水曜日のダウンタウン

登録日:2016/02/09 Tue 21:51:18
更新日:2024/04/18 Thu 21:12:23
所要時間:約 34 分で読める





人は誰しも自分だけが信じる“説”をもっているはず。
そこに確かな裏付けや科学的根拠がなかろうと、個人が妄信的に信じ込む“説”を芸能人・有名人たちが独自の目線と切り口でプレゼン。
その“説”についてスタジオメンバーと激論を交わしながら展開していく。
アカデミックでありながら、くだらないトーク&情報エンタテインメント番組だ。

その説は定説になりうるのか──
はたまた、人々を混乱させる前にこの世から処分すべきデマなのか──
実験ロケなども混じえて徹底検証していく!!





水曜日のダウンタウンとは、2014年4月から放送を開始したTBSテレビ制作のバラエティ番組。
番組名通り水曜日の22:00-22:54に放送している。
メインMCはもちろんダウンタウン
番組の略称は「水ダウ」「水曜」「説」など。


【概要、みんな読み飛ばしてる

プレゼンター役の芸人が登場し、持参してきた説をプレゼン。
その後、説の証明について実験・ロケ・アンケートなどを行い、立証するかどうかを試していくという、
トリビアの泉」のコーナー「トリビアの種」を発展・拡大させたようなコンセプトを持つ番組である(ちなみに、「トリビアの泉」とは一部構成作家が共通している)。

また、「みんなの説」というコーナーも存在。
これは世間一般で流れている説や、視聴者から投稿された説を芸能人が代わりにプレゼンした後に検証していく。
「みんなの説スペシャル」では溜まりに溜まったこまごまとした説を一気に検証していく。

改編期前後にはダウンタウンとプレゼンター1名のみが出演する総集編企画が放送される。

なお、収録時にはパネラーと呼ばれるスタジオゲストが持参した説を披露する時間が設けられている。このくだりは原則オンエアされないが、不定期に総集編やスペシャルなどで放送されることもある。

この番組を制作するのは「クイズ★タレント名鑑」に始まるクソ番組シリーズを世に送り出した愛すべきバカ、藤井健太郎氏である。ただのトリビアの種で終わるわけはない。
この番組で紹介される説は「ビートたけし 本気で弟子を売る気ない説」や「芸人が今までで“一番面白かった瞬間”は誰が見ても面白い説」などテレビ・芸能に関わるものや、
「刑務所を出て最初に食べたいもの ファストフード説」や「徳永英明とMay J.で人気カバー曲 全て押さえてる説」などちょっと気になるもの、
アニヲタなら気になる「マンガのあるある成功率0%説」や「徳川慶喜を生で見た事がある人 まだギリこの世にいる説」など学術的に価値のありそうなもの、
「芸人の宣材写真 総じて古すぎる説」など心底どうでもいいものまで、多岐にわたって紹介される。
「かえるぴょこぴょこの早口言葉、難しすぎる説」のように一見どうでもいいネタに思える説も検証の結果「ピュ」「ピョ」を日常的に使用するフランス人にとっては楽に言える言葉であることが判明するなど思わぬ学術的な着地点に到達するケースもあり、説からどう脱線するかも見どころと言える。
近年ハリウッド映画ですら見かけなくなった喫煙シーン(喫煙所やロケバス車内など休憩時間の様子)を意図的に流すことも多く、喫煙・たばこに因んだ説も時折放送される。
次回予告やラテ欄で敢えて内容を伏せ、オンエアで初めて内容を明かす演出(通称シークレット説)も時折使う。
それ以外では芸人を特定の場所に閉じ込めて無理難題にチャレンジさせて達成できるまでを追っかける、かつての電波少年シリーズを彷彿させるような企画も行われている。
特に若手芸人にとっては本番組のドッキリターゲットにされることが売れっ子のステータスにもなっており、ネタバラシの際にスタッフが「水曜~」を名乗るとどことなく嬉しそうな表情をする芸人もしばしば。

なんとなく悪意のこもったナレーションや映像編集などブラックな笑いが持ち味であるが、ヤラセや印象操作が問題になることも少ない。
特に、「ブックオフの福袋買うヤツどうかしてる説」は流石に侮辱的すぎたために後日2度に渡って謝罪。
それで懲りるかと思いきや「水戸黄門の印籠、水戸ならまだ効果あるんじゃないか説」でまた謝罪*1
果ては「クロちゃんTwitterだけで助けてもらえる説」はお蔵入りになるなど、年1ペースで確実に何かをやらかしている。

このような炎上の反面、「徳川慶喜を生で見た事がある人 まだギリこの世にいる説」「先生のモノマネ、プロがやったら死ぬほど子供にウケる説」「新元号を当てるまで脱出できない生活」「おぼん・こぼんTHE FINAL」「昭和はむちゃくちゃだった系の映像、全部ウソでもZ世代は気付かない説」はギャラクシー賞を受賞する快挙を達成している。
スタッフや松本も「ギャラクシー賞を受賞したから貯金が1個出来た。貯金の分で1回は無茶な説が出来る」と冗談交じりに語っている。

オープニングのラップや番組中のBGMはHip-HopアーティストのPUNPEEが、番組中のアートディレクションはODDJOBが行っている。
2時間スペシャルでは新作ラップに乗せて番組の内容を巧妙に取り入れた非常にシュールでサイケデリックかつクールな映像が繰り広げられ、番組の大きな見所となっている。

2010年代開始のテレビ番組にしては珍しく、定期的にDVDを発売している。いずれも未公開映像の他、購入特典も付属している。


【出演者紹介、手入れ過ぎ

レギュラー

  • 浜田雅功(メインMC)
みんな大好きドSツッコミゴリラ。
説のプレゼンが下手な芸人に対してはかなり厳しい。
自身が関わった説には「ハマダー生存説」「浜田雅功の『結果発表』でカラス撃退できる説」「『結果発表』のコールが日本一上手いの浜田雅功説」
「浜田の似顔絵を描かせたら全員くちびるを強調する説」などが存在する。
また「怒られたあとはさすがに◯◯できない説」「人がいる(玄関開けたら、後部座席に、等)が結局一番怖い説」などの、
ある意味この番組を象徴するかのような悪意たっぷりの説のVTRには人一倍食いつき、見ながら検証方法の改善案も提案するというドSっぷりを見せている。
一方で子供が絡むネタには割と優しい発言をすることも多く、松本から「お前ニセモンやな!!」と告発されたことも。

なお、後述するシークレット説は進行の都合上、浜田だけはネタを事前に知らされている。
だが「フューチャークロちゃん」については知らなかったらしく、本気で驚いて呆気に取られていた。


  • 松本人志
パネラー席にいるボケの方。
説のプレゼン中に噛んだりする芸人に対して、ちょっと厳しい。
「松本人志 メキシコからきた謎のマスクマンとしてプロレス会場に登場してもバレない説」では、嫌々ながらエル・チキンライスと言うキャラクターでプロレス団体「DRAGON GATE(ドラゴンゲート)」に登場した。
「ネットに転がる芸能人のイイ話 ほぼほぼデマ説」ではダウンタウンにまつわるいい話を堂々否定するも、その後ちょっとだけデレた。
他にも、「知り合いで一番面白い人を紹介してもらっていくと最終的に松本人志にたどり着く説」「松本人志 ロシアのスパイ説」などネタにされることも多い。
初期の頃は説の検証に参加する事も多少あったが、近年は殆どパネラーに徹している。
意外と天然ボケも多く、登場した万引きGメンを「麻薬Gメン」と言い間違えた際には浜田に「お前やってんのか!」とド直球にツッコまれていた。
2024年1月下旬より諸事情で芸能活動を休止。そのため、OPアニメーションの松本の映像がエル・チキンライスに差し替えられている。

プレゼンター

  • たむらけんじ
特に出演頻度の高いプレゼンター。
「マジで0人説」を得意としており、たとえば、「すき家築地店でまぐろ丼頼むヤツ マジで0人説」など場所柄にそぐわない行動を取り扱ったものや、
「アパートに住んでるフェラーリオーナー マジで0人説」などイメージの噛み合わないものに着目してプレゼンを行う。

しかし、彼のものだけに限らないが、この「マジで0人説」は言ってしまえば悪魔の証明に過ぎないため、結局は当該者が発見されて立証ならないことが多い。
例として挙げた二つの説も前者はあっさりと見つけられ、後者はスタッフの謎の努力により遂に発見された。
また「ケミストリー川畑式*2でサングラスをかけている」人物を探した際は、
「川畑式ではあるが定期的にかけているわけではない」という人物が発見されたために説提唱時は「(たむけんとスタッフの)ドロー」という事になったものの、
後日別の説を検証中にこのかけ方をしている人物をスタッフが偶然発見したために1年半越しでたむけんの負けとなってしまった。

公式サイトでもマジで0人説が募集されているが、たむけんを馬鹿にするような説ばかり投稿されていることが明らかとなった。
得意の獅子舞芸を活かし、「獅子舞 プロがやっても たむけんがやっても 大差ない説」を唱えた時は、なんと並み居るパネラーたちを1度は間違えさせる成果を挙げた。

たむけんは大阪を拠点に活動しており、キー局制作番組にレギュラー出演していた珍しい例。
本人は「今は(東京では)これしかない」とはぐらかすが、実際には事実上の前身番組である「リンカーン」でたむけんを絶賛してくれたスタッフが本番組にも関与しており、その恩義として番組へ出演していることを明かしている。

たむけんが活動拠点をアメリカに移すことになったため、2023年2月22日放送分を最後に番組を卒業。
最後には感謝の挨拶を実施した…のだが、実はここで卒業記念企画が発表された。

それは「チーム対抗早泣かせチャレンジ」。
たむけんを送り出すため松本・NSC11期同期のケンドーコバヤシ&陣内智則*3・後輩芸人のミサイルマン西代&女と男市川の3組がプライベートのお別れ会を開き、そこでたむけんをいち早く泣かせるタイムを競うというものだったが、肝心のたむけんが飲みの誘いを尽く断ってしまったため、結果競技は不成立
松本は「獅子舞芸人としていつでも帰ってこれるように」との思いからお別れ会で渡すはずだったサングラスをスタジオで渡したが、たむけんは「もうちょっと違うもんが良かった」「(サングラスが)ちょっと色薄いねん」と毒を吐き、グダグダなオチとなってしまった。


  • 小籔千豊
吉本新喜劇元座長かつ主にみんなの説担当。多くの場合、出囃子のリズムに合わせて体を前後や上下に揺らしながら登場する。
お得意の陰謀論・フリーメイソンネタを駆使し、特に「松本人志 ロシアのスパイ説」はそのあまりに完成度の高いこじつけっぷりから大好評を博した。
最近では登場する際、みんなの説のテーマ曲を聞いては色々と付け足すことを要求している。現在はウッドベース、ラップ、ラッパが追加されている。
最近は登場した後に松本から「吉本の大巨人」と言われている。
また、パネラー席にいるグラビアアイドルや女性タレントが無難なコメントをした際に難癖を付けることも多い。


  • 矢作兼
様々な説を出してきたが、勝俣州和をネタにした説をプレゼンすることが多い。
勝俣のことを数多くの大御所とのつきあいがある人物と持ち上げておきながら、まず「勝俣州和ファン0人説」を提唱(以前まで公式ホームページで我こそはと言うファンを募集していた)。

次に「勝俣州和の名前を書ける一般人0人説」を提唱するも、書ける一般人は100人中15人いた。
続く3回目では、勝俣のことをどんな話題にも対応できるスーパー芸能人と褒め称えつつも、
やはりいつものように「勝俣州和の自伝が電車の網棚に置かれていても持って帰る人0人説」を提唱。
こちらは鹿児島の薩摩川内駅から北海道の稚内駅までで検証が行われ、
ヴィレッジヴァンガードの店員にポップを作ってもらったりするも遂に自伝を持ち帰る人はひとりも現れず、はじめて説は立証された。

4回目では勝俣に行くと見せかけて、たまたまゲストで来ていたホンジャマカの恵に飛び火。「恵俊彰 ファン1人説」を提唱。
結果、ファンサイトを運営している人間が1人だけ見つかったが、スタッフによると顔出し・声出し・コメントいずれもNGでその素性は一切不明な上にひるおびも見ていないことが発覚。
しかも「(ファンを公言する人物が1人居たので)もう説は立証された」という理由でそれ以上の検証VTRなどを作らずに終了するという、ある意味では勝俣州和以上に酷い扱いを受けた。

ちなみに前述の浜田雅功に関する説のうち、「結果発表」にまつわる説をプレゼンしていたのもこの男。

2017年4月以降はレギュラー出演しているテレビ東京系列の「家、ついて行ってイイですか?」が当番組の真裏に編成されてしまったために出演が途絶えていた*4が、2018年に向こうの番組の放送時間が変更されたために1年ぶりに出演。「勝俣州和と最もキャラ被りしているタレント クロちゃん説」を提唱した。ちなみに、この際の検証VTRで勝俣州和のファンが見つかったために、最初に提唱した説が長い時を経て立証ならずとなった。


  • バイきんぐ(小峠英二・西村瑞樹)
小峠はプレゼンターや説の検証の際に多く登場し、西村は説の検証の際のみに高頻度で登場。コンビともどもドッキリや説の対象にされることが多い。
小峠はプレゼンターとして登場した際には松本からち◯んちん・ご高齢の方・じじいの傘の柄・つくね・ぼんじり等といじられることが多い。
逆に西村は持ち前の行き過ぎた天然っぷりを発揮しており、「奇人西村」と呼ばれている*5


  • 三四郎(小宮浩信・相田周二)
小宮が主にプレゼンターや説の検証の際に高頻度で登場。コンビで登場することは多くない。
小宮は番組年間出演本数1位を獲得しており、大抵がドッキリのような企画ばかりで酷い目に遭うことも多い。
他の番組では「藤井健太郎のおもちゃだろ」と評されたこともある。
本人もラジオで「ファンの人に「水曜日見ています。面白いです」と言われるけど、面白いのは番組であって自分じゃないような気がする」と複雑なコメントをしている。
ちなみに番組ディレクターの近所に住んでいる為、道端で顔を合わせる度に「え!説!?」とビクビクしているらしい。


その他の出演者

「『早朝』をつけたら何でも面白くなる説」の早朝リレーに登場。
何も知らせずに目隠しを着けて連行した後に寝てもらい、そのまま競技を行ってもらう、「チーム有吉」と同系統のシステムで人気を博す。
その後、「早朝シリーズ第2弾『早朝十種』」で三四郎小宮と対決したり、「番組ゆかりの隠れ歌うまメンバーによる『We Are The World』」で早朝We Are The Worldをやらされた。
これ以降、番組でのキングオブ騙され役として定着する。

「SNSを張り込んでいれば芸能人に会える説」では、居場所をすぐにツイートしてしまうため何度も遭遇できた。
「帰巣本能 ハトよりヒトの方が優れてる説」では岩手県まで連行してから帰ってもらうことに。
スタッフが目隠しを外す指示を出さなかった結果、スタートから1時間を棒立ちして消費。番組終了後、この1時間はyoutubeで公開された。
芸能人としての知名度を活かして路銀を稼いでいくも、ハト・一般の子供・一般の老人に負けての最下位だった。
「クロちゃん TBSの連ドラ出演が決まってメチャクチャ勘ぐってる説」ではいつもの調子で捕獲した後、現場まで連れていくいやがらせを受けた。

その後、「SNSを-」の応用編として、スタッフがクロちゃんをどこかのマンションに監禁してSNSで助けを求めるという「クロちゃんSNSだけで助けてもらえる説」のロケが行われようとしたが、
監禁場所を本当にただの一般住宅にしてしまったことが災いし、企画そのものが中止されてしまった。
監禁場所には何故かペリカがあったりと(ちなみにこのペリカは同局のプロデューサーが同じな別の特番で使用された)ネタになりそうな要素はいっぱいあったのだが、
今となっては全て幻である。

さらに「起きたら人がいるが結局一番怖い説」では嘘ツイート常習犯(トレーニングすると言って全然していない、歩いて帰ると言ってタクシーで帰る)なのが明らかになり、
説でもなんでもないクロちゃん追跡企画が開始され、食べた物・体重・現在地などをことごとく偽っていたことが発覚。
めちゃくちゃ嘘つきでありめちゃくちゃ大食らいであることが明らかになってしまった。

上記の件を受けて番組によるクロちゃん懲らしめ企画が度々放送されており、
過去にはクロちゃんのツイートの真相を勝手に暴く「リアルクロちゃん」と呼ばれるアカウントや、
呟いた内容が翌日実際に起こる「フューチャークロちゃん」と呼ばれるアカウントが番組の手により作られてしまっている。
そしてフューチャークロちゃんでは1週間にわたる恋や嘘ツイートの末、スタジオ中が驚愕した「酷い目」に遭うハメになってしまった。

そして2018年の下半期、クロちゃん懲らしめ企画の集大成ともいえる大型企画『MONSTER HOUSE(モンスターハウス)』に参戦し、そこでも圧巻のクズっぷりを発揮することに。

理由は不明だが、2018年の年末に放送された「MONSTER HOUSE」の最終回以降、5ヶ月に亘って出演していなかったが、
2019年5月29日放送の、「起きた時VRの世界だったらめちゃくちゃビックリする説」で完全復活を遂げた。

2019年には「MONSTER IDOL」にてアイドルをプロデュースすることとなったが、周囲の予想通り暴走。途中で候補生にした説教は、番組判断で放送時には音声を消去され、スタジオの松本やみうらじゅんから「このグループに居たいって思う?」と苦言を呈された。
ただし仕事はちゃんとしており、この企画でデビューした「豆柴の大群」はそれなりの結果を出している。
この企画にはBiSHのプロデュースで知られるWACKの渡辺淳之介氏が関与しており*6、本編にも登場。「豆柴」も同レーベルからのデビューとなった。

2021年には、懲らしめ企画の極みとして、クロちゃんが泥酔して寝ている間に部屋を丸ごと無人島に移すという色々な意味で衝撃的な企画が展開*7
というのも、スタッフの玩具これまでクロちゃんが住んでいた建物が取り壊されることになってしまい、その情報を何故か本人よりも先に入手したスタッフが「それなら何か面白いことができないか」と思い今回の企画が実行される事となったのである。
紆余曲折を経てなんとか東京に戻ったクロちゃんだが、上述の理由で部屋は完全にもぬけの殻。このままでは住む場所が無くなってしまう為、次の週ではプレゼンターのFUJIWARAを伴った新しい物件探しの企画が展開。
家賃180万オーバーの物件や詳細をテレビで流せないレベルの事故物件など様々な物件を巡った後、最終的には元の倍以上の家賃のする物件に決定。
晴れて新居が決まったクロちゃんだが、しかしそこで終わらせないのが水曜日のダウンタウン。番組からお祝いとして、リビングと寝室に監視24時間365日クロちゃんを見守れるカメラが備え付けられた。
「何かする度に部屋にカメラを付けたり外したりするのは面倒」というあんまりな理由で実行されたこの暴挙には松本も「刑務所以上」というコメントを発していた。
カメラはしっかり機能しているようで、9月1日の放送では番組のエンドロールがカメラを通した生放送で行われ、ちゃんと当番組をリアルタイムで見ていたクロちゃんは突然自身の部屋が生放送で映される恐怖体験に滅茶苦茶ビックリしていた。
後に放映された「クロちゃん宅に潜伏中」でもしっかり機能している。

2022年には「MONSTER LOVE」という逆バチェラーのような企画に参戦。これは、10人の女性の中からクロちゃんのことが好きな女性を当てるというもの。
こちらも「クロちゃんを落としたらアイドルになれる」ということでまたもやWACKが関与しており、クロちゃんプロデュースの「都内某所」としてデビューが決定した。
そして初期メンバーの1人が彼女になった。

なお、あまりの嘘つきっぷりと、心配してくれる人の悪口を言うクズっぷり、規格外のみちょぱ愛、このご時世に地上波のテレビ番組で、検証結果として番組サイドから「死ねばいいのに」と言われた男。

  • マテンロウ(アントニー・大トニー)
大トニーが高頻度で出演中。大トニーは「アントニーの相方誰も知らない説」という説に初めて登場。それ以降説の検証の際に多く登場しアントニーは不定期で出演中。
以前はアントニーのみが対決企画の審判役で出演する事が多かったが、
近頃は大トニーが主に時間のかかりそうな検証*8担当、アントニーが「人がいるが結局一番怖い説」などのリアクション系担当、
コンビでは「ホームランバーでホームラン打てる説」などの物量系担当と住み分けがなされている。
現在の大トニーという芸名は本人のあまりの知名度のなさ*9を解決するために、同番組にて松本人志が命名した。なお、その後、監禁するドッキリをした際に、泥酔していたこともあって水曜日のダウンタウンとは知らずに「お笑い気取り」だの「クソ番組」だの暴言を吐いて以降、あまり出演していない。
アントニーは「人がいる説」シリーズの脅かされ役としてほぼ毎回登場している。
「後部座席に~」を2回喰らった時は1回目と全く同じ驚き方をしていた。
自宅マンションで企画を行った際に騒ぎになったのが原因で自宅での撮影がNGになったのだが、しばらく後に再び撮影が行われたのでNGが解除された模様。ちなみにNGの期間中はスタッフに「自宅ロケOKのところに引っ越しませんか?」と何度も要求されたとインタビューで語っている。

ハスキーボイスのせいで何を言っているか分からないため、「天龍源一郎以上のハスキーいない説」が提唱された。
ユーチューバーや競馬の予想屋、後輩レスラーなど様々な逸材が発見されるも、いずれも天龍越えの判定は得られなかったために公式サイトで引き続き募集が掛けられることとなった。
ちなみに、この企画で登場した一般人のタクシー運転手は、その特徴的な声から“ロボハスキー”と言う新ジャンルを開拓した。

主にロメロスペシャルと掌底役。
「ロメロスペシャル 相手の協力なくして成立しない説」やバイきんぐ小峠への5つのドッキリなどで登場。
また、「芸人なのにエビの食レポで『プリプリ』使ったら終わり説」ではマスクを改めて刑執行役となっていた。
しかし、「オファーがないだけで人知れず眠っている歌うまタレント存在する説」では参加者の中で唯一歌うまタレントに任命されていない。
なお、ライガーをバラエティ番組に本格的に連れてきたのは番組プロデューサーの藤井健太郎。「デベ☆コンヒーロ」で「本気でクイズに答える姿を見たい(罰ゲームの内容によっては芸人にとってオイシクなってしまい、本気度が削がれかねないから)」と考えた結果、人をマジで殴れるしバラエティにも対応できる人、ということでライガーを起用したらしい。

  • 大友康平
現在は俳優としても活躍するHOUND DOGのボーカル。「大友節」と呼ばれるクセの強い歌い方はモノマネ番組などでも広く知られている。
そんなわけで「大友康平 普通にも歌える説」では普通に歌うようにスタッフに頼まれるも、やはりあのクセの強さが出てしまった。
他にも「宇多田ヒカル/First Loveの『誰を思ってるんだろう』の部分 カラオケで全員『誰を思ってるんだはー』と歌う説」など、歌が関連する説によく出てくる。
ちなみに大友は「だはー」ではなく「だひょーん」と歌った。
「スキャットマンでカラオケ100点取るの不可能説」にも大友節との化学反応を期待されて参加。
妙に出演頻度が高いため、松本には「この辺に住んでんの?」と言われている。

「SASUKE」の名物参加者。
出演率の高かった「クイズ☆タレント名鑑」のスタッフが関わっていることもあってか、こちらでもよく出る。
金田一のトリック アクロバティックすぎてほぼSASUKE説」では数々のトリックをその身で実証してみせた。
「SASUKE 猿なら完全制覇できる説」では自ら鍛えた猿を「SASUKE 2015」に特別参戦させ、予想外の動きで成功ならずも好成績を残す。
「シンバルだけで食べている人などいない説」でも一般人枠として出ていた。どう見ても一般人ではないが。
「SASUKEvsマリオ」では本物のSASUKEに挑戦するも、完全な出オチ要員にされた。
最近では良い成績を出せない事が多い割に登場頻度が高いため、ダウンタウンの2人からは出て来る度に割とひどい事を言われがちである。

「チクショー!」で有名な一発屋芸人。
登場したのは「芸人が今までで"一番面白かった瞬間"は誰が見ても面白い説」での田村淳の紹介で、「『テベ・コンヒーロ』のコウメ太夫で笑ったら即芸人引退」の回。
田村亮、有吉弘行、おぎやはぎなどの面々を前に、いつものチクショーを披露したりするが、その中に出た「チクショー一週間」が爆笑の渦を巻き起こす。

後に「2015年のハロウィン さすがにHGの仮装いない説」で、旬が過ぎた芸人たちが自分たちのコスプレを探すため呼び集められる。
ここにコウメ太夫もいたが、芸人たちのバスにすら呼ばれず、自分の足でコスプレを探していた。もちろんいなかった。
果ては「楽屋で小道具盗まれた芸人の営業地獄説」で放送事故レベルの悲惨な事態を引き起こした。もう中学生に比べればまだマシだったが…。
その後も度々番組に出演し、サンドウィッチマンのハンバーガー屋コントのボケ役を他の芸人に差し替える説では、個性的なボケで知られる野性爆弾のくっきーを上回るトラップっぷりを披露。
温厚なサンドウィッチマン伊達が半ばイライラしながらツッコミを入れていた。
「あるあるネタ「ある」とは言いながらも、実際に探すとなったら困難説」の前段階であるあるネタを解答する場面でも、テンパって普段のネタに出てくるような絶対ありえないネタしか答えず(しかも他の芸人に比べ少なめ)、VTRをスタジオで見ていた一同や視聴者からの顰蹙を買った。
一方で「ネタの決め台詞がスポンサーNGを食らった芸人の営業、地獄説」の際は
「チックショーーーー!」が使えなかったため「乾杯ビール!」で乗り切るなど隠れたポテンシャルを見せている*10

  • 春日俊彰
ピンクのベストがトレードマークのボディビルダーオードリーのボケ担当。
「むつみ荘*11 都内で最もお得説」などの説を提唱する事もあるが、基本的にはその磨き上げられた肉体を駆使した体力勝負系の検証に登場する。

特筆すべきはその忍耐力で、2016年11月に放送された「『待て』と言われた時 さすがに人なら犬より長時間待てる説」では、
偽の番組ロケバスの中で待機を命じられた際に6時間39分43秒も待ち続けるというもはや我慢強いを通り越して「サイコ」と評された記録を樹立。
警察犬の5時間40分41秒を大幅に上回って説を立証した。
なお春日はこの時はトイレに行こうとしてバスの外へ出たため、もよおしてなければ記録が更に伸びていた可能性がある。
(ちなみに警察犬はドッグトレーナーを心配してしまい動いてしまった)
更にその1年後に放送された「暑いと寒い 結局寒いの方がツライ説」の検証では秘密裏に室温が徐々に上がっていく部屋で待機を命じられるも、
ここでも5時間26分12秒という恐るべき記録を樹立した。
(スタッフもここまで耐えられるのは想定外だったのか、4時間を超えた時点で暖房器具に使用していた発電機のバッテリーが切れてしまうというハプニングも起きてしまっている)
この時の最終的な室温はなんと50度を超えており
前述の検証を経験済みな事もあって途中で水曜日のダウンタウンだと気付いた春日は「しょうがねえなあ」と呟いて部屋を出るという王者の負け方を披露した。
しかしその4日後に今度は「寒い」方の部屋に閉じ込められた際にはわずか57分19秒で退室し、説を立証する事となった。
この際に春日は「寒いところに5時間は無理だから早めに出てしまおうと思った」と、やはり番組に気付いた上で余裕の行動を取っていた事をコメントした。

2019年にはむつみ荘の次の住民となる芸人を決める企画を行い、「シイナ」の三浦一馬を後継者に決定した。

  • 団長安田
この番組の「モンスター」ことクロちゃんが所属するお笑いトリオ「安田大サーカス」のリーダー。
春日と同じく肉体派芸人で高校時代はサッカーで県外留学、現在でもロードバイクを趣味としている。このため「自転車の上でも人はなんとか生活できる説」では地面に足を着いたら即脱落のルールの中、なんと24時間にわたり自転車を漕ぎ続け、次点のオラキオ(弾丸ジャッキー)が記録した13時間14分を大幅に上回って優勝を果たした。ちなみにこの日の団長の次のスケジュールは秘境の駅で人を待つというロケ*12であり、その無尽蔵すぎるスタミナにスタジオは尊敬を通り越してもはや引いていた。

その鉄人春日に匹敵する忍耐強さとスタミナから2020年の2HSPではとうとう団長と春日の我慢頂上決戦が放送され、ドクターストップギリギリの名勝負の中で春日を下し日本一我慢強い芸人の称号を手に入れた。

なお、松竹芸能の芸人は昔からネタにしていたが、団長も割とモンスター気味で、クロちゃんとは別方面でクレイジーな面を見せることが多い。

  • 尾形貴弘(パンサー)
「サンキュー!!」でお馴染みのトリオ最年長で、またの名を令和のガンバルマン
検証ドッキリのターゲットとして高い頻度でキャスティングされる。
特筆すべきは「自分がドッキリにかけられているという自覚が薄い」勘の鈍さであり、毎年恒例の「一週間の間にドッキリを7つ仕掛ける」予告ドッキリ企画では、2年連続でチャレンジしていながら正解数がそれぞれ1つというお粗末な結果を残している。
さらには「カニ専門店でカニカマ出されたら見破れない説」では、サラダや天ぷらに調理されたカニカマをカニと思い込んで食べ続け、最後に出された「ビニール包装付きのカニカマ」を見てもドッキリと気づけないほどのバカ舌であることも露見し、スタジオにいた先輩芸人一同に「(こんな味のわからない奴に)おごりたくない」「もう食レポの仕事は来ない」と言わせるほど。
その一方で仙台育英高校→中央大学と名門校でサッカー部に所属していた肉体派芸人。「愛煙家 喫煙所までの道のりがどんなに困難でも向かっちゃう説」ではSASUKEでおなじみ「そり立つ壁」をアレンジした「そり立つ喫煙所」をタバコ吸いたさに唯一クリアしスタジオのパネラーたちから賞賛を得ている。
「落とし穴に落ちたのに一向にネタばらしが来ないまま日が暮れたら正気じゃいられない説」では深度3メートルという深い落とし穴に落とされ放置されるも、他の参加者が脱出を諦めて救助を待つ中、尾形だけは自力脱出を試みる。
服を使ってロープを作る、ポーチの金具をドライバー替わりにしてネジを手に入れ防護用シートを切断して足場を作るなど脱獄映画さながらにあの手この手で試行錯誤し、7時間以上にわたる苦闘の末に落とし穴からの脱出に成功。
スタジオは拍手喝采につつまれ、悪意に満ちた企画を予期せぬ感動系の企画へと昇華させた。
脱出直後に渡された水を一気するシーンでは「もはやその水のCMにそのまま使っていいレベル」と視聴者からコメントが流れ、脱出の際に全裸になっていたので全身モザイクだったが松本は「モザイクいらないまである」と断言する程の物に。

バカで小心者ではあるが漢気を見せる場面も多く、週刊誌スキャンダルドッキリでは後輩を庇って自分一人だけで罪を被ろうとしたり、鬼越ネタドッキリではマネージャーの喧嘩をいち早く止めに入るなど良い面を見せている*13

ドッキリの仕掛け人として妻と子供はもちろん、愛犬や母親まで駆り出されている。
なお母親は仕掛け人としての演技が非常に上手でパネラーから絶賛されていた。
後輩を集めた「尾形軍団」がおり、軍団員をターゲットとした説の仕掛け人を任されることもある。

  • チャンス大城
孤高の地下芸人。ドッキリ系企画のターゲットとして出演している。だがターゲットでありながら仕掛け人やパネラーを混乱させる予想外のリアクションを取ることがほとんど。
「落とし穴に落ちたのに一向にネタばらしが来ないまま日が暮れたら正気じゃいられない説」では超早口で聖書っぽい祈りを詠唱したり、のどの渇きに耐えかねてまさかの行動を取ったり、
「 「馬用」と聞かされれば強めの効果期待しちゃう説」では仕掛けを上回るヤバい返しをして、仕掛け人のジャンポケ斎藤とアントニーが「俺らに対する逆ドッキリか?」と疑ったほど。
「大江裕なら裏の顔がどんなにヤバくても、さほど違和感なく受け入れちゃう説」では仕掛け人の大江裕が演技を忘れて素の反応をしてしまった。
パネラーからは「片方はまともな方で見たい」と称されるほどのドッキリ殺し芸人でもあるが、出演する説はいずれも当たり回だとする視聴者の意見も多い。

  • 鬼越トマホーク
喧嘩ネタでお馴染みのお笑いコンビ。2021年以降出演回数が増加傾向にあり、プレゼンターを務めることも多い。
「リアル鬼越ドッキリ」ではネタばらし後の絡み要因&用心棒として出演するも、怒った長州力にビビって出動を拒否するなど気弱な面も見せる。
ちなみに二人ともプロレス好きで大食い。プロレスネタと大食い企画が多いこの番組では今後の出演も期待できる。
実はブレイク前の2017年に「売れてなくても芸人の彼女はかわいい説」で金ちゃんが彼女と一緒に出演しており、その際には浜田に「どんなコンビ名や」とツッコまれていた。
2019年には金ちゃんはその彼女と結婚している。

  • ジャイアント白田
おなじみフードファイター。大食い対決企画にはほとんどといっていいほどの割合で呼ばれる。
後述のミックスルール企画も当初は彼をフィーチャーした企画であった。
しかし、既に第一線を退いていることもあり、近年では一般人より少し多く食べられるぐらいの量にスケールダウンしてしまっている。
白田があくびをしたり、タバコ(途中から電子タバコになった)を吸い始めたりする場面が映し出されるとスタジオのパネラー陣の不満が出るようになった。

その他番組に呼ばれがちなフードファイターには、この番組で意外なポテンシャルの高さが明らかになった「魔女」菅原初代(2023年に逝去)、割となんでも力技で解決しがちなアンジェラ佐藤などがいる。

  • おぼん・こぼん
1965年結成、コンビ歴50年以上を数える浅草を代表する漫才コンビ。2019年2月放送の「芸人解散ドッキリ、師匠クラスの方が切ない説」で番組初登場。
実はその当時、舞台上以外では一言も言葉を交わさないという不仲状態が何年にもわたって続いており、この時はドッキリであるにもかかわらず本当に解散が決まりかけた。
以降番組内では「浅草の不仲コンビ」といじりつつも、催眠術をかけて本心を引き出そうとするなど番組ならではのあの手この手で仲直りをさせようとしてきた。

そして2021年10月、番組で2週をかけて最大の仲直り作戦を決行。『ファミリーヒストリー』風にコンビの半生を振り返る「おぼん・こぼんヒストリー」、そしてこぼんの娘の結婚式をきっかけについに仲直りを果たす。現在では二人で肩を組んで登場するなどちょっと気持ち悪いぐらい仲良くなっている。
この一連の内容が評価され、番組は当時3度目となるギャラクシー賞の月間賞を獲得した。

  • 白畑真逸(しらはたしんいち)
「人がいる」シリーズで仕掛け人を担当することが多い俳優。
何があっても無反応かつ無表情を保ち続けるためにターゲットに恐怖を与える場面も多い。
この無表情は意図したものではなく「スタッフがカットと言うまで動かないで」という指示を守り通した結果生まれた偶然の産物だったとのこと。
彼をターゲットにしたドッキリも仕掛けられ、待っている間に強烈な悪臭を浴びせられたこともあったのだが30分に渡ってノーリアクションを貫くという凄まじい演技力と忍耐力を発揮した(カットがかかった後はさすがにむせていたが)。
なお、アントニーなどは幾度もドッキリを仕掛けられたせいで「彼を起用するともう知っているので驚かなくなる」という理由で別の人物が選ばれている。
なお、この番組に出て以降のプロフィールを見る限りでは確実に仕事が増えており、2022年には映画のメインキャストを勤めているが、そこでの説明文は「水曜日のダウンタウンの無表情おじさん」と身も蓋もない紹介をされている。
ちなみにシン・ゴジラにも内閣官房審議官で出演していたり、仮面ライダージオウではアナザーキバに粛正され、劇場版 ウルトラマンR/B セレクト!絆のクリスタルではインタビューを受ける一般人として出場する等何気に三大特撮を制覇していたりもする。


  • 茂木
一般人。
「20歳を超えたサーファーに童貞などいない説」で童貞サーファーと言うことを暴露したのが初登場。
その後、番組の名物キャラクターとなり、「マンガのあるある成功率0%説」では目の前でAV女優が脱いで鼻血を吹くか、猛ダッシュでスカートはめくれるかの判定員として登場。
「シンバルだけで食べている人などいない説」でも童貞枠でシンバルを叩いていたが、「荒れる成人に童貞いない説」で童貞を捨てたことが明らかとなった。そして童貞を捨ててから番組に出演しなくなった。


【今まで紹介された説、しょうもなさすぎ

  • 競歩の選手、全員他の陸上競技で挫折した人
記念すべき最初の説、プレゼンターは田中卓志(アンガールズ)。
説そのものは競歩から始めた選手は中学生で1人だけいたものの、それまでに聞き込みを行ったオリンピック出場選手を含む実業団選手等50人中50人が他競技からの転向組と言う事実が判明し、
なおかつその始めた中学生も当時世界ランク2位だった鈴木雄介選手に憧れてと言う物であった為当時オリンピック等で入賞する選手が現れ、にわかに脚光を浴びるようになるまでは本当に転向組しかいなかったのではないか
と取れる内容になってしまっていた。

何せゲストとして出演していた藤澤勇氏(元オリンピック出場選手)ですら「最初に出た大会で普通に走るのと競歩の2種目に出たら走ったらブービー、歩いたら2位だったから」と競歩を始めた理由を明言したぐらいである。


  • 鎖鎌 最弱
ドラクエなどでおなじみで、他にも『バガボンド』の宍戸梅軒や『サムライスピリッツ』のアースクエイクなども使用している鎖鎌。
しかし、この武器の弱さがケンドーコバヤシによって提唱された。

説を検証するために、最弱武器トーナメントが開かれる。
参戦したのは鎖鎌の他、棒、トンファー、十手、三節棍、ヌンチャクなどマイナーな武器たちの達人たちで、負けた人が進んでいくシステムのトーナメントを行った。
しかし、スタジオに現れた鎖鎌の使い手が中々恐ろしい人物だったのに対し、トーナメントに出場していた鎖鎌使いはどこか間の抜けたおじいちゃん。
結局、決勝戦に進んでしまった鎖鎌はトンファーにあっさりと敗れてしまった。
十手が意外な強さを見せたりするなど、番組全体でも評価の高い回。


  • レオパルドンよりも一瞬で殺されたものなどいない
マンモスマンに瞬殺された結果、「次鋒レオパルドンいきます!」「グオゴゴゴ」「ギャアーッ」の3つしかセリフがない、漫画『キン肉マン』のキャラクター・レオパルドン
そんな漫画界屈指の瞬殺キャラクターより早死にしたのがいるのか、番組で検証。
格闘技や漫画、特撮を交えて番組独自の秒殺ランキングが作られた。

10位 レミギウス・モリカビュチス VS 我龍真吾(K-1) 8秒
10位 斉藤大喜 VS 星野泰幸(ボクシング) 8秒
8位 佐々木健介 VS 小原道由(プロレス) 6秒
7位 ウルトラセブン VS クール星人(特撮『ウルトラセブン』) 4.5秒
6位 山本“KID”徳郁 VS 宮田和幸(総合格闘技) 4秒
5位 範馬刃牙 VS 郭春成(漫画『バキ』) 2秒
4位 チャージマン研 VS ジュラル星人(アニメ『チャージマン研!』) 1.5秒
3位 マイク”シュレッダー”ギャレット VS サム・ヘロン(総合格闘技) 1.13秒
2位 マンモスマン VS レオパルドン(漫画『キン肉マン』) 0.9秒
1位 旭道山 VS 久島海(相撲) 0.8秒

基本的に戦いor試合が始まって、相手が死亡orKOされるまでの時間を計測している。
5位のバキについては、漫画内のナレーションを参考に。
そして2位になったレオパルドンは死亡タイムを作者ゆでたまごが語ったことによって、死亡までの時間が公式に明らかとなった。
ちなみに4位にランクインしたチャージマン研であるが、松本らMCから「こんなマイナーなアニメなんか知らない(発言大意)」と至極真っ当なツッコミを喰らっていた。


  • 理科室の人体模型ただのインテリア
どの小中学校にも置いてある割に、授業で実際に使われている印象がまったくない人体模型。
その実態を調査すべく全国の学校へ取材を申し込んでみたところ、なぜか約100校もの学校が悉く取材拒否。
匿名で取材に応じてくれた学校がひとつだけあったものの、
「文科省からの指示により法律で一体以上の購入を義務付けられているが、まぁインテリアだと思ってくれて構わない(意訳)」とぶっちゃけたため説はほぼ実証となった。
そして日本で人体模型を取り扱っている会社は全国で8社あり、そこにも販売の経路などについての質問をすべく取材を申し込んだところ、やはり全ての会社が取材拒否。
人体模型の値段の相場は約15万円。つまり全国で約50億円もの大金が動いている計算になることも併せて紹介された。
全体を見て、このあまりに歯切れの悪い展開から伝説の回として有名になった。


  • ジジイが特殊メイクを施したアスリートのドッキリっぽい状況が起きたら本当にただのジジイでも色めき立っちゃう
みんなの説で放送された企画。
同局の「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」で時折行われている「老人かと思ったら超一級アスリートだった」ドッキリの裏をかく企画。
体育館に似合わない老人が入ってきたこともあり、前述した番組にありがちなサプライズを期待していたが、もちろん相手はただのお爺さんなので何も起こらず唖然とする始末。

ちなみにMCの浜田は「こっちのほうが(モニタリングよりも)おもろい」と気に入っていた。


  • にわかカープ女子一斉摘発
広島東洋カープ25年ぶりのセ・リーグ優勝の歓喜冷めやらぬ、2016年11月30日放送。
2014年の流行語トップテンにも選ばれた“カープ女子”を無作為抽出し、カープ愛を確かめる企画。
調査は東京都と広島県・そしてお騒がせタレントの加藤紗里をゲストに招いて実施された。
特に東京のカープ女子は「野球は11人でやる」「2015年の順位は7位」、はては『鉄人』ことカープのレジェンド・衣笠祥雄選手の写真を見て「もみあげがゴリラ」など数多くの失言が飛び交う事態に。


  • 芸人が今までで一番面白かった瞬間は誰が見ても面白い
そのものずばり、芸人にアンケート調査を行い面白かった瞬間(あるいは返し)の映像をスタジオのパネラーと一緒に視聴するもの。
登場する番組はバラエティが大半を占めるが、中にはドキュメンタリーやニュースが登場することも。
非常に安上がりに済むことから、予算が足りなくなった時のつなぎ企画としてシリーズ化されている。


  • ミックスルール対決
異なる種目のプロ同士を、その種目がミックスされた競技で競わせる企画。
最初に行われたのは大食いのジャイアント白田 VS 柔道の篠原真一で行う、巻き寿司食いと柔道を交互に行う「大食い柔道」。

第2弾では走りのプロのベン・ジョンソンと正座のプロのお坊さんが、15分の正座をしてから100m走ると言う「正座100m」に、アーチェリーのオリンピックメダリストで「弓のプロ」山本博と高知競馬の騎手(当時)で「馬のプロ」別府真衣による「流鏑馬対決」。
そしてジャイアント白田とプロボウラー川添奨太が、博多ラーメンを食べ終えてからボウリングを1球行い、10フレーム続ける「大食いボウリング」も行われた。
川添選手もかなり食いそうな体格だったが、ひたすらラーメンを食べて試行回数を稼ぐ戦術に出た白田の迫力は見事。

第3弾では白田とクイズ王の古川洋平*14が寿司を食べながらクイズを行う「大食いクイズ」、第4弾は古川と海女の中川静香が行う「素潜りクイズ」などバリエーションは多岐に渡る。
だが、似たようなシステムを取り入れた「ちゃんこの味と相撲の強さ その両方を兼ね備えた店こそ最強のちゃんこ屋説」はお蔵入りになりかねないほどの出来だった。

ちなみに試合前に行われるインタビューでは、白田や篠原とモアイ像を近づける、モアイ像だけを映してモアイ像が喋っているように見せかけるなど悪意あるものが行われる。

番外編として有野課長がプレゼンする「ゲームVS現実」がある。
高橋名人と片山右京が本物のカートで対決するという「マリオカートVS現実」
本物のSASUKE1stステージと、それを再現したゲーム部分(マリオメーカーで制作)を交互に攻略していく「SASUKE VS マリオ」など。


  • 「スシ食いねェ!」曲のテンポで歌詞通りに寿司食うの不可能→お寿司の達人
プレゼンターはバイキング小峠。
「おさかな天国」及び「スシ食いねェ!」の歌詞に合わせて寿司を食っていくというもの。
回転寿司で実際に寿司を流してもらい検証するが、テロップ含む演出がどう見てもアレ
というか「お寿司の達人」とデカデカと書いてある。

第1回では最後の「アガリアガリアガリガリガリガリ」(アガリ=お茶×3とガリ×3)に圧倒され完全なムリゲーだったためか、
第2回ではプロのフードファイター2人というとんでもない状況でどうにかクリア。
と思いきやこのゲームには隠しステージ「たらこ・たらこ・たらこ」があった…。
説明しづらいので詳しくは「たっぷりたらこ」で画像検索してほしい。編集者的には一応最後まで食おうとした白田を評価したい。
第3回からは3人チームとなっておりフードファイターも増えているのだが、毎度新たなステージと食いきれない食べ物(寿司(魚)以外の食べ物の歌も登場するようになった)が用意されやはり全滅する。
現時点の最難関曲は「いっぽんでもニンジン」。食べ物の種類こそ少ないが、「六羽でもシチメンチョウ」は白田でも太刀打ちできなかった。


  • 替え歌選手権
「替え歌最強、今でも嘉門達夫説」が発端となり、毎年11月頃に開催されている。
阿佐ヶ谷姉妹、テツandトモ、レイザーラモンRGなど歌うま芸人*15を中心に課題曲の替え歌を観客の前で披露する。
審査員は「一般人50名」。小学生・ギャル・高齢者など毎年異なる特定の層を集めており、その層をどうターゲットにするかも腕の見せどころ*16

毎回参加する野性爆弾くっきーが替え歌でもなんでもない歌を歌うのと、第2回からの参加のハリウッドザコシショウが独自の世界観を展開するのが定番。
ちなみにこの企画は複数の楽曲を取り扱う関係上、TVerでの見逃し配信が実施されないこともある*17


  • グラビアアイドルでも芸人の言うとおりコメントすれば面白い
2016年の2時間スペシャルで提唱された説。
パネラー席にいたグラビアアイドルの鈴木ふみ奈は面白くもないし空気も読めていない発言を連発。
バカリズムには「今日売れようとしてるの?」と言われ、ネットの各所ではそのKYっぷりからまとめが作られたり炎上もする騒ぎとなった。

最後に登場したのは博多大吉。そして提唱した説のタイトルがこれ。
大吉が言うように指示した内容を鈴木がそのまま喋るようになっており、KY発言もすべて大吉が言ったことだった。
この見事な流れに一杯喰わされた視聴者は多かったはず。というか、いなきゃおかしい。
そして……

  • テレビに出てる人の声 実はモノマネ芸人がアテレコしていても誰も気づかない
2017年の2時間スペシャルで提唱された説。
スタジオメンバーは天龍、アンガールズ田中、ロッチコカド、YOU、オセロ松嶋などそこそこなメンツ。
「モノマネ芸人 街頭ご本人サプライズ登場ドッキリでもバレない説」など内容は相変わらずで、バレなかった相手はたった1人しかいなかった。

だが、今回もまた最後にサバンナ高橋が出演。
実は今回の放送、上記5人をモノマネ芸人がアテレコをしたうえで放送していた。
2時間スペシャルにしては微妙なメンバーも、アテレコしやすいという理由で選ばれたメンバーだった。
上の説をしょうもなく思っていた人もびっくりするどころか、恐怖を感じた人も少なくなかった様子。
なお、オープニング映像に多数の伏線がちりばめられていた。前回とは異なり普通に気づけた人も少数ながらいたらしい。


  • 数珠つなぎ企画で1番過酷なのジョジョの鉄塔システム
「美人な人に『自分より美人な人を教えてください』と聞いていってすごい美人に会う」などテレビでよく見る数珠つなぎ企画。
…だが、その手のシステムなら鋼田一豊大のスタンド「スーパーフライ」が一番過酷ではないか?という、ジョジョファン以外を置いてけぼりにした説。
実際、スタジオで分かっていたのはプレゼンターのケンドーコバヤシとパネラーのスピードワゴン・小沢だけだった。

神奈川県某所の倉庫に設置された檻にコロコロチキチキペッパーズ・ナダルを拉致・監禁。
電話で身代わりとなる人物(『日本タレント名鑑』『TVスター名鑑』に掲載されている有名人に限る)を呼び出し、檻に連れてくるまで鍵が開かないというルールで生活を行った。
「企画がバレてはいけない」というルールから曖昧な呼び出しをした結果「薬物をやっている」と勘違いされたり、連れてこられたマテンロウ・大トニーが「全然面白くねぇこんなの、クソだぞこんな番組!」「オメーらがやってる事なんかお笑いじゃねーかんな!お笑いやってる風な事やりやがって」とスタッフにブチギレるといった文字通り過酷な映像が続いた。
最後に連れてこられたアルコ&ピース・酒井がスタッフに連れ去られたところで「第1部完」「第2部近日公開」としてVTRが終了した。

…が、その後の撮影で再びナダルを拉致したところ、それを見ていた一般人から警察へ110番通報が相次ぐ事態に。
警察から厳重注意を受けた結果第2部はお蔵入りとなり、その後の撮影で芸人を連れ去る際には「ただいま撮影中」といった札を持ったスタッフが知らせ、相手を車へ丁寧に乗せるようになった。

2023年には続編として「数珠繋ぎカラオケボックス」を放送。
「企画バレしてはいけない」という制約も引き継がれ、更に「交渉タイムは1時間に15分のみ」「身代わりになりうる人物には到着地点で1曲歌ってもらい、そこで自分の記録した得点を越えられなければ脱出不可」という更なる制限までついたが、またも最初の犠牲者になったナダルは最初新宿の吉本東京本社に呼んでから千葉県茂原の山中にある拘束場所に連れてきていた他、24時間で企画は強制終了となっていた他、「(カラオケという都合上)身代わりを呼べずとも1時間に1曲だけ歌う機会が与えられ、そこで100点を取ったら即脱出」とカラオケらしい特色も活かされていた。


  • モンスターハウス(MONSTER HOUSE BOYS×GIRLS×KURO-CHAN.)
番組史上初の3か月連続企画。プレゼンターは(一応)たむけん。
フジテレビ系「テラスハウス」の露骨なパクリ企画で、
リア充男女が共同生活をする「素敵なお家」に、「水曜日のダウンタウン」の誇る嘘つきモンスター・クロちゃんを放り込むことで起こる惨劇をレギュラー陣がただただ観察する。

何の説を立証するつもりなのかすら全く説明せず、7週に亘って放送されたが…。


  • 声を操るプロ・声優ならモノマネも上手いはず
2021年の1時間半スペシャルで検証された説。
人気声優の小野友樹、梶原岳人、藍原ことみ、平田広明森久保祥太郎、Machico、福原綾香、武内駿輔がホリや原口あきまさらモノマネ芸人の指導を受け、「声優モノマネ代理戦争」に挑戦。

モノマネ界のレジェンド・コロッケも審査に加わる中、神奈月とタッグを組んだ武内が福山雅治と玉置浩二のモノマネで審査員を唸らせ見事優勝。
審査員のコロッケをはじめとして彼らのモノマネのレベルの高さに「4チャン(日本テレビ)と8チャン(フジテレビ)が黙っていない」とコメントし、その予言通り優勝した武内はこの経験と実績を引っ提げて他局でもモノマネを披露するようになり、同年末の「ものまねグランプリ」(日本テレビ)では初出場ながらモノマネ声優の第一人者の山寺宏一すら抑えて満場一致で優勝するという快挙を成し遂げた。
一方みかんの指導を受けたMachicoは決勝戦でまさかの井上陽水のモノマネを披露し、多くの視聴者の腹筋を崩壊させた。

余談だが声優がモノマネ…というか声真似が得意なのは割と事実。


  • ラヴィット!』の女性ゲストを大喜利芸人軍団が遠隔操作すればレギュラーメンバーより笑い取れる
2021年から開始した朝の帯番組『ラヴィット!』の大喜利に、ゲスト出演者であるあの(元ゆるめるモ!)に芸人が考えた面白い回答をリモートで連発させるというドッキリ。
本番組放送一週間前の2021年10月13日の生放送で実施された。

大喜利芸人は説提唱者の千原ジュニア、番組金曜レギュラーであるくっきー!、霜降り明星粗品、笑い飯西田、オードリー春日、なぜか相方の麒麟田村という錚々たる面々が揃えられた。
あのが元来持つ不思議キャラに加え、芸人がリモートで繰り出す奇想天外なボケ回答にレギュラーの見取り図やアンタッチャブル柴田、司会の麒麟川島までたじろぐ姿が話題となった。
ちなみにこの件は『ラヴィット!』のスタッフにも一部を除いて知らされず、生放送終了後にネタバラシを実施。川島は曜日レギュラーのくっきー!や準レギュラーの春日以上になぜか田村がいることに対する驚きを隠せていなかった。

当初低迷を続けていた『ラヴィット!』だが、この件を前後にして「この時間の定番を外したバラエティ色」が評価されて視聴率が上昇。それまで人気を誇っていた裏番組の『スッキリ』(日本テレビ)を終了へと追い込むことに。
また、あのもバラエティ番組やCMへの出演が急増するなどブレイクを果たした。

この説以降、『ラヴィット!』で何かあると視聴者、出演者ともに「水曜日の企画か?」と疑うようになり、中でもおいでやす小田は生放送中に唐突にラヴィット卒業を告知された為に説だと判断したのだがこれはガチだった。*18

  • ダメドッキリ
後述するホントドッキリの前身と言えるシリーズ。あえてバレバレのダメなドッキリを仕掛けて、ターゲットが最後まで乗っかるのかを検証する企画である。
最初のターゲットは小峠で「楽屋で財布泥棒の濡れ衣を着させられて警察に逮捕され、そのまま裁判所まで直行して裁判で死刑判決を下される」という無茶苦茶にも程がある内容。死刑判決が下された際にはエキストラの傍聴人もこらえきれずに笑いだすという始末であったが、小峠は一応最後まで乗っかった。
ネット上で見受けられる「窃盗で死刑判決を受ける小峠」のネタ画像はここが元ネタ。

次は春日、小宮、あばれる君、出川哲朗、ニッチェ江上と5人の芸人に同じ内容のダメドッキリを仕掛けて「これドッキリでしょ」と言ったら脱落するというサバイバル方式で検証。
内容は「炭酸水のCMが決まって打ち合わせをしたらそのまま撮影開始となり、警察が乱入してきて脱法ミネラルウォーターの摘発という名目で逮捕され留置場に連行され、その後釈放されて記者会見に突入」という輪をかけて滅茶苦茶なもの。
出川は早々に「やるならちゃんとやって!」「あまりにも雑なドッキリに乗っかると過去のドッキリも噓だったことになる」「今までの出川哲朗を否定することになる」「僕は雑なドッキリには乗れない」とリアクション芸の第一人者としての矜恃を説き、脱落。小宮は乗っかってはいたものの、中盤で笑いをこらえきれなくなり脱落*19。春日、江上は最後のネタばらしで「でしょうね!」と指摘して脱落。あばれる君だけが「よかったドッキリか」と最後まで乗っかった。
ちなみに未公開シーンでは出川が警察に突っ込みまくったり、小宮はあまりの雑さに「これは“説”ではない」と判断、警察に水曜日の滅茶苦茶ぶりを愚痴りまくったりしていた。


  • ホントドッキリ
わざとらしいネタを芸人に仕掛け、最後のネタバラシにおいてそのネタが実は現実のものだったということを伝えるドッキリ。
二重三重に絡んだ複雑なドッキリのため、仕掛けられた芸人はまず一発で企画の趣旨を理解できない。
この企画のネタバラシは、よくある「ドッキリ大成功!」の看板に「ホント!」と書かれてある形で伝えられる。

第一弾は三四郎・小宮に番組が独自のルートでキャッチした「写真週刊誌に自身の記事が掲載される」ことをお知らせするものであった。

第二弾は複数の芸人に同時進行で同じドッキリを仕掛け、最後まで疑わなかった芸人に「ホント」としてその仕事を実際にプレゼントするという上記の「ダメドッキリ」と同様の形式で行われた。
内容は番組スポンサーであるコカ・コーラの「檸檬堂」とのコラボ企画として、同製品の新CMキャラクターを決めるというもの。
バイきんぐ・小峠、銀シャリ・橋本、コロチキ・ナダル、空気階段・鈴木もぐら、おいでやす小田にCM撮影の間無茶苦茶なドッキリが仕掛けられ続けるというもので、最終的に諸々の要素が重なり最後まで疑いを持たなかったもぐらが選ばれた。

第三弾は、第二弾と同様の方式で「『帯番組のMC』ということで喜んで受けたオファーが『着物の帯を紹介する番組』だったとしても『だったらやめます』とは言い出しづらい説」として放送。
マヂカルラブリー、さらば青春の光、ニューヨークの三組にドッキリを仕掛け、最後まで疑わなかったコンビに番組の1時間後に放送される1時間番組『すてきに帯らいふ』のMCをプレゼントする。
この『すてきに帯らいふ』のことは放送直前まで伏せられており、当日の番組表でも「番組未定」とされていた。そして放送中にデジタル版の番組表が更新されるというリアルタイムで進行する企画であった。
最後まで前向きに取り組んでいたニューヨークが選ばれ、何も知らされず番組を収録、実際に放送された。
あまりにもニッチな企画のため視聴者はほとんど『水曜日のダウンタウン』からの流れであったが、何も知らずに番組を見た純粋な視聴者からの「MCの帯への知識がなさすぎる」という至極当然なツッコミもあった模様。
なお水曜日内で「ベルトは帯の競合になるのでNG」という無茶苦茶なルールが説明されたのだが、帯らいふに出演したアナウンサーはベルトを着用していた為、出演時に腰回りにモザイクが入るという知らない人から見たらあらぬ誤解を生む措置が取られた。
また、第四弾も同じく「冠番組パターンドッキリ」として「『鉄板のトークをお願いしたい』と言われて受けたオファーが『金属の方の鉄板トーク』」を放送。偽の工場ロケにおいて振りを受けた他のゲスト(彼らももちろん仕掛人)が饒舌に金属の方の鉄板について語りだしたことで、「鉄板」違いであることに気付いたターゲットのオズワルド・伊藤が狼狽しながら必死で『鉄板』トークを絞り出そうとするも当然しょぼい話しか出てこず(番組からは『薄型鉄板トーク』と称された)、ネタバラシ後も「ちょっと全く何も考えられない」と動揺が収まらなかった。

第五弾は鬼越トマホークがターゲットの「解散ホントドッキリ」。
自身の冠ネットラジオで大喧嘩するほどの大変な不仲として若手芸人界隈では知られ、この番組でも「メンバーが解散を持ち掛けたらどれくらいの時間で合意に至るか」を競う「不仲芸人対抗 スピード解散選手権」という企画で10秒という前人未到の記録をたたき出していた若手コンビ・竹内ズの喧嘩の仲裁に入るも解散の話になり、その後仕掛け人である岡野陽一と竹内ズがドッキリであるとネタバラシ。
解散はウソだと鬼越の2人は安堵した...ところで竹内ズの解散は本当であるという二重のドッキリであることを告げられる、という入り組んだ構造。なお、竹内ズの解散自体は説のOAの一ヶ月ほど前から告知されていたのだが、その際番組プロデューサーの藤井氏がTwitterで「竹内ズの「解散ホントドッキリ」を解散発表前に収録済みです。お楽しみに。」と予告ツイートを行ったため、お笑い好きから「番組がとうとう解散の引導を渡したのか」とあらぬ誤解や憶測を生んでいた。
放送後、金ちゃんは「最近芸人の解散が多いから竹内ズの解散ホントドッキリ染みました......。」と心情を吐露した*20

  • 犯人を見つけるまでミステリードラマの世界から抜け出せないドッキリ、めちゃしんどい
ダイアン津田がターゲットとなったドッキリ企画。
地方ロケでペンションに宿泊したところ、死体が発見されて犯人捜しが始まるという『かまいたちの夜』や『金田一少年の事件簿』を思わせる状況となる。
電波が入らず道路も不通となったクローズドサークルを強引に演出し、津田に「犯人はこの中に居る」と言わせるためにNPCの如く同じセリフを繰り返す仕掛け人などシュールな笑いが満載で、最初はツッコミまくった津田が終盤になって本気で探偵役を演じるなど見どころ満載の説となった。

ちなみにペンションは夜間に停電していたはずなのにオーナーのアリバイが「映画のDVDを視聴していた」は矛盾しているという指摘も視聴者から挙がったが、停電していたのは2階だけなど、もっと謎解きに関して込み入った設定があったのだが、尺の都合でカットされたと後に裏話が明かされている。

なお容疑者役として『勇者警察ジェイデッカー』のデッカード/ジェイデッカー役や『スーパーロボット大戦シリーズ』のイングラム・プリスケン役で知られる声優の古澤徹(現・古澤融)が顔出し出演しており、一部で話題となった。これには『ジェイデッカー』で共演している置鮎龍太郎もTwitterで反応を見せていた。

好評だったことから2023年11月に第2弾を2週にわたって放送。
今度はロケ先の長野県にある人口7人の村で村長が死体で発見され、その真相を探るというもの。もう一人のターゲットとしてみなみかわが選ばれ、TBSの社内で起きたディレクターの毒殺事件の真相を解決するため、津田のいる長野に向かう・・という2方向からのアプローチも実施している。

  • 30-1(サーティワン)グランプリ
2021年から毎年春に実施されている賞レース企画。
30秒の制限時間内のショートネタで競うもので*21、優勝者には賞金30万円がスタッフから手渡しで授与される。
出場者のジャンル・芸歴一切問わずで、無名の若手から賞レース王者まで様々な芸人が参戦する。
大会は出場者40組を5ブロックに分け、各ブロックから1組ずつ決勝進出者を選び、2本目のネタで王者を決める。
全出場者のネタは事前に収録しており、決勝に進めなかった35組のネタは原則お蔵入り。
審査員は松本(2024年除く)とパネラーとして集められた芸人・プレゼンターのバカリズムの5名が担当。
ちなみに第1回に出場したどぶろっくのネタは当初から選考外となった。なんでだろうね。

  • 水曜日のダウンタウン、相変わらず違法アップロードされまくっている
2023年3月22日に放送された総集編企画。
本番組で違法アップロードされた企画のランキングを紹介したものだが、画面が開始から違法アップロード動画によくある「左半分に本編映像を流し、残りは無関係な映像」という映像構成で放送された。
もちろんCMでは通常サイズに戻されたが、そこでも民放連の違法アップロード防止キャンペーンCM「違法だよ!あげるくん」を頻繁に流すなど捻った演出も見られた。
なお、本編終了後には番組の大食い企画の常連ファイターで、放送前に死去が公表された菅原初代氏の追悼映像が流されている。


  • カンペ、関東は横書き 関西は縦書き
2024年2月28日放送。
冒頭に書いたパネラープレゼン説の一つで、プレゼンしたのは後藤輝基(フットボールアワー)。
テレビ番組収録の際、スタジオに居る出演者にスタッフが指示を出すカンペ*22が東京は横書き・大阪は縦書きかを検証するもの。
大阪の毎日放送(MBS)へ取材を行った結果、東京ではスケッチブック、大阪ではA3のコピー用紙をクリップで止めたものというカンペに使う紙の違いまで明らかになった。
その後TBS・MBSの上層部や吉本興業のプロデューサーにまで話は聞いたものの縦書き・横書きになった明確な理由は不明で*23、全国のTBS系列ではMBSと岡山・香川県のRSK山陽放送が縦書き、中部広域圏のCBCテレビが縦横両方使用、それ以外は横書きという分布図を出して終了している。
なお、番組は総集編企画のため活動休止中の松本の映像が久々に流れちょっとした話題となった。



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最終更新:2024年04月18日 21:12

*1 水戸市に関しては番組制作サイドも思うところがあったのか、ある市と協力して撮影した際に「テレビ局に協力的な○○市で調査を行う」とわざわざナレーションしたり、ゴミ拾い企画で芸人あかつに「水戸市は綺麗でゴミが落ちていない」とコメントさせ、ナレーションでも「さすがゴミを許さない街」「ゴミ一つない街・水戸」と不自然に褒めるほか、茨城県の駅を次々と移す場面で水戸駅だけ駅の看板にモザイクをかけて名前を隠すなど、その後の企画でもネタにされている。

*2 サングラスを目の上に上げるのではなく、ツルを耳に引っ掛けて顎の下にぶら下げるかけ方

*3 両者はこの日のゲストパネラーとしてスタジオに登場していた。

*4 が、ある回の放送では本家「家、ついて行ってイイですか?」のプロデューサー了解のもと、精巧すぎるパロディVTRが放送されてしまった。

*5 ただ子供からもらった松ぼっくりをキャンプで薪にすると発言した際もスタジオをドン引きさせたが、松ぼっくりは油分を多く含む事から天然の着火剤として利用でき、実際に燃料用の巨大松ぼっくりがホームセンター等で販売されている。西村は冠で番組やるくらいにキャンプの趣味があるのに対して出演者サイドにその知識が無かったため誤解された感がある。

*6 プロデューサーの藤井健太郎と友人だったことからこの企画が生まれたという。

*7 サプライズ重視で一度運んだ荷物をご丁寧にあの汚い様相に完全再現する、選んだ無人島を兵庫県にある「黒島」にするなど、当企画は非常に手が込んでいるのだが、肝心のクロちゃん本人の輸送はヤーさんの拉致もかくやと言わんばかりの雑な扱いであった。

*8 「どんなモノでも一週間煮込めば一緒説」「◯◯(豆、イクラ、ブドウなどの集合体で食べる事をメインとする食材)10秒に一粒なら永遠に食べられる説」など

*9 2度行った知名度調査でいずれも0%を叩き出した。

*10 実際に神社のイベントでチクショーNGを出された経験があったのも大きい。

*11 春日が下積み時代から2019年の結婚に至るまで住み続けていた阿佐ヶ谷の安アパート。3万円台後半の家賃に加え、大家さんの好意で破壊や大規模な汚損を伴うような過激なロケでも現状復帰さえ出来れば基本的に許可が下りるなどの芸人にとっておいしい条件が揃っている。難点は風呂がないこと、そして住所が完全に割れているため、いたずらの標的にされたりスキャンダルを撮られやすかったりすること。

*12 テレビ東京系『所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!』の「秘境駅を利用する乗客はいるのか」という検証企画。

*13 マネージャーは長身かつ筋肉質でかなりの強面。ケンコバから「喧嘩強そう」と言われ、ロンハーに出演した際には有吉弘行から「尾形のマネージャーは反社?」と言われる程だった。

*14 撮影当時は体重が110キロを超えていて大食いだった。現在はダイエットして普通の体型になっている

*15 準キー局の毎日放送でかつて実施されていた「歌ネタ王決定戦」のファイナリストが登場する傾向が多かった。

*16 実際2022年大会では発端となった嘉門がこの年の審査員だった高齢者にターゲットに絞った替え歌で優勝している。

*17 この番組に限った話では無いが、「音源をそのまま使用する」「カラオケで歌唱した映像を配信する」場合と違い、替え歌は権利関係が非常にややこしいため、「有吉の壁」など他番組などでも替え歌系のネタは配信されないことがある。

*18 実際には裏番組である朝ドラへの出演が決まったため、一時的な降板と言ったほうが正しく終了後に復帰している。

*19 なおこうなった原因は「マセキの先輩である出川からドッキリだと言っちゃいけない」と教えられており指摘を避けたため。だが当の出川(と後輩の江上)はハッキリ言っていたというオチになった。

*20 このドッキリが仕掛けられた時期は、若手賞レースの常連だった「コウテイ」や、中堅として劇場で根強い人気を得ていた「コマンダンテ」、SNSやテレビ出演などで着実にファンを増やしていた「オドるキネマ」など、吉本・非吉本問わず有名コンビの解散が相次いでいた。

*21 ロゴは元ネタである31アイスクリーム風となっている。

*22 看板ペーパーの略で、カンニングペーパーではない。

*23 吉本側は予算的なものではないかという推論を立てている。