登録日：2016/01/16 Sat 23:07:06
更新日：2021/09/04 Sat 18:32:34
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ここでは、
手塚治虫の漫画
『ビッグX』において、薬品ビッグXを服用した生物に関して記述する。
え？ そんなくだらないリスト親記事に書けって？ 書けりゃとっくにやっとるわい!!
とまあそのくらい本作ではビッグXを注射された（飲まされた）生物は多いため、ここに一覧を記す。
なお、効能等に関しては親記事を参照の事。
本作の主人公。ビッグXの最初の実験台でもある。
ナチス同盟が精製法を知った際、誰も実験したがる奴がいなかったため、敵対していた昭をモルモット替わりにすることとなったが、
それにより昭はビッグXを奪取し、遂には量産することとなり、最終的にナチス同盟を滅亡させてしまう遠因となった。
後に自らの手で注射型から経口摂取型に作り替えている。
昭とその父親・しげるがとりあえず実験がてら注射した球根。
案の定猛烈な速度で巨大化すると同時に生長していき、実験室を破壊してしまった。
植物細胞は鋼鉄化しないため、しげるが振り下ろした斧で簡単に髭根が切り落とされている。
最期は研究所の火災に巻き込まれて焼失したと思われる。
上記実験ついでに注射された。
あっという間に犬ほどのサイズに巨大化するが、鉄格子を食い破って脱走。
更には熊サイズ、象サイズと青天井に巨大化し、ついには恐竜ほどの大きさになって大暴れ。
全身鋼の硬さのため、巨大化した昭でなければ倒すことが出来ず、最終的に首を絞められて倒された。獅子座神話みたいだな。
ナチス同盟の牢獄から脱走した昭を襲おうとした砂漠の蛇。ニーナのテレパシーで鎮静化した。
流砂に飲まれた昭が、脱走のためにビッグXを注射し、アナコンダのようなサイズまで巨大化。
尻尾に捕まることで何とか流砂地帯から逃げ延びることが出来た。
その後どんどんデカくなっていき、昭＆ニーナを追撃していたナチス同盟の戦車部隊と衝突し鋼鉄の巨体で難なく壊滅させる。
しかしその時に戦車を呑みこんでしまったせいで、時間切れと同時に体が内部からはじけ飛んで死亡した。
昭とニーナを匿ってくれた親切なおばさん。
ビッグX入りのシャープの針をうっかり触ってしまったせいで巨人化してしまう。
家いっぱいにギュウギュウ詰めになるほどの巨人になってしまい、壁にケツがめり込んだまま2時間も過ごさねばならなかった。
食用の蟹。ナチス同盟の毒ガス作戦に嵌りピンチとなった昭が、窮余の策で汽車に積まれていたカニに注射したことで箱をぶち破って巨大化。
今までの被験者（動物）の中で一番バカなため、ただ単に暴れ回ることしかできなかったが、一応時間稼ぎにはなった。
ビルの屋上によじ登ったところでナチス同盟の火炎放射攻撃を受けて燃え上がり、ビルから転落して死亡。
「カニが食堂を目指しているぞ!」
「わかったメシが食いたいんだ! カニにニギリメシというからな」
ナチス同盟で飼われていた実験動物。ジャングル大帝レオとかに比べるとかなりブサイクなライオン。
同盟総統が実験用として注射し、昭を檻に放り込んで殺そうとした。
しかし昭はシャープを細工して薬の中身をそっくり抜いており、「このまま死なれたら精製法がわからねえじゃん!」と焦った総統は
急いで檻から昭を出そうとするが、そこで発砲したせいでこのライオンちゃんは逆上。
檻をぶち抜いて暴れ回り、ナチス同盟が大童になっている隙をついて昭も靴の中に隠していたビッグXで巨大化。
まんまと基地をぶっ壊して脱走、ついにナチス同盟を滅ぼしてしまった。
その後も暴れ狂っていたがニーナによりおとなしくなり、昭に手なずけられて世界一やさしいライオンとなった。
ついでに昭と協力して土木作業とかもやった。海水を陸に引いても塩田にしか使えないと思うが…
ちなみに単行本までは脱走後に昭と対決、野生の力で昭を叩きのめし最早これまで、となった所をニーナに救われるという展開だった。
貴重なビッグX服用者同士のバトルだったが、動物愛護団体に配慮してか文庫本では削除され、同様の展開は後述のジャガイモ戦のみとなった。
ナチス同盟壊滅後、日本に戻ろうとした昭のためにニーナがその辺から連れてきたハゲワシ。
巨大化してセスナ機ほどのサイズになり、昭とニーナを載せて飛ぶ。
しかしハンスの駆る飛行機の音を聞いてビビってしまい、昭とニーナは羽根を抜いてパラシュート代わりに降下した。
その後は2時間たって普通のハゲタカになったと思われる。
貧困に苦しむ雪国・ガレア共和国のために、昭が注射して巨大化させたジャガイモ。
昭は芋（塊茎）だけを千切って巨大化させるつもりだったが、悪人が盗んだビッグXが畑の芋にかかってしまったせいでキングガレアが生まれてしまうこととなる。
攻撃で全く怯まない不気味なタフさと、幾らでも生えてくる根を触手のように用いて昭を苦しめるが、気絶していたニーナを救うための咄嗟の一手が起点となり、
最初の個体は無力化された。
じねずみ要塞の中を飛んでいた黒蝿。
要塞から脱出するため、昭たちがその辺にいたハエを何匹も捕まえ、ビッグXを舐めさせて巨大化させた。
元が小さい動物のため精々人間大だが、それでも体は鋼鉄並み、しかも
全生物を同じ大きさにした場合には昆虫は如何なる動物よりも強いため、
撹乱の目的は果たした。
しかし、キングガレアの根に捕まってあっさり握り潰されてしまった。
アブラム共和国の吸血蝙蝠。
ユー・ユーに捕まった昭は超音波発生装置で拷問を受けるが、その超音波を聞いて蝙蝠たちが屋敷周辺に集まってきた。
それを見たニーナはテレパシーで蝙蝠を呼び寄せ、ビッグXを呑ませることで
プテラノドンサイズまで巨大化させ、
ユー・ユーの屋敷を襲わせた。
このゴジラこうもり（byユー・ユー）の大暴れとユー・ユーの誤射により屋敷は大崩落、装置は破壊されて昭は脱出に成功した。
蝙蝠もたぶん野生に還った事だろう。
アブラム共和国のバケモノ兵士。
ミクロXとビッグXの入った瓶を手にしたが、どちらに入っていたかわからなかったため両方服用してしまった。
その結果がどうなったかは皆様でも予想は付くだろう。
かくしてビッグXは、とうとうこの世から無くなってしまった。
「ふう、ここまで纏まったぞ」
「昭さんお疲れ様」
「ウキー」
「ニーナ、その猿はどうしたの？」
「昭さんがいない間に追記・修正してくれるようにテレパシーで捕まえてきたの」
「さすがにそりゃ動物虐待だろ…。画面の前のみんな、追記・修正よろしく頼むよ」
「ウキー」
- いや本当に何でこれだけの項目作ったし… -- 名無しさん (2016-01-17 00:19:08)
- こうしてみるとバイオハザードのB.O.W.を先取りしてたんだな手塚氏… -- 名無しさん (2016-01-17 04:31:46)
- 文の書き方が「あとは分かりますね」的に書いてあってちょい読みズラい...。 -- 名無しさん (2016-01-17 14:11:24)
- 現代風にするなら、異形化＋特殊能力＋凶暴化がつくだろうな -- 名無しさん (2019-01-15 17:47:52)
最終更新：2021年09月04日 18:32
