギノガドグラーの光線を跳ね返した。


  • ダブルバルカン
ランドギャラクシー形態におけるマフラー部が乳首胸部となり、左右のピストン運動と共にバルカンを速射する。
直撃すれば等身大サイズの地帝獣を破壊することも可能。


  • ランドバルカン
右手に持つ二つの砲門を持つマシンガン。
ダブルバルカンに負けず劣らずの速射性・連射性を持つ。
初使用時においてもアングラモン戦闘機の編隊を撃ち落とすほどの威力を見せた。


  • ランドビーム
左手に持つ二門の長い銃口を持つ光線銃。
巨大地帝獣への牽制の際、ランドバルカンと同時に使用される。


  • ギャラクシーバズーカ
ランドバルカンとランドビームの銃口を連結させることで完成する両手持ちの大砲
合体武器なのか、ディスプレイにランドバルカンのものが表示されても使用可能となる模様。


  • ギャラクシーアロー
右手で手刀を作り出し逆時計回りで円月殺法を決めた後、オーラパワーの光刃を放つ。
リサールドグラー2世との最終決戦で使用された。


  • 鉄拳オーラギャラクシー
第22話にて開眼した、ギャラクシーロボ最大の必殺技。
ランドギャラクシーに変形した後、全速力で加速・飛行しながら
レッドマスクの「オーラロードスパート!」と共にオーラパワーの奔流が作り出した光の通路でさらに加速。
金色のオーラに包まれたランドギャラクシーが頂点に至り再びギャラクシーロボに変形し、右手で手刀を作り巨大地底獣に向かい浮遊。
背景にハイテク曼荼羅を浮かび上がらせて一回転、横一文字でオーラパワーを込めた一撃を決める。
地底獣を倒した後、合掌する場面もあってインパクトは抜群。
なお、コックピット内に五人揃っていなくても発動できる便利機能でもある。


  • ギャラクシードリル
右腕に装着される三連状のドリル
高速回転することで巨大地底獣の体を貫通する。
設定上存在する武器だが、本編では未使用。
この他にも、モリ状の武器、万力型の武器、チェーンソー状の武器、二連装のディスクソーといったものがギャラクシーロボのディスプレイパネルに表示されているが、いずれも未使用に終わっている。


【余談】


ギャラクシーロボ出撃BGMはグレートファイブのテーマソング「オーラに輝け!グレートファイブ」のインストゥルメンタル版。2号ロボ用のロボソンは翌年のライブボクサーまで待つこととなる。
今作は基本的にロボ戦での固定BGMは存在しなく、本編初期に流れたグレートファイブのファイナルオーラバースト用BGMも話数を重ねるたびに流れなくなっていった。
しかし、ギャラクシーロボが鉄拳オーラギャラクシーを繰り出す場合は必ずと言っていいほど専用BGMが流れており、必殺技に至るまでの演出もあってグレートファイブの必殺技よりもインパクトに残るものになったであろう。
ちなみにそのBGMは劇場版マスクマンにて流れた、ファイナルオーラバースト時のものだったりする。
出撃や必殺技のBGMが一号ロボのおさがりってどうなの……と言わない。
後年に発売されたサウンドトラックにも当然収録されているが、この曲が収録されたトラックは何故か「オーラロード、スパート*5」ではなく「ジェットカノン飛ぶ」。作曲された時点ではジェットカノン用の曲だったのだろうか?

超力戦隊オーレンジャー』に登場した2号ロボ・レッドパンチャーは、初登場の19話からバスターオーレンジャーロボ登場の22話にかけて、本作のメーンライターたる曽田博久氏が脚本を務めためギャラクシーロボのオマージュが多い(操縦者(開発者)が数年前に死亡、1号ロボが負けたことが原因で登場、一度は暴走するが紆余曲折を経て操縦に成功するなど)。

スーパー戦隊30作記念作品『轟轟戦隊ボウケンジャー』では、Task.41(第41話)「メルクリウスの器」では、
クエスターがマスキーファイターをモチーフとしたクエスタージェット・奪を駆り、大神官ガジャが手に入れたカドゥケウスの杖、ジャリュウ一族が手に入れた賢者のハーブ、ダークシャドウが手に入れたパラケルススの水銀を得て生み出したホムンクルスと強制合体。
この合体形態はグレートファイブをモチーフとしているが、合体前の姿はギャラクシーロボがモチーフとなっている。
『マスクマン』第22話にて、グレートファイブが地帝獣キメンドグラーに乗っ取られた件を知るとより楽しめる……かも知れない。

スーパー戦隊35作記念作品『海賊戦隊ゴーカイジャー』では、第49話「宇宙最大の宝」にてゴーカイジャーが操縦する巨大ロボ・ゴーカイオーがマスクマンの大いなる力を使用。
ハイテク曼荼羅を背に浮かばせて上空で一回転し、ゴーカイケンで斬り裂く技「ゴーカイオーラギャラクシー」をインサーンが操縦する決戦機グレートインサーンに炸裂させた。
基本的には一号ロボの必殺技・メカが関わる大いなる力だが、二号ロボの必殺技が関わるのはこのギャラクシーロボくらいであろう。


追記・修正スパート!
鉄拳!オーラギャラクシー!!


この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • スーパー戦隊シリーズ
  • 光戦隊マスクマン
  • ギャラクシーロボ
  • 二号ロボ
  • トラック
  • ランドギャラクシー
  • ギャラクシーロボ
  • 鉄拳←どう見ても手刀
  • 二丁拳銃
  • 座禅
  • 合掌
  • ハイテク曼荼羅
  • 戦隊メカ
  • 戦隊ロボ
  • 鉄拳オーラギャラクシー
  • 神秘の力と科学の融合
  • 大いなる力
  • カラテ
  • 暴走
  • ナムミダブツ!
  • 慈悲は無い
  • 霧の谷の黒い影
  • 風雲オーラの嵐!
  • 手刀

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2023年09月15日 20:26

*1 キャストクレジットでは「山形博士」のみ表記されており、劇中で博士のフルネームが確認されるのは位牌に記された「山形晃之墓 一九八五年五月二十七日没」という文字のみ

*2 このサブタイトルは、姿長官役の谷隼人が隊長役としてレギュラー出演していた視聴者参加番組「痛快なりゆき番組 風雲!たけし城」を意識したもの。

*3 右半身が生身、左半身がメカというキカイダーチックな菩薩(大日如来)が座禅を組むという絵。その異様なビジュアルは、日本コロムビアから発売された音楽集Ⅰでもこの絵がパッケージとして使われているため、インパクトは大きい。

*4 基本的にグレートファイブが偶数話、ギャラクシーロボが奇数話で出撃するが、34話等偶数話でギャラクシーロボが出撃した場合グレートファイブの出撃は45話を除き次の偶数話までお預けとなる

*5 最終回の鉄拳オーラギャラクシーでのみ使用された曲はこちらに収録されている