松野おそ松(おそ松さん)

登録日:2016/02/05 Fri 04:05:15
更新日:2024/03/18 Mon 16:04:45
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「ひたすら遊んで暮らしてえ!」

赤塚不二夫の作品「おそ松くん」及び、2015年アニメ「おそ松さん」の登場人物で主役。 
タイトルに彼の名前が使われている通り、昔から主人公ではあるのだが、原作漫画及び旧アニメ版では、昔からキャラが立っているイヤミとチビ太に主役を取られていたため、名実共に主役として扱われたのは「おそ松さん」が初である。
赤塚作品は『天才バカボン』や『もーれつア太郎』のようにタイトルが主人公の役割を果たしていない作品が多く、バカボンのパパに主役をうばれたバカボンが主役に返り咲いた『少年バカボン』も同様。
本記事では、「おそ松さん」のおそ松について紹介する。

CV:櫻井孝宏 
演:向井康二(実写映画版)

松野家の長男で6つ子のリーダー。イメージカラーは赤。
誕生日は共通して5月24日。血液型もA型で共通。 
外見はオーソドックスな基本型で、逆に他の兄弟との見分けは割と容易だったりする。 
厚労省のポスターではサラリーマンと思わしき格好をしている。

性格

「おそ松くん」から成長し20代になったのだが、他の兄弟と共に働きもせず実家に依存するクズニート。 
しかもニートであることを公言し、働きたくないと宣う辺り、ニートの中のニートと呼んでも差し支えがないレベル。
4話Aパート「自立しよう」ではニートであることをバカボンのパパの口癖でもある「これでいいのだ」と遺影の作者(赤塚不二夫先生)を盾に正当化し、チョロ松から突っ込まれた。
別に他の兄弟のように屈折していなければ拗らせてもいないのに、ギャンブルにハマり毎日をダラダラと過ごしている。
ハローワークで就きたい仕事を聞かれても、「カリスマ」「レジェンド」「人間国宝」と不真面目極まる返答を連発していた。
基本的に面白ければ何でもOKという享楽的な性格で、スペシャル上映イベントで発表された「無人島に1つだけ持っていくなら何を持っていくか」という質問への公式回答は「漫画とトランプ」。「1つだけ」という前提は一体……
8話Aパート「なごみのおそ松」でトト子の首つり死体に対しスカートの中を覗こうとする、22話Aパート「希望の星、トド松」での
合コンオーディションで女装したトド松の身体をあちこち触るなどのかなりのスケベでもある。
ひょっとしたら、19話Bパート「チョロ松ライジング」でのナンパでボロボロになっていたのもこのせいなのか?
尤も10話「イヤミチビ太のレンタル彼女」を見れば分かるようにスケベな一面があるのは他の兄弟にも多少見られることなのだが…
再会したMr.フラッグこと、大金持ちになったハタ坊に対しても直接的な金銭援助を要求するなど、良くも悪くも欲望には忠実なスタンス。
ぶっちゃけ無神経なところも見せることも多い。(第13話など)

奇跡のバカ

「おそ松さん」で公式に付けられた設定は「奇跡のバカ」。小学生当時のメンタルのまま大人になってしまったらしい。
そのせいか他の兄弟と比べるとキャラクターの変化が少なく、興味の対象が変化した以外は天真爛漫で畜生なガキ大将のまま。
ただし、大人になったのと時代の変化もあってか、兄弟や友人に意外な気づかいを見せる場面も少なくない。

おそ松“兄さん”

原作漫画や旧アニメ版を知っている人間なら御承知だろうが、元々6つ子は「同じ顔形」が特徴だったので、全員が呼び捨てでイーブンな関係であった。
しかし、「おそ松さん」では十数年分の成長を考慮して6つ子にも明確な個性が付けられており、兄弟の関係も改めておそ松を頂点とした兄弟に変化している。
これに関してはチビ太におそ松自ら「5人の仲間じゃなく5人の敵」と主張しているが、何だかんだで兄弟の性格を把握していたり、さりげない気づかいを見せたりと「兄さん」している場面も多く、番組開始当初は個性がなくなると心配されたりしていた兄さんの個性になっている。
ただやはり普段が普段なためか、基本的に「兄」としての威厳は皆無で、チョロ松からは説教され、カラ松に殴られ、トド松に笑顔で他人扱いされ、一松からも純粋な殺意を抱かれたりしている。

服装・嗜好

上記の通り6つ子の基本形であるためか、青スーツ、松パーカー、ツナギといったお揃いの服以外の私服はほぼ登場していない。
他の兄弟が私服姿でいる中で、1人だけ兄弟共通のスタイルを保っている場合もある。

特に趣味や向上意識を持たない兄さんが熱中しているのがパチンコと競馬。
他の兄弟も好きらしいのだが、カラ松からトド松までは他に趣味と呼べる特徴や興味となる対象が設定されているからか、兄さん=ギャンブルとされる場面が出てくることが多い。
イヤミと共にもつ煮片手に競馬に興じるその姿は、もはや貫録すら感じさせるギャンブル狂である。

酒も強く、昼間から居酒屋に入って兄弟揃って視聴者をドン引きさせたのは懐かしい話。好きな酒はビール、好きなつまみは焼きそばやチャーハンと、こちらも至って普通である。
かつては「浮浪児だから差別する」という時代的なネタとはいえイジメの対象だったチビ太とは確かな交友関係を結んでいる反面、兄弟揃って最低でも1カラ松(=100万円)に及ぶツケをチビ太の店に溜めている。

その他、これも他の兄弟と共通しているがAV好き。
本人曰く「選んでる時が一番楽しい」とのことで、(夜の)恋人選びには数時間費やすほどのこだわりを見せる。
そうしたこだわりもあってかエロを見る目は確かなようで、兄さんのエロ本はシコ松はじめ、兄弟全員が持ち出しているらしい。
ちなみに、スペシャル上映イベントで発表された「何フェチか」という質問への回答は、フェチ的な意味でのこだわりはそこまで強いものがないのか、思い付いたものを片っ端から並べたような状態だった。

パロディ回でのおそ松

  • F6
キャッチフレーズは「六つ子の長男にしてリーダー*1・爽やかジャスティス」。
そのフレーズの通り、スタンダードな爽やか系。通常形態よりも口調が柔らかくなっている。

  • ほれいけ!DEKAPAN-MAN
葉巻をくわえた、常に険しい表情の若い警官。無職ニートクズなおそ松と異なり真面目に働く公務員の鑑。後述する探偵とは異なり、なごみ要素は一切ないクールな警官の鑑。通称「銃始末」
自分なりの正義を貫き善行を貫く正義のヒーロー。変質者パンツから物を取り出したデカパンマンを問答無用に射殺する、冷酷冷徹な公権力の執行者。
最終的にアニメ自主規制刑務所から出所したデカパンマンを「いいか。もうパンツから物を出すんじゃないぞ」と忠告し、デカパンマンもこの言葉を思い出しパンツから出すのを辞め、どういう思考なのかは分からないがパンツ自身を与えようとしたところ「全然、わかってねぇ……」とやはり射殺された。
だがオリジナルのアンパンマンに失礼だと判断されたデカパンマンがDVD及びブルーレイでは封印されてしまった影響で現在見ることは難しい。


  • なごみのおそ松
おそ松が探偵として活躍(?)する8話Aパートのパロディ回。 
殺伐とした殺人現場を「なごませる」特技を持つおそ松が散々に引っ掻き回す物語。
パロディ回なのに他の回のネタを回収してるのは何故!?

  • じょし松さん(おそ子)
6つ子の公式女体化。おそ松たちは姉妹ではなく、友達という設定。声も一緒だが、女声が上手い人と声質で無理な人の差が。
コンサバ系のOLで、実際に仕事も出来そうだが、計算高さが仇になっているタイプ。
美人側。
基本的に無責任な兄さんに対して、姉さんは面倒見が良すぎて損をしているタイプである。

  • 面接
十四松が会社で面接を受ける15話Aパートのパロディ回。
チョロ松と同じくエリート社員として登場。
ギブアップしたチョロ松に代わり十四松を落とすべく面接官を交代するが、巨大化していた十四松を目の当たりにしてギブアップ。

兄弟関係

取り立てて仲の良い兄弟も悪い兄弟もいない。
2話Bパート「おそ松の憂鬱」では兄弟に迷惑をかけまくった上*2に「ニューおそ松兄さん」を立てられた姿から、兄としての威厳が皆無なのかと思いきや、以降のエピソードでは兄さんとして立てられたり、本人もなんだかんだで兄貴している場面は多い。
敢えて上げれば、旧アニメ版に引き続いて兄弟間では出番も多いチョロ松。
長男と並ぶ愛され率の高さか、同じく母性本能をくすぐるあざとさの共通性からかトド松との絡みも多い。

子供時代から喧嘩が異常に強く、両親の離婚危機に伴う「扶養家族争奪戦」では他の兄弟を纏めて相手した。
しかし、おそ松が理不尽な理由で兄弟や友人に手を上げることはなく、イタズラが過ぎて相手に殴られても反撃すらしない。
……大概は自業自得なので当然とはいえ、カラ松(に扮した一松)に殴られた時のように、おそ松からすれば理不尽な理由で殴られてもやり返さない辺りは流石。
ただし、怒らせた時はやはり怖いのか、件の「ニューおそ松兄さん」事件でガチギレした時にはチョロ松が「ヤバい」という顔をしていた。

上記の通り兄弟の性格を割と細かく把握しており、相手の気持ちを理解した上で(良い意味で)煽るような場面も。
「エスパーニャンコ」や「恋する十四松」は兄さんの株爆上げ回として記憶されている。
……一方、「一松事変」での姿から、勘が無駄に良いくせに細かい点には考えが及ばないか、何も考えていない時には本当に考えていない可能性が高い。

こうした兄弟との関係では「良い部分」が目立ちがちだが、兄弟のプライベートを台無しにしたり、兄弟が風邪で寝込んでいるのを良いことに小遣いをくすねた上パチンコでスったりと、それが霞むほどの迷惑もかけている。

個別の兄弟関係

「最近ちょっと悩んでる事があるんだ…」
順番的に一番近いのだが、他の兄弟同様にカラ松の言動は基本スルー状態。
ただし、特別に冷たくしたり嫌ったりはしておらず、生暖かい目で見守っている。
ちなみに、「奇跡のバカ」と称されるおそ松だが、カラ松のことは自分以上の馬鹿だと思っているらしい。
最近、次男がホモだと知った。*3

「よくないよ! なに先生を盾に正当化してんの!?」
かつての相棒だが、現在は自分たちと同じくニートでドルオタのくせに「意識高い系」を装うチョロ松をトド松と共にバカにしている節がある。
愛しのニャーちゃんとの握手会をよく知らないとはいえ潰したり*4、新春早々の「事故」回ではチョロ松が自家発電しようとしている場面に遭遇。
どちらかと言えば不注意だったのはチョロ松の方なのだが、逆恨みからの言い争いの末に「シコ松」「チョロシコスキー」「自家発電三郎」という屈辱的なアダ名を付けた。
一方で14話Bパート「トド松のライン」では、何かと秘密の多いことが発覚したトド松に対してチョロ松と息ぴったりのツッコミをキメている。

「起こしたら、俺がお前をコロス!」
危険人物と思ってはいるようだが、本心を見抜いた上でいじっているような場面も。彼が猫のおやつとして保管しているニボシを勝手に食べている。
猫と合体出来る能力は流石に長年の付き合いでも知らなかったらしい。
ちなみに風邪を引いた時、彼に口移しで風邪をうつされるハメになった。

「まだ3分経ってない!」
一松以上の危険人物と思っている模様。
だが「恋する十四松」での兄さんの度量の深さが物語の余韻を高めていたのは確実。
一方、年末カウントダウンでは十四松にクズエピソードがないことをメタ的に愚痴っていた。

「どちら様でしょうか?」
兄弟の中では最も気が合う様子。
ただし、色々と秘密が多いトド松を追及した時には、ハマタばりの顔芸を披露してまでツッコミを入れていた。
気が合うとはいえ特別扱いしている訳でもなく、他の兄弟と共に容赦のない制裁を加えている。


この他、兄弟に対しては共通して「異常に寛容」なことが兄さんの特徴として上げられる。
深く考えていない結果なのかもしれないが、多少エロかったり変態でもエロ本借りられても平気らしい。*5
兄弟のことは遊び相手として重宝しており、「おそ松の憂鬱」では兄弟不在時に声真似してまで1人ポーカーに興じていた。

名言

  • 「今おれS○Xって言った?S○Xって言った!?」
    • 2話B「おそ松の憂鬱」:にゃーちゃんの握手会をぶち壊しても全く空気を読まずにこの台詞を発し、チョロ松の怒りを買う。
      ちなみにしっかり言ってました。

  • 「6つ子って5人の仲間がいることじゃないからね、5人の敵だからね!!
    • 2話B「おそ松の憂鬱」:兄弟の良さを諭すチビ太に対しての反論。

  • 「金ヅル坊になんてこと言うんだ!お前だけ貰わなきゃいいだろ!」
    • 6話A「おたんじょう会ダジョー」:平然とお金をばら撒くハタ坊を諭すチョロ松に本音モロ出しの抗議。なんてこと言うんだ。

  • 「どうやら実力行使しかないようだな!」
    • 7話「4個」:4個しかない今川焼きを前に、長男としての提案。

  • 「つまんねぇ!絶対おれとデートしたほうが楽しいし!」
    • 9話B「恋する十四松」:十四松の恋を兄弟が応援する中、ただ一人だけ拗ねている長男の一言。

  • 「会いに行けば?まだ間に合うでしょ」
    「でも、僕フられ…」
    「大丈夫だって!だって、引っ越しする日に誰かに会うって、結構めんどくさいことだよ?」
    • 9話B「恋する十四松」:彼女との別れに嘆き悲しむ十四松に、最後に会いに行くよう背中を押した一言。
      なんだかんだいってもさすがは長男である。

  • 「レンタル彼女!?ただのバケモノ、鏡見ろ馬ァ鹿!!
    • 10話「イヤミチビ太のレンタル彼女」:女装したイヤミにブチ切れた際の一言。

  • 「シコ松」「チョロシコスキー」「自家発電三郎」「お前の兄弟シコが好き!」
    • 13話B「事故?」:おそ松が考えたチョロ松の蔑称。弟のニックネームを付けるに当たって類希なるネーミングセンスを発揮する兄貴である。

  • 「やべぇ……ここにきての復活はやべぇぞ!」
    • 14話A「風邪ひいた」:六つ子が揃って風邪を引く中、十四松が復活してしまった際のおそ松のモノローグ。自分達は身動きがとれない & 十四松の看病がはじまる というLv.4の緊急事態に戦慄し、兄弟たちと無言で示し合わせて無視を決め込む。

  • 「しょうがなくねぇよぉぉぉぉ!言えよぉぉぉ!寂しさで心臓がキュッてなんだよッ!!!」
    • 14話B「トド松のライン」:末っ子が自分に興味を持ってくれていないと知って嘆き悲しむ長男の叫び。

  • 「いやぁ、それにしても諸君。働きたくないねぇ~!」
    • 15話B「チビ太の花のいのち」:松野家ニート軍団を体言した一言。世の数多の社会人の本音でもある。

  • 「へっ、"俺"には勝てても"俺達"には勝てないぞ、チビ太!ガキの頃からそうだったもんなぁ!?
    • 18話「逆襲のイヤミ」:主役争奪戦にて。兄弟たちを招集し、チビ太に襲いかかった際の台詞。「おそ松くん」時代の彼らの関係を思い起こさせる。

  • 「ナイスッ!!だって、あとはお前さえ殺れば、俺が主役をキープでしょ~?ハハ、みんな倒すの面倒だと思ってたんだ。ちょうどよかった!!」
    • 18話「逆襲のイヤミ」:イヤミの原子分解光線により自分とイヤミ以外全てが消え去った惨状を目にして。
    • とても主人公のものとは思えない台詞に張本人のイヤミですらドン引きしていた。

  • 「モテ…たいっ!」
    • 18話「逆襲のイヤミ」:ゾンビ状態でライバルに目潰しを仕掛けた際の絶叫にして願望。

  • 「できるよー」
    「いってきまーす、ただいまー」
    「でも、連絡先はゲット」
    ”おかけになった電話番号は現在使われておりません。”
    「そしてつながらない」
    • 19話「チョロ松ライジング」:お手本を見せるためにおそ松が先に実行したナンパ。…が、血まみれのズタズタになっており、連絡先もガセ。後の話にてこうなった理由が明確になる。

  • 「br%@g#$*ア"ア"ア"ア"ア"縊 り 殺 し て や る よ 童 貞 の な か の 童 貞 が ッ ッ !万死に値するんだよそのスタンスッ!死ねッ、死ね童貞の中のd……」
    • 19話「チョロ松ライジング」:「自分より少しでも勝っている彼女なんかイヤだ(要約)」とプライドのままに好き勝手のたまうチョロ松に怒りを爆発させたおそ松の絶叫。激怒のあまり牙まで生えてチョロ松を絞め殺そうとするが、そうなる前に別の問題でトド松に止められた。

  • 「合コンってこういうのやっていいんでしょ?」
    「いいわけない!合コンにどういうイメージ持ってんの!」
    「土下座したらやらせてくれる」
    「AVじゃねーし!」
    「え~触っちゃ駄目なの?じゃあ俺もう合コン行かなーい!」
    • 22話A「希望の星、トド松」:合コンオーディションにて、おそ松が女装したトド松の体を触り服まで脱がすという変態行為をしようとしたがチョロ松に速攻で止められた後に言ったセリフ。上記の、ナンパで振られた原因はこれだと推測される。

  • 「バッカ野郎ぉーーーっ!イヤミ、なんだよその見せかけのシェーは!?修行した?型は完璧?バカッ!そんな形だけの上っ面のシェー意味ねえよ!」
    「感情が乗ってないと威力なんか出る訳ないだろ!もっと腹からシェーと思えよ!」
    「みんなお前の心からのシェーを待ってんだからぁ!」
    • 22話B「ファイナルシェー」:アカーツカ国の武術大会にて、修行したにもかかわらずシェー拳が発動せず、対戦相手の陳々から一方的にボコボコにされるイヤミに対して放った罵声。この後六つ子は、イヤミを驚かせて感情を込めたシェーを出させようとする。

  • 「う、嘘だろ…?選ばれちゃった…。俺達が…、あのセンバツに選ばれちゃった!」
    • 25話「おそまつさんでした」:おそ松宛てに届いた手紙。それは松野家のセンバツ出場の通知だった。
    • チョロ松の手紙発火と合わせて、24話Bパートから続いたシリアスが完全に崩壊した瞬間であった。

  • 「おーい皆!大変!センバツに選ばれたよ俺達!」
    「センバツ?」
    「すぐに帰ってこい!試合に備えないと!」
    「マジか!」
    「自立とか就活とかそんなワガママ言ってる場合じゃない!」
    「確かに!」
    「だってセンバツだよ?」
    「おおー」
    「今こそ皆の力を合わせるんだ!!」
    「そうだね!」
    • 25話「おそまつさんでした」:センバツに出場するため、自立した5人の弟達を呼び戻そうと奔走する長男。必死(?)の説得もあり、弟達は松野家に戻ってくるのだった。
    • なおこの時弟達は、各自でイタしている最中だった。ボロアパートの自室でイタしていたトド松はともかく、カラ松はチビ太の家、十四松はデカパン研究所(負傷していない左腕で。あと右腕は治った)、一松は路地裏、チョロ松に至っては職場…とする場所も自重していない。

  • 「マっっジ最悪だなお前ら!やっぱり5人の敵!死ね!死ねェッ!!」
    • 25話「おそまつさんでした」:センバツ決勝戦にて、長男から5人の弟達へ贈った言葉。大切な人達に、普段は面と向かって言えないような本音を言うのはアニメの最終回の定番である。

  • 「やりたいー!」
    • 25話「おそまつさんでした」:トト子にこの試合に勝ったらHする権利を挙げると言われた際に他の兄弟と共に叫んだ台詞であり、遺言。
    • なお、これがおそ松さんにおけるおそ松の最後の台詞になった。*6

  • 「就職しないことが、そんなに悪い事ぉ?」 
    • 第2期2話A「祝・就職!!」:シーズンスタート早々からぶっ放す、長男おそ松節。

  • 「あぁ、期待という名の暴力ね。大変だよなぁ、お前」 
    • 第2期2話A「祝・就職!!」:唯一両親からの折檻を受けなかったチョロ松に対しての一言。親や周囲の期待は時にプレッシャーとなり、それらがのしかかりリタイアする人間が大勢いる昨今を考えれば、実はなかなか鋭い一言だったりする。
    • ……だからといっておそ松のように完全に開き直るのもいかがなものかという話ではあるが……

  • 「いやいや、俺はそういうのからちゃんと逃げ続けてきたから」 
  • 「言わせてもらうけど、ダメ人間つーのは誰でもなれんの。でもクズは努力が必要だから 
    • 第2期2話A「祝・就職!!」:クズな方向にとことん吹っ切れているおそ松を体現した台詞。
    • 確かに、長男でありながら親や社会に背を向けクズを徹底できるのはある種の才能である。末弟をもってしても「すんげぇメンタルだな」とドン引き。伊達にゴミの塊のような自意識の持ち主ではない。

  • 「プレーンっていう表現やめろ」 
    • 第2期2話B「超洗剤」:他の兄弟たちに比べて特徴がないことをトッティに「プレーン」と言い表され、わりとマジトーンでこの一言。

  • 「なんで馬鹿ゴミエロい感じに描いたら『俺』になるんだよ!!」 
    • 第2期2話B「超洗剤」:超洗剤を飲んで身体が中途半端に透明化した六つ子。応急処置に全身を絵の具で描くことにするが……弟たちがおそ松の顔を思い出せず、とりあえず馬鹿で屑でゴミでエロい感じに描いてみた結果、割と普通のおそ松が完成してしまった。
    • というか、六つ子はみんな同じ顔なのだから、つまり……

「どうせ追記修正するWiki籠りだし! エロくても変態でも平気!」

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最終更新:2024年03月18日 16:04

*1 3.5話及び公式ファンブックでは『鉄壁のリーダー』

*2 しかも本人は自分が悪いという自覚が全くない為、性質が悪いことこの上ない。

*3 もちろん一松の演技による冤罪。

*4 好きな子の前で「セッ○ス」とかマズくない?

*5 ただしカラ松(に扮した一松)に告白された際はドン引きしていた。

*6 六つ子の合同台詞やEDを除く