ヤマメ(魚類)

登録日:2011/08/27(土) 04:35:36
更新日:2023/10/30 Mon 22:04:07
所要時間:約 3 分で読めます





は…はじめまして! アニヲタさん! 私、ヤマメっていいます!!


ヤマメ
サケ目サケ科
降海型であるサクラマスの稚魚、及び陸封魚の名称。

山女、山女魚とも書く。
地域によってはヤマベ、エノハとも呼ばれる。

生息場所は北海道から九州にかけての比較的上流に見られる。
西日本では上流域にのみ陸封されているが、東方地方では雌の殆どが、北海道では雌雄が降海する。

陸封魚は全長約20cm程で非常に美味しい。アユ、イワナなどと同じく旅館や料亭でよく出される川魚のエース的存在である。
主に釣りの対象として昔から有名であり、ジャンルもエサ、ルアー、フライ、テンカラ等多岐にわたる。


特徴としては、冷水を好むこと、警戒心が強いことの二点がある。

身体的な特徴は、なんといってもあの美しい魚体だろう。
白銀の体に、散りばめられた黒点、規則正しく並ぶグレーの模様…
自然が生んだ芸術である。

よくアマゴと似ていると言われているが、アマゴに見られる小朱点がヤマメには見られないので覚えておこう。

イワナ程上流に生息してはいないが、警戒心が非常に強いので渓流釣り初心者の方が釣り上げるのはちょっと難しいかもしれない。

自信がなければニジマスのような釣り上げ易い渓流魚で練習しよう。


渓流釣りが好きな方は追記・修正お願いします。



















まあ難しいことはこの辺にして

ここはアニヲタwikiだ
この魚は警戒心が強く、すぐに物陰に隠れてしまう。


そう


恥ずかしがり屋なのだ



人知れずひっそりと暮らす銀髪の恥ずかしがり屋な美少女。
なんとかわいらしいのだろうか。

地域によってはあまり見ることはできないかも知れないが、天然物の美しさには一見の価値があると思う。


アニヲタさん!


あの…私…そのぅ…


貴方のことが…好き……です…///

HAPPY END


追記、修正、お願いします















さて、ヤマメという魚だが正式な名称はヤマメ系サクラマスという。
そして

1.降海型
2.河川残留型
3.湖沼型

の三つに分類される。

つまり、普段私たちがヤマメと呼んでいる魚は、正式には「ヤマメ系サクラマス、河川残留型」である。
縄張り争いに勝ち、川に残留した(大抵オス)が皆さんご存知のあの可愛いヤマメとなる。日本海側だと寒いので大抵のメスは海に行く。

さて、ここで問題です。縄張り争いに敗れ海に逃げたヤマメはどうなるでしょう?




















答え






















超でっかくなる。




サイズはなんと50cm~60cm。
でかいものだと70cmを越える個体も存在する。

あんなちっちゃかった負け組がこんなに大きくなって (´;ω;`)

これは降海後、オホーツク海方面を回遊しながら動物性のエサを取り、急速に成長するため。
3歳魚となった翌年の3月から6月頃、川を上る。川に入ったサクラマスは、秋までエサを取らずに過ごして、秋の産卵期を迎えることになる。

まさか河川残留型も海へ下った敗者が数倍の大きさになり戻ってくるとは予想すらできないだろう。


でも産卵後は死に逝く降海型とは違い、その後数年を生き何度も産卵を繰り返す河川残留型。
自然界の摂理からすると、やはり勝ち組なのは河川残留型なのは間違い無いのだろう。

悲しいけど、これって戦争なのよね。


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最終更新:2023年10月30日 22:04