雲龍型航空母艦(艦これ)

登録日:2016/01/06 (水) 23:47:10
更新日:2024/02/11 Sun 00:06:44
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ここでは、艦これにおける正規空母のうち、雲龍型航空母艦の「雲龍」「天城」「葛城」について解説する。

概要

雲龍型航空母艦とは、太平洋戦争中に就役した日本の最新正規空母で、雲龍・天城・葛城の三隻がある。*1
ミッドウェー海戦で武勲を上げた飛龍型をリファインして量産し、月刊正規空母ことアメリカのエセックス級などに対抗しようとした。
実際、訓練では着艦しやすいなどなかなか好評で、かの第一航空戦隊の主力であった。










以上は、決して嘘ではない。

だが、その時の日本の海軍の様子はといえば、もう栄光など影も形もない状態であった。
そもそも雲龍型の建造自体、ミッドウェー海戦での敗戦と赤城加賀飛龍蒼龍という主力空母4隻の轟沈を受けて繰り上げられたもの(計画自体はもともとあった)。つまり日本海軍が転落を始めてから作られたような空母だったのだ。
元々雲龍型は15隻建造予定だったが、その内完成したのは雲龍・天城・葛城の3隻のみ。
敗戦色濃厚であらゆる方面の士気は右肩下がり。本国ですら資材並びに物資不足が叫ばれていた上に熟練工も徴兵されていたこの時期に15隻もの中型空母を建造する余力はなく、大和型戦艦・信濃の大改装とトレードオフされ建造中止になった艦もあった。
そして、マリアナ沖での一方的な大敗北と美辞麗句を並べ立てられていた装甲空母・大鳳の爆沈。
ろくな艦載機もなくなり、練度も落ちまくったため、次のレイテでは歴戦の名艦で残された最大の空母だったはずの瑞鶴を捨て駒にした挙句に完敗。
二航戦以降は軒並み解隊、一航戦など浮いている空母をとりあえず書類上寄せ集めただけ*2。しまいには航空戦艦ですらない大和が所属していた。
一航戦の誇りどころか、米帝が吹けば飛ぶようなホコリ程度の力しかなかったのである。


そして、残された雲龍三姉妹は一度たりと空母として戦いに赴くことはなかった。

長女・雲龍は北上トラウマとはまた別の「アレ」*3を輸送中に潜水艦の攻撃を受け、積んでいた「アレ」が誘爆するという原因で沈没。
次女・天城は呉にて防空砲台として奮闘するも、空襲を受けて横転・大破着底*4。戦後に艦の一部が函館まで曳航されるも解体された。

唯一、奉公らしい奉公ができたのが、三女、そして帝国海軍最後の空母となった葛城。
空襲で損害を受けるも稼働はできた葛城の仕事は空母ではなく、復員輸送船。*5
葛城で復員した有名どころは歌手の藤山一郎。艦これwikiにも、家族が葛城で復員した方がコメントしている。
こうして復員輸送を終えた後、日本空母の末娘・葛城はすべての空母の母・鳳翔とともに解体された。

ちなみに、この葛城、戦後復員船として動かそうとしたが整備マニュアルがなくなってしまい動かせない。
困り果てたが横で横転していた天城からマニュアルがみつかり、動かすことができた。
天城は最後の最後で妹を助けたともいえる。

日本の敗北という形で戦争は終わり、空母としての武勲を上げることもなかった葛城だが、英霊や先に散っていった仲間たちが祈ったであろう平和な海を見ることはできた。
それが葛城にとってせめてもの幸せであったと信じたい。ウッ…

ゲーム中において


絵師は三人ともくーろくろ。声優は雲龍が川澄綾子、天城が堀江由衣、葛城が茅野愛衣と豪華。
正規空母は弓道スタイルが多いが、雲龍型は飛鷹型龍驤同様の陰陽師スタイル。
ただし、葛城は弓道と陰陽師のハイブリッドといった風情である。

三人とも入手は非常に困難。
というのも、三人ともイベント攻略報酬であり、未だに大型艦建造にも登場していないのだ。
雲龍はその後のイベントドロップの他通常海域でのドロップも確認された*6が、天城・葛城は今のところイベントドロップのみでしかも軒並み難関海域S勝利必須である。
天城は2015年2月の先行実装から、本実装は愚か限定実装すらないまま、2016年2月開始の冬イベントでやっと再度のドロップ落ちとなった。
葛城は2016年8月の夏イベントで再登場。報酬以外での入手不能期間およそ1年3ヶ月は艦これ最長である。
2015年秋イベントでようやく限定ドロップ解禁となった秋月といいオイゲンといい、いくらなんでも渋りすぎではないだろうか…。
???「1年経たずにドロップ解禁になったあたしは優秀かも!」

改装前のスロットは3人とも全員18/24/3/6。小スロット2のため龍驤のような運用も考えられるが、搭載力は軽空母の飛鷹型よりも下。
改装すると3人とも18/21/27/3と大分改善するが、それでも搭載数は正規空母では最下位だった。*7
ちなみに翔鶴改二は27/27/27/12で搭載数に関して雲龍型は完全な下位互換である。
また、モデルとした飛龍型と同じく、熟練度補正が2倍かかる1スロ目が18しかないのは
現在の1~2番目に多いスロットに攻撃機を積みたい戦爆カットインでは不利。

火力も正規空母改としてみれば低くはないが、一航戦改よりも下で二・五航戦も改二にされるととても敵わない。
耐久に至っては低い上に12の倍数なのでワンパン大破もわりと頻繁に起こる。

おそらく、雲龍型を手に入れている提督ならば、既に十分に育った一航戦二航戦五航戦がいることだろう(葛城に関して言えば、入手海域が序盤で戦力がそこまで揃っていない提督も何とか挑めたため、いきなり主力を張った可能性はなくもないが・・・)。
制空力や攻撃力・耐久力という視点からすれば、どうしても雲龍型は一・二・五航戦には劣らざるを得ない。

そのため主力として雲龍型を使って海域を攻略していかなければならない、という提督はまずいないだろう。
その上改装には三人とも設計図が必要でハードルが高い。

その意味では、戦力としての価値よりもコレクション的な要素が強い艦娘と言える。さすが「艦隊これくしょん」。
また、艦載機のない時期に着任したためか、着任しても艦載機を持ってこず対空兵装を持ってくる。

そして雲龍型は全員が「一航戦」所属であったにも関わらず、大鳳共々流星改(一航戦)のフィットが一切存在しない。新一航戦の一員だった翔鶴型と違い、微弱な火力アップすらもない
そもそも赤城・加賀は流星の制式化前に戦没しており、流星の運用は欠片も考慮する余地がなかった一方、大鳳・信濃・雲龍型は改良された新鋭のアレスティングワイヤーにより、烈風・流星の運用が考慮されていたはずなのだが…カタパルトなしの軽空母でも大型の新鋭艦載機が運用可能な『艦これ』の仕様が生んだ悲劇である。

しかも2020年8月の加賀改二実装を以て一航戦・二航戦・五航戦に全て改二が実装された今、日本の正規空母で改二が未実装なのは彼女ら雲龍型と大鳳、そして実装すらもされていない信濃と、ろくすっぽに活躍していない(より正確には、活躍できる余地がなかった)WW2後期の艦だけになってしまった…。
さらに言ってしまえば、彼女らは雲龍が初めて実装されてから2024年2月現在までの10年弱もの間、追加グラは16年に実装された天城の新規で書き下ろされた改中破と正月グラだけで雲龍と葛城に関してはゲーム内における追加なし、18年夏以降の2期ではくーろくろ氏による新規自体が内外含め一切ないという、非常に厳しい現状がある。どれだけかと言われたら、新グラの数が2022年初秋実装のRangerの足元にも及ばない
誰が一番に脱却するか、次の正規空母の改二が楽しみですね…

ただし、最新の空母ではあるためか正規空母として燃費の良さは破格の域。
改装しても最も燃費の悪いSaratoga Mk.II Mod.2のおよそ半分である。高性能な大食らいより性能控えめな小食を先に出すのが筋なのでは・・・
なんと正規空母でありながら軽空母化した鈴谷・熊野より軽い。
さらに3機の小スロットがあるため、彩雲や熟練艦載機整備員などの補助装備も載せやすい。さすが飛龍の改良版である。1スロ側も改良して欲しかったが
もともと空母の攻撃力はしばしばオーバーキルを招くので、多少の数値の落ちはそこまで気にならない。
支援艦隊にも雲龍は江草隊×3でも反航キャップ付近には達するわりに二航戦の7割程度しか消費しないため向いていた。瑞鳳改二乙に居場所を取られたが
耐久こそ低いが、史実でも二航戦よりダメコンを強化していたためか、装甲は二航戦改二以上なので格下からの一発は食らいにくい。
難関海域攻略に投入するより、掘りや任務での周回などに向いていると言える。

また、改装したり任務をこなすと六〇一航空隊所属の天山・流星・彗星・烈風といった艦載機を持ってくる。
これらは、流石に友永天山・村田天山や江草彗星・零戦53型岩本隊には及ばないもののそれに次ぐ能力を持つ。
もとよりこれらのネームド艦載機は入手数が限られているため、他のスロットを埋めるにはちょうどいい。二航戦牧場?何のことだ
十分使い出があるのでぜひ使おう。

キャラクター概要


雲龍

新しい機体はやっぱり昂るわね。

白っぽい陰陽師スタイル。頭部に龍を思わせる角みたいな髪がある他、所々に龍の意匠が見られる。
感情の起伏が感じにくく、加賀と違って元々起伏があまりない様子。但し誰に似たのか放置していると艦爆を飛ばそうとする爆撃系女子。
提督に対しての対応も淡々としている。セクハラしても淡々としているが、微妙に受け入れているように思える。
ただし、戦争後半の物資のない時代だったためか間宮で戦意が高揚する面も。
また、同じ理由からか時報における食事のメニューはとにかく質素。朝は一汁一菜、昼は戦闘配食のおにぎり、夜は時雨*8の差し入れたおにぎりと沢庵。発育が心配である。
妹たちほどではないが、史実で積めなかった艦載機に対しての関心は人一倍。他方で史実で積んでいたアレは、やはり積みたくない様子。
着任当時、従って天城が未実装な頃から、建造すると「天城かな?」といい、妹を心待ちにしていた様子。掛け軸に妹の名前を書いた姉と似たところがある。
轟沈時、今際の際は敵や提督の恨み言ではなく悔恨の念でもなく、今度こそ思い通りに働けた事に対する感謝を口にする。雲龍型輸送艦という揶揄に反発する出撃ボイスと合わせると、恨み言や悔恨の念よりも空母として戦わせた提督(プレイヤー)には純粋に感謝しているのだろう…

胸部装甲がご立派だが、リファイン元となった飛龍を意識しているとは絵師談。
2期移行による高解像度化でしっとり感が大幅に増しているので、所持している提督は是非確認してほしい。

特に目立った性能はないが、雲龍型の中では火力寄りの性能。まさか「アレ」のせいではないと思いたい・・・
初の輸送任務で沈められるなど不運だが、運の数値自体は普通。

雲龍を改にすると熟練艦載機整備員の手に入る任務がこなせる。現在この方法以外に入手法がない貴重品である。
これの有無で空母の汎用性が大幅に変わってくるので、是非とも手に入れたい。
このために設計図を優先的に投入する価値は十分にあると言える。

入手は2014年夏イベント。最深海域ではなかったため入手自体は容易なんてことはなく、羅針盤と御札が猛威を振るい*9、多くの提督はトラウマを植えつけられている。
雲龍欲しさに毛根をすり減らしつつ、E6断念上等で挑んだ提督は決して少なくなかっただろう。

某12番艦「たとえ司令が相手でも容赦なぞしない。」

天城

烈風……眩しい翼……。あっ……自分の艦載機なのに見惚れちゃいました!

緑色の振袖姿だが、改になると和服を大胆に脱ぎ捨てた陰陽師スタイルとなる。
実用性はともかく、中破した状態で対空カットインをするとかなり笑える映像になっているので「天城」「対空カットイン」で検索してみよう。
なお、嘗ては改造前後で中破絵は同じポージングだったが、あまりにもネタにされすぎたせいか15年7月31日のアップデートを以って新規絵に差し替えられた。ポージングの元が泊地水鬼ではないか、と言う噂があるが、真偽は不明。

ぽわっとした性格ではあるが、提督には手の込んだ料理を作ってくれるなど積極的&好意的。
よほど艦載機に飢えていたと見え、艦載機を装備させてもらうと感激し、艦載機に見とれる。戦闘中でさえも。
そしてツ級や秋月型に軒並み撃ち落されて提督共々レイプ目になってしまう。「私の…艦載機…」 ※実際の彼女はこんな事は言いません
対空砲台として頑張ったためか、対空値も高め。完全な沈没はなんとか逃れたせいか運も17と比較的高いが、空母の運では誤差の範囲だろう。

胸部装甲も姉同様である。
ちなみに、緑色の和服は空襲から身を守るために植物を植えるなどして緑の迷彩をしていたことが由来。公式四コマだとかなり自信の迷彩らしい。*10

天城の実装は2015年の冬イベントのE5・・・つまり最深部の攻略報酬。
初の難易度選択実装イベントであったが、凶悪なトリプルダイソンを前に、天城を迎えるためだけに初の甲種勲章を泣く泣く諦めた提督も少なくない。
天城を入手することを指して「天城越え」という言葉も生まれている。
その後彼女の入手機会まで1年空き…天城を入手できなかった、或いは着任していなかった提督の手により、2016年冬イベントにて彼女をドロップする唯一のマスに鎮座する集積地棲姫は何度でも何度でもな・ん・ど・で・も焼き尽くされるのであった。
「マタキタノカ…モウ…カエレヨォ…!」

ちなみに、赤城は巡洋戦艦からの改装艦だが、巡洋戦艦としての赤城の姉として巡洋戦艦天城がいる。
こちらは関東大震災で竜骨をやられ、廃艦となってしまった。*11
ただし、その「様々な運命のいたずら」がなかったら今度は加賀が空母になることもなかった*12という複雑な関係である。ふぶきはこんらんした!!
(ちなみにこの巡洋戦艦の方の天城は現在も一部が桟橋として使われており、いせ、ひゅうが、いずも、かがなどの最新鋭護衛艦の建造に使われているという数奇な運命を辿っている)


葛城

敵発見!全高射砲は…ちっ違う、回せー! 攻撃隊、直掩隊、発艦準備!

弓道と陰陽師スタイルのハイブリッド。弓矢で式神を飛ばすという形をとる。
全体に緑色の姿なのは天城同様の迷彩。
艦載機など積めず対空砲台だったせいか空戦への憧れが強く、一番いい艦載機をちょうだいと提督に迫って来る。
が、対空砲撃も嫌いというわけではなく喜んで実演してくれたり、攻撃する時は高射砲と言いかけて慌てて艦載機を出したりする。

性能値は回避がやや高いほか30に達する運が目を引く。終戦まで残ったからだろうが、命中が少し上がる程度で気は心といったところか。

姉二人とは打って変わって気が強いが、瑞鶴を先輩として憧れ、迷彩を瑞鶴とお揃いだと言って喜ぶ。瑞鶴は改二甲で迷彩でなくなったため若干立場が微妙になった。
数日間だけだが、竣工直後は呉で瑞鶴と一緒にいたためである。*13
提督に対しては提督と書いて「あなた」と読む。のぞきやお触りに激怒するあたりは流石提督爆撃女子の後輩。
ツンデレといえなくもないが、「心置きなく言い合える幼なじみ」のような印象も与える。ここらは各提督の解釈にお任せしよう。

姉二人と違って胸はフラットだが、これは陽炎型駆逐艦の機関を流用したからだとされる。*14

某11番艦「ウチに何か用?」
某13番艦「勝って兜の何とやら、です」
某改装空母「て・い・と・く?提督!」*15
…ここは聞こえないふりをしておこう。
というか他のフラットな娘らと違い、ゲーム本編の時点で貧乳を気にしている発言があったりする。
そのせいか、提督が夜食に鍋焼きうどんを差し入れた時にその真意(出るところが出てないから)を聞くやいなや激怒している。

ちなみに、冒頭の台詞では対空砲の事を「高射砲」と言っているが、実はこの名称を使っているのは陸軍である*16

なお、1年3か月の時を経て2016年夏イベントにて彼女をドロップする唯一のマスに鎮座していたのは…やっぱり集積地棲姫(と港湾夏姫)であった。
そして基地航空隊の攻撃によってやっぱり何度も何度も(ry 「モウ…カエレヨォ…!(泣)」



創作での扱い


全般的に非常にレアであり、史実でもほとんど武勲がないためか、アニメにも登場していない(というか、アニメ1期当時は雲龍しか実装されてない)し、二次創作でも出番はそんなに多いわけではない。
問題が解決したアニメ2期『いつかあの海で』では、時報で時雨との絡みがある雲龍、最末期の呉空襲が描かれた事で天城と葛城の登場も期待されたのだが、実際には他の正規空母共々一切登場しなかった…。
一方で史実では外洋航行が不可能だった鳳翔さん最後の機動部隊の一員としてわざわざ戦力化されていた。いつ海世界の空母事情は史実以上に悲惨だったようである。

小説『艦隊これくしょん -艦これ- 鶴翼の絆』では5巻でこれまでの姉妹艦組達とは違い外見に統一性がないことを指摘されつつ登場。雲龍が大鳳と一時そりが合わなかったが何とか改善され、天城は妹葛城を可愛がり、葛城は主人公の瑞鶴先輩になついて最終巻では彼女の新たな戦友となった。

雲龍の場合、雲乳と呼ばれる胸部装甲もさることながら、正規空母にあるまじき小食&貧乏性を強調されることが多い。山盛りの食事をする一航戦を尻目に一汁一菜ですぐに満足したり、ちょっとご馳走が出るとすぐに感動したりする。赤城や加賀と比べるから小食に見えるだけで、あなたも結構食ってるよ?
天城は前記した「天城越え」から石川さゆりとのコラボがしばしば見られた。*17あと、赤城から複雑な感情を向けられたり。
葛城は先述した瑞鶴の後輩キャラが定位置だが、復員輸送仲間で最初と最後の空母のため、鳳翔との絡みもしばしば。瑞鶴がよく加賀と絡むため、葛城→瑞鶴→加賀→赤城という泥沼に陥っていることも。
そもそも史実で加賀と面識がないので、一航戦の大先輩である加賀に不遜な口を利き、瑞鶴を慄かせることも。

公式4コマでは3人ともメイン回が組まれたが、雲龍はその外見から「仙人」呼ばわりされたり、中華系を思わせる外見からそっちの人と勘違いされて雪風が通訳に呼び出されそうになったり*18した他、
史実で彼女の艦内では一汁一菜の食事しか出されなかったことから、空母寮で出された缶詰等を使った食事に感動して食べたところお腹を壊してしまい、正規空母組を「仙人だけに普通の食事が…!?」とザワつかせた。
天城回では天城がその自慢の迷彩を使ったかくれんぼを披露したが、吹雪達はあまりのバレバレっぷりに反応に困っていた。*19
そして天城が「新生第一航空戦隊」として活躍したいと意気込む姿に、赤城と加賀が赤城の亡き姉を名を継ぐ天城と彼女達が敗残の一航戦を継いだ事への複雑な思いを口にする場面があった。
葛城回では葛城が自分の貧乳について「陽炎型ベースだから仕方ないじゃない!」と力説したところ、初雪の「ふかふかだけがいいものじゃない。開口部はみんなちがってみんないい」という名言?が飛び出したり、
瑞鶴と再会してお揃いの迷彩を自慢しようとしたら、瑞鶴が改造前だったので迷彩じゃない事に凹んだりした。
その後、葛城は五航戦改二回で予想通り大・暴・走。瑞鶴が改二のフィッティングをしているのを見て大喜びし…改二甲のフィッティングをしているのを見て絶叫した。
瑞鶴が「改二か改二甲かどっちにするかは選べるから」とフォローすると艦娘間で署名活動を行うと言い張り、改二甲が大鳳と同じく装甲空母と知って吹雪が「(大鳳と)お揃…」と言いかけると
「お揃い…?」とキレかけ、大鳳が「(自分の元になった翔鶴型が装甲空母になって)お姉さんができたみたいで嬉しいです」というと瑞鶴の妹分として対抗意識を燃やそうとしたり…
そのあまりの暴走っぷりは雲龍と天城がドン引きするレベル。…っていうか、ヤンデレに片足突っ込んでないか?

追記・修正は彼女たちに一番いい艦載機をあげてお願いします。

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最終更新:2024年02月11日 00:06

*1 この後も「笠置」「阿蘇」「生駒」が建造中だったりしたが、完成前に空襲を受けた挙句に終戦になった。2015年秋イベントで未成艦のグラーフ・ツェッペリンが、2016年夏イベントで同じくアクィラが実装されたのでもしかすると・・・?

*2 隼鷹や龍鳳など。隼鷹は機関も動かせなかった。

*3 特攻兵器・「桜花」。要は爆弾抱えて敵に体当たりする航空機である。

*4 港の中で沈没したので、上部が海上に出ている状態。船として浮いているわけではない。呉空襲では他にも伊勢・日向・榛名・利根・青葉が大破着底している。天城の場合特に浅い場所だったのでほとんど見えてはいた。

*5 同じ役割を担ったのは2017年5月現在の艦これ実装艦では雪風・響・鳳翔・鹿島・酒匂・神風・占守・国後。北上も登録されたが外洋に出られず支援にとどまった。葛城は輸送船の中でも最大だった。

*6 2023年開始現在もなお、6-3にてボスSドロップのみ。軽量級の艦隊のみでボスSをとらなければならず、周回ハードルは相当高い。これでも日進や矢矧改二乙等の実装により、当初よりははるかに楽になっている有様なので、実装当初の雲龍掘り難易度は推して知るべしである

*7 2024年1月現在はグラーフ・ツェッペリンが最下位になっている。

*8 最初で最期の出撃となった時、護衛として呉を共に出発して最期を看取ったのが時雨だった

*9 初の出撃制限システム(御札)起用のイベントであり、同イベントでの御札による制限は出撃はおろか支援艦隊にまで適用されていたので、主力を安易に使ってしまうと支援艦隊の火力も覚束ない地獄の様相を呈していた。その上に難易度選択システムも未実装だったので余計に地獄と化した。

*10 ただし、史実ではバレバレだったと言われており、敵から「植物が枯れてるZE,取り換えてはいかがかなHAHAHA」とビラをまかれたとされる。

*11 竜骨をやられるのは船にとって致命傷である。ONE PIECEの読者の方はゴーイングメリー号の最期を思い出そう。

*12 条約で戦艦の多くを廃艦にしなければならなかったが、戦艦の空母改装は枠内で認められていた。天城が改装不能になった分空きができ、代打として改装されたのが廃艦予定の戦艦・加賀であった。

*13 ただしその後瑞鶴はエンガノ岬沖に出撃して沈んだ。そのため公式4コマでは、瑞鶴に行っちゃダメですと泣きついている。

*14 公式4コマ第6巻のおまけ漫画では陽炎型の制服姿の葛城を拝めたりする。

*15 実はこちらも陽炎型駆逐艦の機関を流用している。

*16 海軍では高角砲。

*17 ただし、後に「石加賀さゆり」が登場したため微妙に存在感は薄れたかもしれない。

*18 なんで雪風かというと、丹陽として台湾に渡ったエピソードから。

*19 余談だが、その次の回でユーちゃんが朝霜以外に存在に気づかせないかくれんぼを披露していた。