アクティヴレイド -機動強襲室第八係-

登録日:2016/01/12 (火) 18:20:36
更新日:2019/02/25 Mon 02:47:38
所要時間:約 25 分で読めます




アクティヴレイド-機動強襲室第八係-とは、 無限のリヴァイアススクライドで知られる谷口悟朗氏が総監督を務めるTVアニメ。オリジナル作品としては コードギアス 反逆のルルーシュ以来となる。
全2シーズン(谷口総監督曰く分割2クールではないらしい)でシーズン1は2016年1月~3月に放送され、シーズン2は同年7月~9月に放送される。
シリーズ構成及び脚本は仮面ライダークウガ海賊戦隊ゴーカイジャーなど数々の特撮作品やアニメで知られる荒川稔久。
キャラクターデザイン原案は食戟のソーマを連載している佐伯俊。

放送されるや否や、主人公チームの雰囲気から機動警察パトレイバー、パワードスーツを装着した警察官という事で機甲警察メタルジャックなど、80~90年代に見受けられた近未来を舞台にした警察系ロボットアニメを髣髴させる懐かしさとノリに一部視聴者から期待を集めている。
また脚本つながりで特捜戦隊デカレンジャーを意識した人もチラホラ…。他にも、
  • 音楽が第二期平成ライダーシリーズ常連(谷口アニメ常連でもある)の中川幸太郎
  • OPテーマの作詞が予言者こと藤林聖子。しかも物語後半のOPからはSEを追加
  • 脚本陣が井上敏樹(説明不要)、石橋大助(シンケンジャーゴーカイジャーで執筆)、荒木憲一(ジェットマンやウルトラギャラクシーで執筆)
  • プロモーション用にストライクインターセプターの着ぐるみが製作されているのだが、作ったのが円谷プロ
  • シーズン1Blu-rayソフトのCMで、特撮ネタを多数盛り込んでいることを公式に白状
と、やけに特撮を想起させる要素がちらほらあったり。スタッフは荒川氏含めいずれも特撮オンリーではなく、アニメでもよく仕事をしている人ではあるが。
そしてとうとうシーズン2にて、やけにタイミングのいい荒川氏の特撮への愛と思い入れに溢れまくった話が放送された。


余談だが、トークイベントによると谷口氏の今までの作品が作品だけに、荒川氏は「痛快やっていいのか信用するまで2か月かかった」とのこと。

2016年1月7日より週刊少年ジャンプ+にてコミカライズ版が連載中(毎週木曜更新)なので、そちらも要チェック。


【あらすじ・シーズン1】

増加する凶悪犯罪に対し、世界規模で警察などの治安維持組織に対する新しい動きが加速する。


Armored. Combined. Tactical. Intelligence. Vanguard. Element.


これは日本のアクティヴ、その活躍を描く物語である!


第三次流砂現象でその一部が泥濘に沈んだ東京。
復興作業の為に高出力・強化外骨格『ウィルウェア』が開発される一方、それを悪用した犯罪の増加に対抗すべく、警察庁警備局はその吉祥寺分室に第五特別公安課第三機動強襲室第八係・通称『ダイハチ』を創設した。

……が、今や肝心の『ダイハチ』は捜査中の破壊行為や常識外れの手法が世間から叩かれ「無能集団」と呼ばれている体たらく。

研修期間を特例で終了した花咲里あさみは、そんな『ダイハチ』の実態を潜入調査し存続の必要性を報告する査察官として配属されることになるが、上層部の目的を履き違え「自分の手で『ダイハチ』を正義の集団に更生させる為」と勝手に思い込む彼女を待っていたのは、悪しき犯罪に立ち向かいはするものの正義の味方とは程遠い奇人変人たちだった…。


【あらすじ・シーズン2】

来るべき未来。警察の通常装備では対応できない出来事が起きた時、アクティヴプロジェクトに認められた力が炸裂する。


Armored. Combined. Tactical. Intelligence. Vanguard. Element.


これは日本のアクティヴ、第三機動強襲室の活躍を描く物語である!


ミュトスの起こした一連の事件『ロゴス・インシデント』を解決して、日本を滅亡の危機から救ったことで、ダイハチを取り巻く状況は一変。
世間からは手のひら返しで英雄扱いされ、テレビで特集が組まれ、運用ウィルウェアのフィギュアが発売される等俄に注目を集める存在となっていた。

警察機構もロゴスのテロに対して無力さを露呈したことで、対テロ法制が急速に整備され、警察への協力を民間企業から募る『民間警察』制度も始動することになる。

ダイハチに新たなメンバーが加わる中、サミット開催を控えた東京で再び大きな陰謀が動き出そうとしていた…。



【登場人物】
◆黒騎猛(くろき たける)
CV:島﨑信長
頬に傷のある青年。階級は警部補→警部(シーズン2)。コードネームはオスカー2。
公営カジノで20万負けた直後にそれを祝ってダイハチの仲間に奢る等、破天荒な性格で細かいことは気にしない。
おまけに酒好き女好きギャンブル好きと、中身はほぼオッサンである。ただし正義感は強く、職務に対する意識や考え方自体は至ってまとも。
またただの脳筋ではなく、プライベートでは小難しい文学書を読んだり法律を勉強するために大学院に通うといったインテリな一面もある。
昔は高校まで引き算すらできなかったと自嘲するほど荒れており(但し、弱い者には手を出さず守るという優しさと真っ直ぐさは当時から持っていた)、喧嘩に明け暮れていたところを稲城によって性根を叩き直され更生した過去を持つ。頬の傷も当時喧嘩で付いたもの。
「メガロポリスは日本晴れ!」とは言わない。でもシーズン1終盤で瀬名に「相棒」と言った。

◆瀬名颯一郎(せな そういちろう)
CV:櫻井孝宏
ゴミの分別に拘る几帳面な青年。階級は警部補。コードネームはオスカー1。
警察に入る前は防衛大学を出た統合自衛隊のエリートであった。そのためダイハチの中では唯一爆弾処理技能を持っている。
負傷で統自を退職した後警察に入り、組対五課で活躍していたが、とある薬物事件で有力者の息子を逮捕したことで、事件を揉み消された上報復としてダイハチに飛ばされた。
黒騎とはウマが合わず、その言動に度々ツッコんでいる。が、自身も生真面目が行き過ぎて突拍子もない言動に走ることがある。みほをフッた理由が「完璧な彼女に釣り合うために完璧な男になろうとしたが、できなくて自分は彼女には相応しくないと思ったから」とか……
更に精神的に打たれ弱いところがあり、黒騎からは「プライベートで面倒くさいことがあるとすぐに全部放り出して逃げる」と非難された。

シーズン1終了後にロゴス・インシデントにおける無断出撃の責任をとって警察を退職(ただし事後とはいえ上の承諾は得ており、全く取る必要のない責任だった)、名古屋の清掃会社に就職して社長を継いでいたが、民間警察制度の適用第一号としてダイハチに出向という形で復帰することになる。
ちなみに清掃業自体は天職とまで思っており、警察を退職したことに後悔は一切無い。
飽くまで民家人、それも経営者であるため警察のしがらみや労働基準法に縛られない活動が可能になった。
清掃会社からの出向であるため、民間警察としての協力とは別にダイハチの共用設備の清掃も業務として請け負っている。
個人スペースは別料金なのだが、流石に目に余る汚れぶりを前に手を出さざるを得ない時も…。
みほからは未だに頻繁にメールが来ているが、みほ曰く返信率は4.3%であり彼女の重さに辟易してる様子。
終盤ではみほのストーキングがいよいよ悪化して憔悴しきっていた。
最終話後の総監督メッセージでは「瀬名颯一郎は幸せになります」とだけ語られていた。アッハイ。
「相棒って言うな!」とは言わない…が、黒騎の相棒発言に否定で返した。

◆花咲里あさみ(かざり-)
CV:小澤亜李
未成年ながら警部補に昇進したエリート(1期最終話で誕生日を迎え、20歳に)。コードネームはオスカー6。
プライドが高く生真面目だがどこかズレている。また極度な自信家でなまじ有能なだけに、想定外の事態に陥ると斜め上に暴走して状況を更にややこしくしてしまうことも。初陣でやらかした失態から、瀬名からは「黒騎以上の問題児」と評された。
野心家でもあり、将来は警察官僚になって日本のアクティヴプロジェクトを仕切るという目標を持っている。優秀すぎて海外留学していたので会話中にやたらと英語を話す。
しかし「ナンセンス」とはまだ言っていない
シーズン1では彼女の視点からダイハチとそれを取り巻く状況を描かれることが多く、実質主人公的な存在であった。
シーズン2では警部に昇進。ダイハチを離れ、大阪府警にてコードネームを「ブレイン」に改め第五特別公安課第三機動強襲室第九係を仕切っている。オスカー6のコードネームも残されており、ダイハチとの共同作戦時にはそちらを使用する。
凛のことを「グレートボス」と呼び敬愛し、凛のようなボスになることを目指しているが、「間違いなく有能で結果も出すのだが、その過程で被害が出る」という性質がパワーアップしている模様。しかも本人はそれが自分が学んできたダイハチのやり方だと信じて疑っていない。別名「破壊神」


◆山吹凛(やまぶき りん)
CV:倉田雅世
『ダイハチ』を率いる童顔小柄な室長。階級は警視正。コードネームはオスカー5。
容姿に似合わず頭の回転が早く駆け引きにも長け、現場の状況に合わせて前例やしがらみに拠らない即決即断ができる理想の上司…だが、それ故に上の政治や縄張り争いに振り回されがちな苦労人。
同じ容姿だが胸のサイズが大きい妹がいる。ダイハチの情報は極秘であるため、妹には生活安全部所属と嘘を言っていた。
有事にはウェアを装着して百鬼夜行をぶった斬るかもしれない。とか言ってたら本当に装着した。しかも強い。

◆舩坂康晴(ふなさか やすはる)
CV:大川透
『ダイハチ』最年長の係長。階級は警部。コードネームはオスカー4。
のんびりとして温和だが、決裁を渋るお偉いさんに弱みをちらつかせて脅しをかけるなどチームを裏で支えるネゴシエーター。ハッキング技能も有する。また子供の頃からの巨大ロボ好きで、巨大人型重機の絡んだ事件ではノリノリになる面を見せた。
4年前に非合法カジノを荒らし回っていたブラッディマリーを追っていたが、未成年で家族と自らの生活のためにギャンブルで稼いでいたと知り見逃している。それがきっかけでダイハチに島流しにされてきた。
初期案では課長だったのだが、「それだとパトレイバーと全く同じになってしまう」という荒川の意向で凛と立場が入れ替えられている。
2ndではフリー素材不憫枠。

◆星宮はるか(ほしみや-)
CV:石上静香
オペレーターを務める巡査部長。コードネームはオスカー3。
美人であさみが羨むナイスバディだが重度のオタク気質であり、様々なことに対する広範な知識を持つ。最近は鉄道と路線バスにハマっている。
必要に応じてウィルウェアを着用し出動することも。

◆天野円(あまの まどか)
CV:大西沙織
オペレーターを務める巡査。
無口で基本的に画面越しでしか会話をしない。ネット中毒であり、ネットが断絶した時には禁断症状で突如奇声を上げていた。
4年前に生活のために非合法カジノで荒稼ぎしており、ブラッディマリーの通り名で有名になっていた。舩坂に見逃されたことをきっかけに更生しているという井上脚本ネタがある。
シーズン1終了後に、妹が受験を迎えるのを期に側にいて支えてあげるために警察を退職した。
ただ繋がりが無くなった訳ではなく、「天野秘密探偵事務所」からの民間協力者として臨時で作戦に参加する事もある。

◆協会さん
CV:鳥海浩輔
ウィルウェアの潤滑な運用のために、ウィルウェア審議協会から派遣されているメカニック。
黒騎に本名を聞かれた時には「佐渡波平」と名乗っていたが、あからさまに偽名であり本名は不明。
美形だが他人の足のサイズに拘る変人。

◆エミリア・エデルマン
CV:田村ゆかり
シーズン2からダイハチに加わった新メンバーその1。ウィルウェア装着資格を持っており、コードネームはオスカー7。
ポーランド警察から人材交流で日本にやってきた。
事件の背後関係や真相等を的確かつ迅速に調べ上げたり推理することが多く、非常に優秀な警察官だということが伺える。
かつてウィルウェア用新型ユニットの試験任務中にウィルウェアが機能停止し、身動きも取れない状態で丸三日閉じ込められた(通常のウィルウェアならば然程時間がかからずバッテリー切れに陥り強制パージされていたのだが、悪いことに新型ユニットがウィルウェア用の追加バッテリーを搭載していた)という過去を持つ。
それ以来ウィルウェア装着による極度の閉所恐怖症を発症、ウェア絡みの任務を避けるようになり、厄介払いという形で日本に送られることとなった。
その後の黒騎との交流を経て、少なくとも活動に支障が出ない程度には恐怖症を克服している。

◆鏑木まりも
CV:田中あいみ
シーズン2からダイハチに加わった新メンバーその2。
視線恐怖症であり、人から向けられる視線を認識するとパニック状態に陥ってしまう。そのため任務中は人の目部分にモザイク処理を施すデータグラスを装着しなければならない。
地の性格も内気でおどおどしているが、データグラスをかければホームレスやチンピラにも臆さず事情聴取しており肝は据わっている模様。

◆フィンガーズ
CV:諏訪彩花、河西健吾
シーズン2より登場した第九のメンバー。平たく言えばあさみの手下。
メンバーは鳥越宗助、名和大河、島桜ゆゆこ、豊見城亜樹、三好環奈の男性2名女性3名。声優は2名
警察学校をトップクラスで卒業したエリート揃いであり、実際基本的には有能なのだが我が強く暴走癖あり。要するに全員あさみ予備軍である。
それをあさみが捻じ伏せ自分を絶対的上位者と位置付ける事で操っている。
あさみの指示に従って連携を取っている時は普通に強いが、先走ったり自分で考えて行動したりすると弱い。

◆協会様
CV:速水奨
シーズン2より登場した第九に派遣されているメカニック。第九のCMのナレーションも担当している。
第九はダイハチとは違い基本的に全員出撃するので、オペレーター業務も兼任している。
ひょろ長い協会さんと対照的に筋骨隆々。
協会さんとは知り合いで「協会くん」、「協会様」と呼び合う仲である。お前ら、その呼び方でいいのか
Likoの設定は姪っ子で、自分を「おじさま」と呼ばせている。

黒騎・ミュトス・二郎しまじろう信次楼
CV:花江夏樹
潜在的に犯罪を望む者にそれを可能にする計画と物資を与え、犯行を煽る謎の組織『ロゴス』のリーダー。
統合自衛隊のウィルウェアですら容易くハッキングして完全に操るほどの技量を持つ。
月替りで少女を偽家族として雇っている。

◆バード
CV:加隈亜衣
ロゴスの一員で、ミュトスがネットにアップした暗号を解いて集った盟友。その名の通りネットでは鳥のアイコンで会話する。

◆ドック
CV:山下大輝
ロゴスの一員。短絡的で粗暴であり、何度もミュトスの計画を無視した行動をとっている。
ミュトスとバードに見限られて始末されかけ、自らフィッシャーマンを纏って復讐を企むが、凛に敗北。持っていた冷凍弾の誤爆で瀕死の重傷を負って逮捕された。

◆凡河内みほ(おおしこうち-)
CV:渡辺明乃
統合自衛隊所属のエリート自衛官。ウィルウェア隊の指揮官で、新型のテスト装着者も務めていた。
防衛大学で瀬名の同期であり、元カノでもあった。プライドが非常に高く、理由も告げられずにフラれたことで瀬名と付き合っていたことを「完璧な私の唯一の汚点」と罵り、瀬名に謝罪されて悦びもっと謝罪を要求するドS。だが本心は未だに瀬名に未練たらたらでデレデレのめんどくさい女。これらが暴露された回は勿論井上脚本である。
シーズン2でも瀬名への想いは健在…なのだが、そのヤンデレストーカースレスレな執着っぷりが瀬名には避けられている。生霊
そのメール内容は生々しく危険。
最終話近辺では瀬名は敵よりも彼女に怯えていた

◆小湊恵里子(こみなと えりこ)
CV:大原さやか
テレビ局の女性キャスター。
ダイハチ批判の急先鋒であり、何かあるとボロクソに叩いていた。
シーズン2からは局を退職してフリーアナウンサーに。熱い手のひら返しでダイハチを賞賛して、度々黒騎に接触して情報を得ている。

◆神明天夢(しんめい あむ)
CV:小澤亜李
巷で人気の可憐なアイドル。だが男だ。

◆稲城光太郎(いなぎ こうたろう)
CV:緑川光
議員秘書。
ダイハチに期待している珍しい人物で、凛とはちょっといい関係。よく政治方面からの情報を提供してくれる。
黒騎の先輩でもあり、昔荒れていた黒騎を実力行使で何度も半殺しにして更生させたことから今でも頭が上がらないと言われ慕われている。
現在でもその腕っぷしは衰えていないが、黒騎と戦った場合、その時の精神状態が勝敗を決めるくらいには実力は伯仲している。
立ち位置と中の人のせいでやたらと黒幕と予想されていた。
シーズン2では念願叶って都知事に当選。ダイハチに最大限の便宜を図っている。
実は一期のころから裏でバードと繋がっていた。だが全ての黒幕という訳では無く、都と日本を想う気持ちは本物。
しかしその想いとバードの狂気への焦りから暴走してしまった。

◆アビゲイル・マルチネス
CV:新井里美
シーズン2から登場した、瀬名の会社の専務。
常に威勢がよくハイテンションで誤った日本語と放送禁止用語を連発するトンデモネーチャンだが、これでも先代社長の時から会社を支えている功労者らしい。
親方日の丸仕事で支払いがいいからと、瀬名の民間警察としてのダイハチへの復帰を後押しした。

◆A子(エーこ)
CV:木村珠莉
第1話にてあさみの警察手帳をスって黒騎に逮捕されたスリの少女。
その後も必ず1話に1回は画面のどこかに映っており、ウォーリーを探せ状態になっている。
実はバードの協力者であった。ドッグ、バード(キジ)に続く三人目『エイプ(サル)』。ただしスリや万引きはバードとは関係ない、ただの癖である。
シーズン2最終話後の公式ホームページのCHARACTRERの2番目のAをクリックすると……

◆Liko
CV:黒沢ともよ
急速にユーザーを増やしつつあるクラウド型のアプリ、及びそのデジタルマスコットキャラクター(メイド)。
要求スペックさえ満たせばあらゆるデバイスにインストールでき、用途も目覚ましやスケジュール管理、書類作成、果てはゲームのレベル上げと非常に多彩。
その便利さから幅広く普及しており、ダイハチでも黒騎や円が愛用している。
アンインストールしようとするとしつこく質問やアンケートが出てくる。お前は中華製のスパイウェアか。
メタネタとして次回予告もしてくれる。




【登場する主なウィルウェア】
ストライクインターセプター
黒騎が装着する近接戦仕様のウィルウェア。
背部のフライトユニットで飛行も可能。
腕部から稼働電力を指向性の衝撃波と共に放出し、標的を物理的・電子的両面で破壊する『破砕震電衝撃波』という機能を持つ。
昇華機構は、展開した前腕部で稼働電力を振動波に変換、前腕部を叩きつけると共に射出して粉砕する『破砕衝角震電砲』(はさいしょうかくしんでんほう)と、振動波をパンチと共に射出する『打突撃砕震電砲』(だとつげきさいしんでんほう)。
シーズン2では東京都から貸与された『ファルコンユニット』と言うバックパックが追加され、飛行能力が強化された他、水中戦にも対応できるようになった。
この状態では昇華機構解除の他に、『バーストモード』という全身の装甲が展開する専用の強化形態を持つ。またバーストモードと昇華機構の同時解除も可能。

エルフΣ
瀬名が装着する遠距離狙撃能力に長けたウィルウェア。
携行武器としてバレルの脱着で狙撃用のロングサイズ~拳銃にまで機能を調節でき、口径も可変のビームライフルがあり、肩のリング状の部分には武器やドローンをマウントできる。
シーズン2では瀬名の出向が正式に決定した後塗り直され、だいぶ青色多めに。流石にショッキングピンクはキツかったか
昇華機構は、ライフルに大電力をチャージして強力な荷電粒子砲を放つ『二一式荷電粒子砲』(ふたひとしきかでんりゅうしほう)。ミサイルを撃墜できる威力・射程を持ち、どう考えても人に撃つ代物ではない。色々限界に達してた瀬名は容赦なくぶっ放そうとしたが

ファインファミリア
あさみが装着する最新鋭の多機能型ウィルウェア。
開発元である若葉グループが「初心者でも安心して使用できる親切設計」を標榜しているためにユーザーサポート機能やソフトウェア(射撃時の手ブレ補正、裁判のための記録や弁護士への連絡、保険への加入、テレビの録画予約、体調管理と警告等々)が多数付属しており、これらを設定しないまま起動すると膨大な数のポップアップが出てきてまともな活動すらできなくなる。
昇華機構は、強力なキックを繰り出す『一蹴吶喊ι』(いっしゅうとっかんイオタ)、高速回転からの回し蹴りを放つ『旋回突貫η』(せんかいとっかんエータ)、自動手ブレ照準補正付きの急降下跳び蹴り『完全吶喊ディガンマ』。
昇華機構が足技ばかりなのは、腕部より脚部の方が強度確保に有利であるため慣熟が不完全でも破損し難いという若葉グループのユーザーフレンドリー思想が反映されているため。
シーズン2からは、大型のブースターユニットが追加されて単独飛行が可能になった『ファインファミリアMG(マスターグレード)』にバージョンアップされている。

◆ブロードファミリア
フィンガーズが装着するダイクのウィルウェア。
フェイス部のマスク状パーツのライト部分が各人色分けされている(ただし分かるのは装着完了後の発光時のみ)。
外観がファインファミリアを一部簡略化したようなデザインをしており、開発元が同じの量産機もしくは後継機と思われる。
こちらも単独飛行可能。

プリマヴェーラパンテーラ
凛が装着するスピード特化ウィルウェア。
捕獲用のリボン状ケーブルを射出する銃を使用する。
肉眼では瞬間移動にも見える加速力と機動力を持つが、その分パワーは低く力比べは不得手。
昇華機構は、全出力を極限まで解放して瞬間加速能力を更に強化する『アプリヘンド』。旋回を続けることで局所的な大竜巻すら起こせるようになる。

甲徹陣七竈(こうてつじんななかまど)。
舩坂が装着するパワー・防御タイプのウィルウェア。
縦も横も一般的なウィルウェアより一回り大きい巨体を誇り、腕のシールド状部分から強力なエネルギーシールドを展開する。
武装は投擲武器としても使える手斧『バイブレータリートマホーク怒龍まさかり』
他のウィルウェアに比べて大容量のバッテリーが搭載できる事を利用した一時的な高出力形態『モードⅡ』への変形機構を持ち、これを格闘形態として利用する事もできる。昇華機構との同時解除、通称『抜刀モード』も発動可能で、カタパルトの始動機代わりになるほどの瞬間出力を誇る。
ちなみにこのモードⅡはストライクインターセプターのバーストモードの基にもなっている。

メーティストラクチャーibuki
はるかが装着する索敵・情報処理特化ウィルウェア。
オンラインになっている管理システムや監視カメラにアクセス・操作できる機能を持つ。
シーズン2では背部のバインダーから変形するメイス状の武器『ミョルニル』が追加されたが、毎度使用する機会が流れたり使っても躱されたりでなかなか真価を発揮する場に恵まれない。そもそも純粋に粉砕を目的とした武装のため、通常のウィルウェア相手に使える装備ではないが。
だがドローンの展開や光学迷彩など多目的バインダーとしては大活躍。

ファウンデーション・Ω
エミリアが装着するウィルウェア。
瀬名のエルフΣと同じリングが肩に装備されていることや名前の類似性から開発元が同じと思われる。
その関係かエルフΣとの武装の共有が可能。なお、ファウンデーション・Ω自体の本来の武装は二本の片手剣。
ネクタイを絞めたスーツの様にも見える胸部装甲が特徴的。

◆閃舞改
統合自衛隊が運用する軍用ウィルウェア『閃舞』を強行偵察用に改良したウィルウェア。
背部にフライトユニット及びドローンを搭載する。昇華機構も使用可能。
みほが装着者となり、運用試験として正体を明かさず様々な事件に介入していたために世間からは謎のウィルウェア『アルティメイド』と呼ばれていた。
2ndでは更なる後継機と思われる『閃震』が登場している。

◆フィッシャーマン
釣り具メーカーが開発した、釣り用のウィルウェアの通称。
背部に巻き取り用のウィンチを備える他、ホログラフで疑似餌を投影する機能を持つ。
戦闘用に改造されたものをドックが纏い、大暴れした。

◆フリーデルタ
シーズン1最終話でミュトスが纏った、EUで開発された最新鋭の軍事用ウィルウェア。
バイク形態に変形する機能を持っている。
ダイハチのウィルウェアとは装甲もパワーも桁違いであり、見るからにモヤシっ子なミュトスが装着してもダイハチの総攻撃を軽く一蹴する性能を見せた。
ミュトスの使っていた物は彼自らの手で改造されており、タイヤを展開して鞭として使用できるようになっている。

◆パラポネラ
シーズン2から登場した、犯罪者予備軍にウィルウェアや計画を提供してテロを起こさせるというロゴスのような行動を取る謎のウィルウェア。
自ら犯罪の補助や陽動のために動くこともある。
背部に4本の隠し腕を持ち、人間が装着しているとは思えない奇怪で意表をついた動きをする。しかも単独飛行も可能。


【用語】
●第五特別公安課第三機動強襲室第八係
通称『ダイハチ』。
元々は特別公安第五課第三機動強襲第八係という部署だったが、A.C.T.I.V.E.プロジェクトの下にウィルウェアを配備した対ウィルウェア犯罪への広域対処部署に格上げされて、現在の名称になった。
実験部署であるため、所属人員等の情報は一切極秘となっている。
シーズン1では事件解決のために被害を顧みない暴走気味な活躍から嫌われており、数字をとって五・三・八→ごみや→ゴミ屋と陰口を叩かれていた。
ロゴス・インシデントの解決に大きく貢献したことで、シーズン2では一転英雄扱いされており、所属人員の情報も公開されている。
また各種決裁がすぐに降りるようになり、メンバーに事件の捜査権が与えられる等権限も大幅に強化された。

●機動強襲指揮車両
ダイハチが出動する際に使用する鉄道車両。
二両編成で、一両目が指揮車両、二両目がウィルウェアの装着や射出を行う車両となっている。
タイヤによる一般道路の走行も可能で、更にローターを装着することで飛行も可能という万能ビークル。
勿論線路上の自走も可能だが、政治的なしがらみ等諸々の事情で出動の際は地下格納庫から地上に出た後、運行中の一般の鉄道車両に連結して現場近くまで牽引してもらうという回りくどい出撃方法を取る。

●アクティヴプロジェクト
増加する凶悪犯罪に対処するために、警察に武装したウィルウェアを配備した部隊を作り、運用するという国際プロジェクト。
ダイハチもこのプロジェクトの下に設立された。
アクティヴ(A.C.T.I.V.E.)は『Armored Combined Tactical Intelligence Vanguard Element(装甲複合戦術諜報前衛部隊)』の略。

●ウィルウェア
流砂化した東京での救助活動や復興を目的に、本来は介護の為に研究されていた技術システムが応用されたパワードスーツ。
現在では作業用や軍事用の他にも、レジャー用の機体まで開発され民間にも広く普及している。入手が簡単であり強力なことから、犯罪に用いられることも多い。
操作の簡略化や誤動作防止のために、一部の機能や動作プログラム使用の際には音声認識が求められる。要は必殺技は叫んで使うということ。
装着に当たってはアンダースーツからコーティングされるため、男性の場合はブーメランパンツ一丁になる必要がある。
しかも、動力は充電池式なのでエネルギーが切れると共に強制パージされてしまい、アンダースーツすらも蒸発していく。そのため万が一活動中にバッテリーが切れれば、衆目に下着姿を晒すことになる。
充電池は外付けのカートリッジなので、ここを狙われることにも弱い。
ダイハチのウィルウェアは改良が示唆されており、実際終盤には昇華機構を使用した後も普通に戦闘を継続していたためバッテリー問題はある程度解決したと思われる。
法律的な扱いは車両と同様のようで、飲酒状態では装着は認められない。

●昇華機構
一部の警察用や軍用ウィルウェアに搭載された機能。
発動すると装甲の大部分が黒く染まり(解除時に剥がれ落ちる描写から何かをコーティングしている模様)、強力な武装や機能が使用可能になる他パワーや出力も増大する。所謂スーパーモード。
その分バッテリーの消費も激しく、長時間の維持や多用は不可能。
ダイハチでは使用に厳しい制限が課せられており、室長である凛だけでなく関係各方面に許可を取らないと使用できない。シーズン2では許可の描写抜きでポンポン使っているが気にしてはいけない

●統合自衛隊
様々な状況に即座に対応するために、陸海空の装備を全て有する統合任務部隊的な組織として常設されている4つ目の自衛隊。通称「統自」。
小規模だが、歩兵部隊には独自に開発した専用ウィルウェアを配備している等戦力は非常に充実している。

●オロチ
日本国内の全ての公的機関やサービス、情報を電子的に統合して管理する、『国家公共統合情報基盤』の通称。
事実上日本という国の全てを司っているものであり、これを掌握するということは日本を支配することに等しい。
『オ』『ロ』『チ』の3つに分割されており、1つ2つを掌握や破壊されてもカバーが効くようになっている。
つまり、エヴァンゲリオンのMAGIシステムである。

●ロゴス・インシデント
広義にはロゴスによって引き起こされた一連の事件、狭義には1stシーズン終盤にてミュトスが引き起こした2つの事件のことを指す。
ミュトスにより国家公共統合情報基盤が乗っ取られたことにより、最低限のライフラインを除き、日本の行政及び金融や交通などのインフラが麻痺し、日本は国家的な危機に見舞われた。
そのインフラ麻痺事件の解決直後、ミュトスの更なる罠により国内の行政・民間システムが掌握される事態へ発展するが、ダイハチの活躍によりミュトスは逮捕され、一応の解決となった。

●第五特別公安課第三機動強襲室第九係
通称『ダイク』。
ダイハチの活躍を受けて、西日本を管轄するために大阪府警に創設された新たなウィルウェア運用部署。室長は花咲里あさみ。
配備されているウィルウェアはファインファミリアMGとブロードファミリアで固められている。
出動用の車両を持たないため、出動時はボブスレーのようなゲージに搭乗し、大阪環状線を利用して加速した上で射出される『大阪カタパルト』というシステムを使用する。
大阪カタパルトは大阪-東京間を約1時間で移動できるが、あさみ曰く「お金も体力もアホみたいに使う」らしい。
その荒っぽい活動内容から第三機動強襲室全体の評判を落としてしまっている部分もある。

●カルパヌバ公国
赤道直下にある小国。
以前は貧しいながらも穏やかな国だったが、立地が軌道エレベーターの建設地として最適なことから莫大な利権が生じ、それを狙った独裁者によって国を掌握されて軍事独裁国家になってしまった。
しかし反体制運動も激しく、その政情は安定しているとは言い難い状況になっている。
無人ウィルウェアを開発するほど高い軍事技術を持っていることや、軌道エレベーター建設に伴う利権、それらを軍事政権が活かして上手く立ち回っていることから、国際社会の介入は極めて消極的。

●ばばみっちー
……………………………。

追記修正、決裁完了!

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