登録日：2016/01/31 Sun 22:34:38
更新日：2023/09/18 Mon 14:04:18
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線路概要
路線名の由来は両端駅の米沢と坂町から。
地方交通線に指定されており、全線単線非電化。
米沢駅～今泉駅が仙台支社管轄、萩生駅～坂町駅が新潟支社管轄となっている。
米沢駅は仙台近郊区間、坂町駅は新潟近郊区間に指定されている(坂町駅はSuicaも利用可能)が、途中駅は一切近郊区間の指定はされていない。
かつては、仙台・山形と新潟を結ぶ重要なルートで急行も走っていたが、
奥羽本線の改軌でその様な運転が不可能になった事もあり、現在はローカル輸送中心の運行となっている。
新潟県内では荒川沿いを走っている。
運行形態
全線を通して運行されるのは1日5往復。
そのうち1往復は坂町駅より
羽越本線・
白新線経由で新潟駅まで運行される快速「べにばな」であるが、米坂線内は各駅停車となる。
また、羽越本線新津駅より坂町駅を経て米坂線に入る運用も片道1本設定されている。
区間列車は、米沢駅～今泉駅、米沢駅～羽前椿駅、米沢駅～小国駅、小国駅～坂町駅の設定がある。
1日の本数をまとめると、
米沢駅～今泉駅：下り10本/上り11本
今泉駅～羽前椿駅：9往復
羽前椿駅～小国駅～坂町駅：1日6往復
となる。
2022年8月の豪雨で鉄橋が崩落するなどの被害を受けたことにより、今泉～坂町間は運休となってる。
使用車両
○GV-E400系
○キハ110系
JR東日本の気動車。新津運輸区所属。
過去の主な車両
○キハE120形
JR東日本新潟支社の気動車。E129系の登場まで同支社で最新鋭の車両だった。新津運輸区所属。
快速「べにばな」ではキハ110系併結して運用されていた。
主な駅一覧
- 米沢…山形新幹線・奥羽本線乗り換え。起点駅。
米沢市の代表駅。米沢城や上杉博物館など上杉家関係の名所旧跡の最寄駅。
米坂線は4・5番線のみの発着となっている。
- 羽前小松…川西町唯一の有人駅。町役場もこちら。
猫駅長の「しょこら」がいる。
- 今泉…山形鉄道フラワー長井線乗り換え。長井線とは少し先の信号場で分岐する。
米坂線内では長井市唯一の駅となっている。また直営駅でもある。
一部列車の発着駅となっている。
因みに鉄道作家で有名な宮脇俊三は終戦の日にこの駅で玉音放送を聞いたとか…
- 萩生…ここから新潟支社管轄。ファミリーマートという名のスーパーがある。
- 羽前椿…飯豊町で唯一の有人駅。町役場もこちら。
当駅で3往復が米沢駅方面に折り返す。
- 手ノ子…ここら辺から飯豊山地の秘境区間に突入する。
- 小国…小国町で唯一の有人駅で直営駅。町役場の最寄駅。
メーカーの事業所もある企業城下町の様になっている。
上り・下りとも最終列車は当駅終着となっており、翌日の始発列車となる。
- 越後金丸…牛山氏の全国秘境駅ランキング170位。
新潟県の最東端の駅でもある。
- 越後下関…関川村で唯一の有人駅。村役場もこちら。えちごせきかわ温泉郷最寄り。
余談
なお、かつては小国駅～越後金丸駅間に花立駅、越後大島駅～坂町駅間に玉川口駅があったが、1995年に廃止になっている。
追記・修正お願いします。
最終更新：2023年09月18日 14:04
