滝澤政道(東京喰種)

登録日:2016/02/23 Tue 15:13:41
更新日:2023/07/29 Sat 05:41:14
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俺はッ 喰種捜査官だ!!!!



滝澤政道(たきざわ せいどう)は『東京喰種』の登場人物。


【概要】

真戸呉緒の殉職に伴い、異動になった法寺の部下として登場。
正義感の強いまっすぐな性格で、華々しい功績を残す亜門有馬を尊敬している。
おっちょこちょいな一面もあり、酒に酔って上司の法寺に暴言を吐いてしまうシーンがある。
その一方で、同期でCCGアカデミー主席卒業者のアキラ(滝澤自身は次席)や特例入局したジューゾーには劣等感を抱き、両者に対しては刺々しい態度を取っており、アカデミーでも現場でも“二番”である事にコンプレックスを抱いている。

家族は両親と大学一年生の妹(月山と同じ大学)がおり、かなり立派な家に住んでいる事から、実家はかなり裕福である模様。
幼少期に近所に住んでいた佐藤のおばさん(霧嶋一家の駆逐に協力した人物)を喰種に殺されたことで母親が精神不安定になったことから喰種捜査官になる事を決意した。
良くも悪くも普通の感性を持つ人物であり、梟討伐作戦の前に書いた遺書には「死にたくない」と壮絶に書き殴り、文章中の「し」の字を全て塗り潰していた。

梟討伐作戦では、アキラと同じく第一隊に所属。班長補佐の任を負う為に現場から動けないアキラに代わり、命令違反を承知の上で亜門の救援に向かった。
亜門及び第四隊の合流には成功するものの、突如として現れたタタラにより第四隊は壊滅。
あまりの恐怖に涙を流し、失禁しながらも亜門の静止を振り切り、果敢に挑みかかる。
しかし、ノロに左腕を喰われ、そのまま消息不明となる。
作戦終了後に出された報告書では、亜門と共に死亡と判断された。

【クインケ】

  • [ドゥヒ](羽赫)
銃器型のクインケ。もともと法寺が所持していた。
「赤舌連」のフェイという喰種の赫包を原型にしている模様。
(「赤舌連」は、かつてタタラが所属していた中国の喰種組織である。法寺が壊滅に貢献した。)
サイズは明言されていないものの、仮にフルサイズクインケだとしたら2等捜査官の身でSSレートクインケを扱っている、というとんでもない事になるので流石に分割サイズのクインケであると思われる。








東京喰種:re



















早くしろ 腹減ってんだ




アオギリの樹 半喰種 「オウル」

Based Ghoul:Non-killing Owl 「Kuzen Yoshimura」

Rate:SS+

Rc type:羽赫

Rc count:7188.7

Unique Status:半赫者


東京喰種:re』のオークション編より登場。
前作の梟討伐作戦でアオギリの樹により半喰種化施術の実験体として回収されていた。芳村の赫包を移植され、多くの喰種捜査官が失敗する中でヨシムラベース唯一の半喰種化施術成功体にして「第三の梟」とも呼ぶべき存在・「T-OWL」と化す。かつてノロに喰われた左腕は完全に再生しており、赫眼は左目に発現する。
アオギリの樹に拷問(恐らくエトまたはタタラによるもの)を受けた結果か、髪は色素が抜け落ちて白髪に、爪も赤黒く変色。かつての明るい青年の面影は消え去り、荒んだ容姿となっている。
人間としての理性及び倫理観を完全に喪失しており、人間の殺害や捕食にも全く逡巡を見せず、それどころかむしろ嬉々として行っている。ヒナミを「ちゃんヒナ」と呼んだり、「おいちゃんハアハアしちゃう」などエトの台詞と被っている場面が存在し(後者は『√A』でのエトの発言)、カナエやリオと同じくエトに洗脳された模様。

喰種としての能力

半喰種化した結果、人間だった頃とは比べ物にならない程の身体能力を得ている。アオギリの樹による拷問を受けた結果か、痛覚がかなり鈍化しており、羽赫のクインケやSSレート喰種の鱗赫の直撃を受けても全く異に解さず、そのまま戦闘を続行可能。エトの「骨」も埋め込まれており、ノロやカナエと同様に欠損した部位を傷口から発生した赫子により瞬時に再生する事ができる。
赫子はドナーの芳村と同じ羽赫。赫者である芳村の赫子の特性をそのまま引き継いでおり、羽赫の高速射撃による遠距離戦のみならず、ブレード状に展開した赫子により接近戦もこなす。
また、大量の共喰いも行った結果、半赫者としての覚醒を果たしており、半赫者の力を解放する際には天狗のような赫子のマスクを形成する。

オークション編


エトの命令を受け、オークション掃討戦に参戦。准特等捜査官の首をパイナップルのようにもぎ取って瞬殺するという衝撃的なデビューを果たす。
かつての同僚だった喰種捜査官を躊躇なしに多数惨殺し、滝澤を知っていた者すら容赦なく殺害した(滝澤自身もその捜査官の事は覚えていたが、滝澤本人にとっての印象が悪かった為か一瞬でブチ殺されている)
喰種捜査官を殺害し続ける中、タキザワは管理棟へ向かうハイセらクインクス班と遭遇。
嘉納の“最高傑作”たるハイセを殺し、今度こそ自分が“一番”である事を証明すべく交戦。圧倒的な実力でハイセを蹂躙するも、ヒナミの介入により阻まれ、半赫者の力を解放。ヒナミを戦闘不能に追い込むも、力をコントロール出来ずに暴走状態に陥る。



おいちゃんハアハアしてきちゃった――YO



俺は喰ってない!! 俺は喰ってないいいい!!!



母ちゃん父ちゃんごめん俺仕方ない仕方なかった



暴走したまま、戦線復帰したハイセと再度交戦。壮絶な赫子の応酬による戦いの果てに相打ちとなる。
撤退間際にアキラに姿を見られ、逃げるようにその場を去っていった。

CCGには甚大な被害をもたらした「正体不明の喰種」として認識され、のちにSS+レート「オウル」と呼称されるようになる。
同期のアキラや元上司の法寺には既に「オウル=滝澤政道」であると感づかれている。また、半赫者の力の暴走を引き起こした際には、台詞の文字が書き殴りに近いため判別しづらいが「おれがたべたんだかあちゃんのないぞう」と絶叫しており、喰種捜査官になるきっかけにして守りたいと思っていた存在である母親を喰ってしまった模様。
カネキを「人間と喰種双方の世界に居場所を持てる唯一つの存在」とするならば、彼は「人間の世界から喰種の世界に爆走邁進してしまった存在」だろうか。
不遇な幼少期を背負いながらなんだかんだで周囲の人々に恵まれたカネキと違い、かつては正常な人生を送りながら不可抗力で殺人者に転落し、人間社会に戻る道も自ら絶ってしまったであろうという意味では、カネキ以上の不幸を背負ったとも言える。




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最終更新:2023年07月29日 05:41