スカサハ(Fate)

登録日:2016/01/20 Wed 00:17:04
更新日:2024/01/09 Tue 16:07:06
所要時間:約 18 分で読めます




Fate』シリーズの登場人物。
元ネタはケルト神話に登場するスカサハ(スカアハ)。

第五次聖杯戦争(『Fate/stay night』)におけるランサー、クー・フーリンの師匠。
彼に技の悉くを授け、愛用の魔槍ゲイ・ボルクを授けた。

Fate/hollow ataraxia

初登場は『Fate/hollow ataraxia』。
といってもクー・フーリンの回想でちょこっと登場しただけで立ち絵もなかった。

魔境「影の国」の女王にして門番。数多の亡霊に溢れる影の国の門を閉ざし、支配せしめるに足る絶大な力の持ち主。

誇り高く、何者にも傅かない。生まれながらの支配階級。
王者の気質を有しており、民に幸福を与える女王として君臨することを自明とする。才能に溢れ、凡人とは違う事を自分が一番よく理解している。

自己を把握しているのと同じく、他者の素質と気質を見抜く(特に凡人かそうでないか)確かな目を有している。


人の身でありながら人と神と亡霊を斬りすぎた事で神の領域へと近づきすぎてしまい、領地ごと現世でも幽世でもない場所へと栄転(ついほう)され、
自身も人の身を外れ、不死の存在へと成り果てた。

クー・フーリンの事はもう少し早く生まれていれば自分を殺せたかもしれないと語るほどにその才能を見込んでいたが、彼が影の国へと辿り着いた頃には既に人間ではなくなっていた。

そしてクー・フーリンは、何よりも高い武勲と引き換えに誰よりも早く没する運命を持った戦士は、


「悪かったな」

自分なりに、生き急いできたつもりだったが、

「どうやら、寄り道が過ぎたようだ――――」


この事はランサーにとっても悔いとなり、後に「いい女にばかり縁がない」と愚痴っている。


「伝承上で死亡したと記載されていない」ことに加え、「最終的に異世界にいるので、現在も死亡していない可能性が存在する*1」ことで、現在も英霊の座に存在しない。
そのため、英霊として存在するには、何らかの事情が必要となる。

















私を殺せる者はどこだ


出典:FGO公式サイト サーヴァント紹介頁(2018年1月2日閲覧)
http://www.fate-go.jp/servant/lancer.html


●目次

Fate/Grand Order

◆スカサハ(ランサー)

サーヴァントとして登場。クラスはランサー


ILLUST:こやまひろかず
CV.能登麻美子

◇プロフィール
身長:168cm
体重:55kg
出典:ケルト神話
地域:アイルランド
属性:中立・善


◇ステータス
筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具
B A A C D A+


◇スキル(ランサー)

【クラス別スキル】
対魔力:A
Aランク以下の魔術を完全に無効化する。事実上、現代の魔術師では、魔術で傷をつけることは出来ない。


【保有スキル】
  • 魔境の智慧:A
人を超え、神を殺し、世界の外側に身を置くが故に得た深淵の知恵。
英雄が独自に所有するものを除いたほぼ全てのスキルを、B~Aランクの習熟度で発揮可能。
また、彼女が真に英雄と認めた相手にのみ、スキルを授けることも出来る。
戦闘時によく彼女が使用するスキルは「千里眼」による戦闘状況の予知。
アルスター伝説でも、彼女はよくこの予知によって未来を予言した。愛弟子たるクー・フーリンの最期さえも。

  • 原初のルーン
北欧の魔術刻印・ルーンを所有している。
ここで言うルーンとは、現代の魔術師たちが使用するそれとは異なり、
神代の威力を有する原初のルーン――北欧の大神オーディンによって世界に見いだされたモノである。
クー・フーリンに対して原初の18のルーンを授けたとされる彼女は、戦士であると同時に強力な魔術師でもある。

  • 神殺し:B
異境・魔境である「影の国」の門番として、数多くの神霊を屠り続けた彼女の生き様がスキルと化したもの。
神霊特効。神霊、亡霊、神性スキルを有するサーヴァントへの攻撃にプラス補正。
槍の一撃極まれば、神さえ殺して見せようか。



宝具(ランサー)


貫き穿つ死翔の槍(ゲイ・ボルク・オルタナティブ)
ランク:B 種別:対人宝具

刺し穿ち、突き穿つ! 『貫き穿つ死翔の槍(ゲイ・ボルク・オルタナティブ)』!

形は似ているが、実はクー・フーリンの持っている槍とは別物。
一段階古い、ゲイ・ボルクよりも前に使っていた同型の得物。それが、1本だけではなく2本ある。
本人によれば、特に逸話もない海の魔獣の骨格から削り出した棒切れだそうな。
真名解放の性能としてはクー・フーリンの『刺し穿つ死棘の槍』と『突き穿つ死翔の槍』の2つを合わせたような絶技となる。
まずは近接攻撃として1本目で敵を「空間に縫い付けて」自由を奪い、更には2本目の魔槍を全力投擲してとどめを刺す。
真名解放していない状態でも『軍神の剣』を受けて破壊されないような強度なので、
あくまでスカサハから見れば棒切れというだけで実際はとんでもない品なのかもしれない。

ゲーム的にはクイック属性の単体攻撃。対象の敵にスタン状態を付与し、中確率で即死を付与。即死しなかった場合でも大ダメージを与える。
高倍率の火力増強スキルを複数持ち、それらをフル活用することで発揮可能な最大火力は全サーヴァントでも最強クラス。
また追加効果のスタンはほぼ確実に発動するため、確実に1ターンのアドバンテージを取れるという意味でも優秀な宝具である。


死溢るる魔境への門(ゲート・オブ・スカイ)
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:2~50 最大捕捉:200人

影の国、その誠を見せてやろう。開け、異郷の帳――その魂まで私の物だ!『死溢るる魔境への門(ゲート・オブ・スカイ)』!

世界とは断絶された異境にして魔境、世界の外側に在る「影の国」へと通じる巨大な「門」を一時的に召喚。
自らの支配領域である「影の国」へ、効果範囲内に存在するあらゆる生物を吸い込んでしまう。
魔力と幸運の判定に失敗すると「門」に吸い込まれて即死。スカサハが認めない者は「影の国」へと命を有したまま立ち入ることが出来ない。
抵抗に成功しても、魔力を急激に吸収されるため、大きなダメージを受ける。

EXTELLA LINKにおいては対軍宝具の方が都合が良いためかこちらを大技として使用。
敵全員を召喚した門へと吸い込み大ダメージを与える。
上述の宝具台詞は本作における使用時のもの。

◇ぐだぐだオーダー

『Fate/Grand Order』の連続CMで登場したCMサーヴァントの一人。
このCMでは真名は伏せられていたのだが、持っている槍がどう見てもゲイ・ボルクだったため、放送直後に「師匠! 師匠じゃないか!」と速攻で真名バレし、
『ぐだぐだオーダー』ではそのおっぱいとケルト伝統のタイツにちなんで「おっぱいタイツ師匠」というあだ名を付けられた。
ちなみにこの回のぐだぐだオーダーで兄貴に槍が突き刺さっているのは丁度UBWで「自害せよ、ランサー」をやった直後だったからである(豆知識)。
そしてこれ以降ぐだぐだオーダーではスカアハ繋がりで常に正座で空中に浮いている状態で描かれている。

ちなみに初実装時、イベントで「ぐだぐだ本能寺」が開幕中だったのだが、話題が一気に掻っ攫われてしまい、
かくなる上は亡き者にするしかないとおき太ノッブに襲撃をかけられたが、無数の槍で串刺しにして返り討ちにした。
おっぱいタイツには勝てなかったよ…
ノッブはともかくおき太は相性的に有利なのだが、おっぱい的な意味で勝てなかったらしい。

◇スカサハ体験クエスト

本来、死んでいないため英霊として召喚されるはずのない彼女だが、人理焼却の影響が彼女のいる影の国にまで及び、召喚が可能となった。

実装時、「スカサハ体験クエスト」と題してお試しクエストが行われた。
人理焼却によって死ぬことも出来ずに溢れ出した死の残骸に浸食された主人公マシュ・キリエライトの意識の中で何故か現界し、
死に置き去りにされた残骸たちを救う為、悉くを粉砕する。
ちなみにこのクエストでは主人公達が戦っている間に周囲にいる万単位の敵を一人で屠っている。
更に原初のルーンを用いて縁のある英霊を空間にストックし、自身を触媒にして主人公の魔術回路を間借りし召喚するという規格外の能力を見せる。

兄貴曰く、「何だよアレ、城に居た時より腕前上がってねぇかあの人? てかゲイ・ボルク二槍流って、オレの立場無いですよねぇ!?」との事。
2本どころか無数の槍を投げつけるというギルガメッシュみたいな事をやっているわけだが。
ちなみに師匠から見ると兄貴は少し大人しくなってしまったらしい。
元々兄貴の師匠というだけの力量の持ち主であったようだが、死ぬ事なく数千年の間に怪異やらを相手に鍛錬に励んだ結果、更に腕前が上達。
結果、兄貴を凌ぐ技量を身に着けたようで、カルデアで兄貴が暴言を吐いた際には度々ぶちのめしている模様。兄貴は「ホントに死ぬ気あんのか!?」とボヤいている。

◇人物(ランサー)

主人公に対する態度は基本的に素っ気無く、絆レベルを深めていくと死を望む心境を打ち明けてくれるが、所謂デレは皆無に近い。
霊基再臨で「自分を求められても叶えてやれるかわからない」と言っている辺り、自分の特殊な体質も関係していると思われる。
ただし勇士としては認めているようで、「師ではない」と言いながらも師匠のような親愛は向けてくれているらしい。
あと厄介ごとに自ら首を突っ込む辺りは兄貴にそっくりと呆れている。

全ての出来事、成り立ちを把握している賢人であるが、自らそれを語る事はない。
何故かというと既に世界から卒業した身であるため、自分が出張ってしまうと「今を生きる者たち」に失礼にあたり、成長の機会を奪ってしまうと考えている為。
その為、直接戦闘には加わらず、アドバイスに留めようとしているが、生粋の戦闘好きな為、何かと理由をつけて戦いに参加しては後で反省しているらしい。

イベント『空の境界/the Garden of Order』でのクー・フーリン曰く、「まだ変身を残している」ようで、その際は仲間共々纏めて吹き散らされたらしい。
俗説ではあるが、彼女の名の由来は北欧の巨人、山の女神から流れたものと同一説があり、もう一段階上の霊基を持つとされているが、詳細は不明である。





英霊でもなく、さりとて完全な神霊というわけでもない。
死の機会を失い、生者でも死者でもなくなったスカサハの望みは「自身の死」である。

聖杯なるものが真に万能ならば、自分を殺してみせる何者かを寄越すがいい。
そして願わくば、その者が、かつてこの手で授けた槍を持つ者であれば──


いつかその時は訪れるのか。それはまだ誰も知らない――――



◇性能(ランサー)

ゲーム中の性能は、変則型のランサー。
Quickカードの性能が控えめな反面、Busterカードのヒット数が非常に多いため、
スターを稼ぐにしろNPを稼ぐにしろ、QよりもBを積極的に組み込むという珍しい立ち回りを要求される。
ステータス自体は高い水準でまとまっているため、様々なパーティでやっていけるだろう。

スキル「魔境の叡智」(確率でスター集中、クリティカル威力アップと確定で回避状態を付与)と「原初のルーン」(味方1体を選択してクイック威力上昇)は、
どちらも(前者は安定感がないが)使い勝手は良い。
「原初のルーン」は自分以外のキャラも対象に出来るため、クイック属性の宝具持ちが多いパーティでは非常にありがたい。
後に実装された強化クエストにて味方単体に強化成功率アップ・NP20%増加が追加された為、
自身の難点であったNP稼ぎの難しさと「魔境の叡智」の不安定さを解消したり、味方の確率スキルの成功率を上げたりと更に使い勝手が向上した。
残る「神殺し」は比較的特攻対象が多い神霊特効で、敵に回すと厄介なアルジュナやAUOに刺さるのはありがたい。
ちなみに弟子も「神性」持ちなので特攻対象。特にオルタニキは弱点も付けるので優位に立てる。

攻撃モーションは非常に凝っており、hit数も多いので、見た目的な意味でもスター回収的な意味でも、できればブレイブチェインを狙いたい。

また、このゲーム初の最高位レアのランサーだが、現在恒常ガチャには組み込まれておらず、ピックアップガチャのみで排出される。
AUOともども年始や夏にピックアップされることが多い。



◆スカサハ(アサシン)



サーヴァント・アサシン。スカサハ、ここに降臨だ。うむ、夏の装いという奴だ。それとも浜辺の装いかな?

何にせよ、私が私であることには変わりない。よろしく頼むぞ、マスター


'16夏の水着イベント「カルデアサマーメモリー/カルデアヒートオデッセイ」に登場するサーヴァント。
マゼンタ色のビキニ水着に身を包んだその様は、さながら「おっぱいビキニ師匠」
クラスはランサークラスからアサシンに変化。
レアリティは☆4で、当イベント前半部分をクリアすると加入(仮)、後半部分クリアで正式加入となる配布サーヴァントである。
再臨素材は前回の鬼ヶ島イベントでのハードルが高めだったのもあってか、今回は比較的容易になっている。

◇ステータス
筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具
C C A+ C D A+

◇スキル(アサシン)

【クラス別スキル】
気配遮断:E
自身の気配を消すスキル。
スキル「ビーチクライシス」の影響で弱体化しているが、本人は気にしていない。

【保有スキル】
  • ビーチクライシス:A+
海辺でどれだけ衆目を「集めてしまう」か。
ビーチフラワーと異なり、恋い焦がれの領分を逸脱した視線まで集中する。スカサハがただ歩くだけで、海辺は混沌の様相を呈する危険がある。

  • 原初のルーン(海):A
手首に巻いたルーンの腕輪。
海、水に特化されている。

  • 真夏のあやまち:C
遊興もたまには悪くない
そう思ってしまったスカサハは、手加減という名のリミッターを失いかねない。


宝具(アサシン)


蹴り穿つ死翔の槍(ゲイ・ボルク・オルタナティブ)
ランク:B+ 種別:対人/対軍宝具

――ちょっぴり、本気だ

影の国へ連れて行こう――『蹴り穿つ死翔の槍(ゲイ・ボルク・オルタナティブ)』!

ゲイ・ボルク・オルタナティブ。
真名はランサー時のものと同じ。対象の命を奪う。
ただし、そこへ至るためのプロセスが異なる。
これぞ、多くの勇士を驚嘆させた、噂に名高き蹴りボルクである。戦士の心を射止めるサマー・スコールという事でひとつ。


クリティカルの威力とクイック性能を上昇させるスキルを持ち、攻撃のヒット数も多いためスター回収に向いている。
一方、スキル「ビーチクライシス」には、クリティカルの威力を上昇させるだけでなくターゲット集中の効果もあり、
他にもスキル「原初のルーン(海)」でHP回復&ダメージカットを受けることができるため、壁役としても使える。
そら、あんなけしからんおっぱい持ってりゃ、注目も集めるわな。ってなわけで、アサシンのクラススキル「気配遮断」はランクが低い。

宝具『蹴り穿つ死翔の槍』は、ランサーの時とは異なりクイックの全体攻撃(確率で即死付与)。
高レアアサシンの全体宝具持ちはかなり貴重である。
配布鯖故に確実に宝具Lv5にでき、威力もかなり確保される。
ただ、即死確率は低いので、ボス戦よりもザコ一掃に向いた宝具だと言えよう。
発動すると、「蹴り穿つ」の名前通りに蹴り上げた魔槍を華麗なオーバーヘッドキックで蹴っ飛ばし、直後、敵陣に無数の槍が降り注いで敵を一掃する。
パッと見トンデモ演出だが、実は伝承にある「ゲイ・ボルクの使い方」にかなり忠実だったりする。

◇概要(アサシン)

ルーン魔術で自身や一行の女性陣の霊基を書き換え水着仕様に。
水着姿で霊基を固定した影響か、ランサーのスカサハよりもフランクになっており、女性的な言動も多い。
対応台詞があるのはクーフーリン(ランサー)、フェルグス、メイヴといったケルト勢と我らが黒髭。
言いがかりをつけるような形でクーフーリンに水着の感想を求めたり、何か言いたげなフェルグスに「言いたいことがあるなら言え、蹴り殺してやる」と告げたり、
愛しのクーちゃんをたぶらかそうとしているとメイヴにつっかかられたりと、基本的にクールなランサー時よりも人間味のある台詞が多い。
一方で戦闘の勘などは鈍っているのか、「BBAがあの格好をしてたら危なかったでござる」と言いながら覗き見をしている黒髭を、
気配そのものは感じつつも姿を捉えることができず、それ故に正体が分からないとぼやいている。

マスターに対してもランサーの時よりもフランクであり、絆レベルが上がる毎に「私はお前の師匠ではない」と言いながらもついつい特訓メニューを課してしまい、
その結果、絆レベル5時点では疲労困憊したマスターを見て反省し、自身の膝枕で休ませてやっている。
バレンタインイベントでは、チョコの代わりに大人の飲み物を渡し、好きな相手でも誘えとからかってくるが、
マスターにその相手に誘われると頬を赤くして困惑する辺り、そういう相手としてもまんざらでもない様子。

なお、後に登場したこちらも配布☆4のアサシンである鬼一法眼も主人公から『師匠』と呼ばれ、彼女はスカサハと違って師匠を自称しているが、
その鬼一から(自分を「東の師匠」とすれば)「西の師匠」と呼ばれ、酒を酌み交わしているなど、スカサハも最早主人公の師匠扱いを否定しなくなっている様子*2


2016年夏イベントでは、ルーン魔術で無人島のサバイバル生活をサポート。だいたいのことはルーンでなんとかなる。
終盤では、霊基の戻し方を丸々忘れてしまうおばあちゃんっぷりうっかりをしていた。

2018年夏イベント『サーヴァント・サマー・フェスティバル』では、素人でも習える銃の演習場にてスパルタ教官をなぜか務めたり、
夜の浜辺で遭遇すると特訓を課そうとしてきたりと、主人公達を戦慄させていた。

2019年夏イベント『見参!ラスベガス御前試合』では、ラスベガスが殺伐とした命の掛け合いの場と勘違いして退屈していたこともあり、
カーミラの誘いに乗ってファラオカジノの水着剣豪突破をしていた主人公一行に協力。
クレオパトラを相手に彼女が受けざるをえない「美」を競う対決をすることを(ちょっと恥ずかしがりながら)提案し、クレオパトラの足止めを行った(勝負自体は水入り)。


【Fate/EXTELLA LINK】

敵勢力の一人として登場。トップランサーらしいのだが、カルナの立場は一体。
まあ、トップサーヴァント7人の中でクラス被りがいないとは言い切れないので、そろってトップランサーなのかもしれない。ルーラーも混じっているし。
敵は「天声同化」という能力によって洗脳に近い状態にされているのだが、彼女はその影響を完全には受けてはいない。
ただし、やることは結局死合による消滅。データの海に帰るだけとはいえ、曲がりなりにも死ねるセラフはある意味救いなのかもしれない。
なお、天声同化には「生きたい」という意思に少しでも同調・賛同する必要性があるのだが、生の終着点が死であるなら、死を求める彼女は確かに生きたいのだと言える。

上記の通り、召喚には何らかの事情が必要なのだが、そこは万能観測機。
ギルガメッシュが生まれる前、世界最初の伝承よりも前の世界すら観測しているので、当時の「彼女が影の世界に消える瞬間」まで観測していた可能性が高い。
そもそもムーンセルのサーヴァント召喚は元々あったシステムをムーンセルが模倣しているだけなので、英霊の座にアクセスしているわけではないのである。

セカンドコスチュームは女教師。しかもおまけで眼鏡付き。

【余談】

  • 2千年以上生きているが、おばさんと呼ばれるのは許せないらしい。イベントでは、色々年や美貌をそれなりに気にするめんどかわいい一面を見せている。
    また、自分の美しさについて言う場合は慣れていないのか照れていることも多い。
    • 『スカサハ体験クエスト』で、相性のいい者同士を度々引き合わせる自分の人物眼を主人公から「お見合いをすすめるおばさん的な?」と評された際は、
      「んーそうか、そうかんー、死ぬか。ここで死ぬな?」とキレていた。
      ただしマシュが例えで使った「おばさま」は品がある感じでいいそうな。
    • 『くつした集め 聖夜級 大人でもクリスマス』では「まだ若いし。いけるし。」という名前で出てくる。
    • イベント『空の境界/the Garden of Order』では、弟子クー・フーリン(キャスター)に「まだ行けるワケねーだろ。歳考えろ」と言われてマジギレ。
      久々の本気となってCMの激闘となり、弟子はウィッカーマンごとぶちのめされ反省としてマンションに閉じ込められた。
      弟子の悪口を聞きつけた彼女は、第一段階の衣装でちょっと照れながら、
      「残念ながらケルト最強かつ最美の女戦士ではない。私は闇に忍ぶ、名も無いクノイチだ」と名乗って弟子を折檻した。対魔忍スカサハ
    • イベント『カルデアヒートオデッセイ』でもモーさんが「紫バアさん」と言った瞬間にゲイ・ボルグが頬を掠めたため、モーさんは肝を潰した。
    • 2018年1月イベント『節分酒宴絵巻 鬼楽百重塔』「二十階の鬼」では、メディアが温泉はとても肌にいいと言っているのを聞いて、
      表面上は興味のない態度をとりつつも、いきなり凄まじい歩法を使って温泉の一番いいポイントに入った。
    • バレンタインイベントのアムール(カレン)チョコ受け取りイベントでは、村正が以前にクー・フーリンとの雑談で、彼が「師匠の無理目の霊衣が怖い」と漏らしていたと主人公に話している。
      村正も「そんなこと言ってたらまた来るぞ」的な反応を返しているが、村正自身がどう思っているかは不明。

  • 原典では基本的に「クー・フーリンの師匠」というだけで地味な存在だが、
    二次創作というか、ケルト神話を題材にした有名作品にて、「クー・フーリンに苛烈な想いを寄せるヤンデレ」属性をつけられたことも。
    • …のわりにイベントなどにおける2人のやり取りは簡素なもの。
      しかし、『Hollow』にてクー・フーリンが他の女と寝たと知るや否や石をゲイ・ボルク並の威力で投げつけたと語られたり、
      5章のストーリーでメイヴに割と本気で殺意を向けたりと、たまにその一端を垣間見せることがある。
    • 基本的には師という立場を意識して曝け出すのは控えているが彼に好意を抱いており、クー・フーリン自身も「四人いる俺の女の一人」として彼女を愛人に数えている。

  • FGOニコニコ生放送で某ノッブにおっぱいをエア揉みされるほど、最終再臨イラストでのおっぱいの存在感はすごい。おっぱいタイツ師匠の異名は伊達じゃない!


  • 第2部『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング 消えぬ炎の快男児』には、スカサハの性質を取り込んだスカディ、スカサハ=スカディが登場。後に期間限定でガチャに追加された。
    • 見た目こそスカサハだが精神はスカディなので、オルタ(別側面)とかではなく本質的には別人。しかし、『取り込んだ』ために精神にもスカサハの性質が一部混じっている。
      能力的にも縁のないはずの北欧神話由来の原初のルーンと、ケルト神話由来のゲイ・ボルグや影の城というように、互いの要素の一部がコピーされあっていたりする。
    • スカサハ側からのリアクションは(現在)ないが、スカディからは「凛々しい(槍)」「肌を出しすぎ(水着)」「肌の張りとか私の方が絶対勝ってる(絆会話)」等とコメントされている。
    • そんな二人だったが、2019年正月のイベント『閻魔亭繁盛記』にて初共演。
      スカディへの新たな感情に目覚めたメイヴを見てニヨニヨしてたり、「あつい」のが苦手なスカディに温泉で食べるアイスを提案したりと、
      スカディとはさながら双子の姉(スカサハ)と妹(スカディ)のような関係を築いていた。
      もしかしたらスカサハの方は、スカディに実の双子の妹であるオイフェの姿を重ねて見ているのかもしれない。

  • イベントに登場した際は、「何かに付けて主人公たちやクー・フーリンに稽古をつける」という展開になることが多く、
    このことから特撮ファンを兼ねるマスターたちからは「この人、後輩の作品にゲスト出演してる時の昭和ライダーに似てる」とネタにされることもしばしば。
    • このネタのせいで、一時期のSNSでは「スカサハ 藤岡弘という一見すると意味不明なサジェストが出現していたこともある。
      中には「オカズにスカサハを使おうと思ったが、藤岡弘の顔がちらついて使えなくなった」と被害を訴えるマスターもいたという

追記・修正は影の国からお願いします。

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最終更新:2024年01月09日 16:07
添付ファイル

*1 伝承上で死亡していなくても、それが現実世界と地続きなら死んでいると確定できるが、異世界の話では確認が取れない。

*2 尤も、鬼一登場時点でライネス(司馬懿)など、スカサハ以外にも主人公に「師匠」と呼ばれるサーヴァントがちらほら登場していたので、鬼一は主人公に「お前師匠多すぎだ」とツッコんでいる。ただ、一部言いがかりのような形で師匠扱いされている者もいたので、「カウント雑じゃないです?」と主人公も鬼一にツッコミ返している。