Lord of Walkure(オンラインゲーム)

登録日:2016/02/12 Fri 02:34:55
更新日:2023/12/26 Tue 23:14:36
所要時間:約 8 分で読めます




Lord of WalkureとはDMM.comから配信されていたオンラインゲームの一つである。スマホ・PC両方でプレイ可。
ジャンルは「カードバトルRPG」。基本無料だが、当然のごとく課金要素もあり。

X指定版と全年齢版の2種があり、ア~ン♡なシーンの有無及び一部のカードイラストの差異(B地区の有無)で区別される。
ただしプレイ前にDMMの会員登録が必要なため、18歳未満はどちらにせよプレイ不可。

ゲームの大まかな内容としては、妖魔に囚われた特別な力をもつ女の子(+α)たちを助け出し、
彼女らをワルキューレとして覚醒させて世界平和のため共に戦うというもの。

2018年12月10日、多くの騎士に見守られながら約6年続いたサービスが終了。
このサービス終了までの流れはある意味で伝説となっている。サービス終了のページを参照のこと。
しかしその後も同じ開発会社の作品にコラボとして度々登場している。

【騎士】
ゲーム内における、プレイヤーの分身で、通称騎士様(kssm)。
名前の設定はできるが作中のセリフなどで呼ばれることはない。
ワルキューレたちからの呼び名は騎士様、あなた、マスター、あるじ、お兄ちゃん、あんちゃん、お前、下僕、クソ虫などなど。

登録時に髪型・肌色・目・口の形を選んで3等身のアバターを作ることができる。
ムフフなシーンのCGでは、バッキバキの腹筋とご立派様が確認できる。


  • ステータス
騎士自身の戦闘関連のステータスはレベルをいくら上げても、MP以外は上昇しなかったりする。
攻撃力や防御力などはすべて装備依存、強力なカードを装備するには相応のカリスマが必要。
そのためゲーム始めたてでも課金ぶっこんで強い装備を入手すればあっという間にトップクラス…という訳にはいかない。

クエストの進行などに必要な体力、ボスや他プレイヤーとの戦闘で消費するフォース、デッキの構築に不可欠なカリスマは
レベルアップ時に付与されるボーナスポイントを割り振って上昇させていく。
この時あまり偏った割り振りをすると後のプレイに差し支えるのである程度バランスよく。(やり直し用のアイテムは要課金)


  • 装備
装備箇所は右手・左手・体・指・首の5箇所。
指・首以外の装備品はそれぞれデザインがあり、装備すればアバターに反映される。
ただし何も装備してない場合でも、普通の服を着た状態になるだけである。

右手なら剣や杖、左手なら盾やサブウェポン、体はもちろん服や鎧など。いかにもゲームの装備品といったところ。
ただし中には海パンやバーベキューセット、アニメーション付きで爆発するネコなど完全にネタに走ってるものもある。(特にイベントの限定品で)

この部分は開発を担当した企業が展開していた別ゲームからの移植であり、元のゲームはネタ装備が豊富であったことに由来する。

それぞれの装備には物理(or魔法)攻撃力・物理(or魔法)防御力・クリティカル補正・属性・バランスと
色々な値が設定されている。
  • 攻撃力…物理or魔法の数値が高い方のみが採用される。
    (例:物理攻撃力1000・魔法攻撃力1200の場合、常に攻撃力1200の魔法攻撃を行う)
  • クリティカル…その名の通りクリティカルの確率が%単位で上がる。最大50。
  • バランス…ダメージの振れ幅。数値が大きいほどダメージの振れ幅が大きくなる。最大50。
  • 属性…火・水・風・地の4種類。数値が大きいほど弱点属性で攻撃した際のダメージが%単位で上がる。
他にも装備制限という項目もあったが、結局サービス終了まで制限がある装備なんて一切出てこなかった。


  • 戦友
他の騎士と最大30人まで戦友という関係を結べる。
ギルドのように1つの集団を作るのではなく、あくまで1対1のつながり。
クエスト進行中に出現する大ボスを協力して退治することができる。
メッセージのやり取りもできるが、どれだけ活用するかはまあ……人次第。
大ボス退治のために一時的に登録する戦友を、プレイヤー間では傭兵と呼んでたりする。



【カード】
デッキにセットして戦闘に使用できる。それ以外は別のカードの餌にしたり売り払ったり。
セットするにはカリスマが必要で、これが足りないと強力なカードが使えない。
描かれているのはモンスターやなぜか道具のようなもの、そしてもちろん女の子。


  • モンスター
レアリティは大抵が最低ランク。最序盤は別として戦力には全く使えず、餌や売却要因としても微妙。
普通に考えたら完全なハズレ。ただし一部イベントで重要になったモンスターカードもあったりした。

ただしこのモンスターカード、女性形のものは後にワルキューレとして昇格する例も多い。というか殆どされた。
それどころか男性もしくは人外の姿をしても美少女化するパターンさえある。
例)江戸時代の装束を身に着けたタヌキ→タヌキに変身していたケモミミの美少女
  首なしの鎧騎士→ぶかぶかの鎧を無理矢理着ていたチビっ子
  ボール型の化物→同じ形の被り物をした恥ずかしがりの美少女

餌となる宿命を背負ったカード。
育成の効率を上げるために、本に本を食わせてさらにそれを女の子に食わせるという謎現象がしょっちゅう起こる。
間違えて女の子を本に食わせてプレイヤーが崩れ落ちるといった悲劇もまれによくある。
ちなみにデッキに組み込むことも一応可能だが、必要なカリスマの量が尋常じゃないため
デッキに組み込む人なんてまずいなかった。

  • ワルキューレ
このゲームの目玉。多種多様な女性キャラ(+α)が描かれている。
同名のカードを融合させることで進化し、2段階の進化でお楽しみシーンが解禁される。
要するにお楽しみのためには同名カードが4枚必要ということ。(一部例外もあり)

詳細は個別記事にて。


【ボス】
クエスト進行中に出てくるザコモンスターより遥かに強力な敵。
もちろん、倒せば相応の見返りはある。

  • 大ボス
クエスト進行中、ランダムに出現する強敵。
こいつとの戦闘は一方的にHPを削るだけのものだが、そのHPが一部例外を除きひたすら多い。
最序盤のやつ以外はフォースをすっからかんにしても一人で倒すのはかなり厳しい。そこで戦友の出番である。

倒せばアイテムや武器、餌カード、そして低確率でワルキューレカードをゲットできる。
戦友が発見した大ボスを救援要請に応じて攻撃しても、ややグレードは下がるが報酬は貰える。
ただしボスごとに報酬獲得のため、最低限与える必要のあるダメージ量が決まっている。

イベント中に期間限定の大ボスが出現することがあり、
ボスを追い払うアイテムを活用するなどして限定ボスを集中して狩るプレイヤーもいた。
この手のボスを倒すことでしか手に入らないワルキューレもあるので
見つけたら最優先でフルボッコにされる運命を背負っていた。

2016年前半に専用アイテムを消費しての召喚でしか出現しない大ボスが登場した。


  • クエストボス
各クエストで全てのステージをクリアすると出現する。グラフィックは道中ザコの使い回しがほとんど。
大ボスと違い、属性の相性や必殺技の発動率など一切考えなくてよく、戦うのに消費するものもない。

ただし戦友の力は借りられず、しかも1度の戦闘で倒しきらないと全回復してしまう。
最新のクエストで出現するものなどは無課金で揃えられる最大限の装備とワルキューレで挑まないと厳しいレベルだったりしてけっこう厄介。

倒せば初回のみそこそこ貴重なアイテムや、限定のワルキューレが手に入る。
逆に一度倒してしまえば、あとは完全に無用の存在。


  • 討伐ボス
討伐戦団という最大10枚のカードからなるデッキで挑む。戦闘時にはクエスト同様に体力を消費する。
登場する日のうちであれば任意のタイミングで挑めるが、他のボスと違いガチで攻撃してくる。こちらのHPが尽きれば当然負け。

このボスとの戦闘でのみ発動するカードの能力やデッキの順番、ボスの行動パターンなども絡んでかなり複雑な戦いになる。
正直いって、このゲームで一番頭を使う要素。
最上級のボスともなるとかなり手強く、少々の課金プレイヤーでは手に負えないことも。

期間限定討伐ボスはランクの数字から想定されるより遥かに強いというランク詐欺状態のものがほとんどで、他種イベントより限定アイテムがまともに手に入りにくい。


【主なシステム】

  • クエスト
ゲームで基本となる作業。特別な条件を満たしたりする必要は殆ど無く、ただオートの戦闘で道中ザコを狩っていくだけの簡単なお仕事。
モンスターとの戦闘は3回で1セット。セットごとにアイテムやカードを拾え、既に出ているのでなければランダムで大ボスも出現する。
あんまり装備やデッキがショボいとザコも倒しきれず一旦終了となるので育成・強化も同時に進めよう。
1クエストに付き5~15程度のステージがあり、最後にクエストボスを撃破すればクリア。

常設クエスト、もしくはメインクエストと呼ばれるのはその名の通りいつでも挑戦可能。
順番にクリアすることでゲームのストーリーも進んでいく。
一度クリア済でも再挑戦は可能。特に高値で売れる装備や大量に必要なアイテムが出るステージは何度も周回することになるだろう。

イベントクエストは一定期間のみ設置される。難易度はメインの序盤からやや進んだ~中間程度。
ほぼいつも何かしらのイベントクエが設置されているのでメインクエを進める暇が無かったりもする。

  • 調査戦団
最大8枚のカードでデッキを作り、宝探しに出かけさせる。
デッキに入れたカードのコストや向かう場所によって経費がかかるのだが、これが結構な出費。(ゲーム内通貨だけど)
うまく探索が成功すれば結構な量のアイテムや装備、カードが手に入る。
追加されたエリアの中には低レアリティや無進化のカードしか入れないところもあり、しかも新エリア追加の為にはそこのクリア必須だったため、高レアリティメインの課金プレイヤーに強烈なカウンターを食らわせた事も。

  • 討伐戦団
内容は討伐ボスの項を参照。


  • 対人戦
プレイヤー同士で対戦できる。といってもリアルタイムのバトルではなく、同じ対戦ランクのプレイヤーがランダムに選ばれるというもの。
参加するときはフォースが消費され、一定回数勝利すればクリア、賞品が手に入る。負けてもグレードは下がるがもらえる。
フォースが余りまくってるときなどは、ワザと装備ナシデッキにカード無しで挑んで連敗しまくって消費する手もある。

時折、ヴィーグリーズというイベントが開かれる。
プレイヤーはワルキューレの名を冠したサークルに別れ、
対戦によって入るポイントを競うこととなる。
ポイントが一定数に達するごとに入手できるアイテムと交換で限定カードなどが手に入る。

更にサークル内や総合ランキングでポイント上位に入るとかなりレアなアイテムや特製カードが手に入るが、
この領域に来ると重・廃課金プレイヤーの巣窟である。

  • 錬金術師の館
ワルキューレの一人、錬金術師エリシアが管理する場所。
アイテムを使用して装備品やよりレアなアイテム、カードの強化に必要な素材等を作る事ができる。


  • 神殿
以下の2種類がある。
  • 神殿グラズヘイム
    ワルキューレの一人であるアルカナが管理している神殿。
    最終進化かつレベルマックスのワルキューレを更に一段階進化させる、限界突破を行う場所。
    元カードよりステータスが上がる他、調査戦団や討伐戦団で発動する特殊能力が追加もしくは強化される。
    システム実装後に登場したカードはほぼ全て限界突破可能だが、時々過去のカードにも適用されるようになる。
    一度戦力外にした子が再び返り咲くチャンスを与えてくれる。(だから昔のカードをなかなか整理できなかったりもする)*1
    サービス中盤以降、同じカードでも通常の限界突破と期間限定アイテムを使った特殊な限界突破が登場し、当然後者の方が能力は高くなる。
    最終的には究極進化したカードすらも限界突破できるようになり、火力インフレ待ったなしだった。

  • 神殿グリトニル
    最上級レアリティの指定されたワルキューレ2種の最終進化形を2枚融合させて新たなカードにする究極進化を行える場所。
    進化後は2人のワルキューレが絡みあったイラストに変化する。
    進化時にはどちらのカードをベースにするのか決める事ができ、選んだカードの名前と属性になる。
    言わずもがな戦力としては超一級品で、入手時にイベントまであるのだが、
    重・廃課金プレイヤー以外にはハッキリ言って無縁…かと思われていたが、
    2016年プチレジェンドイベントで期間限定アイテム等と対象カードが交換できる機会が登場し始めて触れる機会が増え、
    最終イベントではナヴィ作成のために多くの騎士がお世話になったと思われる。
    余談だが、この神殿を管理しているのも女性で立ち絵もあったのだが、エリシアやアルカナと違い最後までカード化されなかった。


  • 街会話イベント
ゲームの基本画面で、ワルキューレとの日常が見れるというもの。
会話と入っても実際はショートストーリー。きっちりボイスも再生される。(スマホ版は聞けない)

対応しているワルキューレを戦闘に出すことで親密度が上がり、一定値に達すると新たなストーリーが解放される。
全てのワルキューレに導入されているわけではないが、人気のあるキャラは概ね一通り導入されている。
初会話時や好感度ランクが上がった際に流れるロングと、街の画面にが表示される度にランダムで流れるショートの2種類がある。

  • 大深度冥宮ニーヴェルング
2016年4月に実装。
長時間かけてダンジョンに潜り続け、多くのお宝を手に入れるモード。
装備やカードを選択して組み込みパーティーを結成、それをダンジョンに送りこんでスタート。
15分ごとに深度増加・HP減少と共にイベントが発生し、より深くにワープしたりHPが回復したりアイテムが手に入ってストックされたりする。
特定のキャラを連れて行った時のみ発生するイベントも多く用意されているが、必ずしもプラスになるとは限らない。
5回までHPの全回復ができて、HPがなくなると帰還してストックしたアイテムが入手できる。また1回の進行スピードを増加させるアイテムも存在する。
何度か期間限定ダンジョンも実装されたが、特定のカードをデッキに入れないと100%の確率で即死イベントに遭遇するなど強烈な内容のものも。


【最後に】
過度な課金、掲示板で他プレイヤーと喧嘩になるなどの事態には十分に注意してください。

ワルキューレの騎士の名に恥じない態度で、プレイを楽しみましょう。




追記・修正は世界平和を求めて旅に出る前にお願いします。

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最終更新:2023年12月26日 23:14

*1 ただし、限界突破をしても戦力としては現行のカードに及ばないため、調査や討伐の能力目的で限界突破させる事になる。