松野カラ松(おそ松さん)

登録日:2016/02/01 (月) 22:43:42
更新日:2024/03/18 Mon 15:36:55
所要時間:約 10 分で読めます




「働かない我が人生……セラヴィ!」

赤塚不二夫の作品「おそ松くん」及び、2015年アニメ「おそ松さん」の登場人物。
本記事では、「おそ松さん」のカラ松について紹介する。

CV:中村悠一
演:岩本照(実写映画版)

松野家に生まれし6つ子の次男。イメージカラーは青。
2本のアホ毛と太い眉毛が特徴で、他のブラザーとの見分けは割と容易。
厚労省のポスターでは左官工と思わしき格好をしている。

ちなみに10年前は演劇部に所属していた模様。現在の演技のほどは……お察しください。
トド松に言われ、じぐ蔵の台本の間に鳥の糞を挟んだことで彼の恨みを買った。

性格

一言で表すなら、「イタい(公式PV参照)」。
とかく格好付けたがりのナルシストでキザ……なだけならいいのだが、彼の場合、趣味と思考がぶっ飛んでおり、平日の昼間に鏡で自分の顔を見てキメ顔をしたり、ハローワークで就きたい仕事を聞かれても、「静寂と孤独」「終わりなき試練」などと中二な返答を連発(結果は後述)。
釣り堀では「魚に愛をしたためた」と言って餌にラブレターを選んだり、トト子ちゃんに呼ばれた際は何故かバスローブ姿で部屋に入ってきたりと、色々おかしい。
この所業を見た末っ子のトド松からは「ナルシスト通り越してサイコパス」、長男おそ松からも「オカルトだよ」と言われる始末。
でもって彼自身は、それらを総評して言われる「イタい」の意味を、「身体的に痛い」と勘違いしている天然ボケっぷり。

スペシャルイベントの質問コーナーで発表された事前質問に対する公式回答も徹底的にカッコ付けており、
(Q:無人島に1つだけ持っていくなら何を持っていく?)「フッ…美しい心」
(Q:何フェチ?)「フッ…愛さえあれば」
と1人だけ台詞調で出演者たちから総ツッコミを受けた。

これらから分かる通りカラ松のセンスは基本的にズレており、現代の視点からは「ダサい」「古い」と言われてしまうパターンがほとんど。

だが、ここまで来るとそれがいい。

ガラスハート

そんなイタくてウザい彼であるが、実際のところ結構な気弱である。
上記のハローワークでの一件も、イライラした職員が机を叩いた途端に「事務職でお願いします」とビビッて固まったり*1、一松に胸ぐらを掴まれて涙目になってしまうなど、メンタルが弱い。
チビ太とのコンビ回では、カラ松の夢がおでん屋だと勘違いしたチビ太に、なんら抵抗する描写もないまま半袖半ズボン+丸ハゲ(一本だけ残された)にされ、誤解を解こうとしてもチビ太の勢いに押され何も言えない始末。
総じて、相手に強く出られると萎縮してしまう傾向にある。
「恋する十四松」のおでん屋台のシーンでは、背後で交わされている会話(いわゆるガヤ)の内容を聞くと足を踏んできた一松に反撃しようとしたものの速攻で負けており、「死んじゃう死んじゃう!」といつものカッコ付けが台無しな情けない悲鳴を上げている。

不遇

そして上記2つの性格が相まってか、次男という立場であるにもかかわらず、「兄」としての威厳は長男おそ松は勿論、弟であるはずの三男チョロ松、下手をしたら四男一松よりも皆無である。
格好つけても無視され、正論を言っても「黙ってろ」などと非難される。

チョロ松と一松からは殆ど「兄さん」と呼ばれないことも余計に兄弟ヒエラルキーの低さを匂わせる。
チョロ松はおそ松のことは怒った時以外は「兄さん」付けで呼ぶのに対し、カラ松に対しては基本的に呼び捨てであり、一松に至っては普段から「クソ松」呼ばわりしている始末。
さすがに無視されると素のトーンで「えぇ……」と困惑の声を上げるが、当然のようにそれさえも無視されてしまうまでが一連のパターン。
担当声優の中村氏もDVD・BD2巻のブックレットで、「アドリブが必要な場合、大体は『カラ松が誰かに意地悪されている』という設定で演じている」という旨のコメントしている。

特に「カラ松事変」放送後は視聴者から多く同情の声が上がっており、制作側も認知している模様(「ダヨーン相談室」でカラ松自身が少し言及している…が、即ボッシュートされた)。*2
カラ松を人質にちび太がおでんのツケ代を要求してきた際のチョロ松の「金のことは母さん(松代)に任せる」発言後、近所から梨を貰ってきて忘れたため、カラ松は梨以下の存在なのか…。

ちなみに、彼自身がツッコミに回る場面はあまりない。上記のチビ太とのコンビ回でツッコミ役に回っても、気弱なせいで貧弱なツッコミを連発していた。

また、番組開始時には「参謀キャラ」とされていたのに、さっぱり発揮されないままに設定が更新されてしまった。
ただし、24話Bパート「手紙」では、おそ松の不機嫌さに他の兄弟が驚く中で1人だけ眉間に皺を寄せていたり、十四松がおそ松に蹴られたシーンのガヤでは十四松の態度におそ松がキレると察した瞬間に「やめろ」と低い声で十四松を制止していたりと、兄らしく周囲の状況に気を配っている様子が描写されている。

服装・嗜好

よくサングラスをかけている他、私服は革ジャケットやドクロベルト、ラメでコーティングされたズボンなどいかにも中二病的にカッコつけたスタイル(今時尾崎豊を意識している様子)。
パーカー姿の時は常に腕まくりをしており、スキニーと思われる細めのズボンを履いているのが特徴。ツナギ姿でも同様に腕まくりをし、黒シャツとチェーンネックレスを着用している。
マミーにでも頼んだのか、自分の顔をシャツにプリントしていたことまで判明。(おそ松曰く「クソタンクトップ」)
それを自ら(しかも素の状態のモノローグで)「†パーフェクトファッション†」と言い切り、本当に自分では格好いいと思ってやっていたことが確定してしまった。*3

酒には弱く、一杯飲んだだけで酔って酒が進まなくなるほどの下戸。好きな酒はウイスキーに見せかけた麦茶だそうである(ちなみに『6つ子のお仕事体験ドラ松CDシリーズ』ではトド松に「麦茶で酔うレベルの下戸」と断言されている)。
つまみはから揚げなどの肉なら何でもいいタイプ。
エロ本の隠し場所は本棚の裏。ジャンルは生パンティ付録。

妄想の中で「モテる自分」を演出していることも多く、その際の女の子の呼び方である「カラ松ガールズ(ボーイズ)」はカラ松ファンの呼称としても定着している。

パロディ回でのカラ松

  • F6
キャッチフレーズは「肉を肉で巻いて食べる肉食系肉*4どう考えても一人だけ明らかにおかしい。
ドSな俺様系。喧嘩っ早く、トト子の事を「ブス」と呼ぶなど口も悪い。だが車に轢かれそうになった猫を助けるなどの優しい一面も。

  • なごみのおそ松
おそ松が探偵として活躍(?)する8話Aパートのパロディ回。
開始早々にバスローブ姿の死体として現れ、セリフは一言もない。不遇。
死ぬ間際に書いたダイイングメッセージも「どうせ分からない」という理由で足で消されてしまう。不遇。
しかし死んでいるにもかかわらず、周りのなごみに影響され頬を染めていた。

  • じょし松さん(カラ子)
6つ子の公式女体化。おそ松たちは姉妹ではなく、友達という設定。声も一緒だが、女声が上手い人と声質で無理な人の差が。
褐色肌のスポーツガールで、下ネタを言ったり「ガハハハ!」と笑うなどかなりのがさつであるが、気弱な本編と違い男勝りでサバサバとしている。
ただし同じパンツを3日間履き続けたり、お風呂にもあまり入らないなど不潔な面がある。
不潔とオッサン臭さをネタにされた時には割ったビール瓶片手にブチ切れ、友人たちに向かって「FAX(セッ○スの隠語)」を連発。
その後、おそ子に慰められるも、カラ子の優しさを知っていると言いながらもよくよく聞いていくと犬やトンボの交尾を邪魔した話ばかりであり、男に飢えた「じょし松さん」の中でも特に渇ききっているのが分かる。
ちなみに形状は違うがサングラスとドクロベルトは女子になってもしている。あと結構ボイン。

  • 面接
十四松が会社で面接を受ける15話Aパートのパロディ回。
チョロ松やおそ松の所属する会社の社長らしく、隣には秘書のトド松がいる。
奇抜な十四松の話を聞いて「天才」と称し採用しようとするが、本編同様発言を無視される。

第2期5話の「夏のおそ松さん」にて登場した謎の変態。
毎年夏になると町中のサマーを探し求めさらなるサマーを注入しみんながよりサマーを楽しんでるサマを見ながらサマーサマサマな限られた日を楽しむ男らしい。
おそ松さんといえば全編通じてリア充ディスがお約束だが、サマー仮面にはそのような振る舞いがない。
それどころか他人に危害を加えることもなく、むしろ充実した夏を斡旋している非常に珍しいキャラクターである。変態だけど。どこかの黒サンタとは大違いである。
(ちなみに、サマー仮面の最初に出てきた新婚夫婦は、何を隠そう、その黒サンタと遭遇した不幸なカップルたちである)
また、後半では兄弟たちにサマーを注入してはもてはやされ、結局最後までぞんざいに扱われることはなかった、彼らしからぬ優遇もあった。
公式ではサマー仮面=カラ松と明言されていないので、実はカラ松ではないかもしれない。

兄弟関係

一松と十四松のように「特別に仲が良い兄弟」という存在は見られず、どの兄弟とも付かず離れずの距離を取っている。
ブラザーたちから常にぞんざいに扱われる彼であるが、彼自身のブラザーに対する態度はというと

  • 眠れないチョロ松に子守唄を歌おうとする(無視されたが)
  • 泥酔した一松をおぶって帰る(しかも脅された後)
  • トド松の毒舌が矢になって突き刺さった際、自分よりも先に重傷の十四松の矢を抜こうとする
  • 風邪をひいた愛しのブラザーのために、水道水ではダメだと最高級の雪解け水をプレゼントしようとする(失敗、自分も風邪でダウン)

など、ブラザー想いな面を所々で見せている。
兄弟に隠れてスタバァで働き始めたトド松が経歴を詐称して女の子との合コンをセットしていることが判明し、挙句に兄たちを揃って汚物扱いした一件では流石に怒りを見せたが、基本的にはブラザーを大切に思っているようである。
また17話「十四松とヒミツ」では十四松がカラ松とトド松の間で板挟み状態になり思考ショートし頭が割れて中からパチンコ玉が飛び出したが、他の兄弟は心配そっちのけで必死に玉拾いをしてる中、カラ松だけは十四松の心配をしている。


……とはいえ、前期ED「SIX SAME FACES ~今夜は最高!!!!!!~」のカラ松 Bver.を聞けば分かる通り、本質は他の兄弟と同じ根っからのクズニートである。
又、ブラザー想いと書いたが、23話の「ダヨーン族」でも転んだチョロ松を「助ける」発言しながら見捨てていたため、やはり限度があるようである。
「チビ太の花のいのち」では花の精に言い寄られるチビ太を見て、あからさまな下心から枯れた花を探しウイスキーらしき物をかける姿を見せた。
その結果、昔話の花さか爺よろしく見た目も性格も超絶ドブスな花の精に押しかけられこき使われる羽目に。それだけならオチになったのだが、当のカラ松本人はそれを嫌がるどころか「でも寂しがり屋なんだ。傍に居てやらないと…」と満足げに発言し、兄弟たちを唖然とさせた。
共依存まっしぐらである。

個別の兄弟関係

「お前は変わらなくていいよーカラ松」
順番的に一番近いのだが、行動を共にしたり、話をする場面はあまり見られない。
しかし一緒に釣り堀に行った際は自分の悩みを打ち明けているので、彼自身はおそ松を「兄」として認識はしているらしい。
また、あまり怒らないカラ松であるが、「兄」であるためかおそ松に対しては少々態度が厳しいようで、「ニューおそ松兄さん」回や風邪回では珍しく他兄弟同様、おそ松の狼藉に怒り顔を披露した。*5
24話Bパート「手紙」では、十四松に対して理不尽に蹴りを入れたおそ松を殴り飛ばし、外へ連れ出した。

ちなみに、おそ松に対する呼び名はF6時には「おそ松兄さん」、7話で「兄貴」、10話では呼び捨てにしており、安定していない。
16話Bパート「一松事変」でカラ松の物真似中の一松が「おそ松」と呼び捨てにしていたため、基本的には呼び捨てにしていると思われる。

「オメーはなんで生まれてきたカラ松!」
彼も順番的に一番近いのだが、おそ松同様に一緒になる場面は殆どない。
カラ松に「兄」の威厳がないせいか、扶養家族選抜面接では残念すぎるカラ松に「俺が養ってやるよ!」と言うなど、おそ松と違いカラ松に「兄としてしっかりしてほしい」という願望はないようである。
チョロ松が兄のエロ本を無断で借りていたことを知った時は流石に引いた。

「カラ松って誰?」
カラ松をぞんざいに扱う兄弟の中でも、彼は頭一つ抜けてカラ松への扱いが悪い。一松にとってカラ松に間違われることは地獄らしい。
カラ松のクールぶった言動も一際疎ましく思っているようで、劇中で初めてカラ松に発した言葉が「黙ってろクソ松!殺すぞクソ松!」であるなど兄弟の中でも特に当たりが強い。
「一松事変」で寝ている間に彼に服を借りられた時は、寝起きであるにもかかわらず咄嗟に一松の服を着て正体がバレたくない一松に合わせるなど機転を利かせた。
この気遣いには、さしもの一松も心中では彼のことを(「逆に死ね」と理不尽に罵倒しつつも)認めざるを得なかった模様。
しかし就寝時の布団の並びや銭湯に入る時やおでん屋の屋台では隣同士だったり、カラ松が素の時は普通に会話しているシーンもそれなりにある為、イタくない素のカラ松の事は疎ましく思っているわけではないらしい。
一方、2期以降ではカラ松を邪険にしている場面は少ない。

「兄イイィィィさああアアアアアん!!!!!」
彼ともあまり一緒に行動する場面はないが、一緒に屋上で「6つ子の歌」を歌うなど、仲は良い模様。ちなみにこの歌はおそ松さんファンなら聴く価値あり。
多分、本当の意味でカラ松をバカにしていないのは十四松だけ。

「やめよう!ナルシスト通り越してサイコパスだよ!!」
カラ松のイタい行動に対して、割と本気でどうにかしてほしいと思っている節がある。
というのも、カラ松に対して一番ツッコミを入れているのが、常識人(笑)のチョロ松ではなくトド松だから。「何が良かったのォ!!?」
(カラ松がぶっ飛んでるとは言え)お互いファッションには気を使う同士だからか、「おそ松くん」時代ではコンビだったからか?
ちなみに、トド松の「兄弟ランキング」を聞いて(本心かどうか怪しいが)1位と言われた時、カラ松は泣いて喜んだ。

他人間関係

  • チビ太
兄弟揃っておでん屋台の常連。
毎回代金を払わずツケで済まさせられるのに我慢ならず、カラ松を誘拐し身代金としてツケを回収しようとした。
しかし、あろうことか連中梨に夢中になりカラ松のことをすっかり忘れてしまったため、気まずさと同情から誘拐を中止。
その後、「梨>自分」という扱い(と梨を食べられなかったこと)に悲しむカラ松を慰め、兄弟たちに自分の大切さを思い出させようと彼を松野家の前で火炙りにして助けさせようとするが、夜中に騒がれて怒った5人は予想を裏切りカラ松に物(バットフライパン花瓶どんぶり石臼)を投げつけて失神させそのまま放置するという結末になった。
この惨劇を見せつけられてドン引きしたのか恐ろしくなったのか、火を消して重傷のカラ松を横に寝かせたままその場を去っていった。

単独での絡みはあまりなく、大体兄弟と一緒になって関わる。
ブラック工場への就職斡旋やレンタル彼女ビジネスで兄弟全員を騙したと思ったら、3話のハロウィン回で家ごと身ぐるみを剥がされたり騙したのがバレて仕返しをされるなど、「おそ松くん」時代と変わらず痛い目に遭わせたり遭わされたりの関係。
ただし険悪な仲ではなく、8話ではトト子のイメージアップのために(十四松に半ば脅される形とはいえ)協力。
その際、カラ松の「あるアイデア」を他の兄弟が批判する中「至極正論を言っている」とフォローした。

  • ドブス
15話Bパート「チビ太の花のいのち」にて登場。
可憐な花の精が現れたチビ太に嫉妬して、彼の真似をして枯れかけた花に水…ではなくウィスキーかブランデーと思わしき酒をかけた結果誕生した。
名前通り見た目も中身もドブスそのものでカラ松をパシリ同然にこき使う。
この光景に兄弟全員が心配するものの当のカラ松本人は拒絶するどころか受け入れている。
最終的には無理やり彼と結婚式を挙げており(流石にこれにはカラ松も白目をむいている)、本体の花も怪物と思わしき程に変貌を遂げ、松野家に根を張り町中で暴れるのだった。
原作で似た様な事をして被害を受けたイヤミが速攻逃げたのと比べると…。



名言

  • 「ノープランだ」
    • 2話「デリバリーコント 本当は怖いイソップ物語」:トド松に就職について聞かれたときの答え。1期EDや9話A「チビ太とおでん」でも同じフレーズが使われている。さらに16話B「一松事変」ではカラ松に扮した一松も使用した。*6

  • 「フッ……静寂と孤独。己との戦い、終わりなき試練、やがて俺は立ち上がる事も出来ず……事務員でお願いします!!」
    • 2話B「就職しよう」:カラ松が望む職場の条件。チンプンカンプンだが、とあるカラ松Girlの解読によると「一人勤務希望、ノルマをこなします、残業可能、立ち仕事は避けたい」とのことらしい。

  • 「やっと来たかいカラ松Girls」
    • 2話B「おそ松の憂鬱」:逆ナン中に肩を叩いてきた相手に対して。しかしそこにいたのはカラ松Girlsなどではなく……

  • 「別れるなんて言わないで!」
    「母さん僕を!」
    • 4話A「自立しよう」:離婚しようという母を引き留めるための必死の叫び。何気にカラ松が「僕」という一人称を使う貴重……もとい唯一のシーン。

  • 「俺も一生働かずに、勝手にメシが出てくる人生を送りたい……」
    • 4話A「自立しよう」:扶養家族選抜面接でのカラ松なりのアピール。

  • 「お゙れ゙ナ゙ジに゙負゙げだの゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙!!!」
    • 5話A「カラ松事変」:梨に負けた肉の魂の叫び。

  • 「バカかお前バァカ!早く降ろせチビ!ハゲ!死ねボケーーーッ!!」
    • 5話A「カラ松事変」:チビ太に火あぶりにされた際、チビ太に対する抗議、もとい暴言。悪口を言い慣れていない感が否めない。

  • 「扱いが全然違~~~~うッ!!」
    • 5話B「エスパーニャンコ」:ボロボロになった状態で最後の最後に出てきた時に。

  • 「フッ、ラテのトールサイズ……。エスプレッソドッピオで……!!」
    • 7話A「トド松と5人の悪魔」:スタバァコーヒーでトド松への注文時。唯一ちゃんとしたものを注文したにもかかわらず、トド松にメニュー表を思いっきり投げつけられた。

  • 「フッ……だからコレを履いていけば良かったんだ」
    • 9話B「恋する十四松」:失恋した十四松に、自分のパーフェクトファッションをアドバイス。

  • 「俺は――こんなにみんなのことを愛しているのに」
    • 10話「イタいって何だ?」:知らないうちに周囲を傷つける(と勘違いしている)自分を嘆く哀愁の呟き。

  • 「フッ、吐きそうだ…。」
    • 10話「イヤミチビ太のレンタル彼女」:レンタル彼女として誘惑してきたイヤミ達に対し、青ざめながら罵倒した際の一言。普段滅多に悪口を言わないカラ松だが、さすがに気色悪いレンタル彼女には辟易したようだ。

  • 「――この出会い、本物の愛にまで育つかな――」
    • 11話「逆ナン」:麗しい女性に逆ナンパされた際の一言。カラ松の目は本気であった。

  • 「トッティか、安牌!」
    • 11話「プレゼント交換」:クリスマスプレゼント交換でトド松のプレゼントを引き当てた際の台詞。
      このプレゼント交換で純粋に喜んでいるのはカラ松くらいのものだが、トッティといえば時として兄弟を皆殺しにしようと企んでいる節があるというのに、カラ松は前向きというか、素直というか。

  • 「やめるんだァァァ!!」
    • 13話「事故?」:睡眠中に足の甲をつねられた際の絶叫。

  • 「ノン・ノン・ノン 十四マーツ? 十四マァ~ツ? 何もかも違うぞ、十四マァ~ツ?」
    「十四マァ~ツ! Oh,十四マァ~ツ? Huh? 十四マァ~~ツ!」
    十四マァァァ~ツ!!! Oh,My little 十四マァァァァツ!!? CRをつけちゃダメだぁ!!
    I NEED 十四マァァァ~ツ!! Oh,I NEED ジュウシマァァアアアアツッ!!(怒)わざとかなぁ? Huh!? Oh,My little Ju-shi-Maaaaaaatu!?!?(怒怒怒)
    • 17話「十四松とヒミツ」:パチンコの快勝を必死に口止めしようとするも、どうやっても十四松に言い聞かせることが出来ないカラ松。
    • ちなみに意訳すると「Oh,My Little 十四松」は「俺の可愛い十四松」、「I NEED 十四松」は「十四松の協力がいる(信頼している)」の意味。※カラ松の心の師だと思われる。尾崎豊の歌が元ネタ。
    • なおカラ松が十四松の名前を呼ぶのはこの17話が初めてだったりする。

  • 「十四マァ~ツ!! 俺が悪かったぜぇぇっ!」
    • 17話「十四松とヒミツ」:十四松への口止めが不可能だと知ったカラ松。

  • 「あぁ、モテたい!!」
    • 18話「逆襲のイヤミ」:ゾンビ状態でライバルに棒を振りかざした時の絶叫にして願望。

  • 「合コン……それは人生の縮図なんだ。男と女が出会い、人体に最も必要な水分を補給しながら語り合う。そして! 行き着くラストは! そう! お会計だろ?」
    • 22話A「希望の星、トッティ」:合コンオーディションでのカラ松流口説き文句。これが彼の合コン観のようだがどういう意味なのかさっぱり分からない。
    • この後、トド松に11話「ダヨーン相談室」(この回ではダヨーンがやっていた)以来のボッシュート&爆破され、その上チョロ松と一松にセメント固めまでされた。

  • 「俺は今まで皆のためを想って灯油を入れていた。しかし気づいたんだ、行き過ぎた愛は時に人をだめにする、あえて突き放すことも必要なのだと。ブラザー、今宵は愛ゆえの放置。灯油を入れないことがこのカラ松のの全てだ!!」
    • 23話A「灯油」:「早く灯油を入れろ」という兄弟の無言の要求を跳ね除けるカラ松。昨日も一昨日も入れたからという彼の言い分もあるが、要するに灯油を入れにいきたくない言い訳である。

  • 「大丈夫か、チョロ松!いま助けるぞッ、チョロ松ゥ!!」
    • 23話B「ダヨーン族」:謎のダヨーン族に追いかけられて逃げる間際、自分のゲロを踏んでこけてしまったチョロ松にかけたなんとも一枚目な一言。
      「じゃ止まれよクソ松――――!!」
      その足は止めなかった。

  • 「もうやだやだやだ! 最終回も押し迫ってるのに、いまだ「カラ松ofLOVE」や「きまぐれカラ松☆ロード」の放送予定がないなんてやーだー! ア゛ーーーッ!! ……えっ?えっ?もう予告始まってる?嘘だろ!? ン゛ン゛ッ(咳払い) フッ、すまなかったなカラ松ガールズ。少々取り乱していたぜ。少々、な。」
    • 23話次回予告:これまでの彼とは思えない程駄々をこねた台詞。別の意味で痛い…。

  • よせッ!!
    • 24話B「手紙」:チョロ松の就職を機に荒れはじめたおそ松を殴りつけて制止するカラ松。珍しく暴力的だが、誰かが止めに入らなければ兄弟も両親もおそ松自身も傷つくと案じた次男らしい行動。

  • 「頼むチビ太! このままじゃ俺たち六つ子は……いや、俺は……駄目になる!変わりたいんだ!抜け出したいんだ、だから……!!
    • 24話B「手紙」:土下座してチビ太の家に転がり込んだカラ松の決意の一言。

  • 「やらせてくれー!!」
    • 25話「おそまつさんでした」:トト子にこの試合に勝ったらHする権利を挙げると言われた際に他の兄弟と共に叫んだ台詞であり、遺言。
    • なお、これがおそ松さんにおけるカラ松の最後の台詞になった。*7

  • 「フッ、射○しそうだな」
    • おうまでこばなし「有馬記念」:有馬記念に滾る熱気と興奮を、文字通り男らしく表現したカラ松。

  • 射○しそうだと言ったんだ!
    • おうまでこばなし「有馬記念」:上記の一言を十四松に聞き返されるも、全く怯むことはないカラ松。文字通り男らしく堂々と放送禁止用語を繰り返した。

  • ナイスサマー!
    • 第2期5話「夏のおそ松さん/サマー仮面」:サマー仮面の決めセリフ。「グッド・サマー!」「800サマー!」などボキャブラリーも豊富。この一言が夏を呼ぶ。

  • 「イヤミよ、お前が大変なのはわかった。だが俺たちも、クズでバカでどうしようもないアホ長男を抱えながら、両親のいない数日間を過ごさなきゃいけないという、危機的状況なんだ!」
    • 第2期6話「イヤミがやって来た」:クズでバカでどうしようもないアホ長男に代わってイヤミを諭す次男。かつてカラ松には「参謀」という死に設定があったが、それがこの時になってちょっとだけ盛り返しつつある。
    • なお、このシーンでは非常に不衛生なものが映っているためカラ松Girl'sはリピート再生には要注意。


「俺を、追記修正しないか?」

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最終更新:2024年03月18日 15:36

*1 ただ、具体的な職種を伝えていたのは彼だけであった。

*2 ※公式から最も愛されている証拠である。やったな!

*3 ※ただし、繰り返すが逆説的には非常に男らしいスタイルなので内心では憧れを持っていた兄弟も……「ここで強気ィ!?」

*4 3.5話及び公式ファンブックでは「狙った獲物は一撃必中」。

*5 ちなみに、カラ松が自分個人に対する仕打ちに対して報復に出たのは「おそ松の憂鬱」でおそ松を殴った時のみ。他のケースでは兄弟の誰かしらが一緒に被害を受けており、トッティにガチギレした時もその理由は「自分に酷い仕打ちをしたから」ではなく「自分たち兄弟に酷い仕打ちをしたから」であった。

*6 なおその際おそ松に「いつもとやり方が違う」と指摘された。

*7 六つ子の合同台詞やEDを除く