影縫余弦

登録日:2009/08/26(水) 00:54:17
更新日:2024/01/21 Sun 21:29:47
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物語シリーズの登場人物。初登場は偽物語


影縫(かげぬい) 余弦(よづる)


二十代後半のショートカットの女性。生粋の京都弁でしゃべる。しかし、本人は別に生粋の京都人というわけではないらしい。

正体は陰陽師。「やりすぎるということがないから」という理由で不死身の怪異を専門としている。

斧乃木余接は彼女の式神であるが、いつも一緒にいるわけではない。

地面の上を決して歩かない、という特殊な主義を持っており、阿良々木暦と初めて会ったときはポストの上に立っていた。
その後も門扉の上、式神の肩の上など様々な場所に立っている。
斧乃木余接を制作した際に死者の蘇生という禁忌を行ったことで受けた呪いらしい。
ただ、踏まないのはあくまで地面だけという縛りのようで、建物の中の床は普通に踏んでいた。

忍野メメ貝木泥舟とは大学の同級生で、オカルト研究会の部員だった。
二人とも途中退学したので、この中では唯一ちゃんと卒業している。

自称「日本初の武闘派陰陽師」。陰陽師の癖に術式などは一切使わず、自身の怪力のみで敵を破壊する。
作者の西尾維新曰く全作品の中で哀川潤に次いで最強のキャラ。
式神以外、陰陽師らしいところがほとんど見られない。






【作中での活躍】
  • 偽物語
最終話「つきひフェニックス」にて初登場。
火憐に肩車してもらっていた暦に道を尋ねる形で遭遇。

正体が『しでの鳥』という怪異である阿良々木月火の退治を目的に街に訪れ、
妹を守るために立ち塞がった暦と戦うが…

恐らく、作中で最も物理的に暦を痛めつけている。
暦はシリーズ通して様々な人物にボコられているが、この暴力陰陽師の前ではそれら全てが霞んで見えるほど。
およそ20ページに渡って、(途中会話を含むが)抵抗する暇さえ与えずフルボッコにした。
それも吸血鬼性を限界ギリギリまで引き上げた状態なのに。

最終的に月火を家族として肯定する暦に折れて、月火の退治を諦め街を去った。


  • 傾物語
直接は登場しないが、キスショットにより世界が滅びたパラレルワールドにおいて、
忍野がキスショットに特攻するために接触しようとしていることが手紙に書かれていた。

暦が訪れた時点でキスショットは生存していたが、特攻をかける前だったのか後だったかのは不明。



追記、修正は不死身の怪異をぶち殺してからお願いします

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